Cisco Unified Communications Manager へのゲートウェイの追加
Cisco Unified Communications Manager でネットワーク内の IP テレフォニー ゲートウェイを管理するには、まず、各ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager 設定データベースに追加する必要があります。ゲートウェイを追加する場合の手順、ウィンドウ、および設定値は、追加するゲートウェイのモデルによって異なります。
Cisco Unified Communications Manager に新しいゲートウェイを追加する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [デバイス] >[ゲートウェイ] の順に選択して、[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウを表示します。
ステップ 2 [新規追加] ボタンをクリックします。[新規ゲートウェイを追加(Add a new Gateway)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [ゲートウェイタイプ(Gateway Type)]ドロップダウン リスト ボックスから、追加するゲートウェイのタイプを選択します。[デバイスプロトコル(Device Protocol)]フィールドには、選択するゲートウェイのタイプにより自動的にデータが読み込まれる場合があります。
ステップ 4 [次へ] をクリックします。
ステップ 5 次の表で、設定するゲートウェイのタイプ用の手順をクリックします。正しい手順を選択した後、目的のゲートウェイのタイプに該当する設定値を入力するステップから始めます。
Cisco IOS MGCP ゲートウェイの追加
Cisco IOS MGCP ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager に追加し、設定する手順を、次に示します。MGCP をサポートしている Cisco IOS ゲートウェイは、次のとおりです。
• CiscoVG200 Voice Gateway
• VG224 Gateway
• Cisco IOS 362x、364x、366x ゲートウェイ
• Cisco IOS 3725 および 3745 ゲートウェイ
• Cisco IOS 26xx および 269x ゲートウェイ
• Cisco 2801、2811、2821、2851、3825、3845 ゲートウェイ
• Cisco Catalyst 4000 Access Gateway Module
• Cisco Catalyst 4224 Voice Gateway Switch
• Communication Media Module
• Cisco IAD2400 ゲートウェイ
(注) 他の IOS MGCP ゲートウェイと同様に、MRP/ASI ゲートウェイは 3 つの Cisco Unified Communications Manager が含まれた Cisco Unified Communications Manager グループと連携して動作します。しかし、ASI/MRP ゲートウェイのテストは、1 台のバックアップ Cisco Unified Communications Manager だけを使用して実行されます。
始める前に
Cisco IOS MGCP ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager と連携して使用するように設定するには、事前に Cisco IOS コマンド ライン インターフェイス(CLI)を使用して、そのゲートウェイを設定しておく必要があります。ゲートウェイの設定に必要な手順とコマンドについては、ゲートウェイに付属の設定マニュアルを参照してください。
手順
ステップ 1 [デバイス] >[ゲートウェイ] の順に選択して、[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウを表示します。
ステップ 2 [新規追加] ボタンをクリックします。[新規ゲートウェイを追加(Add a new Gateway)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [ゲートウェイタイプ(Gateway Type)]ドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの MGCP ゲートウェイを選択します。
• Cisco VG200
• VG224
• Cisco 362X、364X、366X ゲートウェイ
• Cisco 3725 および 3745 ゲートウェイ
• Cisco 26XX および 269X ゲートウェイ
• Cisco 2801、2811、2821、2851、3825、3845 ゲートウェイ
• Cisco Catalyst 4000 Access Gateway Module
• Cisco Catalyst 4224 Voice Gateway Switch
• Communication Media Module
• Cisco IAD2400 ゲートウェイ
(注) Cisco Catalyst 6000 ゲートウェイも MGCP をサポートしていますが、設定が異なります。「IOS 以外の MGCP ゲートウェイの追加」を参照してください。
Cisco IOS MGCP ゲートウェイは、ゲートウェイのモデル、および取り付けられているネットワーク モジュールと音声インターフェイス カード(VIC)のタイプに応じて、PSTN またはその他の IP 以外のデバイスとのインターフェイスを取るために、異なるデバイス プロトコルをサポートします。後続の Web ウィンドウには、これらのインターフェイスの設定が表示されます。
ステップ 4 [次へ] をクリックします。
ステップ 5 [プロトコル(Protocol)]ドロップダウン リスト ボックスが表示された場合は、 [MGCP] を選択し、 [次へ] をクリックします。表示されない場合は、ステップ 6 に進みます。
ステップ 6 適切な[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが表示されます。
プロダクト固有の設定値も含めて、適切な設定値を入力し、各スロットに取り付けられているネットワーク モジュールのタイプを選択します( 「MGCP ゲートウェイの設定値」 を参照)。
ステップ 7 [保存] をクリックします。
[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが更新され、ドロップダウン リスト ボックスが表示されます。このリスト ボックスには、各ネットワーク モジュールの各サブユニットで、音声インターフェイス カード(VIC)のタイプを設定するためのオプションが含まれています。
選択項目は、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウで設定されるネットワーク モジュールのタイプに応じて異なります。
ステップ 8 ドロップダウン リスト ボックスから、各サブユニットにインストールされている VIC のタイプを選択し、 [保存] をクリックします。
ウィンドウが更新され、選択した VIC タイプ用のエンドポイント情報とポートを設定するためのリンクが追加されます。
ステップ 9 エンドポイント ID(たとえば、1/0/0)をクリックして、デバイス プロトコル情報を設定し、取り付けられている VIC のタイプ用のポートを追加します。
詳細については、次の手順を参照してください。
• 「MGCP ゲートウェイへの FXS ポートの追加」
• 「MGCP ゲートウェイへの FXO ポートの追加」
• 「MGCP ゲートウェイへの Digital Access T1 ポートの追加」
• 「MGCP ゲートウェイへの Digital Access PRI デバイスの追加」
• 「MGCP ゲートウェイへの BRI ポートの追加」
ステップ 10 [リセット] をクリックして、ゲートウェイをリセットし、変更内容を適用します。
ステップ 11 必要に応じて、エンドポイント情報とポートを引き続き設定します。
ステップ 12 エンドポイントの設定とポートの追加が終了した後、MGCP ゲートウェイ デバイスをルート グループまたはルート リストに追加するか、ルート パターンをゲートウェイに割り当てて、コールがゲートウェイにルーティングされるようにする必要があります。
(注) MGCP ゲートウェイをルート パターンに追加する必要があるのは、発信コールの場合だけです。
MGCP ゲートウェイへの FXS ポートの追加
Foreign Exchange Station(FXS)ポートは、任意の POTS デバイスとの接続に使用できます。MGCP ゲートウェイで FXS ポートを設定する手順は、次のとおりです。
始める前に
ポートを設定するには、事前に、MGCP ゲートウェイを追加しておく必要があります。詳細については、 「Cisco IOS MGCP ゲートウェイの追加」 を参照してください。
手順
ステップ 1 [デバイス] > [ゲートウェイ] の順に選択します。[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウが表示されます。または、FXS ポートを追加する MGCP ゲートウェイがすでに見つかっている場合は、 ステップ 4 に進んでください。
ステップ 2 FXS ポートを追加する先の MGCP ゲートウェイを特定するために、適切な検索条件を入力します。
ステップ 3 目的のゲートウェイの名前をクリックして、その MGCP 設定値とエンドポイント ID を表示します。
ステップ 4 [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウから、設定する FXS VIC のエンドポイント ID をクリックします。
ウィンドウの内容が更新され、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 [デバイス情報(Device Information)] と [ポート情報(Port Information)] に、適切な設定値を入力します。これらのフィールドの詳細については、次の各項を参照してください。
• 「FXS/FXO ポートの設定値」
• 「POTS ポートの設定値」
ステップ 6 [保存] をクリックします。
(注) POTS ポートを追加した後、ウィンドウがリフレッシュされ、ウィンドウの下部にその POTS ポートの情報が表示されます。新しいポートの下に[新規DNを追加]リンクが表示されます。
ステップ 7 [新規DNを追加] をクリックして、POTS ポートに電話番号を追加します。または、別のタイプのポートを設定した場合は、 ステップ 9 に進んでください。
(注) DN の追加と設定については、「電話番号の設定」および「電話番号の設定値」を参照してください。
ステップ 8 ポートを追加した MGCP ゲートウェイのゲートウェイ設定ウィンドウに戻るには、[関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスで [MGCP 設定に戻る] を選択し、 [移動] をクリックします。
ステップ 9 [リセット] をクリックして、ゲートウェイをリセットし、変更内容を適用します。
ステップ 10 ステップ 4 ~ ステップ 8 を繰り返して、他の FXS ポートを追加します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
MGCP ゲートウェイへの FXO ポートの追加
Foreign Exchange Office(FXO)ポートは、セントラル オフィスまたは PBX との接続に使用できます。MGCP ゲートウェイ上で、ループ スタートまたはグラウンド スタート用に FXO ポートを追加し、設定する手順は、次のとおりです。
(注) Cisco Unified Communications Manager は、すべてのループ スタート トランクには、
Positive Disconnect Supervision(確実な接続解除監視)がないものと想定します。Cisco Unified Communications Manager サーバのフェールオーバー時にアクティブ コールを保持できるように、確実な接続解除監視を備えたトランクを、グラウンド スタートとして設定してください。
始める前に
ポートを設定するには、事前に、MGCP ゲートウェイを追加しておく必要があります。詳細については、 「Cisco IOS MGCP ゲートウェイの追加」 を参照してください。
手順
ステップ 1 [デバイス] > [ゲートウェイ] の順に選択します。[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウが表示されます。または、FXO ポートを追加する MGCP ゲートウェイがすでに見つかっている場合は、 ステップ 4 に進んでください。
ステップ 2 FXO ポートを追加する先の MGCP ゲートウェイを特定するために、適切な検索条件を入力し、 [検索] をクリックします。検索結果が表示されます。
ステップ 3 目的のゲートウェイの名前をクリックして、その MGCP 設定値とエンドポイント ID を表示します。
ステップ 4 MGCP 設定ウィンドウから、設定する FXO ポートのエンドポイント ID をクリックします。
ステップ 5 [ポート タイプ]ドロップダウン リスト ボックスから、 [Ground Start] か [Loop Start] のどちらかを選択します。
(注) VIC-2FXO ポートの両方のエンドポイント ID に同じポート タイプを選択する必要があります。異なるポート タイプを選択すると、メッセージが表示されます。
ステップ 6 次の各項の説明に従って、適切な [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] および [ポート情報(Port Information)] の設定値を入力します。
• 「FXS/FXO ポートの設定値」
• 「ループ スタート ポートの設定値」
• 「グラウンド スタート ポートの設定値」
ステップ 7 [保存] をクリックします。
ステップ 8 ポートを追加した MGCP ゲートウェイのゲートウェイ設定ウィンドウに戻るには、[関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスで [MGCP 設定に戻る] を選択し、 [移動] をクリックします。
ステップ 9 [リセット] をクリックして、ゲートウェイをリセットし、変更内容を適用します。
ステップ 10 他の FXO ポートを追加するには、 ステップ 4 ~ ステップ 7 を繰り返します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
MGCP ゲートウェイへの Digital Access T1 ポートの追加
MGCP ゲートウェイに Digital Access T1(T1-CAS)ポートを追加する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [デバイス] > [ゲートウェイ] の順に選択します。[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウが表示されます。または、T1-CAS ポートを追加する MGCP ゲートウェイがすでに見つかっている場合は、 ステップ 4 に進んでください。
ステップ 2 Digital Access T1(T1-CAS)ポートを追加する MGCP ゲートウェイを見つけるために適切な検索条件を入力します。
ステップ 3 目的のゲートウェイの名前をクリックして、その MGCP 設定値とエンドポイント ID を表示します。
ステップ 4 [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウから、設定する Digital Access T1(T1-CAS)ポートのエンドポイント ID をクリックします。
[デバイスプロトコル(Device Protocol)]ドロップダウン リスト ボックスで、 [Digital Access T1] を選択し、 [次へ] をクリックします。
選択するポート タイプの設定値については、 「ポートの設定値」 を参照してください。
ステップ 5 適切なゲートウェイの設定値を入力します。詳細については、 「デジタル アクセス T1 の設定値」 を参照してください。
ステップ 6 [保存] をクリックします。
ステップ 7 [リセット] をクリックして、ゲートウェイをリセットし、変更内容を適用します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
MGCP ゲートウェイへの Digital Access PRI デバイスの追加
ステップ 1 [デバイス] > [ゲートウェイ] の順に選択します。[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウが表示されます。または、ポートを追加する MGCP ゲートウェイがすでに見つかっている場合は、 ステップ 4 に進んでください。
ステップ 2 T1 PRI または E1 PRI ポートを追加する MGCP ゲートウェイを見つけるために、適切な検索条件を入力します。
ステップ 3 リストで目的のゲートウェイの名前をクリックして、選択したゲートウェイの設定情報を表示します。
ステップ 4 [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウから、設定する T1 PRI ポートまたは E1 PRI ポートのエンドポイント ID をクリックします。
ステップ 5 T1 PRI または E1 PRI デバイス プロトコルの設定値を設定します。フィールドの詳細については、 「Digital Access PRI ポートの設定値」 を参照してください。
ステップ 6 [保存] をクリックします。
ステップ 7 [リセット] をクリックして、ゲートウェイをリセットし、変更内容を適用します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
MGCP ゲートウェイへの BRI ポートの追加
MGCP ゲートウェイで設定できるデバイス プロトコルとポート タイプは、取り付けられている音声インターフェイス カード(VIC)のタイプによって異なります。MGCP ゲートウェイに BRI ポートを追加する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [デバイス] > [ゲートウェイ] の順に選択します。[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウが表示されます。または、ポートを追加する MGCP ゲートウェイがすでに見つかっている場合は、 ステップ 4 に進んでください。
ステップ 2 BRI ポートを追加する MGCP ゲートウェイを見つけるために適切な検索条件を入力します。
ステップ 3 リストで目的のゲートウェイの名前をクリックして、選択したゲートウェイの設定情報を表示します。
ステップ 4 MGCP 設定ウィンドウから、設定する BRI ポートのエンドポイント ID をクリックします。
ステップ 5 BRI デバイス プロトコルの設定値を設定します。フィールドの詳細については、 「BRI ゲートウェイの設定値」 を参照してください。
ステップ 6 [保存] をクリックします。
ステップ 7 ゲートウェイをリセットして、変更内容を適用します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
Cisco IOS SCCP ゲートウェイの追加
Cisco IOS SCCP ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager に追加し、設定する手順を、次に示します。SCCP をサポートしている Cisco IOS ゲートウェイは、次のとおりです。
• Cisco IOS 269x ゲートウェイ
• Cisco IOS 3725 および 3745 ゲートウェイ
• Cisco VG224 Gateway
始める前に
事前に Cisco Unified Communications Manager にゲートウェイを追加して、Cisco IOS SCCP ゲートウェイを設定します。続いて、Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、そのゲートウェイを設定します。ゲートウェイの設定に必要な手順とコマンドについては、ゲートウェイに付属の設定マニュアルを参照してください。
手順
ステップ 1 [デバイス] >[ゲートウェイ] の順に選択します。
[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateways)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [新規追加] をクリックします。
[新規ゲートウェイを追加(Add a new Gateway)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [ゲートウェイタイプ(Gateway Type)]ドロップダウン リスト ボックスから、次の SCCP ゲートウェイのいずれかを選択します。
• Cisco IOS 269x ゲートウェイ
• Cisco IOS 3725 および 3745 ゲートウェイ
ステップ 4 [プロトコル(Protocol)]ドロップダウン リスト ボックスから、SCCP プロトコルを選択します。
Cisco IOS SCCP ゲートウェイは、ゲートウェイのモデル、および取り付けられているネットワーク モジュールと音声インターフェイス カード(VIC)のタイプに応じて、PSTN またはその他の IP 以外のデバイスとのインターフェイスを取るために、SCCP をサポートします。後続の Web ウィンドウには、インターフェイスの設定が表示されます。
ステップ 5 [次へ] をクリックします。
この SCCP ゲートウェイ用の[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 プロダクト固有の設定値も含めて、適切な設定値を入力し、各スロットに取り付けられているネットワーク モジュールのタイプを選択します(「Cisco IOS SCCP ゲートウェイの設定値」を参照)。
ステップ 7 [保存] をクリックします。
[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが更新され、ドロップダウン リスト ボックスが表示されます。このリスト ボックスには、各ネットワーク モジュールの各サブユニットで、音声インターフェイス カード(VIC)のタイプを設定するためのオプションが含まれています。
選択項目は、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウで設定されるネットワーク モジュールのタイプに応じて異なります。
ステップ 8 ドロップダウン リスト ボックスから、各サブユニットにインストールされている VIC のタイプを選択し、 [保存] をクリックします。
ウィンドウが更新され、選択した VIC タイプ用のエンドポイント情報とポートを設定するためのリンクが追加されます。
ステップ 9 エンドポイント ID(たとえば、1/0/0)をクリックして、デバイス プロトコル情報を設定し、取り付けられている VIC のタイプ用のポートを追加し、SCCP ゲートウェイに FXS/BRI ポートを追加します。アナログ電話機の設定の詳細については、「Cisco Unified IP Phone の設定」および「電話機の設定値」を参照してください。
ステップ 10 ゲートウェイをリセットして、変更内容を適用します。
ステップ 11 必要に応じて、エンドポイント情報とポートを引き続き設定します。
IOS 以外の MGCP ゲートウェイの追加
次の IOS 以外の Cisco MGCP ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager に追加する手順は、次のとおりです。
• Cisco Catalyst 6000 E1 VoIP Gateway
• Cisco Catalyst 6000 T1 VoIP Gateway
手順
ステップ 1 [デバイス] >[ゲートウェイ] の順に選択して、[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウを表示します。
ステップ 2 [新規追加] ボタンをクリックします。
[新規ゲートウェイを追加(Add a new Gateway)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [ゲートウェイタイプ(Gateway Type)]ドロップダウン リスト ボックスから、次のデジタル ゲートウェイのいずれかを選択し、 [次へ] をクリックします。
• Cisco Catalyst 6000 E1 VoIP Gateway
• Cisco Catalyst 6000 T1 VoIP Gateway
ステップ 4 ドロップダウン リスト ボックスから、選択したゲートウェイ上で設定するインターフェイスのタイプに適したデバイス プロトコルを選択します。選択可能な項目は、ゲートウェイのモデルに応じて異なります。
• Cisco Catalyst 6000 T1 VoIP Gateway:[Digital Access PRI]または[Digital Access T1]を選択します。
• Cisco Catalyst 6000 E1 VoIP Gateway:Digital Access PRI デバイス プロトコルが自動的に選択され、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが表示されます。ステップ 6 に進みます。
ステップ 5 [次へ] をクリックします。
[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 Digital Access PRI インターフェイスを設定するか、Digital Access T1 インターフェイスを設定するかに応じて、適切な設定値を入力します(次の各項を参照)。
• 「Digital Access PRI ポートの設定値」
• 「デジタル アクセス T1 の設定値」
ステップ 7 [保存] をクリックします。
ステップ 8 Catalyst 6000 T1 VoIP Gateway で Digital Access T1 インターフェイスを設定する場合は、ウィンドウの左側に表示される[ポート(Ports)]ペインで、 [新規ポートを追加] リンクをクリックして、ポートを設定します。
「MGCP ゲートウェイへの Digital Access T1 ポートの追加」 を参照してください。
ステップ 9 [リセット] をクリックして、ゲートウェイをリセットし、変更内容を適用します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
Cisco IOS H.323 ゲートウェイの追加
Cisco IOS H.323 ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager に追加する手順は、次のとおりです。
始める前に
Cisco IOS H.323 ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager と共に使用するように設定するには、事前に Cisco IOS コマンド ライン インターフェイス(CLI)を使用して、そのゲートウェイを設定しておく必要があります。MGCP ゲートウェイと比較すると、H.323 ゲートウェイの方が、ゲートウェイでの設定が多くなります。これは、H.323 ゲートウェイが、ダイヤル プランとルート パターンを保持する必要があるためです。ゲートウェイの設定に必要な手順とコマンドについては、ゲートウェイに付属の設定マニュアルを参照してください。
手順
ステップ 1 [デバイス] >[ゲートウェイ] の順に選択して、[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウを表示します。
ステップ 2 [新規追加] ボタンをクリックします。
[新規ゲートウェイを追加(Add a new Gateway)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [ゲートウェイタイプ(Gateway Type)]ドロップダウン リスト ボックスから、 [H.323 Gateway] を選択します。
ステップ 4 [次へ] をクリックします。
ステップ 5 適切な設定値を入力します( 「H.323 ゲートウェイの設定値」 を参照)。
ステップ 6 [保存] をクリックします。
ステップ 7 [リセット] をクリックして、ゲートウェイをリセットし、変更内容を適用します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
Analog Access ゲートウェイとポートの追加
次の非 Cisco Analog Access ゲートウェイを追加し、ポートを設定する手順は、次のとおりです。
• Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS Gateway
手順
ステップ 1 [デバイス] >[ゲートウェイ] の順に選択して、[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウを表示します。
ステップ 2 [新規追加] ボタンをクリックします。
[新規ゲートウェイを追加(Add a new Gateway)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [ゲートウェイタイプ(Gateway Type)]ドロップダウン リスト ボックスから、サポートされているアナログ ゲートウェイを選択します。
• Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS Gateway
ステップ 4 [次へ] をクリックします。
[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 適切な設定値を入力します( 「Analog Access ゲートウェイの設定値」 を参照)。
ステップ 6 [保存] をクリックします。
ステップ 7 このゲートウェイにポートを追加するには、ウィンドウの左側に表示される[ポート(Ports)]ペインで、 [新規ポートを追加] リンクをクリックします。
[ポート設定(Port Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 ドロップダウン リスト ボックスから、ポート タイプとして [POTS] を選択し、 [次へ] をクリックします。
ステップ 9 適切なポートの設定値を入力します( 「POTS ポートの設定値」 を参照)。
ステップ 10 [保存] をクリックします。
POTS ポートを追加した場合、ウィンドウの内容が更新され、ウィンドウの左側に、その POTS ポートが表示されます。新しいポートの右側に、 [DNを追加] リンクが表示されます。
ステップ 11 [DNを追加] をクリックして、POTS ポートに電話番号を追加します。
電話番号の追加と設定については、 「電話番号の設定」 および 「電話番号の設定値」 を参照してください。
ステップ 12 POTS ポートの追加と POTS ポートの電話番号の設定が完了したら、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウに戻ります。[関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスで、[デバイスの設定]を選択し、 [移動] をクリックします。
ステップ 13 [リセット] をクリックして、変更内容を適用します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
Cisco VG248 Analog Phone Gateway の追加
Cisco VG248 Analog Phone Gateway は、ラック取り付け型のスタンドアロン 48-FXS ポート製品です。このゲートウェイを使用すると、複数の構内アナログ電話機、FAX マシン、モデム、ボイス メッセージ システムやスピーカフォンを、1 つの Cisco Unified Communications Manager クラスタに登録することができます。
Cisco VG248 は、機能の拡張に備え、Skinny Client Control Protocol を使用して Cisco Unified Communications Manager に接続されます。
Cisco Unified Communications Manager は、Cisco VG248 を「Cisco VG248 Gateway」と呼ばれるゲートウェイ デバイスとして認識します。さらに、48 個のポートを、それぞれ「Cisco VGC Phone」と呼ばれる Cisco Unified IP Phone に似た個別デバイスとして扱います。
Cisco VG248 Gateway を追加して、このゲートウェイにポートを追加および設定する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [デバイス] >[ゲートウェイ] の順に選択して、[ゲートウェイの検索と一覧表示(Find and List Gateway)]ウィンドウを表示します。
ステップ 2 [新規追加] ボタンをクリックします。
[新規ゲートウェイを追加(Add a new Gateway)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [ゲートウェイタイプ(Gateway Type)]ドロップダウン リスト ボックスから、 [Cisco VG248 Gateway] を選択します。
ステップ 4 [次へ] をクリックします。
[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 適切な設定値を入力します( 「Cisco VG248 Gateway の設定値」 を参照)。
ステップ 6 [設定済のスロット、VIC およびエンドポイント(Configured Slots, VICs and Endpoints)]ドロップダウン リスト ボックスから、[48_PORTS]を選択します。
ステップ 7 [保存] をクリックします。
[設定済のスロット、VIC およびエンドポイント(Configured Slots, VICs and Endpoints)]領域に、ポート 0 ~ 48 が表示されます。
ステップ 8 1 つのポートをクリックします。
[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウに、Cisco VGCPhone として電話機のモデルがリスト表示されます。[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウから、MAC アドレスが自動的に見えるようになります。
ステップ 9 適切な設定値を入力します( 「電話機の設定値」 を参照)。
ステップ 10 [保存] をクリックします。
ステップ 11 ポートの電話番号を設定するには、ウィンドウの左側の[割り当て情報(Association Information)]領域に表示される [新規DNを追加] リンクをクリックします。
[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウが表示されます。電話番号の追加と設定については、 「電話番号の設定」 を参照してください。
ステップ 12 ゲートウェイの別のポートを設定するには、[関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスから [ゲートウェイに戻る] リンクを選択し、 [移動] をクリックします。
[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウが表示されます。別のポートについて電話機の設定値と電話番号を設定するには、ステップ 8 ~ 11 を繰り返します。
ポート 1 を設定する場合は、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウに [ポート1 などの新しいポートをすべて作成] ボタンが表示されます。このボタンを使用すると、ポート 1 と同じパラメータおよび設定値で、ポート 2 ~ 48 を設定できます(ポート 2 ~ 48 が設定済みかどうかは関係ありません)。
ステップ 13 [リセット] をクリックして、変更内容を適用します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。