クエリーを使用した UDP の更新
更新する UDP を検索するためのクエリーを作成する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [一括管理(Bulk Administration)] > [ユーザデバイスプロファイル(User Device Profiles)] > [UDPの更新(Update UDP)] > [クエリー(Query)] の順に選択します。
[更新するユーザデバイスプロファイルの検索と一覧表示(Find and List User Device Profiles To Update)] ウィンドウが表示されます。
(注) クエリーを指定せずに [検索(Find)] をクリックすると、すべてのユーザ デバイス プロファイルを更新できます。「更新パラメータの選択」に進みます。
ステップ 2 最初の [検索対象: ユーザデバイスプロファイル、検索条件(Find User Device Profiles where)] ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかの検索条件を選択します。
• [プロファイル名(Profile Name)]
• [プロファイルの説明(Profile Description)]
• [プロファイルタイプ(Profile Type)]
• [プロファイルプロトコル(Profile Protocol)]
ステップ 3 2 番目の [検索対象: ユーザデバイスプロファイル、検索条件(Find User Device Profiles where)] ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかの検索条件を選択します。
• [が次の文字列で始まる(begins with)]
• [が次の文字列を含む(contains)]
• [が次の文字列と等しい(is exactly)]
• [が次の文字列で終わる(ends with)]
• [が空である(is empty)]
• [が空ではない(is not empty)]
ステップ 4 必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。
ヒント データベースに登録されているすべてのユーザ デバイス プロファイルを検索するには、検索テキストを入力せずに [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 クエリーをさらに定義する場合や、複数のフィルタを追加する場合は、[絞り込み(Search Within Results)] チェックボックスをオンにし、ドロップダウン ボックスから [AND] または [OR] を選択して、ステップ 2 ~ステップ 3 を繰り返します。
ステップ 6 [検索(Find)] をクリックします。
条件に一致するすべてのレコードの詳細が、[更新するユーザデバイスプロファイルの検索と一覧表示(Find and List User Device Profiles To Update)] ウィンドウに表示されます。[ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスから異なる値を選択すると各ページに表示される項目数を変更できます。
UDP を更新する手順を完了するには、「更新パラメータの選択」に進みます。
カスタム ファイルを使用した UDP の更新
更新する UDP を検索するためのカスタム ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
始める前に
Cisco Unified Communications Manager で UDP を更新する前に、次の作業を実行する必要があります。
• 更新が必要な UDP を識別します。
• 次のオプションのいずれかを別個の行に記載したテキスト ファイルを作成します。
– [プロファイル名(Profile Name)]
– [説明(Description)]
– [プロファイルタイプ(Profile Type)]
– [プロファイルプロトコル(Profile Protocol)]
• テキスト ファイルを Cisco Unified Communications Manager サーバにアップロードします。「ファイルのアップロード」を参照してください。
カスタム ファイルの UDP リストを使用して UDP を更新する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [一括管理(Bulk Administration)] > [ユーザデバイスプロファイル(User Device Profiles)] > [UDPの更新(Update UDP)] > [カスタムファイル(Custom File)] の順に選択します。[更新するユーザデバイスプロファイルの検索と一覧表示(Find and User Device Profiles To Update)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [更新 ユーザデバイスプロファイル、検索条件(Update User Device Profiles where)] ドロップダウン リスト ボックスで、作成したカスタム ファイルのタイプを次の条件から選択します。
• [プロファイル名(Profile Name)]
• [説明(Description)]
• [デバイスタイプ(Device Type)]
• [デバイスプロトコル(Device Protocol)]
ステップ 3 カスタム ファイルのリストから、この更新用のカスタム ファイルのファイル名を選択します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
(注) 更新トランザクション用に bat.xlt として作成したトランザクション ファイルを挿入またはエクスポートしないでください。代わりに、更新が必要な UDP レコードの詳細情報を記述したカスタム ファイルを作成します。更新トランザクションには、このファイルしか使用しないでください。このカスタム更新ファイルには、ヘッダーを指定する必要がありません。プロファイル名、説明、プロファイル タイプ、またはプロファイル プロトコルの値を入力します。
UDP を更新する手順を完了するには、「更新パラメータの選択」に進みます。
更新パラメータの選択
UDP を検索するためのクエリーまたはカスタム ファイルを定義した後、UDP を更新するためのパラメータを選択して値を定義する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [更新するユーザデバイスプロファイルの検索と一覧表示(Find and List User Device Profiles To Update)] ウィンドウ([クエリー(Query)] オプションを使用している場合)または [UDPの検索と一覧表示(Find and List UDP)] ウィンドウ([カスタムファイル(Custom File)] オプションを使用している場合)で、[次へ(Next)] をクリックします。
選択したクエリーのタイプが、[UDPの更新(Update UDP)] ウィンドウに表示されます。クエリーのタイプを変更する場合は、[戻る(Back)] をクリックします。
ステップ 2 クエリーまたはカスタム ファイルで定義したレコードすべてに対して、更新する設定値を指定します。更新するパラメータは複数選択できます。
ステップ 3 表 41-1 のフィールドの説明を使用して、必要な UDP パラメータを更新します。
ステップ 4 更新するフィールドの左側にある [更新(update)] チェックボックスをオンにします。この操作により、フィールドの既存の値を上書きするように BAT に指示します。
(注) BAT は、[更新(update)] チェックボックスをオンにしたフィールドしか更新しないことに注意してください。
ステップ 5 [ジョブ情報(Job Information)] 領域に、ジョブの説明を入力します。
ステップ 6 [今すぐ実行(Run Immediately)] オプション ボタンをクリックしてユーザ デバイス プロファイルのスケジュールおよびアクティブ化を即座に実行するか、[後で実行(Run Later)] をクリックして後でジョブを実行します。
ステップ 7 [送信(Submit)] をクリックして、レコードを更新するジョブを作成します。フィールドの説明については、 表 41-1 を参照してください。
ジョブの詳細については、 「ジョブのスケジュール」 を参照してください。
ログ ファイルの詳細については、「BAT ログ ファイル」を参照してください。
(注) [UDPの更新(Update UDP)] ウィンドウで、検索結果に複数のタイプおよびプロトコルのデバイスが含まれている場合に、特定のフィールドが表示されないことがあります。すべてのフィールドを表示するには、同じタイプおよびプロトコルの UDP を指定するようにしてください。
追加情報
• 「関連項目」を参照してください。
UDP を更新する場合のフィールドの説明
表 41-1 では、UDP を更新する際に表示されるフィールドについて説明します。
BAT ユーザ インターフェイスでは、アスタリスクが付いているフィールドには値を入力する必要があります。アスタリスクの付いていないフィールドはオプションです。
表 41-1 BAT で UDP を更新する場合のフィールドの説明
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[説明(Description)] |
デバイスを識別しやすくする説明を入力します。説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、バックスラッシュ(¥)、または山カッコ(<>)は使用できません。 |
[ユーザ保留MOH音源(User Hold MOH Audio Source)] |
このグループの UDP またはポートのオーディオ ソースを選択します。 ユーザ保留オーディオ ソースは、ユーザがコールを保留にしたときに音楽を再生します。 |
[ユーザロケール(User Locale)] |
このユーザに関連付ける国/地域と言語を選択します。 この選択内容によって、言語やフォントを含むロケール属性のどれをこのユーザに適用するか、およびこのユーザの Cisco Unified Communications Manager のユーザ ウィンドウと電話機をどの言語で表示するかが決まります。 |
[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)] |
このプロファイルに適切な電話機ボタン テンプレートを選択します。 電話ボタン テンプレートは、電話機上のボタンの設定を決定し、各ボタンに使用される機能(回線、スピード ダイヤルなど)を指定します。 |
[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)] |
このグループ内のすべての UDP に使用されるソフトキー テンプレートを選択します。 |
[プライバシ(Privacy)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、プロファイルの適切なプライバシー オプションを選択します。 • [オフ(Off)]:各デバイスのプライバシーを有効にします。 • [オン(On)]:各デバイスのプライバシーを無効にします。 • [デフォルト(Default)]:デフォルトのプライバシー設定をデバイスに適用します。 』を参照してください。 |
[プレゼンスグループ(Presence Group)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、このグループの UDP のプレゼンス グループを選択します。選択したグループでは、この電話番号を監視できるデバイス、エンド ユーザ、およびアプリケーション ユーザを指定します。 』を参照してください。 |
[ワンボタン割込み(Single Button Barge)] |
ドロップダウン リスト ボックスで、このデバイスのワンボタン割り込み/C 割り込み機能を有効または無効にするか、[デフォルト(Default)] を選択して、サービス パラメータの設定値を使用します。 • [オフ(Off)]:ワンボタン割り込み/C 割り込み機能を無効にします。ただし、標準の割り込み機能または C 割り込み機能は引き続き動作します。 • [割り込み(Barge)]:ワンボタン割り込み機能を有効にします。 • [C割込(CBarge)]:ワンボタン C 割り込み機能を有効にします。 • [デフォルト(Default)]:サービス パラメータで設定されているワンボタン割り込み/C 割り込みの値を使用します。 』の「割り込みとプライバシー」を参照してください。 |
[回線をまたいで参加(Join Across Lines)] |
ドロップダウン リスト ボックスで、このデバイスの回線をまたいで参加の機能を有効または無効にするか、[デフォルト(Default)] を選択して、サービス パラメータの設定値を使用します。 • [オフ(Off)]:回線をまたいで参加の機能を無効にします。 • [オン(On)]:回線をまたいで参加の機能を有効にします。 • [デフォルト(Default)]:サービス パラメータで指定されている回線をまたいで参加の設定値を使用します。 |
[常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line)] |
ドロップダウン リスト ボックスにある次の値から、使用する [常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line)] の設定値を選択します。 • [オン(On)] • [オフ(Off)] • [デフォルト(Default)] |
[ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] |
ドロップダウン リスト ボックスにある次の値から、使用する [ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] の設定値を選択します。 • [オン(On)] • [オフ(Off)] • [デフォルト(Default)] |
[機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、このグループの UDP の機能管理ポリシーを選択します。 機能管理ポリシーは、機能のアピアランスや UDP に表示される関連ソフトキーを指定します。 |
[プレゼンテーションインジケータを無視(Ignore Presentation Indicators、内線コールのみ)] |
システムで表示インジケータを無視する必要がある場合に、このチェックボックスをオンにします。 |
[サイレント(Do Not Disturb)] |
DND 機能を有効にする場合、このチェックボックスをオンにします。 |
[DNDオプション(DND Option)] |
ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかの DND オプションを選択します。 • [なし(None)] • [呼出音オフ(Ringer Off)] • [コール拒否(Call Reject)] • [共通の電話プロファイル設定を使用(Use Common Phone Profile Setting)] |
[DND着信呼警告(DND Incoming Call Alert)] |
ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかのオプションを選択します。 • [なし(None)] • [無効(Disable)] • [フラッシュのみ(Flash Only)] • [ビープ音のみ(Beep Only)] |
[クラスタ間エクステンションモビリティのCSS(Extension Mobility Cross Cluster CSS)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、このグループの UDP に適切な設定を選択します。 [Extension Mobility Cross Cluster CSS] の設定値は、EMCC ログイン中にこのデバイス プロファイルをユーザが選択したときに、リモート電話機のデバイス CSS として使用されます。 |
[MLPP情報(Multilevel Precedence and Preemption (MLPP) Information)]
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[MLPPドメイン(MLPP Domain)] |
このデバイスに関連付けられている MLPP ドメインの 16 進数値を入力します。ブランクまたは 0 ~ FFFFFF の値である必要があります。 |
[MLPP表示(MLPP Indication)] |
(使用可能な場合)優先トーンを再生する機能のあるデバイスが、MLPP 優先コールを行うときにその機能を使用するかどうかを指定します。 ドロップダウン リスト ボックスで、このデバイスに割り当てる設定値を次のオプションから選択します。 • [デフォルト(Default)]:デバイスは MLPP 表示設定をデバイス プールから継承します。 • [オフ(Off)]:デバイスは MLPP 優先コールの表示を送信しません。 • [オン(On)]:デバイスは MLPP 優先コールの表示を送信します。 という組み合わせではデバイスを設定しないでください。 |
[MLPPプリエンプション(MLPP Preemption)] |
(使用可能な場合)進行中のコールをプリエンプション処理する機能のあるデバイスが、MLPP 優先コールを行うときにその機能を使用するかどうかを指定します。 ドロップダウン リスト ボックスで、このデバイスに割り当てる設定値を次のオプションから選択します。 • [デフォルト(Default)]:デバイスは MLPP プリエンプション設定値をデバイス プールから継承します。 • [無効(Disabled)]:デバイスは MLPP 優先コールを行うときに進行中のコールをプリエンプション処理しません。 • [強制(Forceful)]:デバイスは MLPP 優先コールを行うときに進行中のコールをプリエンプション処理します。 という組み合わせではデバイスを設定しないでください。 |
[ログアウト(デフォルト)プロファイル情報(Logged Out (Default) Profile Information)]
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[ログインユーザID(Login User Id)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、UDP を更新する前にログアウトするユーザ ID を選択します。 |
[IP Phoneサービスの割り当て(Assign IP Phone Services)]
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[このテンプレートからすべてのサービスを追加(Add all services from this template)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、UDP の更新に使用するサービスのリストが含まれたテンプレートを選択します。 [IP Phoneサービスの編集(Edit IP Phone Services)] リンクをクリックすると、テンプレート上の登録済み Cisco Unified IP Phone サービスを更新できます。 |
[重複の削除(Remove Duplicate)] |
重複した IP Phone サービスを削除するには、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、重複したサービス登録が電話機とユーザ デバイス プロファイルから削除されます。IP システムが、IP サービス名に基づいてサービスを削除します。 |
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[ジョブ説明(Job Description)] |
適切なジョブの説明を入力します。 |
[今すぐ実行(Run Immediately)] |
ユーザ デバイス プロファイル更新ジョブのスケジュールおよびアクティブ化を即座に実行するには、このオプション ボタンをクリックします。 |
[後で実行(Run Later)] |
ユーザ デバイス プロファイル更新ジョブのスケジュールおよびアクティブ化を後で実行するには、このオプション ボタンをクリックします。 |