Bulk Provisioning Service のアクティブ化
実行のジョブを送信する前に、BPS をアクティブ化する必要があります。
BPS をアクティブ化する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Communications Manager Serviceability] ウィンドウから、[Tools] > [Service Activation] の順に選択します。
[Service Activation] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager を実行するサーバを選択します。
ステップ 3 [Database and Admin Services] 領域で、Cisco Bulk Provisioning Service に対応するチェックボックスをオンにします。
(注) サービスがすでにアクティブ化されている場合は、[Activation Status] に [Activated] と表示されます。
ステップ 4 [Update] をクリックします。
ステップ 5 ウィンドウが更新され、Bulk Provisioning Service に対応する [Activation Status] に [Activated] と表示されます。
(注) アクティブ化されると、BPS は自動的に起動します。このサービスの停止、起動、再起動については、「BPS の起動/停止/再起動」を参照してください。
(注) サービスを起動するたびに、BPS は Cisco Unified Communications Manager データベースと同期されます。
BPS の起動/停止/再起動
Cisco Unified Communications Manager Serviceability を使用してアクティブ化されると、BPS は自動的に起動します。この項では、BPS を停止または再起動する手順について説明します。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Communications Manager Serviceability] で、[Tools] > [Control Center-Feature Services] の順に選択します。
[Control Center-Feature Services] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Servers] ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。
[Database and Admin Services] 領域のリストの [Service Name] カラムの下に、[Cisco Bulk Provisioning Service] が表示されます。
(注) 「Bulk Provisioning Service のアクティブ化」を使用して BPS をアクティブ化した場合は、[Status] に [Activated] と表示されます。
ステップ 3 BPS に対応するチェックボックスをオンにします。
ステップ 4 BPS を再起動する場合は、[Restart] をクリックします。
サービスが再起動し、「Service Successfully Restarted」というメッセージが表示されます。
ステップ 5 BPS を停止する場合は、[Stop] をクリックします。
サービスが停止し、「Service Successfully Stopped」というメッセージが表示されます。
ステップ 6 停止した BPS を起動する場合は、[Start] をクリックします。
サービスが起動し、「Service Successfully Started」というメッセージが表示されます。
BPS の非アクティブ化
必要ない場合は、BPS を非アクティブ化できます。この項では、BPS サービスを非アクティブ化し、ツールからログアウトする手順を説明します。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Communications Manager Serviceability] で、[Tools ] > [Service Activation] の順に選択します。
[Service Activation] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Servers] ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。
[Database and Admin Services] 領域のリストの [Service Name] カラムの下に、[Cisco Bulk Provisioning Service] が表示されます。
ステップ 3 Cisco Bulk Provisioning Service に対応するチェックボックスをオフにし、[Update] をクリックします。
サービスが非アクティブになり、[Status] カラムに [Deactivated] と表示されます。
ジョブの検索
Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [一括管理(Bulk Administration)] メニューを使用して、すでに BPS に送信されたジョブを検索する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [一括管理(Bulk Administration)] > [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] の順に選択します。[ジョブの検索と一覧表示(Find and List Jobs)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 最初の [検索対象: ジョブ、検索条件(Find Job where)] ドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの検索条件を選択します。
• [ユーザ(User)]
• [ステータス(Status)]
• [ジョブID(Job ID)]
• [説明(Description)]
• [スケジュール日時(Scheduled Date Time)]
ステップ 3 2 番目の [検索対象: ジョブ、検索条件(Find Job where)] ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかのオプションを選択します。
• [が次の文字列で始まる(begins with)]
• [が次の文字列を含む(contains)]
• [が次の文字列と等しい(is exactly)]
• [が次の文字列で終わる(ends with)]
• [が空である(is empty)]
• [が空ではない(is not empty)]
ステップ 4 3 番目のドロップダウン リスト ボックスで、[表示(Show)] を選択して完了したジョブを表示します。
ステップ 5 必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。
ヒント データベースに登録されたすべてのジョブを検索するには、検索テキストを入力せずに [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 6 複数のフィルタを追加するには、[AND] または [OR] をクリックします。クエリーをさらに定義するには、ステップ 2 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 [検索(Find)] をクリックします。
検索されたジョブのリストが、次の項目別に表示されます。
• [ジョブID(Job ID)]
• [スケジュール日時(Scheduled Date Time)]
• [送信日時(Submit Date Time)]
• [順序(Sequence)]
• [説明(Description)]
• [ステータス(Status)]
• [最後のユーザ(Last User)]
(注) [後で実行(Run Later)] オプション ボタンが選択されている場合は、ジョブをスケジュールしている間、[ステータス(Status)] に [保留(Hold)] と表示されます。[今すぐ実行(Run Immediately)] オプション ボタンが選択されている場合は、[ステータス(Status)] に [待機中(Pending)] と表示されます。完了したジョブの場合、[ステータス(Status)] に [Completed(完了)] と表示され、エラーで完了しなかったジョブの場合、[ステータス(Status)] に [未完了(Incomplete)] と表示されます。
ステップ 8 スケジュールまたはアクティブ化する、処理中または保留のジョブのジョブ ID をクリックします。[ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] ウィンドウが表示されます。
追加情報
詳細については、「関連項目」 を参照してください。
ジョブのスケジュール
送信されたジョブをスケジュールする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 「ジョブの検索」の手順に従って、スケジュールするジョブを表示します。
ステップ 2 [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] ウィンドウで、表 82-1 の手順に従ってジョブのスケジュールまたはアクティブ化の設定を入力します。
表 82-1 ジョブの設定
|
|
[ジョブID(Job ID)] |
ジョブが送信されるときに作成されるジョブ ID が表示されます。 |
[ジョブのステータス(Job Status)] |
ジョブのステータスとして、次のいずれかのオプションが表示されます。 • [保留(Hold)] • [待機中(Pending)] • [完了(Completed)] • [未完了(Incomplete)] |
[スケジュール日時(Scheduled Date Time)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、月、日、年を選択します。ジョブをスケジュールする時刻を入力します。 |
[送信日時(Submit Date Time)] |
ジョブが送信される日時が表示されます。 |
[順序(Sequence)] |
ドロップダウン リスト ボックスで、ジョブを実行する順序を選択します。1 から 20 までの数を選択できます。 (注) 2 つ以上のジョブについてスケジュール済みの日時が同じ場合、この順序に従ってこれらのジョブが BPS のキューに入れられます。スケジュール済みの日時と順序が同じ場合、ジョブは送信日時に従ってキューに入れられます。 |
[ジョブ説明(Job Description)] |
ジョブを作成したときに入力した説明が表示されます。説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、バックスラッシュ(¥)、または山カッコ(<>)は使用できません。 |
[頻度(Frequency)] |
次のオプションからトランザクションの頻度を選択します。 • [一度(Once)] • [月次(Monthly)] • [週次(Weekly)] • [日次(Daily)] • [毎時(Hourly)] たとえば [日次(Daily)] を選択すると、[スケジュール日時(Scheduled Date Time)] フィールドに入力した時刻にトランザクションが毎日繰り返されます。 |
[ジョブの終了時刻(Job End Time)] |
反復(定期)ジョブの終了時刻が表示されます。 |
[最終変更者(Last Modified By)] |
このジョブを最後に変更した管理者の ID が表示されます。 |
ステップ 3 [ジョブのアクティブ化(Activate job)] をクリックして、スケジュールされた時刻にジョブをアクティブ化するか、[保存(Save)] をクリックして設定を保存し、ジョブを後でアクティブ化します。
[ジョブの検索と一覧表示(Find and List Jobs)] ウィンドウが表示されます。
(注) ジョブを保存するが、アクティブ化しない場合は、ジョブの状態が [保留(Hold)] と表示されます。これらのジョブは、アクティブ化されるまで BPS では処理されません。
ステップ 4 アクティブ化したジョブの ID をクリックします。[ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] ウィンドウの [ジョブの結果(Job Results)] 領域に、完了、未完了、停止要求中、処理中のすべてのジョブについて、以下の情報が表示されます。
• [ジョブの実行日時(Job Launched Date Time)]
• [ジョブの結果の状況(Job Result Status)]
• [処理されたレコードの数(Number Of Records Processed)]
• [失敗したレコードの数(Number Of Records Failed)]
• [レコードの総数(Total Number Of Records)]
• [ログファイル名(Log File Name)]
(注) [ログファイル名(Log File Name)] カラムのリンクをクリックすると、このトランザクションのログ ファイルが表示されます。
ステップ 5 ジョブのリストに戻るには、[関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [検索/リストに戻る(Back to Find/List)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。