リソース予約プロトコル(RSVP)要求に対する認証の実行方法を決定し、ローカル ポリシー コンフィギュレーション モードにするには、グローバル コンフィギュレーション モードまたはインターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rsvp policy local コマンドを使用します。この機能を無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip rsvp policy local { acl acl1 [acl2...acl8] | dscp-ip value1 [value2....value8] | default | identity alias1 [ alias2 . . . alias4 ] | origin-as as1 [as2...as8] }
no ip rsvp policy local { acl acl1 [acl2...acl8] | dscp-ip value1 [value2...value8] | default | identity alias1 [alias2...alias4] | origin-as as1 [as2...as8] }
構文の説明
acl acl1 [acl2...acl8
|
アクセス コントロール リスト(ACL)を指定します。各 ACL の値は 1 ~ 199 です。
(注)
|
少なくとも 1 つの ACL を ACL ベースのポリシーに関連付ける必要があります。ただし、ACL ベースのポリシーに関連付けることができる ACL は最大で 8 つです。
|
|
dscp-ip value1 [value2...value8
|
集約予約を照合するための DiffServ コード ポイント(DSCP)を指定します。有効な値は次のとおりです。
-
0 ~ 63:DSCP の数値。デフォルト値は 0 です。
-
af11 ~ af43:相対的優先転送(AF)DSCP 値。
-
cs1 ~ cs7:タイプ オブ サービス(ToS)プレシデンス値。
-
default:デフォルト DSCP 値。
-
ef:Expedited Forwarding(EF; 完全優先転送)DSCP 値。
(注)
|
少なくとも 1 つの DSCP を DSCP ベースのポリシーに関連付ける必要があります。ただし、DSCP ベースのポリシーに関連付けることができる DSCP 値は最大で 8 つです。
|
|
default
|
RSVP メッセージが ACL、DSCP、ID、または自律システムに一致しない場合のデフォルトを指定します。
|
identity alias1 [alias2 ...alias4
|
ip rsvp policy identity コマンドを使用して以前に設定されたアプリケーション ID のアプリケーション ID エイリアスを指定します。
(注)
|
少なくとも 1 つのエイリアスをアプリケーション ID ベースのポリシーに関連付ける必要があります。ただし、関連付けることができるのは最大で 4 つです。
|
|
origin-as as1 [as2...as8
|
自律システムを指定します。各自律システムの値は 1 ~ 65535 です。
(注)
|
少なくとも 1 つの自律システムを自律システムベースのポリシーに関連付ける必要があります。ただし、関連付けることができるのは最大で 8 つです。
|
|
コマンド デフォルト
このコマンドは、デフォルトでは無効になっています。そのため、ローカル ポリシーは設定されません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション(config)
インターフェイス コンフィギュレーション(config-if)
コマンド履歴
リリース
|
変更箇所
|
12.2(13)T
|
このコマンドが導入されました。
|
12.0(29)S
|
このコマンドが変更されました。 origin-as as キーワードと引数の組み合わせと、新しいサブモード コマンドが追加されました。
|
12.0(30)S
|
このコマンドが変更されました。ACL を設定するときに、プロトコルとして 0 を使用することができなくなりました。
|
12.4(4)T
|
このコマンドが Cisco IOS Release 12.4(4)T に統合されました。
|
12.4(6)T
|
コマンドが変更されました。次の点が変更されました。
-
インターフェイス コンフィギュレーション モードが追加され、インターフェイスごとのローカル ポリシーがサポートされました。
-
The identity alias キーワードと引数の組み合わせが追加されました。
-
maximum サブモード コマンドが、RESV メッセージをサポートするように変更されました。
|
12.2(33)SRA
|
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。
|
12.2SX
|
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。
|
12.2(33)SRC
|
このコマンドが変更されました。dscp-ip value キーワードと引数の組み合わせが追加されました。
|
Cisco IOS XE Release 2.6
|
このコマンドが Cisco IOS XE Release 2.6 に統合されました。
|
使用上のガイドライン
ip rsvp policy local コマンドを使用して、RSVP 要求に対する認証の実行方法を決定します。
(注) |
origin-as as キーワードと引数の組み合わせを入力すると、BGP が動作するまで自律システムベースのポリシーが無効になることを示す RSVP 警告メッセージが表示されます。
|
すべてのタイプの一致基準を非トラフィック エンジニアリング(TE)予約に使用できます。シスコ ルータから送信される TE PATH および RESV メッセージにはアプリケーション ID が含まれていないため、アプリケーション ID を除くすべてのタイプの一致基準を
TE 予約に使用できます。
1 つのデフォルト ローカル ポリシー、1 つ以上の ACL ベースのポリシー、1 つ以上の自律システムベースのポリシー、1 つ以上のアプリケーション ID ベースのポリシー、1 つ以上の DSCP ベースのポリシーの、5 つのタイプのローカル
ポリシーがあります。RSVP メッセージが ACL、自律システム、アプリケーション ID、または DSCP ベースのポリシーと一致しない場合は、デフォルト ポリシーが使用されます。
同じインターフェイス上に、またはグローバルに、ACL、自律システム、アプリケーション ID、DSCP、またはデフォルトのローカル ポリシー タイプを混在させて設定することができます。ポリシーの優先順位は次のとおりです(高いものから低いものへの順序)。
-
デフォルト以外のインターフェイス ポリシー
-
デフォルトのインターフェイス ポリシー
-
デフォルト以外のグローバル ポリシー
-
グローバル デフォルト ポリシー
(注) |
TE トンネルで使用するために ACL を設定する場合は、プロトコルとして 0 を使用しないでください。RSVP が ACL と一致しないため、どのメッセージも受け入れることができなくなります。
|
ポリシー一致基準
(注) |
ip rsvp policy local コマンドを使用して、ポリシー一致基準を複数回指定することはできません
|
ACL ベースのポリシーには少なくとも 1 つの ACL が関連付けられている必要がありますが、オプションで最大 8 つの ACL を関連付けることができます。ACL は標準または拡張 IP ACL に設定できます。以下に説明するように、RSVP
シグナリング メッセージ内の RSVP オブジェクトに基づく送信元/宛先のアドレス/ポートと照合されます。
-
ACL 送信元アドレス:RSVP メッセージの SENDER_TEMPLATE オブジェクトの送信元アドレスと照合されます。このオブジェクトが存在しない場合は、IP ヘッダーの送信元アドレスが使用されます。
-
ACL 宛先アドレス:RSVP メッセージの SESSION オブジェクトの宛先アドレスと照合されます。このオブジェクトが存在しない場合は、IP ヘッダーの宛先アドレスが使用されます。
-
ACL 送信元ポート:RSVP メッセージの SENDER_TEMPLATE オブジェクトの送信元ポートと照合されます。このオブジェクトが存在しない場合は、0 の送信元ポートが使用されます。
-
ACL 宛先ポート:RSVP メッセージの SESSION オブジェクトの宛先ポートと照合されます。このオブジェクトが存在しない場合は、0 の宛先ポートが使用されます。
-
ACL IP プロトコル:RSVP メッセージの SESSION オブジェクトの IP プロトコルと照合されます。このオブジェクトが存在しない場合は、0 の IP プロトコルが使用されます。TE セッション用の IP プロトコルの場合、ACL
IP プロトコルが UDP である必要があります。
-
ACL DiffServ コード ポイント(DSCP)値:RSVP メッセージの IP ヘッダーの DSCP 値と照合されます。
(注) |
debug ip rsvp filter コマンドの ACL を作成する場合、コマンドが DSCP を使用せず、TE セッションのプロトコルが無視されるという点を除いて、同じポリシー一致基準が適用されます。
|
自律システムベースのポリシーには少なくとも 1 つの自律システムが関連付けられている必要がありますが、オプションで最大 8 つの自律システムを関連付けることができます。これらは、RSVP メッセージの IP ヘッダーではなく、RSVP シグナリング
メッセージ内の RSVP オブジェクトに含まれる着信インターフェイス/送信元 IP アドレスと照合されます。
アプリケーション ID ベースのポリシーには少なくとも 1 つのアプリケーション ID が関連付けられている必要がありますが、オプションで最大 4 つのアプリケーション ID を関連付けることができます。これらは、RSVP メッセージの IP
ヘッダーではなく、RSVP シグナリング メッセージ内の RSVP オブジェクトに含まれる着信インターフェイス/送信元 IP アドレスと照合されます。
DSCP ベースのポリシーには少なくとも 1 つの DSCP が関連付けられている必要がありますが、オプションで最大 4 つの DSCP を関連付けることができます。RSVP は、集約メッセージの SESSION オブジェクトから DSCP を抽出し、DSCP
基準に一致するローカル ポリシーを適用します。
コマンドの制限
CLI Submodes
ip rsvp policy local コマンドを入力すると、作成しているローカル ポリシーのプロパティを定義する、ローカル ポリシー CLI サブモードになります。
(注) |
作成するローカル ポリシーは、受け入れるメッセージまたは転送するメッセージのタイプについて RSVP に指示するサブモード コマンドを入力しないかぎり、すべての RSVP メッセージを自動的に拒否します。
|
サブモード コマンドは次のとおりです。
accept {all | path | path-error | resv | resv-error }
-
- all :すべての着信 RSVP メッセージを受け入れます。
- path :ACL、自律システム、アプリケーション ID、またはデフォルトなどの、このポリシーの一致基準を満たす着信 PATH メッセージを受け入れます。このコマンドを省略した場合、ポリシー一致基準を満たす着信 PATH メッセージは拒否され、応答で PATHERROR
メッセージが送信されます。ただし、PATHERROR 応答もローカル ポリシーに従います。
- path-error :このポリシーの一致基準を満たす着信 PATHERROR メッセージを受け入れます。このコマンドを省略した場合、ポリシー一致基準を満たすローカルで生成された PATHERROR メッセージを含めて、着信が拒否されます。
- resv :このポリシーの一致基準を満たす着信 RESV メッセージを受け入れ、必要なアドミッション コントロールを実行します。このコマンドを省略した場合、ポリシー一致基準を満たす着信 RESV メッセージは拒否され、応答で RESVERROR メッセージが送信されます。ただし、RESVERROR
応答もローカル ポリシーに従います。
ポリシーのデフォルトの帯域幅は無制限です。そのため、ポリシーに帯域幅が設定されていない場合は、すべての帯域幅要求が制限以下となるため、RESV メッセージは常にローカル ポリシーによって受け入れられます。ただし、RESV メッセージが適用される入力インターフェイスの
RSVP プールの帯域幅が不十分な場合には、その後に RESV メッセージのアドミッション コントロールに失敗する可能性があります。(詳細については、ip rsvp bandwidth コマンドを参照してください)。RESV メッセージによって要求された帯域幅が大きすぎる場合は、同様にローカル ポリシーに従う RESVERROR メッセージが RESV 送信者に送信されます。
-
- resv-error :このポリシーのポリシー一致基準を満たす着信 RESVERROR メッセージを受け入れます。このコマンドを省略した場合、ポリシー一致基準を満たすローカルで生成された RESVERROR メッセージを含めて、着信が拒否されます。
-
default :コマンドをデフォルトに設定します。
-
exit :ローカル ポリシー コンフィギュレーション モードを終了します。
-
fast-reroute :Fast Reroute サービスを要求する TE LSP を許可します。デフォルト値では受け入れられます。
-
forward :RSVP メッセージを受け入れ、転送します。
forward {all | path | path-error | resv | resv-error }
以前は、maximum bandwidth コマンドは PATH メッセージにのみ適用されました。しかし、アプリケーション ID の強化の一環として、このコマンドは RESV メッセージにのみ適用されるようになりました。この変更には、次のような利点があります。まず、共有予約と非共有予約の両方に対する
RSVP のアドミッション コントロール プロセスでローカル ポリシー帯域幅制限を使用できます。PATH メッセージのグループ帯域幅チェックを実行していた以前のリリースでは、帯域幅の共有が考慮できなかったため、ポリシー用により大きな最大グループ帯域幅を作成することで共有を考慮する必要がありました。また、ポリシー帯域幅が不十分で着信
RESV メッセージのニーズを満たせない場合に、ローカル ポリシーでアドミッション コントロール機能中のプリエンプションをトリガーできます。
-
- senders n :このルータで同時にアクティブにできる、このポリシーの影響を受ける RSVP 送信者の数を制限します。n の値の範囲は 1 ~ 50,000 で、デフォルトは 1000 です。
(注) |
ip rsvp policy preempt コマンドを設定しない場合、maximum コマンドが拒否され、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります:“RSVP error: insufficient preemptable bandwidth” if there are reservations admitted against the policy, and you try to reduce the group bandwidth to less than the amount of admitted bandwidth on the policy 。
|
-
no :コマンドを無効にするか、デフォルト設定にします。
-
preempt-priority [traffic-eng x ] setup-priority [hold-priority ]:アップストリームまたはダウンストリームのネイバーまたはローカル クライアント アプリケーションから伝えられなかった場合に PATH および RESV メッセージに挿入される RSVP QoS 優先順位と、RSVP QoS または MPLS/TE
セッションが伝えることができる最大設定または保持優先度を指定します。これらの制限を超えると、PATHERROR、RESVERROR、またはローカル アプリケーション エラーが返されます。
x 値は、TE 予約の優先順位の上限を示します。x 値の範囲は 0 ~ 7 で、番号が小さいほど予約の優先順位が高くなります。非 TE 予約の場合は、x 値の範囲は 0 ~ 65535 で、番号が大きくなるほど予約の優先順位が高くなります。
setup-priority 引数は、最初にインストールされたときの予約の優先順位を示します。オプションの hold-priority 引数は、インストール後の予約の優先順位を示します。省略した場合は、デフォルトの setup-priority になります。setup-priority 引数と hold-priority 引数の値の範囲は 0 ~ 7 で、0 が最も高い優先順位と見なされます。
着信メッセージが、ポリシーで許可されている優先順位よりも高い優先順位を要求するプリエンプション優先順位を持っている場合、そのメッセージは拒否されます。tunnel mpls traffic-eng priority コマンドを使用して、TE トンネルのプリエンプション優先順位を設定します。
単一のポリシーには、preempt-priority traffic-eng および preempt-priority コマンドを含めることができます。このコマンドは、TE および非 TE エンドポイントまたはミッドポイントが混在するサブネットを識別する ACL にポリシーがバインドされている場合に役立ちます。
(注) |
サブモード コマンドを入力せずにローカル ポリシー コンフィギュレーション モードを終了すると、作成したポリシーはすべての RSVP メッセージを拒否するようになります。
|
Per-Interface Local Policies
すべてのローカル ポリシー サブモード コマンドは、インターフェイス単位でもサポートされています。選択したインターフェイスの Cisco IOS インターフェイス コンフィギュレーション モードにして、任意の数とサブモード コマンドの組み合わせを入力するだけです。
インターフェイスごとのローカル ポリシーが、グローバル ローカル ポリシーよりも優先されます。ただし、インターフェイスにデフォルトのローカル ポリシーが設定されている場合、ルータはそのインターフェイスに着信した RSVP メッセージとグローバル
ローカル ポリシーの照合を試みません。ポリシーの優先順位は次のとおりです(高いものから低いものへの順序)。
-
デフォルト以外のインターフェイス ポリシー
-
デフォルトのインターフェイス ポリシー
-
デフォルト以外のグローバル ポリシー
-
グローバル デフォルト ポリシー
インターフェイスごとのローカル ポリシーについて注意する必要がある重要な点がいくつかあります。
-
インターフェイスごとのローカル ポリシーは、ip rsvp bandwidth コマンドの代わりになりません。ip rsvp bandwidth コマンドは、インターフェイスで RSVP が有効になっているかどうかと、RSVP 帯域幅プールのサイズを示します。ip rsvp bandwidth プールは RSVP のアドミッション コントロール機能によって使用され、インターフェイスごとのポリシーは RSVP のポリシー制御機能によって使用されます。ポリシー制御は、検証、認証、ポリシー制御(承認)、およびアドミッション コントロールからなる
RSVP メッセージ処理の第 3 フェーズです。
-
インターフェイスに割り当てられたすべてのローカル ポリシーのグループ帯域幅の合計は、ip rsvp bandwidth コマンドで設定された最大合計帯域幅よりも大きくなる可能性があります。ただし、ip rsvp bandwidth コマンドは予約を許可するために十分な帯域幅があるかどうかを最終的に判断します。
例
次の例では、192.168.101.0 サブネット内の任意の RSVP ノードは予約要求の開始または応答を行うことができますが、他のすべてのノードは予約要求への応答のみができます。これは、任意の 192.168.101.x ノードで、PATH、PATHERROR、RESV、または
RESVERROR メッセージを送受信できることを意味します。他のすべてのノードでは RESV または RESVERROR メッセージのみを送信できるため、自律システム 1 のすべての予約が拒否されます。
Router# configure terminal
Router(config)# access-list 104 permit ip 192.168.101.0 0.0.0.255 any
Router(config)# ip rsvp policy local acl 104
Router(config-rsvp-policy-local)# forward all
Router(config-rsvp-policy-local)# exit
Router(config)# ip rsvp policy local default
Router(config-rsvp-policy-local)# forward resv
Router(config-rsvp-policy-local)# forward resverror
Router(config-rsvp-policy-local)# exit
Router(config)# ip rsvp policy local origin-as 1
Router(config-rsvp-policy-local)# end
例
RSVP は、ID を持つ着信 RSVP メッセージを設定された ID とポリシーに一致させます。次の例では、RSVP シグナリングが行われているインターフェイスに関係なく、ルータ全体のボイス コールを 200 kbps に制限するグローバル
RSVP ローカル ポリシーを設定します。
Router# configure terminal
Router(config)# ip rsvp policy local identity rsvp-voice policy-locator "GUID=www.cisco.com, APP=Voice"
Router(config)# ip rsvp policy local identity rsvp-voice
Router(config-rsvp-local-policy)# forward all
Router(config-rsvp-local-policy)# maximum bandwidth group 200
Router(config-rsvp-local-policy)# end
例
次の例では、シリアル インターフェイス 2/0/0 のすべての RSVP ボイス コールを合計 200 kbps に制限するローカル ポリシーを設定します。
Router# configure terminal
Router(config)# ip rsvp policy local identity rsvp-voice policy-locator APP=Voice
Router(config)# interface serial2/0/0
Router(config-if)# ip rsvp policy local identity rsvp-voice
Router(config-rsvp-local-policy)# forward all
Router(config-rsvp-local-policy)# maximum bandwidth group 200
Router(config-rsvp-local-policy)# exit
Router(config-if)# ip rsvp policy local default
Router(config-rsvp-local-policy)# forward all
Router(config-rsvp-local-policy)# maximum bandwidth group 50
Router(config-rsvp-local-policy)# end
例
次の例では、RSVP 集約予約を RSVP セッション オブジェクトの DSCP 値 46 と照合し、設定および保持優先順位 5 で preempt-priority を設定するようにローカル ポリシーを設定します。
Router# configure terminal
Router(config)# ip rsvp policy local dscp-ip 46
Router(config-rsvp-local-policy)# forward all
Router(config-rsvp-local-policy)# preempt-priority 5 5
Router(config-rsvp-local-policy)# end