入力インターフェイス、仮想回線(VC)、出力インターフェイス、またはインターフェイスか VC のサービス ポリシーとして使用される VC に、ポリシー マップを適用するには、適切なコンフィギュレーション モードで service-policy コマンドを使用します。入力インターフェイス、出力インターフェイス、入力 VC、出力 VC からサービス ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
service-policy [ type access-control ] { input | output } policy-map-name
no service-policy [ type access-control ] { input | output } policy-map-name
Cisco 10000 シリーズおよび Cisco 7600 シリーズ ルータ
service-policy [ history | { input | output } policy-map-name | type control control-policy-name ]
no service-policy [ history | { input | output } policy-map-name | type control control-policy-name ]
インターフェイス テンプレート コンフィギュレーション
service-policy [ access-control ] { input | output | type control subcriber
} policy-map-name
no service-policy [ access-control ] { input | output | type control subcriber
} policy-map-name
構文の説明
type access-control
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(任意)該当するプロトコル スタックで検索する完全一致パターンを決定します。
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input
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指定されたポリシー マップを入力インターフェイスまたは入力 VC に対応付けます。
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output
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指定されたポリシー マップを出力インターフェイスまたは出力 VC に対応付けます。
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policy-map-name
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適用されるサービス ポリシー マップ(policy-map コマンドを使用して作成)の名前。この名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。
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history
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(任意)Quality of Service(QoS)メトリックの履歴を保持します。
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type control control-policy-name
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(任意)コンテキストに適用するクラスベース ポリシー言語(CPL)制御ポリシー マップを作成します。
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type control subscriber policy-map-name
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インターフェイスに加入者制御ポリシーを適用します。
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コマンド デフォルト
サービス ポリシーは指定されていません。コントロール ポリシーは、コンテキストには適用されません。ポリシー マップは適用されません。
コマンド モード
ATM VC バンドル コンフィギュレーション(config-atm-bundle)
ATM PVP コンフィギュレーション(config-if-atm-l2trans-pvp)
ATM VC コンフィギュレーション モード(config-if-atm-vc)
イーサネット サービス コンフィギュレーション(config-if-srv)
グローバル コンフィギュレーション(config)
インターフェイス コンフィギュレーション(config-if)
スタティック マップ クラス コンフィギュレーション(config-map-class)
ATM PVC-in-range コンフィギュレーション(cfg-if-atm-range-pvc)
サブインターフェイス コンフィギュレーション(config-subif)
テンプレート コンフィギュレーション(config-template)
コマンド履歴
リリース
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変更箇所
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12.0(5)T
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このコマンドが導入されました。
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12.0(5)XE
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このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(5)XE に統合されました。
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12.0(7)S
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このコマンドが、Cisco IOS Release 12.0(7)S に統合されました。
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12.0(17)SL
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このコマンドが Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。
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12.1(1)E
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このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(1)E に統合されました。
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12.1(2)T
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このコマンドは、フレーム リレー VC で低遅延キューイング(LLQ)をイネーブルにするよう、変更されました。
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12.2(14)SX
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このコマンドのサポートが Cisco 7600 シリーズ ルータに実装されました。出力ポリシー マップのサポートが追加されました。
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12.2(15)BX
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このコマンドが ESR-PRE2 に実装されました。
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12.2(17d)SXB
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このコマンドが、Supervisor Engine 2 に実装され、Cisco IOS Release 12.2(17d)SXB に統合されました。
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12.2(33)SRA
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このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。
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12.4(2)T
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このコマンドが変更されました。サブインターフェイス コンフィギュレーション モードと ATM PVC-in-range コンフィギュレーション モードのサポートが追加され、ATM VC のポリシー マップ機能が ATM VC 範囲に拡張されました。
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12.4(4)T
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type stack および type control キーワードが追加され、Flexible Packet Matching(FPM)がサポートされました。
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12.2(28)SB
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このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合され、Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。
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12.2(31)SB2
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このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2(31)SB2 に統合されました。
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12.3(7)XI2
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このコマンドが変更され、Cisco 10000 シリーズ ルータと Cisco 7200 シリーズ ルータの ATM VC に対応したサブインターフェイス コンフィギュレーション モードと ATM PVC-in-range コンフィギュレーション
モードがサポートされるようになりました。
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12.2(18)ZY
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type stack および type control キーワードが、Catalyst 6500 シリーズの Programmable Intelligent Services Accelerator(PISA)が搭載されているスイッチの Cisco IOS Release 12.2(18)ZY
に統合されました。
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12.2(33)SRC
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このコマンドのサポートが Cisco 7600 シリーズ ルータで拡張されました。
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12.2(33)SB
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このコマンドが変更されました。PRE3 用と PRE4 用の Cisco 10000 シリーズ ルータに実装されました。
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Cisco IOS XE リリース 2.3
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このコマンドは、ATM PVP コンフィギュレーション モードをサポートするよう、変更されました。
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12.4(18e)
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このコマンドが変更され、同じインターフェイスにレガシー トラフィック シェーピングと Cisco モジュラ QoS CLI(MQC)シェーピングを同時に設定することはできなくなりました。
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Cisco IOS XE リリース 3.3S
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このコマンドが変更され、イーサネット サービス コンフィギュレーション モードがサポートされるようになりました。
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Cisco IOS XE リリース 3.5S
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このコマンドが変更されました。service-policy
input または service-policy
output コマンドを設定しようとすると、エラーが表示されるのは、ip subscriber
interface コマンドがインターフェイスに設定済みの場合です。
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15.2(1)S
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このコマンドが変更され、同時非キューイング ポリシーをサブインターフェイスで有効にできるようになりました。
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15.2(2)E
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このコマンドが、Cisco IOS リリース 15.2(2)E に統合されました。このコマンドは、テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされます。
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Cisco IOS XE Release 3.6E
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このコマンドが Cisco IOS XE Release 3.6E に統合されました。このコマンドは、テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされます。
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使用上のガイドライン
次の表に、コマンドの用途別のコンフィギュレーション モードを示します。
表 1. コマンド用途別のコンフィギュレーション モード
Application
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モード
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独立型 VC
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ATM VC サブモード
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ATM VC バンドル メンバー
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ATM VC バンドル コンフィギュレーション
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ATM PVC の範囲
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サブインターフェイス コンフィギュレーション
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PVC 範囲内の個別の PVC
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ATM PVC-in-range コンフィギュレーション
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フレーム リレー VC
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スタティック マップ クラス コンフィギュレーション
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イーサネット サービス、イーサネット VC(EVC)
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イーサネット サービス コンフィギュレーション
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インターフェイステンプレート(Interface Template)
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テンプレート コンフィギュレーション
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1 つまたは複数のインターフェイスや、1 つまたは複数の VC に、1 つのポリシー マップを付加し、これらのインターフェイスまたは VC にサービス ポリシーを指定できます。
クラスベース WFQ(CBWFQ)。ポリシー マップに含まれるクラス ポリシーは、そのクラスのクラス マップの一致基準を満たすパケットに適用されます。
インターフェイスまたは ATM VC にポリシー マップを適用するには、ポリシー マップに含まれるクラスに設定されている最小帯域幅の集約値が、インターフェイス帯域幅または VC に割り当てられている帯域幅の 75%(Cisco 10008 ルータでは
99%)以下である必要があります。
フレーム リレー(プライオリティ キューイング [PQ]/CBWFQ)の低遅延キューイング(LLQ)を有効にするには、まずインターフェイス コンフィギュレーション モードで frame-relay
traffic-shaping コマンドを使用して、インターフェイスでフレーム リレー トラフィック シェーピング(FRTS)を有効にする必要があります。次に、スタティック マップ クラス コンフィギュレーション モードで service-policy コマンドを使用して、出力サービス ポリシーをフレーム リレー VC に適用します。
インターフェイスまたは ATM VC にポリシー マップを適用するには、ポリシー マップに含まれるクラスに設定されている最小帯域幅の集約値が、インターフェイス帯域幅または VC に割り当てられている帯域幅の 75% 以下である必要があります。フレーム
リレー VC の場合、割り当てられた帯域幅の合計量が、VC に設定された最小の認定情報レート(CIR)を超えない(frame-relay voice
bandwidth または frame-relay ip rtp
priority スタティック マップ クラス コンフィギュレーション モード コマンドで予約した帯域幅を超えない)ようにします。これらの値が設定されていない場合、最小 CIR のデフォルト値は CIR の半分になります。
物理インターフェイスでの CBWFQ は、インターフェイスがデフォルトのキューイング モードにある場合のみ設定可能です。E1(2.048 Mbps)以下のシリアル インターフェイスでは、重み付け均等化キューイング(WFQ)がデフォルトで使用されます。その他のインターフェイスでは、ファーストイン
ファーストアウト(FIFO)がデフォルトで使用されます。物理インターフェイスで CBWFQ をイネーブルにすると、デフォルトのインターフェイス キューイング方式が上書きされます。ATM 相手先固定接続(PVC)で CBWFQ をイネーブルにしても、デフォルトのキューイング方式は無効になりません。
CBWFQ に対応したサービス ポリシーをインターフェイスに適用する場合、均等化キューイング、カスタム キューイング、プライオリティ キューイング、重み付けランダム早期検出(WRED)などの高度なキューイングに関連するコマンドは、モジュラ Quality
of Service CLI(MQC)で使用できます。ただし、ポリシー マップをインターフェイスから削除するまでは、これらの機能を直接インターフェイスに設定できません。
(注) |
Cisco IOS Release 12.4(18e) 以降は、トラフィック シェープ レートおよび MQC シェーピングを同時に同じインターフェイスに設定することはできません。サービス ポリシーを適用する前に、インターフェイスに設定されたトラフィック
シェープ レートを削除する必要があります。たとえば、traffic-shape rate コマンドがすでに有効になっているときに service-policy {input | output } policy-map-name コマンドを入力しようとすると、このメッセージが表示されますRemove traffic-shape rate configured on the interface before attaching the service-policy. MQC シェーパーが最初に適用された場合、レガシー traffic-shape
rate コマンドを同じインターフェイスに入力すると、コマンドが拒否され、エラー メッセージが表示されます。
|
インターフェイスまたは VC に適用したポリシー マップを変更して、このマップに含まれるいずれかのクラスの帯域幅を変更できます。適用済みポリシー マップに加えた帯域幅変更は、ポリシー マップに含まれるすべてのクラスの帯域幅(変更されたクラス帯域幅を含む)量の集約値が、インターフェイス帯域幅または
VC 帯域幅の 75% 以下である場合のみ、有効です。新しい集約帯域幅量がインターフェイス帯域幅または VC 帯域幅の 75% を超える場合、ポリシー マップは変更されません。
サービス クラス(CoS)ビットを設定する service-policy コマンドをイーサネット インターフェイスに適用すると、8021.Q または Inter-Switch Link(ISL)トランキングが動作するサブインターフェイスが存在している限り、このポリシーはアクティブです。ただし、リロード時に次のエラー
メッセージが表示されて、設定からサービス ポリシーが削除されます。
Process "set" action associated with class-map voip failed: Set cos supported only with IEEE 802.1Q/ISL interfaces.
(注) |
service-policy input および service-policy
output コマンドは、ip
subscriber interface コマンドがインターフェイスに設定済みの場合、設定できません。これらのコマンドを両方設定することはできません。
|
同時非キューイング QoS ポリシー
Cisco IOS Release 15.2(1)S 以降は、ATM サブインターフェイスおよび ATM PVC、またはフレーム リレー(FR)サブインターフェイスおよびデータリンク接続識別子(DLCI)に同時非キューイング QoS ポリシーを設定できます。ただし、階層型キューイング
フレームワーク層競合が発生するため、同時キューイング ポリシーは引き続き使用できません。同時キューイング ポリシーを設定しようとすると、ポリシーが拒否され、ルータにエラー メッセージが表示されます。
(注) |
同じサブインターフェイスに PVC または DLCI ポリシーとサブインターフェイス ポリシーの両方を適用する場合、PVC または DLCI のポリシーが優先され、サブインターフェイス ポリシーは無効になります。
|
Cisco 10000 シリーズ ルータの使用上のガイドライン
Cisco 10000 シリーズ ルータでは、未指定ビット レート(UBR)VC への CBWFQ ポリシーの適用はサポートされていません。
インターフェイスまたは VC にポリシー マップを適用するには、ポリシー マップに含まれるクラスに設定されている最小帯域幅の集約値が、インターフェイス帯域幅または VC に割り当てられている帯域幅の 99% 以下である必要があります。クラスに割り当てられている帯域幅の合計が使用可能な帯域幅の
99% を超えている場合にポリシー マップをインターフェイスに適用しようとすると、ルータのログに警告メッセージが記録され、要求された帯域幅がクラスのすべてには割り当てられません。ポリシー マップが他のインターフェイスにすでに適用されている場合、そのインターフェイスから削除されます。
帯域幅の合計は、物理インターフェイスの ATM 層の速度(レート)です。ルータは、指定した最小帯域幅をインターフェイス速度の 1/255(ESR–PRE1)または 1/65,535(ESR–PRE2)の至近の倍数に変換します。1/255 または
1/65,535 の倍数ではない値を要求すると、ルータによって最も近い倍数が選択されます。
帯域幅のパーセンテージは、インターフェイスの帯域幅に基づきます。階層型ポリシーでは、帯域幅のパーセンテージは至近の親シェープ レートに基づきます。
デフォルトでは、最小帯域幅保証キューにはライン レートで 32 パケット以上、256 バイトのパケットの最大 50 ミリ秒のバッファがあります。
Cisco IOS Release 12.0(22)S 以降の場合、Cisco 10000 シリーズ ルータでフレーム リレーの LLQ(プライオリティ キューイング(PQ)/CBWFQ)を有効にするには、まずポリシー マップを作成した後、priority コマンドを使用して、定義済みのトラフィック クラスに優先順位を割り当てます。たとえば、次の設定例では 8000 kb/s 保証帯域幅のプライオリティ キューを設定します。この例では、「map1」という名前のポリシー マップのビジネス クラスはプライオリティ
キューとして設定されます。map1 ポリシーには 48 kb/s 最低帯域保証の非ビジネス クラスも含まれます。map1 ポリシーは、発信方向のシリアル インターフェイス 2/0/0 に適用されます。
class-map Business
match ip precedence 3
policy-map map1
class Business
priority
police 8000
class Non-Business
bandwidth 48
interface serial 2/0/0
frame-relay encapsulation
service-policy output map1
PRE2 では、service-policy コマンドを使用して、QoS ポリシーを ATM サブインターフェイスまたは PVC に適用します。ただし、PRE3 では、PVC のみに QoS ポリシーを適用できます。
Cisco 7600 シリーズ ルータ
output キーワードは、Supervisor Engine 2 が搭載された Cisco 7600 シリーズ ルータではサポートされません。
EtherChannel のメンバーであるポートに、サービス ポリシーを付加しないでください。
CLI を使用すると、OC-12 ATM オプティカル サービス モジュール(OSM)の WAN ポートおよびチャネライズド OSM の WAN ポートにポリシー フィーチャ カード(PFC)ベースの QoS を設定できますが、PFC ベースの
QoS はこれらの OSM の WAN ポートではサポートされていません。OSM は、Supervisor Engine 32 が搭載された Cisco 7600 シリーズ ルータではサポートされません。
PFC QoS は、VLAN インターフェイス上だけで output キーワード(任意)をサポートします。VLAN インターフェイスには、入力ポリシー マップおよび出力ポリシー マップの両方を適用できます。
Cisco 10000 シリーズ ルータの制御ポリシー マップ
コンテキストに適用して、制御ポリシー マップをアクティブ化します。制御ポリシー マップは次のタイプのコンテキスト(優先順位で表示)の 1 つ以上に適用できます。
-
グローバル
-
インターフェイス
-
サブインターフェイス
-
Virtual template
-
VC クラス
-
PVC
一般的に、より限定的なコンテキストに適用される制御ポリシー マップが、より汎用的なコンテキストに適用されるポリシー マップよりも優先されます。リストでは、コンテキストのタイプに優先順位で番号を付けています。たとえば、相手先固定接続(PVC)に適用される制御ポリシー
マップは、インターフェイスに適用される制御ポリシー マップよりも優先されます。
コンテキストでホストされるすべてのセッションに制御ポリシーが適用されます。特定のコンテキストに適用できる制御ポリシー マップは 1 つだけです。
service-policy コマンドの省略形
Cisco IOS Release 12.2(33)SB 以降では、ルータで service-policy コマンドの省略形(ser)は使用できません。ルータでこのコマンドを使用するには、コマンド名 service- を入力する必要があります。たとえば、service-policy コマンドの省略形を使用すると、次のエラー メッセージが表示されます。
interface GigabitEthernet1/1/0
ser out ?
% Unrecognized command
ser ?
% Unrecognized command
次の例に示すように、このコマンドを service- の後にスペースを入れて入力すると、ルータはコマンドを service-policy と解析します。疑問符を入力すると、ルータは service-policy コマンドのコマンド オプションを表示します。
service- ?
input Assign policy-map to the input of an interface
output Assign policy-map to the output of an interface
type Configure CPL Service Policy
Cisco IOS Release 12.2(33)SB より前のリリースでは、ルータで service-policy コマンドの省略形が使用できます。たとえば、次のコマンドが使用できます。
interface GigabitEthernet1/1/0
ser out test
例
次に、ポリシー マップをファスト イーサネット インターフェイスに適用する例を示します。
interface fastethernet 5/20
service-policy input pmap1
次の例では、「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを出力シリアル インターフェイス 1 の DLCI 100 に適用し、フレーム リレーの LLQ を有効にします。
interface Serial1/0.1 point-to-point
frame-relay interface-dlci 100
class fragment
map-class frame-relay fragment
service-policy output policy9
次の例では、「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを入力シリアル インターフェイス 1 に適用します。
interface Serial1
service-policy input policy9
次の例では、「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを「cisco」という名前の入力 PVC に適用します。
pvc cisco 0/34
service-policy input policy9
vbr-nt 5000 3000 500
precedence 4-7
次の例では、「policy9」という名前のポリシーを出力シリアル インターフェイス 1 に適用して、このインターフェイスにサービス ポリシーを指定し、CBWFQ を有効にします。
interface serial1
service-policy output policy9
次の例では、「policy9」という名前のサービス ポリシー マップを「cisco」という名前の出力 PVC に適用します。
pvc cisco 0/5
service-policy output policy9
vbr-nt 4000 2000 500
precedence 2-3
例
次の例では、「userpolicy」という名前のサービス ポリシーを発信パケット用シリアル サブインターフェイス 1/0/0.1 の DLCI 100 に適用します。
interface serial 1/0/0.1 point-to-point
frame-relay interface-dlci 100
service-policy output userpolicy
(注) |
この方法でポリシーを DLCI に適用するには、Cisco IOS Release 12.0(22)S 以降が動作している必要があります。Cisco IOS Release 12.0(22)S より前のリリースが動作している場合、前述の「「policy9」という名前のサービス
ポリシー マップを出力シリアル インターフェイス 1 の DLCI 100 に適用し、フレーム リレーの LLQ を有効にします」の設定例に示すように、レガシー フレーム リレー コマンドを使用してサービス ポリシーを適用します。
|
次の例では、「map2」という名前の QoS サービス ポリシーを着信トラフィック用 ATM サブインターフェイス 3/0/0.1 の PVC 0/101 に適用します。
interface atm 3/0/0
atm pxf queueing
interface atm 3/0/0.1
pvc 0/101
service-policy input map2
(注) |
atm pxf queueing コマンドは PRE3 または PRE4 でサポートされていません。
|
次の例では、「myQoS」という名前のサービス ポリシーを着信トラフィック用物理ギガビット イーサネット インターフェイス 1/0/0 に適用します。VLAN 4(ギガビット イーサネット サブインターフェイス 1/0/0.3 に設定)は、物理ギガビット
イーサネット インターフェイス 1/0/0 のサービス ポリシーを継承します。
interface GigabitEthernet 1/0/0
service-policy input myQoS
interface GigabitEthernet 1/0/0.3
encapsulation dot1q 4
次の例では、「policy1」という名前のポリシー マップを「virtual-template1」という名前のすべての着信トラフィック用仮想テンプレートに適用します。この例では、仮想テンプレート設定には Challenge Handshake
Authentication Protocol(CHAP)認証および PPP 認証とアカウンティングも含まれます。
interface virtual-template1
ip unnumbered Loopback1
no peer default ip address
ppp authentication chap vpn1
ppp authorization vpn1
ppp accounting vpn1
service-policy input policy1
次の例では、「voice」という名前のサービス ポリシー マップを、3 つの PVC 合計の PVC 範囲内の ATM VC 2/0/0 に適用し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを有効にします。このモードで、ポイントツーポイント
サブインターフェイスが範囲内の各 PVC に作成されます。この範囲内に作成された各 PVC には、音声サービス ポリシーを適用します。
configure terminal
interface atm 2/0/0
range pvc 1/50 1/52
service-policy input voice
次の例では、「voice」という名前のサービス ポリシー マップを、PVC 範囲内の ATM VC 2/0/0 に適用します。この範囲内に作成されたすべての VC に音声サービス ポリシーを適用します。例外は PVC 1/51 で、この範囲内で別の
PVC として設定され、「data」という名前の別のサービス ポリシーが ATM PVC-in-range コンフィギュレーション モードで適用されます。
configure terminal
interface atm 2/0/0
range pvc 1/50 1/52
service-policy input voice
pvc-in-range 1/51
service-policy input data
次の例では、「PREMIUM-SERVICE」という名前のサービス グループを設定し、「PREMIUM-MARK-IN」という名前の入力ポリシーと「PREMIUM-OUT」という名前の出力ポリシーをこのサービス グループに適用します。
policy-map type service PREMIUM-SERVICE
service-policy input PREMIUM-MARK-IN
service-policy output PREMIUM-OUT
次の例では、同時非キューイング ポリシーをサポートしているポリシー マップおよびインターフェイス設定を表示します。
Policy-map p-map
class c-map
set mpls experimental imposition 4
interface ATM1/0/0.1 multipoint
no atm enable-ilmi-trap
xconnect 10.1.1.1 100001 encapsulation mpls
service-policy input p-map
pvc 1/41 l2transport
no epd
!
pvc 1/42 l2transport
no epd
!
pvc 1/43 l2transport
no epd
interface ATM1/0/0.101 multipoint
no atm enable-ilmi-trap
pvc 9/41 l2transport
xconnect 10.1.1.1 1001011 encapsulation mpls
service-policy input p-map
!
pvc 10/41 l2transport
xconnect 10.1.1.1 1001012 encapsulation mpls
!
次の例では、同時非キューイング QoS ポリシーを ATM サブインターフェイスと ATM PVC に適用します。
interface atm 1/0/0.101
pvc 9/41
service-policy input p-map
次の例では、インターフェイス テンプレートの組み込み自動設定ポリシー マップを有効にします。
Device# configure terminal
Device(config)# template user-template1
Device(config-template)# service-policy type control subscriber BUILTIN_AUTOCONF_POLICY
Device(config-template)# end