Directory Manager
(注) Directory Manager は、内部ディレクトリ モードで動作している場合にだけアクセスできます。
ディレクトリ管理タスクにアクセスするには、システムにログインします(「ログイン」を参照)。次に、[Home] ページから、[Tools] タブをクリックします。[Tools] ページが表示されます。
[Tools] ページから、[Directory Mgr] をクリックします。
Directory Manager では、次の操作を実行できます。
• スキーマの編集
• XML ファイルからのスキーマのインポート
スキーマの編集
ステップ 1 [Directory Manager] ページから、[Edit Schema] をクリックします。
スキーマ エディタが表示されます(図 10-1 を参照)。
図 10-1 [Schema Editor]
ステップ 2 新しいアトリビュートの名前を入力します。
表 10-1 に、これらのフィールドに使用できる値を示します。
表 10-1 [Schema Editor] の有効な値
|
|
|
Name of the attribute |
アトリビュートの名前 |
a ~ z A ~ Z 0 ~ 9 -(ハイフン) _(アンダースコア) .(ピリオド) |
Unique ID for this attribute |
このアトリビュートの固有の ID |
a ~ z A ~ Z 0 ~ 9 -(ハイフン) _(アンダースコア) .(ピリオド) |
ステップ 3 このアトリビュートの [Unique ID] の値をそのまま使用する、または変更します。
ステップ 4 エントリをクリアするには、[Reset] をクリックします。
ステップ 5 このアトリビュートをスキーマに追加するには、[Add Entry] をクリックします。
スキーマのインポート
自分のコンピュータからアクセスできるスキーマをインポートできます。ただし、ファイルは XML 形式であり、ここに示す Document Type Definition(DTD)ファイルで指定されている定義と一致している必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!-- Last updated: 2006-01-18 -->
<!ELEMENT attribute EMPTY>
<!ELEMENT attribute-type (name, object-identifier, syntax)>
single-value CDATA #REQUIRED
user-modification CDATA #REQUIRED
<!ELEMENT class (name, object-identifier, attribute)>
<!ELEMENT directory-schema (attribute-type, class)>
<!ELEMENT dsml (directory-schema)>
<!ELEMENT name (#PCDATA)>
<!ELEMENT object-identifier (#PCDATA)>
<!ELEMENT syntax (#PCDATA)>
例
たとえば、有効なスキーマは次のようになります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE dsml SYSTEM "dsml.dtd">
<attribute-type id="IOSe1ipaddress" single-value="true" obsolete="false" user-modification="true">
<name>IOSe1ipaddress</name>
<object-identifier>1.2.840.113548.3.1.2.20</object-identifier>
<syntax>1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.15</syntax>
<class id="IOSConfigClass" superior="top" type="structural" obsolete="false">
<name>IOSConfigClass</name>
<object-identifier>1.2.840.113548.3.2.2.1</object-identifier>
<attribute ref="1.2.840.113548.3.1.2.20" required="false"/>
ステップ 1 [Directory Manager] ページから、[Import Schema] をクリックします。
[Import Schema] ダイアログボックスが表示されます(図 10-2 を参照)。
図 10-2 [Import Schema]
ステップ 2 インポートするスキーマ ファイルの名前を [Schema Filename] フィールドに入力します。
表 10-2 に、これらのフィールドに使用できる値を示します。
表 10-2 [Import Schema] の有効な値
|
|
|
Schema Filename |
インポートするスキーマ ファイルの名前。 |
a ~ z A ~ Z 0 ~ 9 -(ハイフン) _(アンダースコア) .(ピリオド) |
必要に応じて参照機能を使用し、ファイルを指定します。
ステップ 3 エントリをクリアするには、[Reset] をクリックします。
ステップ 4 ファイルをインポートするには、[Import] をクリックします。