Namespace Manager
Namespace Manager には、「config」と呼ばれるシステム名前空間を管理するための GUI が用意されています。この config には、 com.cisco.cns.mgmt.config.load などのシスコ標準イベントのセットが格納されています。デフォルトでは、publish-subscribe マッピングのためのイベントに対するマッピングが各イベントに定義されています。
『 Cisco Configuration Engine Software Development Kit API Reference and Programmer Guide 』を使用して独自のアプリケーションを開発する場合、アプリケーションの要件に応じて自由にマップを再定義できます。追加のアプリケーション固有の名前空間の値は、Cisco Configuration Engine SDK を使用して定義できます。
(注) Cisco Configuration Engine では、Cisco Configuration Engine GUI による複数の名前空間と、各名前空間のマッピングをサポートしています。
システム名前空間は、未定義のイベントに対してもマッピング イベントを返すことが保証されます。この場合、入力マップが出力マップとして返されます。これは、現在定義されていない新しいイベントに依存する可能性がある、将来のデバイスをサポートするための要件です。
名前空間管理タスクにアクセスするには、システムにログインします(「ログイン」を参照)。次に、[Home] ページから、[Tools] タブをクリックします。[Tools] ページが表示されます。
[Tools] ページから、[Namespace Mgr] をクリックします。[Namespace Management] ページに次の項目が表示されます。
• [View Events]
• [Add Events]
• [Edit Events]
• [Delete Events]
イベントの表示
[Namespace Manager] メイン ページから、[View Events] をクリックします。現在のアプリケーション(config)のイベント リストが表示されます(図 7-1 を参照)。
図 7-1 イベント リスト
イベントの追加
現在のアプリケーション(config)のイベント リストが表示されます(図 7-1 を参照)。
ステップ 1 [Namespace Manager] メイン ページから、[Add Events] をクリックします。
イベント情報のページが表示されます(図 7-2 を参照)。
図 7-2 イベント情報のページ
ステップ 2 イベント名を入力します。
ステップ 3 下矢印を使用し、[NSM Mode] を選択します。
• [Algorithmic]:マップされたイベントがグループ名またはデバイス名の修飾付きで NSM から返されます。これが、すべてのユーザに対して優先されるモードです。選択したデバイス グループをプロビジョニングできます。
• [Non-Algorithmic]:マップされたイベントが、グループ名またはデバイス名なしで NSM から返されます。すべてのデバイスのプロビジョニングが強制されます。
ステップ 4 有効なイベント マッピングを入力します。
例: cisco.mgmt.cns.exec.reload
ステップ 5 個別のパラメータを [Subscriber Mapping] および [Publisher Mapping] に定義するには、[Advanced] をクリックします。
詳細なイベント情報のページが表示されます(図 7-3 を参照)。
図 7-3 詳細なイベント情報のページ
ステップ 6 該当するフィールドに情報を入力し、[Add] をクリックします。
イベントの編集
ステップ 1 [Namespace Manager] メイン ページから、[Edit Events] をクリックします。
イベント情報のページが表示されます(図 7-4 を参照)。
図 7-4 編集するためのイベント リスト
ステップ 2 編集するイベントをクリックします。
[Edit Event Parameters] ページが表示されます(図 7-5 を参照)。
図 7-5 [Edit Event Parameters]
ステップ 3 すべての該当するフィールドを変更し、[Edit] をクリックします。
イベントの削除
ステップ 1 [Namespace Manager] メイン ページから、[Delete Events] をクリックします。
[Delete Event] リスト ページが表示されます(図 7-6 を参照)。
図 7-6 イベントの削除のためのイベント リスト
ステップ 2 削除するイベントをオンにして選択し、[Delete] をクリックします。
確認用のボックスが表示されます。
ステップ 3 選択したイベントを削除するには、[OK] をクリックします。