パラメータの説明
Plug-in Program:IMGW ランタイムによって分岐された子プロセスで実行されるプラグイン プログラム。システム管理者が登録時にこの情報を IMGW ランタイムに提供します。
temp_logfile_name:デバイス モジュールの一時ログ ファイルへのフル パス。デバイス モジュールはこのパスを使用して、オペレーションの 1 つのインスタンス(設定のダウンロード、コマンドの実行、ホップのテスト)の処理履歴をログに記録する必要があります。デフォルトでは、このファイルは Cisco Configuration Engine の /tmp ディレクトリにあります。プラグイン プログラムの終了後、IMGW ランタイムはこのファイルの内容をデバッグに使用するために、/opt/CSCOimgw/bin/IMGW-DEVMOD_LOG という集中ログ ファイルに記録し、その後このファイルをリンク解除します。
logging_level:verbose、error、または silent を値として使用。このフラグは、ホスト システム上でセットアップ コマンドを実行することによって設定できます。指定したロギング レベルに基づいて、デバイス モジュールが情報を <temp_logfile_name> ファイルに記録するように設定することを推奨します。
device_id:デバイス モジュールによって処理されるデバイスの ID。この ID は、cisco.mgmt.cns.config.load または cisco.mgmt.cns.exec.cmd イベントによって渡されます。
action_type:config, exec または hoptest。アクション タイプ config を指定すると、デバイス モジュールはデバイス設定を更新するように通知されます。アクション タイプ exec を指定すると、デバイス モジュールはデバイス上でコマンドを実行するように通知されます。アクション タイプ hoptest を指定すると、デバイス モジュールは、<hop_information_string> に指定されたホップ情報を使用してデバイスにアクセスできるかどうかをテストするように通知されます。デバイス モジュールは、このフラグに応じて適切な操作を実行する必要があります。
warning_logfile_name:すべての警告メッセージおよびそれらに対応するコンフィギュレーション コマンドの行番号を記録するためにデバイス モジュールによって使用されるファイルへのフル パス。このパラメータは、アクション タイプが config の場合にだけ、IMGW ランタイムによって提供されます。このファイルの情報は、設定が警告付きで成功した場合に cisco.mgmt.cns.config.load イベントへの応答メッセージを生成する目的でだけ使用されるためです。IMGW ランタイムが適切な応答メッセージを生成するためには、各警告メッセージは新しい行で開始され、LINE < 警告メッセージの原因となったコンフィギュレーション コマンドの行番号 >: が先頭に付いている必要があります。警告ファイルの例を次に示します。
LINE 3: The interface has already been removed
.
.
.
LINE 7: The interface already exists.
このファイルの場所は、ホスト システムの /tmp の下です。プラグイン プログラムが終了した後、IMGW ランタイムが応答イベント ペイロード内にこのファイルの内容を入力し、次にこのファイルをすぐにリンク解除します。
error_logfile_name:エラー メッセージの発生および対応するコンフィギュレーション コマンドの行番号を記録するためにデバイス モジュールによって使用されるファイルへのフル パス。このパラメータは、アクション タイプが config の場合にだけ、IMGW ランタイムによって提供されます。このファイルの情報は、設定が失敗した場合に cisco.mgmt.cns.config.load イベントへの応答メッセージを生成する目的でだけ使用されるためです。IMGW ランタイムが適切な応答メッセージを生成するためには、各警告メッセージは新しい行で開始され、LINE <エラー メッセージの原因となったコンフィギュレーション コマンドの行番号>: が先頭に付いている必要があります。
エラー ファイルの例を次に示します。
LINE 3: % Invalid input detected at
LINE 7: % Incomplete command
.
.
.
LINE 12: % The interface already exists
このファイルの場所は、ホスト システムの /tmp の下です。プラグイン プログラムが終了した後、IMGW ランタイムが応答イベント ペイロード内にこのファイルの内容を入力し、次にこのファイルをすぐにリンク解除します。
exec_response_logfile_name:デバイスに対するコマンド実行の出力を記録するために使用されるファイルへのフル パス。このパラメータは、アクション タイプが exec の場合にだけ、IMGW ランタイムによって提供されます。このファイルの場所は、ホスト システムの /tmp の下です。プラグイン プログラムが終了した後、IMGW ランタイムが応答イベント ペイロード内にこのファイルの内容を入力し、次にこのファイルをすぐにリンク解除します。
hop_information_string:デバイスのアクセス情報を保存するために使用される文字列。デバイスの個々のホップ情報をすべて、順番に並べた文字列連結です。ホップ情報とその <hop_information_string> の例を次に示します。
ホップ タイプ |
IP アドレス |
ポート |
ユーザ名 |
パスワード |
IOS_LOGIN |
172.29.145.45 |
|
Admin |
Cisco |
IOS_EN |
|
|
Lab |
Lab |
対応する <hop_information_string> は次のようになります。
“IOS_LOGIN” “172.29.145.45” “ ” “Admin” “Cisco” “IOS_EN” “ ” “ ” “Lab” “Lab”
(注) ヌル値を含むこれらのホップ情報フィールドには、子プロセスへ渡す前に、IMGW ランタイムが自動的にスペースを追加します。
command_to_be_executed:デバイスに対して実行されるコマンド。アクション タイプが exec の場合にのみ、IMGW ランタイムによって提供されます。
command_arguments:デバイスに対して実行されるコマンドの引数。アクション タイプが exec の場合にのみ、IMGW ランタイムによって提供されます。
configuration_file_name:デバイスにダウンロードされるコンフィギュレーション ファイルへのフル パス。このパラメータは、アクション タイプが config の場合にだけ、IMGW ランタイムによって提供されます。このファイルの場所は、ホスト システムの /tmp の下です。プラグイン プログラムの終了後、IMGW ランタイムはただちにこのファイルをリンク解除します。
persistence:y または n。y を値として指定すると、設定が不揮発性ストレージに書き込まれる必要があることを意味します。アクション タイプが config の場合にのみ、IMGW ランタイムによって提供されます。このオプションは、デバイス タイプによって異なります。つまり、デバイス タイプがこのオプションをサポートしていない場合、デバイス モジュールはこのオプションを無視できます。
operation_timeout_value:デバイスに対してコマンドを実行できる最長時間。このパラメータは、現在 IOS、CatOS、CatIOS、PIX、CSS および CE デバイス用の IMGW レガシー デバイス モジュールにある Expect スクリプトで使用されています。ユーザ定義のデバイス モジュールでこのパラメータを使用しない場合は、このパラメータを無視できます。
prompt_timeout_value:デバイスへのログイン セッション中に、次のプロンプトまで待機できる最長時間。このパラメータは、現在 IOS、CatOS、CatIOS、PIX、CSS および CE デバイス用の IMGW レガシー デバイス モジュールにある Expect スクリプトで使用されています。ユーザ定義のデバイス モジュールでこのパラメータを使用しない場合は、このパラメータを無視できます。