Security Manager
Security Manager ツールを使用すると、ブートストラップ パスワードを変更できます。
ブートストラップ パスワードは、Cisco IOS デバイスがイベント ゲートウェイに接続する前に、デバイスを認証するために使用されます。デフォルトのブートストラップ パスワードは、Cisco Configuration Engine のセットアップ プログラムを使用して設定できます。詳細については、「デバイス認証」を参照してください。
セキュリティ管理タスクにアクセスするには、システムにログインします(「ログイン」を参照)。次に、[Home] ページから、[Tools] タブをクリックします。[Tools] ページが表示されます。[Tools] ページから、[Security Mgr] をクリックします。
[Security Manager] ページに [BootStrap] が表示されます。
ブートストラップ パスワードの変更
ブートストラップ パスワードは、複数のデバイスがバッチで展開される場合に使用されます。この場合、特定のバッチに含まれるすべてのデバイスに、ネットワーク上でのそれぞれの最初の起動時に使用するための、同じ(ブートストラップ)パスワードが与えられます。このブートストラップ パスワードは、Security Manager を使用することで、デバイスの別々のバッチに合わせて変更できます。
ステップ 1 [Security Management] ページから、[BootStrap] をクリックします。
[Change Bootstrap Password] ページが表示されます(図 13-1 を参照)。
図 13-1 [Change Bootstrap Password]
ステップ 2 パスワード ダイアログボックスで、新しいパスワードを入力します。
表 13-1 に、これらのフィールドに使用できる値を示します。
表 13-1 [Change Bootstrap Password] の有効な値
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New password |
ブートストラップ パスワード |
6 ~ 12 文字の出力可能な文字 |
Confirm password |
ブートストラップ パスワード |
6 ~ 12 文字の出力可能な文字 |
Update |
現在のブートストラップ パスワードと同じパスワードのデータベース コピーを変更できます。このオプションを使用すると、デバイスの初期登録時に、現在アンインストールされているすべてのデバイス上で手動での介入が必要になります。 |
オプション ボタン |
Keep |
現在のブートストラップ パスワードと同じ任意のパスワードのデータベース コピーを変更しません。このオプションを使用すると、現在アンインストールされているすべてのデバイスがデバイスの初期登録を完了するために、手動で介入する必要はありません。 |
オプション ボタン |
ステップ 3 新しいパスワードを確認します。
ステップ 4 ブートストラップ パスワードと同じ任意のパスワードについて、データベースに対する次の操作を選択します([Keep] オプション ボタンまたは [Update] オプション ボタン)。
ステップ 5 すべてのエントリをクリアするには、[Reset] をクリックします。
ステップ 6 新しいパスワードを保存するには、[OK] をクリックします。