GUI のアップグレードの問題
次に、GUI アップグレード アプリケーションを使用したソフトウェア アップグレードの問題について現象、考えられる原因、および解決方法を示します。
(注) SV1(4) から SV1(4a) に直接アップグレードする場合は、GUI は使用せず、この項の内容は該当しません。ここで説明する内容は、SV1(4a) へのアップグレードの前に、SV1(3x) リリースから SV1(4) への中間アップグレードに GUI を使用する場合にだけ該当します。
表 5-3 GUI のアップグレードの問題
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アップグレードの GUI が 10 分後に停止してタイムアウトになり、次のメッセージが表示される。 「Error: Could not contact the upgraded VSM at n.n.n.n.Please check the connection.」 |
アップグレード時に、mgmt0 インターフェイスに到達不能な IP アドレスを設定した。 この場合、冗長ペアの一方の VSM は新規のソフトウェアがインストールされた状態で到達不能になり、もう一方の VSM はアップグレード前の元のソフトウェア バージョンがインストールされた状態で到達可能になります。 |
1. 以前のソフトウェア バージョンに VSM ペアを戻すには、次のいずれかの手順を実行します。 – 「プライマリがアクティブな場合のセカンダリ VSM の回復」 – 「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」 2. 『 Cisco Nexus 1000V Installation and Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV1(5.1) 』にある詳細な手順を使用して、ソフトウェア アップグレードを再始動します。 |
アップグレードの GUI が 10 分後に停止してタイムアウトになり、次のメッセージが表示される。 「Error: Could not contact the upgraded VSM at 10.104.244.150.Please check the connection.」 タイムアウト後に、一方の VSM がスイッチ(ブート)モードでアップする。 |
アップグレードに互換性のない、または適切でない VSM ソフトウェア イメージを選択した。 GUI の選択リストから選択したソフトウェア イメージに、あるソフトウェア バージョンのシステムイメージ、および別のソフトウェア バージョンのキックスタート イメージが含まれていた。これらのイメージは、同じソフトウェア バージョンである必要があります。 アップグレード時にソフトウェア イメージを選択する例については、例 5-1を参照してください。 |
1. アップグレードを続行するには、まず、次のいずれかを使用して VSM を回復させます。 – 「プライマリがアクティブな場合のセカンダリ VSM の回復」 – 「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」 2. 『 Cisco Nexus 1000V Installation and Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV1(5.1) 』にある詳細な手順を使用して、ソフトウェア アップグレードを再始動します。 |
例 5-1 アップグレード:アップグレード情報の入力
次に、アップグレード プロセス時にシステム イメージとキックスタート イメージを指定する例を示します。この例で指定されているイメージは、同じリリース SV1.4 のものです。あるリリースからキックスタート イメージを指定し、別のリリースからシステム イメージを指定すると、アップグレードを続行できません。
プライマリがアクティブな場合のセカンダリ VSM の回復
プライマリ VSM がアクティブの場合は、次の手順を使用してセカンダリ VSM を回復できます。
(注) この項の情報は、Release 4.2(1)SV1(4) から Release 4.2(1)SV1(5.1) にアップグレードする場合は該当しません。
ステップ 1 「VSM アップグレードの停止」を使用して、VSM でのアップグレードを停止します。
ステップ 2 「ブート変数の変更」を使用して、ブート変数を以前のバージョンに戻します。
ステップ 3 vCenter Server の左側のパネルで、セカンダリ VSM を右クリックし、[Delete from Disk] を選択します。
セカンダリ VSM が削除されます。
ステップ 4 vSphere client Deploy OVF Template ウィザードを使用し、次を指定してソフトウェアを再インストールし、新しい VSM を作成します。
• Nexus 1000V セカンダリの設定方法
(GUI セットアップ ダイアログで HA ペアのセカンダリ VSM を設定)
• プライマリ VSM のホストまたはクラスタ
• プライマリ VSM と同じドメイン ID およびパスワード
詳細な手順については、『 Cisco Nexus 1000V Installation and Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV1(5.1) 』を参照してください。
VSM がアップして、スタンドアロン VSM が新たに作成された HA ペアを形成します。VSM には、以前のバージョンのソフトウェアがインストールされています。
VSM アップグレードの停止
次の手順に従って、進行中の VSM アップグレードを停止できます。
はじめる前に
• EXEC モードで CLI にログインしていること。
(注) この項の情報は、Release 4.2(1)SV1(4) から Release 4.2(1)SV1(5.1) にアップグレードする場合は該当しません。
手順の詳細
ステップ 1 アップグレード ステータスを表示します。
show svs upgrade status
n1000v# show svs upgrade status
Upgrade mgmt0 ipv4 addr: 1.1.1.1
Upgrade control0 ipv4 addr:
ステップ 2 アップグレードを停止します。
configure terminal
no svs upgrade start
n1000v# configure terminal
n1000v#(config)# no svs upgrade start
WARNING! VSM upgrade process is aborted
ステップ 3 アップグレード ステータスを表示します。
show svs upgrade status
n1000v#(config)# show svs upgrade status
Upgrade control0 ipv4 addr:
ステップ 4 これで手順は完了です。次に示されるプロセスに戻ります。
• 「プライマリがアクティブな場合のセカンダリ VSM の回復」
• 「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」
ブート変数の変更
次の手順に従って、VSM のブートに使用するソフトウェア イメージを置換できます。
はじめる前に
• EXEC モードで CLI にログインしていること。
• アップグレード前のシステムのファイル名と、適用するキックスタート イメージ ファイルがわかっている。
手順の詳細
ステップ 1 現在のブート変数を表示します。
show boot
kickstart variable = bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
system variable = bootflash:/nexus-1000v-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
kickstart variable = bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mzg.4.2.1.SV1.4.bin
system variable = bootflash:/nexus-1000v-mzg.4.2.1.SV1.4.bin
No module boot variable set
ステップ 2 現在のシステムおよびキックスタート ブート変数を削除します。
configure terminal
no boot system
no boot kickstart
n1000v# configure terminal
n1000v(config)# no boot system
n1000v(config)# no boot kickstart
ステップ 3 システムおよびキックスタート ブート変数をアップグレード前の元のファイル名に復元します。
boot system bootflash: system-boot-variable-name
boot system bootflash: kickstart-boot-variable-name
n1000v#(config)# boot system bootflash:nexus-1000v-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
n1000v#(config)# boot kickstart bootflash:nexus-1000v-kickstart-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
ステップ 4 実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。
copy run start
n1000v#(config)# copy run start
[########################################] 100%e
ステップ 5 システムおよびキックスタート ブート変数の変更を確認します。
show boot
n1000v#(config)# show boot
kickstart variable = bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
system variable = bootflash:/nexus-1000v-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
kickstart variable = bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
system variable = bootflash:/nexus-1000v-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
No module boot variable set
ステップ 6 これで手順は完了です。次に示されるプロセスに戻ります。
• 「プライマリがアクティブな場合のセカンダリ VSM の回復」
• 「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」
VSM の電源投入
新たに作成した VSM の電源を投入するには、ここに示す手順を実行します。
ステップ 1 vCenter Server の左側のパネルで、VSM を右クリックし、[Power] > [Power On] を選択します。
VSM が起動します。
ステップ 2 これで手順は完了です。「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」に戻ってください。
HA ロールの変更
次の手順に従って、VSM の HA ロールを変更できます。
はじめる前に
• EXEC モードで CLI にログインしていること。
• 既存の VSM のドメイン ID がわかっている。
手順の詳細
ステップ 1 既存の VSM のドメインに移動します。
configure terminal
svs-domain
domain id domain-id
n1000v(config)# svs-domain
n1000v(config-svs-domain)# domain id 1941
Warning: Config saved but not pushed to vCenter Server due to inactive connection!
ステップ 2 HA ロールを変更します。
system redundancy role [primary | secondary | standalone]
n1000v(config-svs-domain)# system redundancy role secondary
Setting will be activated on next reload.
n1000v(config-svs-domain)#
n1000v(config-svs-domain)# system redundancy role primary
Setting will be activated on next reload.
n1000v(config-svs-domain)#
ステップ 3 実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。
copy run start
n1000v#(config-svs-domain)# copy run start
[########################################] 100%e
n1000v#(config-svs-domain)#
ステップ 4 これで手順は完了です。「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」に戻ってください。
セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復
次のプロセスに従って、セカンダリ VSM がアクティブである場合にプライマリ VSM を回復させることができます。
ステップ 1
「VSM アップグレードの停止」を使用して、セカンダリ VSM でのアップグレードを停止します。
ステップ 2 「ブート変数の変更」を使用して、ブート変数を以前のバージョンに戻します。
ステップ 3 vCenter Server の左側のパネルで、プライマリ VSM を右クリックし、[Delete from Disk] を選択します。
プライマリ VSM が削除されます。
ステップ 4 OVA からソフトウェアを再インストールし、次の情報を指定することによって、新規の VSM を作成します。
• GUI に代わる手動(CLI)設定方法
• 既存のセカンダリ VSM のホストまたはクラスタ
詳細なインストール手順については、『 Cisco Nexus 1000V Installation and Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV1(5.1) 』を参照してください。
ステップ 5 「ポート グループの接続解除」を使用して、新規の VSM に電源を投入するときに、ホスト サーバと VSM 間のポート グループが接続していないことを確認します。
ステップ 6 「VSM の電源投入」を使用して、新たに作成した VSM に電源を投入します。
VSM がスタンドアロン HA ロールでアップします。
ステップ 7 「HA ロールの変更」を使用して、新たに作成したスタンドアロンの VSM の HA ロールをプライマリに変更し、設定を保存します。
ステップ 8 「VSM の電源オフ」を使用して、新たに作成した VSM の電源を切ります。
ステップ 9 「ポート グループの接続」を使用して、新規の VSM に電源を投入するときに、ホスト サーバと VSM 間のポート グループが接続していることを確認します。
ステップ 10 「VSM の電源投入」を使用して、新たに作成した VSM に電源を投入します。
VSM がアップしてホスト サーバと接続し、既存のプライマリ VSM との HA ペアを形成します。
ポート グループの接続解除
ポート グループと VSM の接続を解除して、ホスト サーバへの接続を防止するには、ここに示す手順を実行します。
ステップ 1 vCenter Server で VSM を選択し、[Edit] > [Settings] を選択します。
[Virtual Machine Properties] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 2 制御ポート グループを選択し、次の [Device Settings] のチェックボックスをオフにします。
• [Connected]
• [Connect at Power On]
制御ポートを介した VSM からホスト サーバへの接続がドロップされ、VSM に電源投入しても復元されません。
ステップ 3 管理ポート グループを選択し、次の [Device Settings] のチェックボックスをオフにします。
• [Connected]
• [Connect at Power On]
管理ポートを介した VSM からホスト サーバへの接続がドロップされ、VSM に電源投入しても復元されません。
ステップ 4 これで手順は完了です。「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」に戻ってください。
VSM の電源オフ
新たに作成した VSM の電源を切るには、ここに示す手順を実行します。
ステップ 1 vCenter Server の左側のパネルで、VSM を右クリックし、[Power] > [Power Off] を選択します。
VSM がシャットダウンします。
ステップ 2 これで手順は完了です。「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」に戻ってください。
ポート グループの接続
VSM に電源を投入するときに、ポート グループをホストに接続させるには、ここに示す手順を実行します。
ステップ 1 vCenter Server で VSM を選択し、[Edit] > [Settings] を選択します。
[Virtual Machine Properties] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 2 制御ポート グループを選択し、次の [Device Settings] のチェックボックスをオンにします。
• [Connect at Power On]
VSM に電源を投入すると、制御ポートを介してホスト サーバに接続します。
ステップ 3 管理ポート グループを選択し、次の [Device Settings] のチェックボックスをオンにします。
• [Connect at Power On]
VSM に電源を投入すると、管理ポートを介してホスト サーバに接続します。
ステップ 4 これで手順は完了です。「セカンダリがアクティブな場合のプライマリ VSM の回復」に戻ってください。
アップグレードのトラブルシューティング コマンド
アップグレードに関する問題をトラブルシューティングするには、この項のコマンドを使用します。
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show boot |
ブート変数の定義を表示します。VSM のブートに使用されるソフトウェア イメージの名前が示されます。 例 5-2(P.5-18) を参照してください。 |
show module See |
アクティブ VSM およびスタンバイ VSM のモジュール状態を表示します。 例 5-4(P.5-19) (ISSU)を参照してください。 例 5-4(P.5-19) を参照してください。 |
show running-config | in boot |
実行コンフィギュレーションの現在のブート変数を表示します。 例 5-5(P.5-19) を参照してください。 |
show startup-config | in boot |
スタートアップ コンフィギュレーションの現在のブート変数を表示します。 例 5-6(P.5-20) を参照してください。 |
show svs connections |
VSM と VMware ホスト サーバ間の現在の接続を表示します。 例 5-7(P.5-20) を参照してください。 |
show svs upgrade status |
アップグレード状態を表示します。 例 5-8(P.5-20) を参照してください。 |
show system redundancy status |
VSM の現在の冗長性状態を表示します。 例 5-9(P.5-20) を参照してください。 |
show vmware vem upgrade status |
アップグレード状態を表示します。 例 5-10(P.5-21) を参照してください。 |
例 5-2 show boot
kickstart variable = bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
system variable = bootflash:/nexus-1000v-mz.4.0.4.SV1.3a.bin
kickstart variable = bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mzg.4.2.1.SV1.4.bin
system variable = bootflash:/nexus-1000v-mzg.4.2.1.SV1.4.bin
No module boot variable set
例 5-3 show module(ISSU で VSM が最初にアップグレードされ、VEM のアップグレードは保留中)
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ------------------ ------------
1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby
2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active *
3 248 Virtual Ethernet Module NA ok
--- --------------- ------
Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- -------------------------------------- ----------
1 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA
2 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA
3 02-00-0c-00-03-00 to 02-00-0c-00-03-80 NA
Mod Server-IP Server-UUID Server-Name
--- --------------- ------------------------------------ --------------------
3 10.78.109.51 4220900d-76d3-89c5-17d7-b5a7d1a2487f 10.78.109.51
例 5-4 show module(VEM および VSM がアップグレードされる)
Mod Ports Module-Type Model Status
--- ----- -------------------------------- ------------------ ------------
1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby
2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active *
3 248 Virtual Ethernet Module NA ok
--- --------------- ------
Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- -------------------------------------- ----------
1 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA
2 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA
3 02-00-0c-00-03-00 to 02-00-0c-00-03-80 NA
Mod Server-IP Server-UUID Server-Name
--- --------------- ------------------------------------ --------------------
3 10.78.109.51 4220900d-76d3-89c5-17d7-b5a7d1a2487f 10.78.109.51
例 5-5 show running-config | include boot
n1000v# show running-config | include boot
boot kickstart bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mzg.4.2.1.SV1.4a.bin sup-1
boot system bootflash:/nexus-1000v-mzg.4.2.1.SV1.4a.bin sup-1
boot kickstart bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mzg.4.2.1.SV1.4a.bin sup-2
boot system bootflash:/nexus-1000v-mzg.4.2.1.SV1.4a.bin sup-2
例 5-6 show startup-config | include boot
switch# show startup-config | include boot
boot kickstart bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mzg.4.2.1.SV1.4a.bin sup-1
boot system bootflash:/nexus-1000v-mzg.4.2.1.SV1.4a.bin sup-1
boot kickstart bootflash:/nexus-1000v-kickstart-mzg.4.2.1.SV1.4a.bin sup-2
boot system bootflash:/nexus-1000v-mzg.4.2.1.SV1.4a.bin sup-2
n1000v#
例 5-7 show svs connections
n1000v# show svs connections
protocol: vmware-vim https
datacenter name: Hamilton-DC
DVS uuid: 9b dd 36 50 2e 27 27 8b-07 ed 81 89 ef 43 31 17
operational status: Connected
例 5-8 show svs upgrade status
n1000v# show svs upgrade status
Upgrade mgmt0 ipv4 addr: 1.1.1.1
Upgrade control0 ipv4 addr:
例 5-9 show system redundancy status
switch# show system redundancy status
Internal state: Active with HA standby
Redundancy state: Standby
Supervisor state: HA standby
Internal state: HA standby
例 5-10 show vmware vem upgrade status
n1000v# show vmware vem upgrade status
Upgrade VIBs: System VEM Image
Upgrade Notification Sent Time:
Upgrade Status Time(vCenter):
Upgrade End Time(vCenter):