このマニュアルについて
ここでは、マニュアルの目的、対象読者、マニュアルの構成、関連資料、使用されている表記法、および Web 上でシスコの資料にアクセスする方法について説明します。
この項の構成は、次のとおりです。
• 「目的」
• 「対象読者」
• 「マニュアルの構成」
• 「関連資料」
• 「表記法」
• 「マニュアルの入手」
目的
『Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』では、
Cisco CallManager Serviceability プログラム、リモート Serviceability ツール、および CDR Analysis and Reporting ツールに関する情報を提供しています。
本書は、『 Cisco CallManager システム ガイド 』、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』、および『 Cisco CallManager Serviceability System Guide』と併せて使用してください。すべての資料には、Cisco CallManager プログラムの管理方法、および Cisco CallManager Administration を使用して行う作業手順の説明があります。
対象読者
『Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』は、
Cisco CallManager システムの管理とサポートを担当するネットワーク管理者を対象にしています。ネットワーク エンジニア、システム管理者、または通信エンジニアは、このマニュアルを使用して、リモート保守機能を管理するための知識を得ることができます。ここでは、テレフォニーと IP ネットワーキング テクノロジーの知識を持っていることを前提として記述されています。
マニュアルの構成
このマニュアルの構成は、次のとおりです。
関連資料
Cisco IP テレフォニー関連のアプリケーションと製品の詳細については、次の資料を参照してください。
• Cisco CallManager Release 3.3 インストレーション ガイド
• Release Notes for Cisco CallManager Release 3.3
• Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド
• Cisco CallManager システム ガイド
• Cisco CallManager Serviceability SystemGuide
• Hardware Configuration Guide for the Cisco Voice Gateway 200
• Cisco VG 200 ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
• Cisco IP Phone 7900 Family Administration Guide
• Cisco IP Telephony Troubleshooting Guide for Cisco CallManager
• Cisco IP テレフォニー ネットワーク デザイン ガイド
表記法
このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。
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boldface フォント |
コマンドおよびキーワードは boldface で表します。 |
italic フォント |
ユーザが入力する引数は italic で表します。 |
[ ] |
オプション要素は、大カッコで表します。 |
{ x | y | z } |
選択すべき必須キーワードは、中カッコで囲み、縦線で区切って表します。 |
[ x | y | z ] |
選択できるオプションのキーワードは、大カッコで囲み、縦線で区切って表します。 |
string |
引用符を含まない文字列の前後に引用符を使用しないでください。使用すると、文字列に引用符があるとみなされます。 |
screen フォント |
端末セッションおよびシステム情報の表示出力には、 screen フォントを使用します。 |
boldface screen フォント |
ユーザが入力すべき情報は、 boldface screen フォントで表します。 |
italic screen フォント |
ユーザが入力する引数のスクリーン表示は、 italic screen フォントで表します。 |
|
このポインタは、例文中の重要な行を強調表示します。
|
^ |
^ 記号は、Control キーを表します。たとえば、画面に表示される ^D というキーの組み合せは、Control キーを押しながら D キーを押すことを意味します。 |
< > |
パスワードなどの表示されない文字は、かぎカッコで囲みます。 |
注釈では、次の表記法を使用しています。
(注) 「注釈」を意味します。役立つ情報や、このマニュアル以外の参考資料などを紹介しています。
ワンポイント アドバイスでは、次の表記法を使用しています。
ワンポイント・アドバイス 時間を節約する方法です。ここに紹介している方法で作業を行うと、時間を短縮できます。
ヒントでは、次の表記法を使用しています。
ヒント 便利なヒントです。
注意では、次の表記法を使用しています。
注意 「注意」が必要であることを意味します。この記号がある場合、装置の故障またはデータの消失につながることがありますので、注意して作業してください。
警告では、次の表記法を使用しています。
警告 「危険」を意味します。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の作業を行うときは、電気回路の危険性および一般的な事故防止対策に十分注意してください。
マニュアルの入手
マニュアルやその他の技術リソースを入手したり、テクニカル サポートを受けたりするには、いくつか方法があります。ここでは、シスコシステムズから技術情報を入手する方法を紹介します。
テクニカル サポート
シスコと正式なサービス契約を交わしているすべてのお客様、リセラー、パートナー、および代理店は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)の 24 時間テクニカル サポートを、オンラインと電話でご利用いただけます。Cisco.com は、オンラインのテクニカル サポートの最初の窓口として、Cisco TAC Web サイトを運営しています。シスコと正式なサービス契約を交わしていない場合は、リセラーにお問い合せください。
Cisco TAC Web サイト
Cisco TAC Web サイトは、オンラインのマニュアルやツールを提供することで、シスコ製品とその技術に関連するトラブルシューティングを容易にします。Cisco TAC Web サイトは、年間を通して 1 日 24 時間利用できます。シスコ Web サイトには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/tac
Cisco TAC Web サイトのすべてのツールへのアクセスには、Cisco.com へのユーザ ID とパスワードが必要です。ログイン ID およびパスワードを取得されていない場合は、次の URL で登録手続きを行ってください。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
TAC Case ツールの利用
オンラインの TAC Case Open ツールは、P3 と P4 の問題に迅速に対応します(ご使用のネットワークの負荷が最小限であること、または製品情報を要求していること)。ユーザが状況を入力すると、TAC Case Open ツールがその状況をすぐに打開するために、自動的に迅速な解決策を提示します。この解決策で問題が解決しなかった場合、Cisco TAC のエンジニアが対応します。TAC Case Open ツールには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/tac/caseopen
P1 または P2 レベルの問題(ネットワークが停止、またはその機能が著しく低下している)が発生した場合、またはインターネットでアクセスできない場合は、電話で Cisco TAC にご連絡ください。Cisco TAC の担当者がすぐに P1 および P2 の問題に対応し、業務をスムーズに遂行できるようにサポートします。
電話で問い合せるには、次の電話番号のいずれかを使用します。
アジア太平洋地域:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
欧州アフリカ地域:+32 2 704 55 55
米国:1 800 553-2447
Cisco TAC の連絡先一覧は、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml
TAC の不具合の優先レベル定義
すべての問題が標準のフォーマットで報告されるように、問題の優先レベルを定義しています。
優先レベル 1(P1):使用中のネットワークが停止したために、お客様の業務に深刻な影響を及ぼしている。シスコはお客様と協力して、必要なリソースをすべて投入し、24 時間体制で問題を解決します。
優先レベル 2(P2):使用中のネットワークのパフォーマンスが著しく低下したり、またはシスコ製品の不十分なパフォーマンスのために、お客様の業務に重大な悪影響を及ぼしている。シスコはお客様と協力して、問題解決のために、通常の営業時間内で専任のリソースを投入します。
優先レベル 3(P3):ネットワークのパフォーマンスが低下したが、ほとんどの業務運用が機能している。シスコはお客様とともに、通常の営業時間内にリソースを投入して、サービスを満足いくレベルまで回復させます。
優先レベル 4(P4):シスコ製品の機能、インストレーション、コンフィギュレーションについて、情報または支援が必要である。業務にほとんど影響しない、または影響しない。