Cisco IP Phone の設定
Cisco CallManager データベースに電話機を追加する方法には、自動登録を使用した自動的な追加、Phone Configuration ウィンドウを使用した手作業による追加、または Cisco Bulk Administration Tool(BAT)を使用したグループ単位の追加があります。
自動登録を使用可能にすると、IP テレフォニー ネットワークに Cisco IP Phone を接続するときに、その IP Phone を Cisco CallManager データベースに自動的に追加できます。自動登録時に、Cisco CallManager は、次に使用可能な電話番号を順に電話機に割り当てます。しかし、自動登録を使用したくない場合もあります。たとえば、特定の電話番号を電話機に割り当てたい場合です。
(注) 自動登録は、小規模の設定や試験運用に限定して使用することをお勧めします。
クラスタ全体のセキュリティ モードをセキュア モードに設定すると、Cisco
CallManager が自動登録を使用不可にします。
自動登録を使用しない場合は、手作業で Cisco CallManager データベースに電話機を追加するか、BAT を使用する必要があります。BAT というプラグイン アプリケーションを使用すると、システム管理者は、多数の Cisco IP Phone に対して追加、変更、および削除の操作を一括して実行することができます。BAT の使用法の詳細については、『 Cisco CallManager Bulk Administration Tool ユーザ ガイド 』を参照してください。
Cisco IP Phone を Cisco CallManager Administration に追加すると、RIS Data Collector サービスによって、デバイス名、登録状況、およびその電話機が登録された Cisco CallManager の IP アドレスが Phone Configuration ウィンドウに表示されます。
H.323 クライアント、CTI ポート、および他のデバイスと共に、電話機を Cisco
CallManager Administration で設定する方法については、次のトピックを参照してください。
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「ゲートウェイの設定」
• 「電話機の MAC アドレスの表示」
• 「電話機の追加」
• 「電話機の削除」
• 「電話機のリセット」
• 「電話機の更新」
• 「既存の電話機のコピー」
• 「電話機の設定値」
• 「短縮ダイヤル ボタンの設定」
• 「短縮ダイヤルの設定値」
• 「サービス URL ボタンの設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話機の MAC アドレスの表示
Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレスは、Cisco IP Phone またはその他のハードウェア デバイスを識別する固有の 12 桁の 16 進数から構成されています。電話機の底に貼ってあるラベルに、この番号が記載されています(たとえば、Cisco IP Phone 7900 ファミリー モデルの場合は 000B6A409C405、Cisco IP Phone モデル SP 12+ および 30 VIP の場合は SS-00-0B-64-09-C4-05)。Cisco CallManager では、MAC アドレスは、Cisco IP Phone デバイス設定の必須
フィールドです。Cisco CallManager フィールドに MAC アドレスを入力するときは、スペースとダッシュを使用しないでください。また、ラベル上の MAC アドレスの前にある「SS」は入力しないでください。
Cisco IP Phone の MAC アドレスやその他の設定値を表示する方法の詳細については、該当の電話機モデルの『 Cisco IP Phone Administration Guide for Cisco
CallManager 』を参照してください。Cisco IP Phone モデル 12 Series、および Cisco
IP Phone モデル 30 Series または Cisco VG248 Gateway の MAC アドレスを表示するには、次の作業を実行します。
• Cisco IP Phone モデル 12 SP + および 30 VIP:** を押して、LCD ディスプレイの 2 行目に MAC アドレスを表示する。
• Cisco VG248 電話ポート:MAC アドレスは、Cisco CallManager Administration の Gateway Configuration ウィンドウからエンドポイントを指定する。設定については、「ゲートウェイの設定」を参照してください。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「ゲートウェイの設定」
• 「電話機の追加」
• 「電話機の更新」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話機の追加
Cisco IP Phone を使用する前に、次の手順に従って、その電話機を Cisco
CallManager に追加する必要があります。 また、この手順に従って、H.323 クライアント、CTI ポート、または Cisco ATA 186 および Cisco ATA 188 電話アダプタを設定することもできます。H.323 クライアントは、Symbol NetVision 電話機または Microsoft NetMeeting クライアントにすることができます。CTI ポートは、
Cisco CallManager アプリケーション、たとえば、Cisco SoftPhone や Cisco
AutoAttendant が使用する仮想デバイスを示します。
(注) Cisco VG248 電話ポートは、Cisco CallManager Administration の Gateway
Configuration ウィンドウから追加されます。設定については、「ゲートウェイの設定」を参照してください。
ワンポイント・アドバイス 電話ボタンおよびソフトキーの非標準テンプレートを使用する場合は、そのテンプレートを設定した後に電話機を追加する必要があります。設定については、「電話ボタン テンプレートの追加」および「非標準ソフトキー テンプレートの追加」を参照してください。
手順
ステップ 1 Device > Add a Device の順に選択します。
Add a New Device ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Device Type ドロップダウン リスト ボックスから Phone を選択し、 Next をクリックします。
Add a New Phone ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Phone type ドロップダウン リストから、適切な電話機タイプまたはデバイスを選択し、 Next をクリックします。電話機タイプの選択後にそのタイプを変更することはできません。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 適切な設定値を入力します( 表 49-1 を参照)。
選択された電話機タイプに該当する設定値だけが、ウィンドウに表示されます。
ステップ 5 Owner User ID が必要な場合は、そのフィールドにユーザ ID を入力します。詳細については、「ユーザ ID の検索」を参照してください。
ステップ 6 Insert をクリックします。
電話機がデータベースに追加されたことを知らせるメッセージが表示されます。
ステップ 7 この電話機に電話番号を追加するには、 OK をクリックし、Directory Number
Configuration ウィンドウ内に適切な設定値を入力します(「電話番号の設定値」を参照)。Phone Configuration ウィンドウに戻るには、 Cancel をクリックします。
Cisco CallManager Administration に Cisco IP Phone を追加すると、RIS Data Collector サービスからの情報が Phone Configuration ウィンドウに表示されます。利用可能であれば、デバイスの IP アドレスおよびデバイスが登録されている Cisco CallManager の名前が、図 49-1 に示すように、表示されます。
図 49-1 Phone Configuration ウィンドウ
ステップ 8 電話機が自動的に追加されます。Reset Phone ボタンの詳細については、「電話機のリセット」 を参照してください。
次の手順
この電話機に短縮ダイヤル ボタンを設定するには、「短縮ダイヤル ボタンの設定」を参照してください。この電話機にサービスを設定するには、
「Cisco IP Phone サービスの設定」を参照してください。この電話機にサービス URL ボタンを設定するには、「Cisco IP Phone サービスの電話ボタンへの追加」を参照してください。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「ゲートウェイの設定」
• 「電話機のリセット」
• 「電話番号の追加」
• 「電話機の削除」
• 「電話機の更新」
• 「電話機の設定値」
• 「ユーザ ID の検索」
• 「短縮ダイヤル ボタンの設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
既存の電話機のコピー
類似している電話機を Cisco CallManager データベースに手作業で追加する場合は、1 つの電話機を追加した後、その基本設定値をコピーして、他の電話機に適用できます。新しい電話機をデータベースに追加する場合は、事前に、少なくともメディア アクセス制御(MAC)アドレスを変更しておく必要があります。
電話機の設定値をコピーする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を見つけるには、検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 設定値のコピー元となる電話機の Copy アイコンをクリックします。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 新しい電話機の MAC アドレスを入力します。
(注) MAC アドレスの入手については、「電話機の MAC アドレスの表示」を参照してください。
ステップ 5 該当する設定値を更新します( 表 49-1 を参照)。
ステップ 6 Insert をクリックします。
電話機がデータベースに追加されたことを知らせるメッセージが表示されます。
ステップ 7 この電話機に電話番号を追加するには、 OK をクリックし、Directory Number
Configuration ウィンドウ内に適切な設定値を入力します(「電話番号の設定値」を参照)。Phone Configuration ウィンドウに戻るには、 Cancel をクリックします。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話機の検索」
• 「電話機の追加」
• 「電話機のリセット」
• 「電話機の更新」
• 「電話機の削除」
• 「電話機の設定値」
• 「短縮ダイヤル ボタンの設定」
• 「電話番号の追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話機のリセット
電話番号の追加、または設定値の更新を行った後、変更内容を有効にするために、Cisco IP Phone をリセットする必要はありません。Cisco CallManager が自動的にリセットを実行します。ただし、次の手順に従えば、いつでも Cisco IP Phone をリセットできます。
(注) コールが進行中の場合は、そのコールが終了した後に電話機がリセットされます。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を見つけるには、検索条件を入力し、 Find をクリックします。
図 49-2 に示すように、検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
図 49-2 Find and List Phones ウィンドウ
ステップ 3 リセットする電話機の横にあるチェックボックスをオンにします。ウィンドウ内の電話機をすべて選択するには、matching records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにします。
ステップ 4 Reset Selected をクリックします。
Reset Device ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 次のいずれかのボタンをクリックします。
• Restart :選択されたデバイスをシャットダウンせずに、再起動する(Cisco
CallManager に電話機を再登録する)。
• Reset :選択されたデバイスをシャットダウンした後、再度立ち上げる(電話機の完全なシャットダウンと再初期化を実行する)。
• Close :選択されたデバイスの再起動やリセットを実行せずに、前のウィンドウに戻る。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話機の追加」
• 「電話機の更新」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話機の更新
Cisco CallManager Administration を使用して Cisco IP Phone を更新する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を見つけるには、検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 リストから、更新する電話機の名前をクリックします。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 該当する設定値を更新します( 表 49-1 を参照)。
ステップ 5 Update をクリックします。
電話機に接続中のコールがなければ、更新内容は電話機に自動的に追加されます。接続中のコールがある場合は、そのコールが接続解除されたときに初めてリセットが実行されます。詳細については、「電話機のリセット」を参照してください。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「ゲートウェイの設定」
• 「電話機の追加」
• 「電話機のリセット」
• 「電話機の設定値」
• 「短縮ダイヤル ボタンの設定」
• 「短縮ダイヤルの設定値」
• 「電話機の検索」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話機の削除
Cisco CallManager Administration を使用して Cisco IP Phone を削除する手順は、次のとおりです。
始める前に
電話機を削除する前に、その電話機に関連付けられた電話番号を削除する必要があるかどうかを決定します。電話機を削除する前に電話番号を削除するには、「電話機からの電話番号の削除」を参照してください。電話機を削除する前に電話番号を削除しない場合は、電話機が削除された後も、電話番号は Cisco CallManager データベースに保持されます。データベースから電話番号を削除するには、「割り当てられていない電話番号の削除」を参照してください。
電話機に割り当てられている電話番号は、Phone Configuration ウィンドウの
Directory Numbers 領域で確認できます。Phone Configuration ウィンドウから
Dependency Records リンクをクリックすることもできます。Dependency Records がシステムで使用可能になっていない場合、Dependency Records Summary ウィンドウにメッセージが表示されます。Dependency Records の詳細については、「Dependency Records へのアクセス」を参照してください。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を見つけるには、検索条件を入力し、 Find をクリックします。
図 49-3 に示すように、検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
図 49-3 Find and List Phones ウィンドウ
ステップ 3 次のアクションのいずれかを実行します。
• 削除する電話機の横にあるチェックボックスをオンにし、 Delete Selected をクリックする。
• matching records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにし、 Delete Selected をクリックして、ウィンドウ内の電話機をすべて削除する。
• 削除する電話機の名前をリストから選択して、現在の設定値を表示し、 Delete をクリックする。
確認ダイアログが表示されます。
ステップ 4 OK をクリックします。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「ゲートウェイの設定」
• 「電話機の検索」
• 「電話機の追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話機の設定値
表 49-1 では、Phone Configuration ウィンドウ内で使用可能な設定値について説明します。
(注) Product-Specific Configuration セクションには、電話機のメーカーによって指定されたモデル固有のフィールドが含まれています。Cisco CallManager は、これらのフィールドにデフォルト値を動的に取り込みます。
フィールドの説明、およびプロダクト固有の設定項目のヘルプを表示するには、Product Specific Configuration 見出しの右側にある「i」アイコンをクリックします。
詳細な情報が必要な場合は、設定する個々の電話機の資料を参照するか、製造メーカーにお問い合せください。
表 49-1 電話機の設定値
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MAC Address |
Cisco IP Phone(ハードウェア電話機のみ)を識別するメディア アクセス制御(MAC)アドレスを入力する。この値が 12 桁の 16 進文字から構成されていることを確認してください。 ご使用の電話機の MAC アドレスにアクセスする方法については、該当の電話機モデルの『 Cisco IP Phone Administration Guide for Cisco CallManager 』を参照してください。 Cisco VG248 Analog Phone Gateway Cisco VG248 ゲートウェイの MAC アドレスは、Cisco CallManager Administration の Gateway Configuration ウィンドウからエンドポイントを指定する。設定については、「ゲートウェイの設定」を参照してください。 Cisco VG248 Analog Phone Gateway には、MAC アドレスが 1 つしかありません。48 個のすべてのポートが、同じ MAC アドレスを共用します。Cisco CallManager には、すべてのデバイスに固有の MAC アドレスが必要です。 Cisco CallManager は、各デバイスの MAC アドレスを次のように変換します。 • MAC アドレスの先頭 2 桁を除去する。 • MAC アドレスを左に 2 桁シフトする。 • MAC アドレスの末尾(番号の右側)に 2 桁のポート番号を追加する。
MAC Address for the Cisco VG248 is
the MAC address for registered port 12 in the
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Device Name |
ソフトウェア ベースの電話機、H.323 クライアント、および CTI ポートを識別する名前を入力する。この値には、1 ~15 文字(英数字、ドット、ダッシュ、または下線を含む)を指定できます。 |
Description |
デバイスの目的を指定する。このフィールドには、ユーザ名(たとえば、John Smith)または電話機のロケーション(たとえば、Lobby)を入力できます。 Cisco VG248 ゲートウェイでは、VGC<mac address> でこの記述が開始されます。 |
Owner User ID |
Device Pool |
この電話機を割り当てるデバイス プールを選択する。デバイス プールでは、地域、日付/時間グループ、ソフトキー テンプレート、Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)情報など、デバイスに共通する一連の特性を定義します。 デバイス プールの設定値を確認するには、 View Details リンクをクリックします。 |
Calling Search Space |
適切な Calling Search Space(CSS; コール検索スペース)を選択する。コール検索スペースは、ダイヤルされた番号のルート指定方法を決定するために検索されるパーティションの集合から構成されます。デバイスのコール検索スペースと電話番号のコール検索スペースは併用されます。電話番号の CSS はデバイスの CSS に優先します。詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 パーティションおよびコール検索スペース」 を参照してください。 |
AAR Calling Search Space |
Automated Alternate Routing(AAR; 自動代替ルーティング)の実行時にデバイスが使用するコール検索スペースを選択する。AAR コール検索スペースは、帯域幅不足によってコールがブロックされないように、収集された(発信)番号をルーティングする方法を決定するために検索されるパーティションの集合を指定します。 |
Media Resource Group List |
適切なメディア リソース グループ リストを選択する。メディア リソース グループ リストは、優先順位順に並べられたメディア リソース グループから構成されます。アプリケーションは、メディア リソース グループ リストで定義された優先順位に従って、使用可能なメディア リソースの中から、必要なメディア リソース、たとえば、Music On Hold サーバを選択します。 <none> を選択すると、Cisco CallManager は、デバイス プールに定義されているメディア リソース グループを使用します。 詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「メディア リソースの管理」 を参照してください。 |
User Hold Audio Source |
Network Hold Audio Source |
Location |
この Cisco IP Phone に適切なロケーションを選択する。ロケーションは、このロケーションとの間のコールに使用可能な帯域幅の合計を指定します。ロケーションを 「None 」に設定すると、そのロケーションの機能では、この Cisco IP Phone が消費する帯域幅を把握しません。 |
User Locale |
Network Locale |
Device Security Mode |
Built In Bridge |
Built In Bridge ドロップダウン リスト ボックスを使用することにより、割り込み機能の組み込み Conference Bridge を使用可能または使用不可にする( On、Off、 または Default を選択する)。設定の詳細については、『 Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「 割り込みとプライバシー」 を参照してください。 |
Privacy |
Privacy を必要とする各電話機について、Privacy ドロップダウン リスト ボックスで On を選択する。設定の詳細については、『 Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「 割り込みとプライバシー」 を参照してください。 |
Signaling Port |
このフィールドは H.323 デバイスのみに適用される。このデバイスが使用する H.225 シグナリング ポートの値を指定します。 デフォルト値は 1720 です。有効値は 1 ~ 65535 です。 |
Retry Video Call as Audio |
このチェックボックスは、コールを受信するビデオ エンドポイントのみに適用される。この電話機が、ビデオとして接続しないコールを受信すると、そのコールはオーディオ コールとして接続しようとします。 このチェックボックスはデフォルトでオンになっています。オンのままにしている場合、このデバイスは、オーディオ コールとして接続しないビデオ コールをコール制御に送信して再ルーティングする直前に、そのビデオ コールをリトライします。 このチェックボックスをオフにした場合は、ビデオとして接続しないビデオ コールはコール制御に送信されません。この場合、そのコールはルート(またはハント)リストと AAR のいずれか、あるいはその両方を介して再ルーティングできます。 |
Wait for Far End H.245 Terminal Capability Set |
このフィールドは H.323 デバイスのみに適用される。 このチェックボックスでは、Cisco CallManager が遠端 H.245 Terminal Capability Set を受信した後に、その H.245 Terminal Capability Set を送信するように指定します。このチェックボックスはデフォルトでオンになっています。 Cisco CallManager がケイパビリティ交換を実行するように指定するには、このチェックボックスをオフにします。 |
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Phone Button Template |
適切な電話ボタン テンプレートを選択する。電話ボタン テンプレートは、電話機上のボタンの設定を決定し、各ボタンに使用される機能(回線、短縮ダイヤルなど)を指定します。 Cisco CallManager は、H.323 クライアントと CTI ポートに対しては、このフィールドを使用不可にします。 |
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Softkey Template |
適切なソフトキー テンプレートを選択する。ソフトキー テンプレートは、Cisco IP Phone におけるソフトキーの設定を決定します。割り当て済みのソフトキー テンプレートがデバイス プールに含まれている場合、このフィールドはブランクのままにします。 |
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Module 1 |
適切な拡張モジュールを選択するか、または何も選択しない。 |
Module 2 |
適切な拡張モジュールを選択するか、または何も選択しない。 |
ファームウェア ロード情報(ブランクのままにして、デフォルトを使用)
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Phone Load Name |
Cisco IP Phone 用のカスタム ソフトウェアを入力する。 このフィールドに入力される値は、現在のモデルのデフォルト値を上書きします。詳細については、「デバイス デフォルトの設定」を参照してください。 Cisco IP Phone ソフトウェアおよび設定の詳細については、該当の電話機モデルの『 Cisco IP Phone Administration Guide for Cisco CallManager 4.0(1) 』を参照してください。 |
Module 1 Load Name |
適切な拡張モジュール用のカスタム ソフトウェアを入力する(該当する場合)。 このフィールドに入力される値は、現在のモデルのデフォルト値を上書きします。ファームウェア ロードがモジュール ロードと一致していることを確認してください。 |
Module 2 Load Name |
2 番目の拡張モジュール用のカスタム ソフトウェアを入力する(該当する場合)。 このフィールドに入力される値は、現在のモデルのデフォルト値を上書きします。ファームウェア ロードがモジュール ロードと一致していることを確認してください。 |
Cisco IP Phone:External Data Locations(ブランクのままにして、デフォルトを使用)
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Information |
Information ( i ) ボタンのヘルプ テキストのロケーション (URL)を入力する。デフォルト値を受け入れるには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Directory |
電話機がディレクトリ情報を取得する際の取得元となるサーバを入力する。デフォルト値を受け入れるには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Messages |
このフィールドはブランクのままにする(Cisco CallManager では使用されない)。 |
Services |
Cisco IP Phone サービスのロケーション(URL)を入力する。 |
Authentication Server |
電話機の Web サーバに対する要求を検証するために、この電話機が使用する URL を入力する。認証 URL を指定しない場合、認証を必要とする Cisco IP Phone 上の拡張機能は動作しません。 デフォルトでは、この URL は、インストレーション時に設定された Cisco IP Phone User Options ウィンドウにアクセスします。 デフォルト値を受け入れるには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Proxy Server |
電話機の HTTP クライアントから、ローカル以外のホスト アドレスにアクセスする HTTP 要求を代理処理するのに使用されるホストとポート(たとえば、proxy.cisco.com:80)を入力する。 電話機が、サービスで URL(たとえば、www.cisco.com)を受信するときに、cisco.com ドメインで設定されていない場合、その電話機は、その URL へのアクセスにプロキシ サーバを使用します。電話機が cisco.com ドメインで設定されている場合、その URL と同じドメイン内にあるので、その電話機は、プロキシを使用せずにその URL にアクセスします。 この URL を設定しない場合、電話機は URL に直接接続を試みます。 デフォルト値を受け入れるには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Idle |
Idle Timer フィールドで指定された時間の間、Cisco IP Phone が使用されなかった場合に、その電話機のディスプレイに表示される URL を入力する。たとえば、電話機が 5 分間使用されなかったときに、LCD 上にロゴを表示できます。 デフォルト値を受け入れるには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Idle Timer(seconds) |
アイドル状態を許容する時間(秒数)を入力する。この時間が経過すると、Idle フィールドで指定された URL が表示される。 Idle URL Timer エンタープライズ パラメータの値を受け入れるには、このフィールドをブランクのままにします。 |
エクステンション モビリティ(デバイス プロファイル)情報
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Enable Extension Mobility Feature |
この電話機でエクステンション モビリティをサポートする場合は、このチェックボックスをオンにする。 |
Log Out Profile |
このフィールドは、Cisco CallManager エクステンション モビリティを使用してデバイスにログインしているユーザがいない場合にデバイスが使用するデバイス プロファイルを指定する。ドロップダウン選択ボックスから、オプションを選択します。オプションには、Use Current Device Settings と Select a User Device Profile があります。Select a User Device Profile を選択すると、すでに設定されているユーザ デバイス プロファイルを選択するための設定ウィンドウが表示されます。 |
Log In User ID |
このフィールドは、ユーザがログインするまでブランクのままである。ユーザが Cisco CallManager エクステンション モビリティを使用してデバイスにログインすると、ユーザ ID がこのフィールドに表示されます。 |
Log In Time |
このフィールドは、ユーザがログインするまでブランクのままである。ユーザがエクステンション モビリティを使用してデバイスにログインすると、ユーザのログイン時刻がこのフィールドに表示されます。 |
Log Out Time |
このフィールドは、ユーザがログインおよびログアウトするまでブランクのままである。ユーザが Cisco CallManager エクステンション モビリティを使用してデバイスにログインすると、システムがユーザをログアウトする予定時刻がこのフィールドに表示されます。 |
Logout |
このボタンは、ユーザが Cisco CallManager エクステンション モビリティを使用してデバイスにログインしている場合に表示される。ユーザを手動でログアウトする場合は、このボタンをクリックします。 |
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Outgoing Caller ID Pattern |
電話機への着信コールの発信者 ID に使用するパターンを 0 ~ 24 桁で入力する。 |
Calling Party Selection |
ゲートウェイ上の発信コールで送信される電話番号を選択する。 次のオプションは、どの電話番号が送信されるかを指定します。 • Originator:発信側デバイスの電話番号を送信する。 • First Redirect Number:転送デバイスの電話番号を送信する。 • Last Redirect Number:最後にコールを転送するデバイスの電話番号を送信する。 • First Redirect Number(External):リダイレクト元のデバイスの外部電話番号を送信する。 • Last Redirect Number(External):コールをリダイレクトする最後のデバイスの外部電話番号を送信する。 |
Calling Party Presentation |
Cisco CallManager が発信者番号を送信するか、またはブロックするかを選択する。 Cisco CallManager が発信者番号を送信するようにする場合は、Allowed を選択します。 Cisco CallManager が発信者番号を送信しないようにする場合は、Restricted を選択します。 |
Display IE Delivery |
発信側と着信側のネーム デリバリ サービスに対する SETUP および CONNECT メッセージ内で、表示 Information Element(IE; 情報要素)のデリバリを可能にするには、このチェックボックスをオンにする。 デフォルト設定では、このチェックボックスはオンです。 |
Redirecting Number IE Delivery - Outbound |
Redirecting Number IE Delivery - Inbound |
Media Termination Point Required |
H.323 がサポートしない機能(たとえば、保留や転送)をインプリメントするために、Media Termination Point(MTP; メディア終端点)を使用するかどうかを指定する。 機能をインプリメントするために Media Termination Point を使用する場合は、Media Termination Point Required チェックボックスをオンにします。機能をインプリメントするために Media Termination Point を使用しない場合は、Media Termination Point Required チェックボックスをオフにします。 このチェックボックスは、H.323 クライアント、および H.245 Empty Capabilities Set をサポートしていない H.323 デバイスにのみ使用してください。または、メディア ストリーミングを 1 つのソースで終了させる場合に使用してください。 MTP を使用するためにこのチェックボックスをオンにして、このデバイスがビデオ コールのエンドポイントになっている場合、そのコールは必ずオーディオになります。 |
Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)情報
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MLPP Domain(たとえば、「0000FF」) |
このデバイスに関連付けられた MLPP ドメインに対応する 0 ~ FFFFFF の 16 進数の値を入力する。このフィールドをブランクのままにすると、このデバイスの MLPP ドメインは、このデバイスのデバイス プールに設定された値から継承されます。デバイス プールに MLPP ドメインの設定がない場合、このデバイスの MLPP ドメインは、MLPP Domain Identifier エンタープライズ パラメータに設定された値から継承されます。 |
MLPP Indication |
MLPP Preemption |
プロダクト固有の設定:「i」ボタンのヘルプによって提供される情報
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Model-specific configuration(デバイス メーカーに よって指定される、モデル固有の設定フィールド) |
フィールドの説明、およびプロダクト固有の設定項目のヘルプを表示するには、 Product Specific Configuration 見出しの右側にある i アイコンをクリックします。 詳細な情報が必要な場合は、設定する個々のデバイスの資料を参照するか、製造メーカーにお問い合せください。 |
ユーザ ID の検索
ユーザ ID を検索するには、Select Login User ID リンクを選択します。
手順
ステップ 1 設定ウィンドウから、 Select User ID リンクをクリックします。
User ID Lookup ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 使用するユーザ ID の最初の数文字を User IDs begin with フィールドに入力し、 Find をクリックします。
入力したパターンと一致するユーザ ID がすべて User IDs found フィールドに表示されます。
ステップ 3 目的のユーザ ID を選択し、 Select and Close または Select ボタンをクリックします。
ヒント コール処理の速度に影響を与えないように、ユーザ ID を入力する際はできるだけ多くの文字を入力することをお勧めします。
設定ウィンドウが表示され、選択したユーザ ID がフィールドに表示されます。
短縮ダイヤル ボタンの設定
ユーザに短縮ダイヤル ボタンを提供する場合、または短縮ダイヤル ボタンが特定のユーザに割り当てられていない電話機を設定する場合は、Cisco CallManager Administration を使用して、電話機に短縮ダイヤル ボタンを設定します。ユーザは、Cisco IP Phone User Options Menu を使用して、電話機の短縮ダイヤル ボタンを変更できます。
手順
ステップ 1 Phone Configuration ウィンドウから、ウィンドウの上部にある Add/Update Speed Dials リンクをクリックします。
(注) Phone Configuration ウィンドウを表示するには、Device > Phone の順に選択してください。検索条件を入力し、Find をクリックします。短縮ダイヤル ボタンを設定する電話機を選択します。
ステップ 2 適切な設定値を入力します( 表 49-2 を参照)。
ステップ 3 変更内容を適用するには、 Update をクリックします。または、変更内容を適用した後にダイアログボックスを閉じるには、 Update and Close をクリックします。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話機のリセット」
• 「電話番号の追加」
• 「電話番号の更新」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機能 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
短縮ダイヤルの設定値
表 49-2 では、短縮ダイヤル ボタンの設定値について説明します。Configure Speed-Dial Setting ダイアログボックスには、2 つのセクションがあります。電話機の短縮ダイヤルの設定、およびボタンに関連付けられていない短縮ダイヤルの設定に関するセクションです。 表 49-2 の説明は両方のセクションに適用されます。
電話機の短縮ダイヤルの設定
電話機の物理的なボタンの設定を行います。
ボタンに関連付けられていない短縮ダイヤルの設定
短縮ダイヤルでアクセスするための短縮ダイヤル番号の設定を行います。合計 99 個の短縮ダイヤル ボタンがシステムにより提供されています。
(注) 一部の Cisco IP Phone は短縮ダイヤルをサポートしていません。該当の電話機のユーザ ガイドを参照してください。
表 49-2 短縮ダイヤルの設定値
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Speed Dial |
このフィールドには、電話機または Cisco IP Phone 7914 Expansion Module 上の短縮ダイヤル ボタン(たとえば、1、2、3、4 など)を指定するか、あるいは、短縮ダイヤルに使用する短縮ダイヤル インデックスを指定する。 |
Number |
ユーザが短縮ダイヤル ボタンを押したときにシステムによってダイヤルされる番号を入力する。 |
Label |
短縮ダイヤル ボタンに対して表示されるテキストを入力する。 Cisco CallManager は、Cisco IP Phone 7910 に対してはこのフィールドを使用不可にします。Character Set で、Japanese(Hankaku-Katakana)を選択すると、半角カタカナを使用することができます。全角文字を入力すると、”?” 疑問符に変換され正しく表示されません。また半角カタカナの Label は、Japanese_Japan 以外のユーザ ロケールの電話機では正しく表示されませんので、ご注意ください。 |
Character Set
短縮ダイヤル ボタンに表示する言語の文字セット(アルファベットおよびその他の文字)を選択する。Character Set を変更するとそれまでの入力は消去されます。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話番号の追加」
• 「電話番号の更新」
• 「短縮ダイヤル ボタンの設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機能 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
Cisco IP Phone サービスの設定
ユーザは、Cisco IP Phone 7960、7960、および 7940 から情報サービス(たとえば、天気、株価など)、または自社で利用可能なその他のサービスにアクセスできます。システム管理者は、Cisco CallManager Administration を使用して、電話機で使用可能なサービスをセットアップすることができます。ユーザは、Cisco IP Phone User Options Menu を使用して、サービスを変更できます。Cisco IP Phone User Options Menu については、ご使用の電話機モデルの『 Cisco IP Phone User Guide 』を参照してください。Cisco CallManager Administration におけるサービス保持の詳細については、「Cisco IP Phone サービスの設定」を参照してください。
サービスへの加入
電話機用の新規サービスに登録する手順は、次のとおりです。
始める前に
Cisco CallManager にサービスを追加してください。詳細については、「Cisco IP Phone サービスの追加」を参照してください。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を見つけるには、検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 サービスを追加する電話機を選択します。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 ウィンドウの右上にある Subscribe/Unsubscribe Services リンクをクリックします。
ステップ 5 Select a Service ドロップダウン リスト ボックスから、電話機に追加するサービスを選択します。
ステップ 6 Continue をクリックします。
選択したサービスが、ウィンドウに表示されます。別のサービスを選択する場合は、 Back をクリックし、ステップ 5 を繰り返します。
ステップ 7 必須パラメータを持つサービスの場合は、表示されているフィールドにその情報を入力します。
ステップ 8 Subscribe をクリックします。
サービスが Subscribed Services リストに表示されます。
関連項目
• 「電話機のリセット」
• 「サービスの更新」
• 「サービスの加入解除」
• 「Cisco IP Phone サービスの追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
サービスの更新
サービスを更新する手順は、次のとおりです。必要に応じて、サービス名とサービス パラメータ値を更新できます。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を見つけるには、検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 サービスを更新する電話機を選択します。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 ウィンドウの右上にある Subscribe/Unsubscribe Services リンクをクリックします。
ステップ 5 Subscribed Services リストから、サービスを選択します。
ステップ 6 該当するパラメータを更新し、 Update をクリックします。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話機のリセット」
• 「サービスの加入解除」
• 「Cisco IP Phone サービスの追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
サービスの加入解除
サービスの登録を解除する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 電話機を特定するための検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 サービスを削除する電話機を選択します。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 ウィンドウの右上にある Subscribe/Unsubscribe Services リンクをクリックします。
ステップ 5 Subscribed Services リストから、サービスを選択します。
ステップ 6 Unsubscribe をクリックします。
サービスの加入を解除するかどうかを確認する、警告メッセージが表示されます。
ステップ 7 登録を解除するには、 OK をクリックします。元の設定値に戻すには、 Cancel をクリックします。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話機のリセット」
• 「サービスへの加入」
• 「Cisco IP Phone サービスの追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
サービス URL ボタンの設定
ユーザは、Cisco IP Phone 7960、7960、および 7940 から情報サービス(たとえば、天気、株価など)、またはその他の利用可能なサービスにアクセスできます。Cisco CallManager Administration を使用して、電話ボタンで利用できるようにサービスを設定した後に、その電話機の該当のボタンを設定できます。ユーザは、Cisco IP Phone User Options Menu を使用して、サービスを変更できます。Cisco IP Phone User Options Menu については、ご使用の電話機モデルの『 Cisco IP Phone User Guide 』を参照してください。Cisco CallManager Administration におけるサービス保持の詳細については、「Cisco IP Phone サービスの設定」を参照してください。
サービス URL ボタンの追加
電話機にサービス URL ボタンを設定する手順は、次のとおりです。
始める前に
始める前に、次の設定を行う必要があります。
• Cisco CallManager にサービスを追加してください。詳細については、「Cisco IP Phone サービスの追加」を参照してください。
• 電話ボタン テンプレートにサービス URL ボタンを設定してください。詳細については、「電話ボタン テンプレートの追加」を参照してください。
• サービスに加入してください。「Cisco IP Phone サービスの設定」を参照してください。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を見つけるには、検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 サービス URL ボタンを追加する電話機を選択します。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 ウィンドウの右上にある Add/Update Service URL Buttons リンクをクリックします。
ステップ 5 Service ドロップダウン リスト ボックスから、電話機に追加するサービスを選択します。
ステップ 6 電話ボタンにサービスを追加するには、 Update をクリックします。または、
Update and Close をクリックして電話ボタンにサービスを追加し、Phone
Configuration ウィンドウに戻ります。
関連項目
• 「電話機のリセット」
• 「サービスの更新」
• 「サービスの加入解除」
• 「Cisco IP Phone サービスの追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
サービス URL ボタンの更新
サービス URL ボタンを更新する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 特定の電話機を見つけるには、検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 サービス URL ボタンを更新する電話機を選択します。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 ウィンドウの右上にある Add/Update Service URL Buttons リンクをクリックします。
ステップ 5 Service ドロップダウン リストから、サービスを選択します。
ステップ 6 電話ボタンのサービスを更新するには、 Update をクリックします。または、
Update and Close をクリックして電話ボタンのサービスを更新し、Phone
Configuration ウィンドウに戻ります。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話機のリセット」
• 「サービスの加入解除」
• 「Cisco IP Phone サービスの追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話機の検索
ネットワーク内には多数の Cisco IP Phone があります。Cisco CallManager を使用すると、指定した基準に基づいて電話機を検索できます。Cisco CallManager データベース内で、特定の Cisco IP Phone を検索する手順は、次のとおりです。
(注) Cisco VG248 Gateway は、電話機の検索では表示されません。Cisco CallManager
Administration の Find and List Phones ウィンドウから Cisco VG248 Analog Phone ポートを検索できます。Cisco VG248 Gateway の設定情報については、「ゲートウェイの設定」を参照してください。
ヒント 検索の制限方法については、『Cisco CallManager システム ガイド』の「電話機の検索」を参照してください。
(注) Cisco CallManager Administration では、ブラウザ セッションでの作業中は、電話機の検索設定が保持されます。別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合でも、検索に変更を加えたり、ブラウザを閉じたりしない限り、電話機の検索設定は保持されます。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 電話機を特定するのに使用するフィールドを選択します。
(注) データベースに登録されている電話機をすべて検索するには、フィールドのリストから Device Name を選択し、パターンのリストから「is not empty」を選択します。次に、Find をクリックしてください。
ステップ 3 テキスト検索に該当する検索パターンを選択します。
ステップ 4 Find フィールドに検索テキスト(ある場合)を入力します。
ステップ 5 検索文字列にワイルドカード検索を選択するには、Allow wildcards チェックボックスをオンのままにします。ワイルドカード検索を行わない場合は、このチェックボックスをオフにします。ワイルドカード検索の詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「電話機の検索」 を参照してください。
(注) Allow wildcards チェックボックスをオンにして、特殊文字が含まれる電話番号やパターンを検索すると、期待される結果が返されません。
ステップ 6 Find をクリックします。
基準と一致するデバイスのリストが表示されます。ステップ 2 で選択したフィールドによって、リスト内のデバイスのソート方法が決まります。
このウィンドウには、このウィンドウ内のデバイスの合計数も表示されます。
ステップ 7 検出されたデバイスの次のセットを表示するには、 Next をクリックします。
(注) 該当する電話機の横にあるチェックボックスをオンにして、Delete
Selected をクリックすると、Find and List Phones ウィンドウから複数の電話機を削除できます。また、Reset Selected をクリックすると、複数の電話機をリセットできます。matching records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにすると、ウィンドウ内の電話機をすべて選択できます。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「ゲートウェイの設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話番号の設定
Cisco CallManager Administration を使用して、特定の電話機に割り当てる電話番号の設定および変更を行います。ここでは、電話番号の追加、削除、および更新について説明します。
Cisco CallManager Administration のこの領域では、さまざまな作業を実行します。たとえば、電話番号の追加や削除、および、コール転送、コール ピックアップ、コール ウェイティング、MLPP オプションの設定などを実行します。また、回線からコールするときに着信側の電話機上に表示されるテキストの設定、および呼び出し音の設定なども実行します。
関連項目
• 「電話番号の追加」
• 「電話機からの電話番号の削除」
• 「電話番号の更新」
• 「電話番号の設定値」
• 「割り当てられていない電話番号の削除」
電話番号の追加
特定の電話機に電話番号を追加する手順は、次のとおりです。電話番号を追加すると同時に、コール転送、コール ピックアップ、および MLPP の各電話機能を設定できます。
始める前に
電話番号を追加する場合は、事前に Cisco CallManager に Cisco IP Phone を追加する必要があります。詳細については、「電話機の追加」を参照してください。
ヒント 電話番号にパターン(たとえば 352XX など)を割り当てることができます。電話番号にパターンを割り当てる場合は、ユーザが混乱しないように、電話番号設定フィールド(Line Text Label、Display(Internal Caller ID)、および External Phone Number Mask)にテキストや数字を追加します。たとえば、Line Text Label と Internal Caller ID にはユーザの名前を追加し、External Number Mask には外部の回線番号を追加します。このようにすれば、発信情報が表示されるときに、352XX ではなく John Chan と表示されます。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 電話機を特定するための検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 電話番号を追加する先のデバイス名をクリックします。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 Directory Numbers リストで、割り当てられていない回線(Line 1、Line 2 など)をクリックします。
Directory Number Configuration ウィンドウが表示されます。
ヒント 2 回線では足りない場合は、電話機タイプ(たとえば Cisco IP Phone モデル 7960 など)に対応する電話ボタン テンプレートを変更することによって、回線を増やすことができます。ただし、2 回線までしかサポートしていない電話機タイプ(Cisco IP Phone モデル 7902 など)もあります。
ステップ 5 適切な設定値を入力します( 表 49-3 を参照)。
ステップ 6 Add をクリックします。
電話番号がデータベースに追加され、デバイスに割り当てられたことを知らせるメッセージが表示されます。
ステップ 7 Phone Configuration ウィンドウを表示するには、 OK をクリックします。Directory Number Configuration ウィンドウに戻るには、 Cancel をクリックします。
ステップ 8 変更内容を電話機に自動的に適用するために、 OK をクリックします。ただし、 Reset Phone をクリックすることもできます。詳細については、「電話機のリセット」を参照してください。
(注) デバイスは、速やかに再起動します。この再起動プロセス中に、ゲートウェイ上のコールがシステムによって終了される場合があります。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話機の検索」
• 「電話機の追加」
• 「電話機からの電話番号の削除」
• 「電話番号の更新」
• 「電話番号の設定値」
• 「割り当てられていない電話番号の削除」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機能 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話番号の更新
特定の電話機に割り当てられた電話番号を更新する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 電話機を特定するための検索条件を入力します。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 更新する電話機の名前をクリックします。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 Directory Numbers リストから、更新する回線をクリックします。
Directory Number Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 該当する設定値を更新します(表 49-3 を参照)。
ステップ 6 Update をクリックします。
ステップ 7 変更内容を電話機に自動的に適用するために、 OK をクリックします。ただし、 Reset Devices をクリックすることもできます。詳細については、「電話機のリセット」を参照してください。
(注) デバイスは、速やかに再起動します。この再起動プロセス中に、ゲートウェイ上のコールが Cisco CallManager によって終了される場合があります。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「ゲートウェイの設定」
• 「電話機の検索」
• 「電話機の追加」
• 「電話番号の追加」
• 「電話機からの電話番号の削除」
• 「電話番号の設定値」
• 「割り当てられていない電話番号の削除」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機能 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話機からの電話番号の削除
特定の電話機から電話番号を削除する手順は、次のとおりです。
始める前に
使用されている電話番号を削除しようとすると、Cisco CallManager は警告メッセージを表示します。電話番号を使用している回線グループを検索するには、
Directory Number Configuration ウィンドウの Dependency Records リンクをクリックします。Dependency Records がシステムで使用可能になっていない場合、Dependency Records Summary ウィンドウにメッセージが表示されます。
Dependency Records の詳細については、「Dependency Records へのアクセス」を参照してください。
電話機から電話番号を削除しても、Cisco CallManager 内にはその番号がまだ残っています。電話機に関連付けれらている電話番号のリストを表示するには、Route Plan Report メニュー オプションを使用します。詳細については、「割り当てられていない電話番号の削除」を参照してください。
手順
ステップ 1 Device > Phone の順に選択します。
Find and List Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 電話機を特定するための検索条件を入力し、 Find をクリックします。
検索条件と一致する電話機のリストが表示されます。
ステップ 3 削除する電話番号を含むデバイス名を選択します。
Phone Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 Directory Numbers リストから、削除する回線を選択します。
Directory Number Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 Remove from Device をクリックします。
電話機からその電話番号を削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
ステップ 6 OK をクリックします。
その電話番号が削除された状態で、Phone Configuration ウィンドウが表示されます。変更内容が電話機に自動的に適用されます。ただし、 Reset Phone をクリックすることもできます。詳細については、「電話機のリセット」を参照してください。
関連項目
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「電話機の検索」
• 「電話番号の追加」
• 「電話番号の更新」
• 「電話機のリセット」
• 「割り当てられていない電話番号の削除」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」
電話番号の設定値
表 49-3 では、Directory Number Configuration ウィンドウ内で使用可能なフィールドについて説明します。 表 49-4 では、Directory Number Configuration ウィンドウ(図 49-4 を参照)の Directory Number Status 領域について説明します。
表 49-3 電話番号の設定値
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Directory Number |
ダイヤル可能な電話番号を入力する。この値には、数字とルート パターンのワイルドカード、および特殊文字((.)と(@) を除く)を指定できます。
(注) 電話番号としてパターンが使用されている場合、電話機の表示、およびダイヤルされた電話機への発信者 ID の表示には、数字以外の文字が含まれます。このような表示を避けるために、Display(Internal Caller ID)、Line Text Label、および External Phone Number Mask に値を入力することをお勧めします。これらのフィールドについては、表 49-3 で説明しています。
入力する電話番号が、複数のパーティションに表示される場合があります。
(注) JTAPI または TAPI アプリケーションでデバイスを制御したりモニタしたりする場合は、そのデバイスに同一の電話番号を持つ複数のインスタンス(パーティションは異なる)を設定しないでください。
電話番号の隣にある Shared Line は、その電話番号が、同一パーティションの複数のデバイスに表示されることを意味します。詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「電話番号」 を参照してください。 |
Partition |
この電話番号が属するパーティションを選択する。Directory Number フィールドに入力する電話番号が、選択したパーティション内で固有のものであることを確認してください。電話番号へのアクセスを制限しない場合は、パーティションに <None> を選択します。 パーティションの数が 250 より多い場合は、ドロップダウン リスト ボックスの横に省略記号( ... )ボタンが表示されます。 ... ボタンをクリックすると、Select Partition ウィンドウが表示されます。 List items where Name contains フィールドにパーティション名の一部を入力します。 Select item to use ボックスに表示されるパーティションのリストで希望するパーティション名をクリックし、 OK をクリックします。 |
Active |
Directory Number Configuration ウィンドウにこのチェックボックスを表示するには、Route Plan Report ウィンドウから、割り当てられていない電話番号にアクセスする。このチェックボックスをオンにすると、この電話番号へのコールを転送できるようになります(転送が設定されている場合)。このチェックボックスをオフにすると、Cisco CallManager はその電話番号を無視します。 |
Update Directory Number of All Devices Sharing This Line |
このチェックボックスは、共有回線の電話番号の場合にのみ表示される。この電話番号を共有するすべてのデバイスの電話番号を変更するには、このチェックボックスをオンにします。このデバイスの電話番号またはパーティションだけを変更するには、このチェックボックスをオフのままにします(この電話番号を共有するその他のデバイスは変更されません)。 |
Directory Number Settings
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Voice Mail Profile |
Voice Mail Profile Configuration に定義されているボイスメール プロファイルのリストから選択する。 最初のオプションは、 <None> で、Voice Mail Profile Configuration で設定された現在のデフォルト ボイスメール プロファイルです。 |
Calling Search Space |
適切なコール検索スペースを選択する。コール検索スペースは、この電話番号からコールされる番号を見つけるために検索されるパーティションの集合から構成されます。選択された値は、この電話番号を使用しているデバイスすべてに適用されます。
(注) このフィールドに変更を加えると、Call Pickup Group フィールドにリストされている番号が更新されます。
コール検索スペースは、Forward All、Forward Busy、Forward No Answer、および Forward on Failure の電話番号に対して設定できます。選択された値は、この電話番号を使用しているデバイスすべてに適用されます。 Forward All Calling Search Space フィールドを <None> に設定すると、ユーザが Cisco IP Phone User Options ウィンドウ、または電話機の CFwdAll ソフトキーを使用してコールを転送したときに、Cisco CallManager が回線と電話機のコール検索スペースを使用します。ユーザが電話機上でコールを転送するのを制限したい場合は、Forward All Calling Search Space フィールドから、限定的なコール検索スペースを選択する必要があります。たとえば、次のとおりです。 2 つのコール検索スペース、Building および PSTN があります。Building コール検索スペースは、建物内でのコールをユーザに許可します。PSTN コール検索スペースは、建物内と建物外のコールをユーザに許可します。電話機を Building コール検索スペースに割り当て、電話機上の回線を PSTN コール検索スペースに割り当てます。Call Forward All コール検索スペースを <None> に設定すると、Cisco CallManager は、PSTN または Building コール検索スペース内の任意の番号にコールを転送できます。ユーザが建物外の番号にコールを転送できないようにするには、Call Forward All コール検索スペースを Building に設定します。 詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 パーティションおよびコール検索スペース 」を参照してください。 |
AAR Group |
このデバイスの Automated Alternate Routing(AAR; 自動代替ルーティング)グループを選択する。AAR グループは、帯域幅不足のためにコールがブロックされないように、コールをルーティングするためのプレフィックス番号を提供します。AAR グループ設定を「なし」にすると、ブロックされたコールの再ルーティングは行われません。 |
User Hold Audio Source |
ユーザが保留操作を開始したときに再生されるオーディオ ソースを選択する。 |
Network Hold Audio Source |
ネットワークが保留操作を開始したときに再生されるオーディオ ソースを選択する。 |
Auto Answer |
Call Forward and Pickup Settings
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Forward All |
Voice Mail:Voice Mail Profile Configuration ウィンドウ内の設定値を使用する場合は、このチェックボックスをオンにする。
(注) このチェックボックスがオンになっていると、Cisco CallManager は、Destination ボックスと Calling Search Space の設定値を無視します。
Destination:この設定値は、すべてのコールの転送先となる電話番号を示す。 外部宛先を含む、ダイヤル可能な任意の電話番号を使用してください。 Calling Search Space:この設定値は、この電話番号を使用しているデバイスすべてに適用される。 |
Forward Busy |
Voice Mail:Voice Mail Profile Configuration ウィンドウ内の設定値を使用する場合は、このチェックボックスをオンにする。
(注) このチェックボックスがオンになっていると、Cisco CallManager は、Destination ボックスと Calling Search Space の設定値を無視します。
Destination:外部宛先を含む、ダイヤル可能な電話番号をすべて使用する。 Calling Search Space:この設定値は、この電話番号を使用しているデバイスすべてに適用される。 |
Forward No Answer |
Voice Mail:Voice Mail Profile Configuration ウィンドウ内の設定値を使用する場合は、このチェックボックスをオンにする。
(注) このチェックボックスがオンになっていると、Cisco CallManager は、Destination ボックスと Calling Search Space の設定値を無視します。
Destination:この設定値は、コールに応答がないときに、そのコールの転送先となる電話番号を示す。 外部宛先を含む、ダイヤル可能な任意の電話番号を使用してください。 Calling Search Space:この設定値は、この電話番号を使用しているデバイスすべてに適用される。 |
Forward on Failure |
このフィールドは、CTI ルート ポイントおよび CTI ポートのみに適用される。 Voice Mail:Voice Mail Profile Configuration ウィンドウ内の設定値を使用する場合は、このチェックボックスをオンにする。
(注) このチェックボックスがオンになっていると、Cisco CallManager は、Destination ボックスと Calling Search Space の設定値を無視します。
Destination:この設定値は、無接続コールの転送先の電話番号を指定する(該当の電話番号を制御するアプリケーションが動作していない場合)。 外部宛先を含む、ダイヤル可能な任意の電話番号を使用してください。 Calling Search Space:この設定値は、この電話番号を使用しているデバイスすべてに適用される。 |
No Answer Ring Duration (seconds) |
Call Pickup Group |
(指定されたパーティション内で)この電話番号へのコールに応答するために、ダイヤル可能な番号を選択する。 |
MLPP Alternate Party Settings
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Target (Destination) |
この電話番号が優先コールを受信し、この番号とそのコール転送先が優先コールに応答しない場合に MLPP 優先コールが誘導される番号を入力する。 この値には、数字、シャープ(#)、アスタリスク(*)を指定できます。 |
Calling Search Space |
ドロップダウン リスト ボックスから、代替パーティのターゲット(宛先)番号に関連付けられたコール検索スペースを選択する。 |
No Answer Ring Duration |
秒数(4 ~ 60)を指定する。この電話番号とそのコール転送先が MLPP 優先コールに応答しない場合、ここで指定した秒数が経過すると、MLPP 優先コールがこの電話番号の代替パーティに誘導されます。 この設定をブランクのままにすると、Cisco CallManager エンタープライズ パラメータの Precedence Alternate Party Timeout に設定された値が使用されます。 |
Line Settings for This Device
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Display (Internal Caller ID) |
着側に表示されるテキスト。このフィールドをブランクのままにすると、内線番号が表示されます。 最長 30 文字の英数字を使用してください。Character Set で、 Japanese(Hankaku-Katakana)を選択すると、半角カタカナを使用することができます。全角文字を入力すると、”?” 疑問符に変換され正しく表示されません。また、半角カタカナの Display (Internal Caller ID)は、着側の電話機のユーザ ロケールが Japanese_Japan 以外の場合には、正しく表示されませんので、ご注意ください。一般に、ユーザの名前または電話番号を使用します。 右側のチェックボックスをオンにし、 Propagate selected ボタンをクリックしない限り、設定は現在のデバイスのみに適用されます(右側にあるチェックボックス表示は、この電話番号を他のデバイスが共有しているときにのみ表示されます)。 |
Line Text Label |
このフィールドは、回線の表示に電話番号を示さないようにする場合に限り使用する。回線/電話機の組み合わせに対し電話番号を識別するテキストを入力します。Character Set で、Japanese(Hankaku-Katakana)を選択すると、英数字の他に半角カタカナを使用することができます。全角文字を入力すると、”?” 疑問符に変換され正しく表示されません。また、半角カタカナの Line Text Label は、電話機のユーザ ロケールが Japanese_Japan 以外の場合には、正しく表示されませんので、ご注意ください。 複数の電話番号をモニタする秘書や担当者がそれらの電話番号を識別できるように、所属長の氏名、部門名、または他の適切な情報の入力をお勧めします。 右側のチェックボックス(Update Shared Device Settings と呼ばれる)をオンにし、 Propagate selected ボタンをクリックしない限り、設定は現在のデバイスのみに適用されます(右側にあるチェックボックス表示は、この電話番号を他のデバイスが共有しているときにのみ表示されます)。 |
External Phone Number Mask |
この回線からのコールの発信時に発信者番号情報の送信に使用される電話番号(またはマスク)を指定する。 最長 30 桁の数字および「X」文字を入力できます。X は、電話番号を表し、パターンの末尾に指定されなければなりません。たとえば、マスクを 972813XXXX に指定する場合、内線番号 1234 からの外部コールには、発信者番号が 9728131234 と表示されます。 右側のチェックボックス(Update Shared Device Settings と呼ばれる)をオンにし、 Propagate selected ボタンをクリックしない限り、設定は現在のデバイスのみに適用されます(右側にあるチェックボックス表示は、この電話番号を他のデバイスが共有しているときにのみ表示されます)。 |
Message Waiting Lamp Policy |
このフィールドでは、受話器のランプの点灯に関するポリシーを設定する。次のいずれかのオプションを選択します。 • システムポリシーを使用する(電話番号は、サービス パラメータ「メッセージ受信のランプポリシー」の設定を参照する) • 点灯およびプロンプト • プロンプトのみ • 点灯のみ • なし 右側のチェックボックス(Update Shared Device Settings と呼ばれる)をオンにし、 Propagate selected ボタンをクリックしない限り、設定は現在のデバイスのみに適用されます(右側にあるチェックボックス表示は、この電話番号を他のデバイスが共有しているときにのみ表示されます)。 |
Ring Setting (Phone Idle) |
このフィールドでは、着信コールが受信され、そのデバイスにそれ以外のアクティブなコールがない場合に、回線の表示に対するリング設定値を設定する。次のいずれかのオプションを選択します。 • Use system default • Disable • Flash only • Ring once • Ring 右側のチェックボックス(Update Shared Device Settings と呼ばれる)をオンにし、 Propagate selected ボタンをクリックしない限り、設定は現在のデバイスのみに適用されます(右側にあるチェックボックス表示は、この電話番号を他のデバイスが共有しているときにのみ表示されます)。 |
Ring Setting (Phone Active) |
ドロップダウン リスト ボックスから、この電話機で別回線に別のアクティブなコールがある場合に使用するリング設定を選択する。次のいずれかのオプションを選択します。 • Use system default • Disable • Flash only • Ring once • Ring • Beep only 右側のチェックボックス(Update Shared Device Settings と呼ばれる)をオンにし、 Propagate selected ボタンをクリックしない限り、設定は現在のデバイスのみに適用されます(右側にあるチェックボックス表示は、この電話番号を他のデバイスが共有しているときにのみ表示されます)。 |
Multiple Call/Call Waiting Settings
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Maximum Number of Calls |
Busy Trigger |
Forwarded Call Information Display
|
Caller Name |
このチェックボックスをオンにすると、コール転送時に発信者名が表示される。 |
Redirected Number |
このチェックボックスをオンにすると、コール転送時にリダイレクトされた番号が表示される。 |
Caller Number |
このチェックボックスをオンにすると、コール転送時に発信者番号が表示される。 |
Dialed Number |
このチェックボックスをオンにすると、コール転送時に最初にダイヤルされた番号が表示される。 |
Character Set
Line Text Label と Display(CallerID)を表示する言語を選択します。Character Set を変更するとそれまでの入力は消去されます。
Directory Number Status
表 49-4 では、Directory Number Configuration ウィンドウ(図 49-4 を参照)の Directory Number Status 領域について説明します。
表 49-4 Directory Number Status
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Used By |
このフィールドには、電話番号が属する回線グループまたは Cisco CallManager Attendant Console ハント グループのリストが表示される。 |
Associated With |
このフィールドには、電話番号が関連付けられているデバイスのリストが表示される。 |
図 49-4 電話番号の設定値状況
関連項目
• 「回線グループの設定」
• 「Cisco IP Phone の設定」
• 「ゲートウェイの設定」
• 「電話機のリセット」
• 「電話番号の追加」
• 「電話番号の更新」
• 「割り当てられていない電話番号の削除」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP Phone 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機能 」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 電話機設定チェックリスト 」