メールボックス サイズ使用割当量の指定
ユーザのボイスメールボックスのサイズを制御するために、Cisco Unity Connection の管理を使用して、メールボックス サイズ使用割当量を指定できます。Cisco Unity Connection には、次のようなデフォルトのメールボックス サイズ使用割当量がシステム全体で設定されています。この使用割当量は修正可能です。
• [警告クォータ(Warning Quota)]:ユーザのメールボックスが[警告クォータ(Warning Quota)]で指定したサイズに達すると、そのユーザは、メールボックスが最大許容サイズに達しつつあることを警告されます。
デフォルトの[警告クォータ(Warning Quota)]は、システム全体で 12,000,000 バイトです。これは、G729a コーデックでの録音では約 200 分、G711 コーデックでの録音では約 25 分に相当します。
• [送信クォータ(Send Quota)]:メールボックスが[送信クォータ(Send Quota)]で指定したサイズに達すると、そのユーザはボイス メッセージを送信できなくなります。
デフォルトの[送信クォータ(Send Quota)]は、システム全体で 13,000,000 バイトです。これは、G729a コーデックでの録音では約 217 分、G711 コーデックでの録音では約 27 分に相当します。
• [送信/受信クォータ(Send/Receive Quota)]:メールボックスが[送信/受信クォータ(Send/Receive Quota)]フィールドで指定したサイズに達すると、そのユーザはボイス メッセージを送受信できなくなります。
デフォルトの[送信/受信クォータ(Send/Receive Quota)]は、システム全体で 14,745,600 バイトです。これは、G729a コーデックでの録音では約 245 分、G711 コーデックでの録音では約 30 分に相当します。
ユーザごとにカスタム使用割当量を設定して、システムレベルの使用割当量を上書きすることもできます。カスタム使用割当量は、ユーザ テンプレートで設定することも、個々のユーザ アカウントで修正することもできます。
手順については、『 Cisco Unity Connection ユーザの移動、追加、変更 ガイド 』の「ユーザ アカウントの設定によって制御される機能の設定」の章の「メールボックス サイズの割り当て」の項を参照してください。このドキュメントは、
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。