メッセージ エージング ポリシーの変更
Cisco Unity Connection では、ボイス メッセージを格納するハードディスクがいっぱいにならないように、メッセージ エージング規則を設定して次の処理を自動的に実行できます。
• 既読メッセージを、指定した日数が経過した後に[削除済みアイテム(Deleted Items)]フォルダに移動する。この規則は、デフォルトでは無効になっています。
• [削除済みアイテム(Deleted Items)]フォルダにあるメッセージを、指定した日数が経過した後に完全に削除する。この規則は、デフォルトで有効になっています。
これらのメッセージ エージング規則は、個別に有効または無効にできます。また、各規則にそれぞれ別の日数を指定することができます。メッセージ エージング ポリシーを有効または無効にすることもできます。ポリシーを無効にすると、規則は規則自体の設定にかかわらず適用されなくなります。
メッセージ エージング ポリシーを有効にし、いずれかまたは両方のメッセージ エージング規則を有効にした場合も、[ボイスメールボックス(Voice Mailbox)]ページで個々のユーザのメッセージ エージングを無効にすることができます。ただし、この逆の設定はできません。メッセージ エージング ポリシーを無効にした場合は、個々のユーザのメッセージ エージング規則を有効にすることはできません。
メッセージは、最後に変更を加えられた時点からエージングが開始されます。メッセージに変更を加えるには、ユーザは次のいずれかの手順を実行する必要があります。
• Cisco Unity Inbox で、メッセージに新規または削除済みのマークを付けるか、メッセージの題名を変更して、[保存(Save)]をクリックする。
• 電話でアクセスしているときに、メッセージに新規のマークを付ける、メッセージを再保存する、メッセージを削除する、削除済みメッセージを開封済みに戻す、のいずれかのオプションを選択する。
これらのいずれのオプションも選択せずに、単にメッセージを聞いた場合には、メッセージのステータスは変更されません。
メッセージ エージング ポリシーを変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [メッセージ エージング ポリシー(Message Aging Policy)] をクリックします。
ステップ 2 設定を適切に変更します。個々のフィールドについては、フィールド ヘルプを参照してください。
ステップ 3 [保存(Save)] をクリックします。
Connection でメッセージ エージング ポリシーが有効である場合は、個々のユーザおよびテンプレートに対してメッセージ エージング ポリシーを有効または無効にすることができます(デフォルトでは、ユーザ テンプレートで、ユーザのメッセージ エージングが有効となるように指定されています)。
手順については、『 Cisco Unity Connection ユーザの移動、追加、変更 ガイド 』の「ユーザ アカウントの設定によって制御される機能の設定」の章の「メッセージのエージング」の項を参照してください。このドキュメントは、
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。