Cisco Unified MeetingPlace Express との連動の作成
Cisco Unified MeetingPlace Express がインストールされている場合は、Cisco Unity Connection を Cisco Unified MeetingPlace Express と連動させることで、ユーザが電話または Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用して、会議の予定を確認し、開催中の会議に参加できるようになります。
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動の要件は、次のとおりです。
• Cisco Unified MeetingPlace Express 2.0 以降がインストールされている。
• Connection による読み取り専用アクセスを有効にする API ユーザ アカウントが、Cisco Unified MeetingPlace Express で設定されている。
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動を作成する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 3 [外部サービスの新規作成(New External Service)]ページの[タイプ(Type)]ドロップダウン リスト ボックスで、 [MeetingPlace Express] をクリックします。
ステップ 4 表28-1 に示した設定を入力し、 [保存(Save)] をクリックします。
表28-1 [外部サービスの新規作成(New External Service)]ページの設定
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[タイプ(Type)] |
( 表示のみ )外部サービスのタイプは「MeetingPlace Express」です。 |
[表示名(Display Name)] |
内容の識別に役立つ名前を入力します。 |
[IPアドレスまたはFQDN URL(IP Address or FQDN URL)] |
Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 URL を入力します。 |
[アクセスを可能にする(Access Enabled)] |
このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスがオフになっている場合、Cisco Unified MeetingPlace Express との連動は無効です。 |
[MPE APIユーザID(MPE API User ID)] |
Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのログインで使用する API ユーザのユーザ ID を入力します。 この設定は、Cisco Unified MeetingPlace Express で設定されている API ユーザのユーザ ID 設定と一致している必要があります。 |
[MPE APIユーザ パスワード(MPE API User Password)] |
Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのログインで使用する API ユーザのユーザ パスワードを入力します。 この設定は、Cisco Unified MeetingPlace Express で設定されている API ユーザのユーザ パスワード設定と一致している必要があります。 |
[セキュリティ転送(Security Transport)] |
適切な設定をクリックします。 • [なし(None)]:Connection は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバとの接続にセキュリティを使用しません。 • [SSL]:Connection は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバとの接続に SSL を使用します。 |
[ダイヤル文字列(Dial String)] |
電話機のユーザを Cisco Unified MeetingPlace Express サーバのガイダンスに転送するときに、Connection がダイヤルする必要のある数字を入力します。 |
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動の変更
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動を作成した後に、連動の内容を変更できます。
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、Connection を Cisco Unified MeetingPlace Express と連動させたときに作成した外部サービスの名前をクリックします。
ステップ 3 [外部サービスの編集(Edit External Service)]ページで、必要な設定( 表28-2 を参照)を変更して[ 保存(Save)] をクリックします。
表28-2 [外部サービスの編集(Edit External Services)]ページの設定
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[タイプ(Type)] |
(表示のみ) 外部サービスのタイプは「MeetingPlace Express」です。 |
[表示名(Display Name)] |
内容の識別に役立つ名前を入力します。 |
[IPアドレスまたはFQDN URL(IP Address or FQDN URL)] |
Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 URL を入力します。 |
[アクセスを可能にする(Access Enabled)] |
このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスがオフになっている場合、Cisco Unified MeetingPlace Express との連動は無効です。 |
[MPE APIユーザID(MPE API User ID)] |
Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのログインで使用する API ユーザのユーザ ID を入力します。 この設定は、Cisco Unified MeetingPlace Express で設定されている API ユーザのユーザ ID 設定と一致している必要があります。 |
[MPE APIユーザ パスワード(MPE API User Password)] |
Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのログインで使用する API ユーザのユーザ パスワードを入力します。 この設定は、Cisco Unified MeetingPlace Express で設定されている API ユーザのユーザ パスワード設定と一致している必要があります。 |
[セキュリティ転送(Security Transport)] |
適切な設定をクリックします。 • [なし(None)]:Connection は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバとの接続にセキュリティを使用しません。 • [SSL]:Connection は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバとの接続に SSL を使用します。 |
[ダイヤル文字列(Dial String)] |
電話機のユーザを Cisco Unified MeetingPlace Express サーバのガイダンスに転送するときに、Connection がダイヤルする必要のある数字を入力します。 |
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動のためのユーザの設定
Cisco Unified MeetingPlace Express と連動できるようにユーザを設定する必要があります。
(注) Cisco Unified MeetingPlace Express は、設定する Connection ユーザごとにエンド ユーザを必要とします。
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動のためにユーザを設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの新規作成(New External Service Account)]ページで、 表28-3 に示した設定を入力して[ 保存(Save)] をクリックします。
表28-3 [外部サービスのアカウントの新規作成(New External Service Account)]ページの設定
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[サービス タイプ(Service Type)] |
[MeetingPlace Express] をクリックします。 |
[MeetingPlace Express サーバ(MeetingPlace Express Server)] |
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動のために入力した表示名をクリックします。 |
[認証オプション(Authentication Options)] |
適切なオプションをクリックします。 • [ユーザのCUCエイリアスを使用してログイン(Log in Using the User’s CUC Alias)]:このオプションは、Cisco Unified MeetingPlace Express の[Connection ユーザID(Connection User ID)]設定が Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。 • [「ゲスト」としてログイン(Log in as “Guest”)]:Connection は、Connection ユーザ エイリアスおよび[ユーザID(User ID)]設定を使用せずに、ユーザをゲストとしてログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議に関する情報のみをユーザに提供します。 • [MPEエンド ユーザIDを使用してログイン(Log in using MPE End User ID)]:Cisco Unified MeetingPlace Express の[ユーザID(User ID)]設定を入力します([ユーザID(User ID)]設定が Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。 |
ステップ 6 残りすべてのユーザについて、ステップ 2 ~ステップ 5 を繰り返します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動のためのユーザ設定の変更
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動のために設定したユーザ外部サービス アカウントの内容を変更できます。
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動のためのユーザ設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページの[アカウント ログイン(Account Login)]カラムで、Cisco Unified MeetingPlace Express サービスのユーザ エイリアスをクリックします。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの編集(Edit External Service Account)]ページで、必要な設定( 表28-4 を参照)を変更して [保存(Save)] をクリックします。
表28-4 [外部サービスのアカウントの編集(Edit External Service Account)]ページの設定
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[サービス タイプ(Service Type)] |
[MeetingPlace Express] をクリックします。 |
[MeetingPlace Express サーバ(MeetingPlace Express Server)] |
Cisco Unified MeetingPlace Express との連動のために入力した表示名をクリックします。 |
[認証オプション(Authentication Options)] |
適切なオプションをクリックします。 • [ユーザのCUCエイリアスを使用してログイン(Log in Using the User’s CUC Alias)]:このオプションは、Cisco Unified MeetingPlace Express の[Connection ユーザID(Connection User ID)]設定が Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。 • [「ゲスト」としてログイン(Log in as “Guest”)]:Connection は、Connection ユーザ エイリアスおよび[ユーザID(User ID)]設定を使用せずに、ユーザをゲストとしてログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議に関する情報のみをユーザに提供します。 • [MPEエンド ユーザIDを使用してログイン(Log in using MPE End User ID)]:Cisco Unified MeetingPlace Express の[ユーザID(User ID)]設定を入力します([ユーザID(User ID)]設定が Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。 |
ステップ 6 残りすべてのユーザについて、ステップ 2 ~ステップ 5 を繰り返します。