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ステークホルダーの参画
と ESG の重要性

主要なステークホルダーからの情報と包括的な ESG の重要性評価1 は、ESG 戦略の策定と目標の設定、プラスの影響の最大化に効果的です。継続的に分析することで、変化しつつある状況にビジネスを適合させることができます。

シスコの戦略とレポートの元になる重要なデータが ESG の重要性評価です。1 この評価によって、ステークホルダーにとって最も重要な ESG のトピックを理解し、シスコの戦略と目標を継続的に評価していくことができます。シスコでは、2 年ごとに完全な評価を実施しています。完全な評価を行わない年は、内部評価による更新を実施します。これにより、ビジネスのリスクと機会に関連した優先順位を検証できます。

2023 年度は、完全な ESG の重要性評価を実施しました。1 この評価の一環として、ビッグデータと幅広いステークホルダーからの情報を活用して、優先度の高い ESG のトピックについて理解を深めました。分析は、1)ベンチマーク、グローバルな動向の分析、ESG のトピックの特定と定義、2)主要なステークホルダーとのインタビュー、3)調査結果の詳細な分析と要約という 3 つのフェーズに分けて行いました。ステークホルダーとは、投資家、従業員、シスコのエグゼクティブ、お客様、分野の第一人者などです。

シスコのステークホルダーにとって重要な 18 の ESG のトピックを特定しました。そのうち以下の 8 つが最重要項目です。

  • 気候変動と温室効果ガス(GHG)
  • インクルージョンと多様性
  • コーポレートガバナンス
  • 人材
  • データセキュリティとプライバシー
  • ビジネス倫理
  • サプライチェーンにおける人権と労働条件
  • 循環型経済

正式な ESG の重要性評価1 に加え、シスコのビジネスチームは定期的にステークホルダーから情報を収集しています。

ステークホルダーを構成するグループ

  • お客様
  • 従業員およびシスコのエグゼクティブ
  • ESG の第一人者
  • 政府および規制当局
  • 業界の主要企業
  • 投資家
  • 非営利パートナーとコミュニティパートナー
  • セールスチャネルパートナー
  • サプライヤ
  • 将来有望な人材

2023 年度 ESG 重要性1 マトリックス

2023 年度 ESG 重要性マトリックスの詳細を示すグラフ

ステークホルダーの参画の拡大

シスコは 2002 年から世界経済フォーラム(WEF)の戦略的パートナーとなっています。WEF との連携により、世界のリーダーから洞察が得られ、戦略を見直すことが可能になります。また、他者から学び、ベストプラクティスを共有できるようになります。その他のパートナーシップおよびメンバーシップとしては、Business for Social Responsibility(BSR)、全米産業審議会のイノベーションと成長に関する持続可能性評議会 II、CEF(旧 Corporate Eco Forum)、Responsible Business Alliance(RBA)などがあります。

シスコは、ここで説明している環境と社会に関するトピックに焦点を当てたさまざまなイニシアチブや組織2 にも参加しています(イニチアチブ・組織の日本語名称は、英語の翻訳である場合があります)。

シスコは、集団行動の力を認識しています。シスコは多くの非政府組織(NGO)や同業他社と協力するとともにイニシアチブや連合への参加を通じて、テクノロジー業界における持続可能性に関する活動を推進します。シスコは持続可能性に関するさまざまなトピックのイニシアチブやワーキンググループに参加しています。その分野は、GHG 排出、サプライチェーンのサステナビリティ、循環型経済、製品のサステナビリティ、梱包、再生可能エネルギー、資源効率など多岐にわたります。共に取り組みを行っているグループの一部を以下に挙げます。

組織 連携の内容
米国電気通信産業ソリューション連合(ATIS) シスコは ATIS の Sustainability in Telecom:Energy and Protection Committee のメンバーとして積極的に活動しており、他の加盟組織と連携して通信業界に関連する規格を開発しています。
AmCham EU シスコは、欧州における米国企業の代弁者である業界団体 AmCham EU のメンバーであり、EU グリーンディールの産業ビジョンの建設的パートナーとして活動し、環境、運輸、エネルギー、気候に関する委員会などに参加しています。シスコは AmCham EU の最高執行委員会のメンバーでもあります。
米国電子回路協会(IPC) シスコは IPC と共に、世界各国の政府との関係構築と環境政策の提唱に積極的に取り組んでいます。
オーストラリア包装規約機構(APCO) シスコは、共同規制のための非営利団体である APCO のメンバーとして積極的に活動しています。同団体は、政府や産業界と協力してオーストラリアで持続可能な梱包を推進しています。シスコは、APCO の Packaging Sustainability Framework に照らしてシスコの循環型設計の原則と梱包の持続可能性の取り組みをベンチマークすることを自主的に公約しています。年次報告書と行動計画を策定することで、シスコの梱包ポートフォリオ全体で持続可能性を推進しています。
ビジネスラウンドテーブル(BR) CEO が率いるこの協会は、成長を促進する政策を一貫して推進することを目指しており、これには競争力のある米国経済を実現し、米国民の雇用機会を創出するための環境やエネルギーなどの政策が含まれています。シスコの会長兼 CEO である Chuck Robbins が同協会の次期会長を 2024 年 1 月 1 日から 2 年間務めます。
Capital Equipment Coalition(CEC) シスコは、循環型資本設備産業の発展に焦点を当てた、Circle Economy のプロジェクト(旧 PACE のプロジェクト)である CEC のメンバーです。CEC のメンバーは、ベストプラクティスを共有するとともに、2018 年に立てた、企業の誓約の達成状況を把握します。
インド携帯電話事業者協会(COAI) シスコは COAI の他の企業と協力して、インドの電気通信業界の成長と発展に関連する重要な問題について業界の見解を提供しています。
CENELEC シスコは、欧州の標準化団体である CENELEC と積極的に連携し、循環型設計の標準化に取り組んでいます。
循環型電子機器パートナーシップ(CEP) シスコは、複数のステークホルダーが参加する 7 つの組織(Global Enabling Sustainability Initiative(GeSI)、グリーン・エレクトロニクス協議会(GEC)、国際電気通信連合(ITU)、Platform for Accelerating the Circular Economy(PACE)、RBA、WEF、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBSCD))および同業他社とのコラボレーションに積極的に参加し、循環型電子機器のバリューチェーンに対する共通のビジョンとロードマップを策定しています。
Clean Energy Buyers Association(CEBA) シスコは、CEBA のメンバーです。CEBA は、エネルギー業界の顧客やパートナーのコミュニティを活性化して、脱炭素エネルギーシステムの市場ソリューションと政策ソリューションを展開する業界団体です。シスコの取り組みでは、世界中でのクリーンエネルギーの調達とサプライチェーンの脱炭素化の推進に重点を置いています。
全米民生技術協会(CTA) シスコは CTA のメンバーであり、環境政策委員会に積極的に参加しています。CTA は、業界全体の利益を代表するために、州および連邦の規制当局、立法者、公共政策の関係者と緊密に連携しています。
デジタルヨーロッパ(DIGITALEUROPE) シスコは、ヨーロッパのデジタル トランスフォーメーション業界を代表する業界団体であるデジタルヨーロッパのメンバーであり、EU の ICT インパクト調査に業界からの情報提供を率先して行うとともに、特に持続可能な製品のためのエコデザイン規則とそのデジタル プロダクト パスポート(DPP)、化学物質、廃棄物関係の活動に参加しています。シスコはデジタルヨーロッパの理事であり、デジタルヨーロッパのグリーンディール ワーキンググループの議長を務めています。
Electronics Product Stewardship Canada(EPSC) シスコは EPSC のメンバーです。EPSC は、カナダの電子製品のサポート終了に関するソリューションを向上させるイノベーションを推進する電子機器メーカーの利益を代表しています。
Ellen MacArthur Foundation(EMF) シスコは EMF の設立パートナーであり、EMF のメンバーとして、メンバー同士のつながり、トレーニング、知識の共有を引き続き活用しています。
ETSI シスコは ETSI と積極的に連携しています。ETSI は、ヨーロッパの電気通信、放送、ならびにその他の電子通信ネットワークおよびサービスの標準化を行っている組織です。シスコは、欧州委員会の指令に関連する資材効率の標準化に携わり、安全なデータ削除(EN 303 800-2)とサーバーのエネルギー指標(EN303470)に関する取り組みを主導しています。
欧州環境保護デジタル連合(EGDC) EGDC は EU 理事会の要請に基づいて企業が進めているイニシアチブであり、欧州委員会と欧州議会の支援を受けています。デジタルソリューションがもたらす排出削減の可能性を他のすべての部門で活用することを目的としています。シスコは 2021 年 10 月からメンバーになっています。
インド商工会議所連盟(FICCI) シスコは、インドにおける人脈づくりと合意形成のためにこのプラットフォームに参加しています。
電子製品環境評価ツール(EPEAT) EPEAT に基づき、シスコは、テクノロジー部門の製品およびサービスがもたらす持続可能性への影響に対処する基準の策定に貢献しています。たとえば、EPEAT のサーバーおよびネットワーク機器製品カテゴリなどです。さらに、EPEAT の Conformity Guidance Group(CGG)にも参加しています。EPEAT は CGG に対して、EPEAT 基準の技術要件に関する技術的な情報と専門知識のほか、各製品カテゴリにおける更新や修正を含む EPEAT 基準の導入を求めています。
温室効果ガスプロトコル シスコは、温室効果ガスプロトコルから公開された調査に回答し、基準の更新の可能性に関する情報を提供しています。また、基準の更新が行われるたびに引き続き対応していきます。
米国情報技術工業(ITI)協議会 シスコは ITI のメンバーです。ITI は、循環型経済と持続可能な地球の促進におけるテクノロジーの役割について政策立案者を教育しています。シスコは、ITI ヨーロッパのサステナビリティ委員会の共同委員長、ITI アジア太平洋地域の規制およびサステナビリティ委員会の副委員長を務めています。
国際電気通信連合(ITU) シスコは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)とパリ協定の枠組みにおけるデジタル技術の環境効率、電子廃棄物、循環型経済、さらには、持続可能なサプライチェーン管理、気候変動、デジタル技術の評価に関する多くの ITU-T SG5 規格に貢献しています。
Manufacturers' Association of Information Technology(MAIT) シスコは MAIT の同業他社と積極的に協力して、環境問題に関してインドの電子機器および ICT ハードウェア部門をけん引しています。
オープン コンピュート プロジェクト(OCP) OCP は、データセンター内およびその周辺のイノベーションを加速することに焦点を当てた業界コラボレーションです。OCP 内の活動である持続可能性イニシアチブは、特にデータセンターハードウェアの循環型設計原則について、詳細な調査を実施しガイダンスを作成しています。シスコは OCP のメンバーであり、OCP 循環型設計ガイドに貢献しました。
Partnership to Reuse, Refill, Replace Single-Use Plastics(PR3) シスコは PR3 の技術面のスポンサーを務めています。PR3 は業界を超えたイニシアチブであり、消費者とバリューチェーン全体に、経済、社会、環境上の利益をもたらす再利用システムを構築し、使い捨ての梱包材をなくすことを目指しています。
Product Attributes to Impact Algorithm(PAIA) シスコは複数のステークホルダーで構成される情報通信技術(ICT)コンソーシアムのメンバーであり、参加各社は PAIA プラットフォームで共有されている業界標準の情報を利用しています。MIT が主催するこのプラットフォームでは、ICT 製品による環境フットプリントを把握する合理化された手法を提供しています。
RE100 シスコは RE100 のメンバーです。RE100 はグローバルな企業による再生可能エネルギーイニシアチブです。100% 再生可能電力の実現に取り組む何百もの大規模かつ野心的な企業が結集しています。
リバースロジスティクス協会(RLA) シスコは、製品の返送およびリバースロジスティクスのグローバル業界団体である RLA で、ダイアモンドメンバーとしてアドバイザリボードを務めています。
Science Based Targets イニシアチブ(SBTi) シスコは、 SBTi から公開された調査に回答し、既存の基準の更新または新しい基準の可能性に関する情報を提供しています。シスコは、既存の基準の更新や新しい基準の策定が行われ、基準が改良されるたびに引き続き対応していきます。
Sustainable Packaging Coalition(SPC) SPC は、産業界のコラボレーション、教育、活動を通じて持続可能な梱包を推進することに特化した会員組織です。シスコは、この組織に積極的に参加することにより、梱包業界をより持続可能なものにするという SPC の目標を支援しています。
TechNet シスコは TechNet に参加しています。州および連邦レベルで積極的に活動する TechNet は、サイバーセキュリティ、製品の安全性、知的財産権の保護を確保するために、正規修理の利点について政策立案者に助言を行っています。
techUK シスコは、英国のテクノロジー業界団体 techUK のメンバーです。techUK は、シスコがテクノロジー関連のさまざまな政策をモニターして把握し、政策立案者と連携して専門知識を共有し、同業他社と連携するのに役立っています。
グリーングリッド シスコはグリーングリッドに加盟しており、ツール作成の支援や技術的な専門知識の提供を行うとともに、低炭素経済の実現に向けてデータセンターエコシステムのエネルギーとリソースの効率を最適化することを訴えています。
米国エネルギー省(DOE)、環境保護庁(EPA) シスコは EPA と連携して、ネットワーク機器(SNE、LNE、電話関連機器、サーバーなど)の ENERGY STAR 規格を定義しています。また、EPA/DOE の技術部門であるローレンスバークレー国立研究所、Navigant 社、National Resources Defense Council、Ecova とも、測定の方法やメトリックに関して協力しています。
持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD) シスコは WBCSD のメンバーです。世界をリードする 200 を超える持続可能な企業のグローバルコミュニティであり、ネットゼロ、ネイチャーポジティブ、そしてより公平な未来に必要なシステム変革を共同で推進しています。
組織 連携の内容
Alliance for Water Stewardship(AWS) シスコは AWS International Water Stewardship Standard を採用しました。これは、サプライチェーンにおける水資源スチュワードシップの評価と推進を目的としています。
Asia Clean Energy Coalition(ACEC) シスコは、他の主要なステークホルダーと共に、アジア全域での企業による再生可能電力の調達を促進するための方針策定を支援しています。
CDP(旧カーボン ディスクロージャー プロジェクト) シスコは、CDP が毎年実施している気候変動と水に関する質問書への回答を通じて持続可能性への取り組みを公開しています。また、シスコのサプライチェーンパートナーにも CDP を通じて公開するよう呼びかけています。シスコは、CDP サプライチェーン IT メンバーワーキンググループのメンバーでもあります。このグループは、テクノロジー部門における情報開示の向上とサプライヤとの取り組みに焦点を当てています。
Clean Electronics Production Network(CEPN) シスコは CEPN の正会員です。複数のステークホルダーが参加するこのネットワークは、電子機器の製造中に労働者が有害な化学物質にばく露される問題に取り組んでいます。デューデリジェンスに用いるツールの開発と、サプライチェーンに広めるためのベストプラクティスの見極めに努めています。
European Partnership for Responsible Minerals(EPRM) シスコは EPRM のメンバーです。複数のステークホルダーが参加するこのパートナーシップは、採掘現場、中流企業、下流企業の支援に加え、生産と調達の連携強化を通じて、責任ある鉱物の利用拡大を目指しています。
Institute of Public and Environmental Affairs(IPE) シスコは IPE と継続的なパートナーシップを結んでいます。中国本土のサプライヤ拠点と共に環境リスクの防止、軽減、回復に取り組んでいます。
Public Private Partnership for Responsible Minerals Trade(PPA) シスコは、鉱物の倫理的なサプライチェーンに必要なデューデリジェンスとガバナンスシステムを改善する取り組みを支援する、このマルチセクターのイニシアチブのメンバーです。
Responsible Business Alliance(RBA) シスコは RBA の設立者であり、正会員です。RBA に参加している各社と協力して、業界とサプライチェーン全体にベストプラクティスを広めるよう努めています。
RBA Chemical Management Taskforce シスコは、電子機器のサプライチェーンにおいて化学物資を適切に管理し、化学物質へのばく露から労働者を保護することを目的にツールやリソースの採用と普及を進めています。
RBA Environmental Sustainability Working Group(ESWG) シスコは、RBA ESWG に参加している同業他社およびサプライヤと協力してサプライチェーンの持続可能性を高めるツールを開発し普及させています。
RBA Indirect Spend Working Group シスコは他のメンバー企業と協力して、非製造業およびサービスのサプライチェーンにおける社会的リスクと環境リスクを特定、対処、管理します。
検証済み監査プログラム(VAP)諮問委員会 シスコは、RBA の VAP 諮問委員会に協力して参加し、業界における RBA VAP の導入を支援しています。
RBA VAP Working Group シスコは、RBA の VAP Working Group に参加しています。このグループは RBA VAP の進捗や実施を監視する企業会員から構成されています。
RBA Worker Voice Working Group シスコは RBA の Worker Voice Working Group に参加し、Worker Voice イニシアチブに関するツール、プロセス、業界横断的なベストプラクティスを推進しています。
責任ある労働イニシアチブ(RLI) シスコは RLI の運営委員会で積極的な活動を行っています。さまざまなステークホルダーが参加するこのイニシアチブは、グローバルサプライチェーンにおいて強制労働の懸念がある労働者の権利を守ることに焦点を当てています。
責任ある鉱物イニシアチブ(RMI) シスコは RMI で積極的な活動を行っています。参加各社と協力して、責任ある鉱物調達に関する懸念事項への取り組みや新たな解決策の立案に取り組んでいます。
Scalable Trade for Artisanal Gold(STAG) シスコは、業種にまたがるこのイニシアチブを支援しています。人力採掘の金が電子機器のサプライチェーンに入る安全で責任あるルートを開発することが目的です。シスコはパートナーと協力しながら、採掘の基準を普及させ、下流企業の期待に応えつつ人力採掘者の生活を向上させることを目指しています。

1 本 Web サイトやシスコの ESG レポート、ESG の重要性評価プロセスで用いられている「ESG の重要性」は、証券取引委員会(SEC)の開示義務のコンテキストで用いられている「重要性」とは異なります。ESG レポートの目的および ESG 戦略の決定の目的で重要とみなされる問題は、SEC レポートの目的では重要とみなされない場合があります。また、ESG レポートに情報を含めることで、そのトピックまたは情報がシスコのビジネスまたは業績に重要であることを示すこともありません。

2 シスコは、EU Transparency Register を通じて、EU 内の団体/連邦活動/ネットワークおよびその他の組織のメンバーシップを開示しています。さらに、シスコは米国の事業者団体への 25,000 米ドル以上の支払いを政府関連の Web ページで開示しています。

2023 年度 ESG 重要性マトリックス

環境、社会、ガバナンス別に分類された 18 の重要なトピックのマトリックス。横軸はシスコのビジネスにとっての重要性を表し、縦軸は各課題におけるシスコのステークホルダーにとっての重要性を表します。

ステークホルダーやビジネスにとっての重要性が低い

  • 環境の再生と保護(環境)
  • 水(環境)
  • デジタルインクルージョン(社会)
  • コミュニティへの貢献(社会)
  • 人間に不可欠なニーズと災害救援(社会)
  • 経済力向上(社会)

ステークホルダーとビジネスにとっての重要性が中程度

  • 従業員が心身ともに健康であること(社会)
  • 事業廃棄物(環境)
  • 従業員の安全衛生と労働者の権利(社会)
  • イノベーションと責任あるテクノロジー(ガバナンス)

ステークホルダーとビジネスにとっての重要性が高い

  • コーポレートガバナンス(ガバナンス)
  • データセキュリティとプライバシー(ガバナンス)
  • ビジネス倫理(ガバナンス)
  • インクルージョンと多様性(社会)
  • 人材(社会)
  • サプライチェーンにおける人権と労働条件(社会)
  • 循環型経済(環境)

ステークホルダーとビジネスにとっての重要性が最も高い

  • 気候変動と温室効果ガス(環境)