シスコの福利厚生

シスコの特別な福利厚生（米国）

一部のがんが対象の遺伝子検査

従業員が自身の健康状態をより正確に把握できれば、いっそう的確な意思決定ができるというのがシスコの考えです。シスコの自家保険型医療プランに加入している従業員は、乳がんまたは卵巣がん（BRCA1 および BRCA2）の進行との関連性がある遺伝子の変化を調べるための遺伝子検査を受けられます。このような福利厚生を用意しているのはひとえに、それが従業員にとって重要なことだからです。検査を受ける前に、加入している医療プランの事前カウンセリングを受け、検査結果から何がわかるかを確認しておくことを推奨しています。米国シスコでは以前からすべての医療プランにおいて、医学的に必要と判断できればこの検査を提供しています。

糖尿病の予防と治療

シスコでは糖尿病の予防と治療（すでに糖尿病を患っている方向け）について 1 対 1 での指導を行っています。Vida Health 社の「糖尿病予防プログラム」では従業員とその家族に糖尿病予防のトレーニングを受けたコーチを紹介し、独自のプランでライフスタイルの見直しや健康的な食事を個別に支援します。すでに 1 型または 2 型の糖尿病と診断されている従業員や家族の方は、シスコのパートナーである Livongo 社を通じて糖尿病治療に効果的な助言や指導をリアルタイムで受けられます。Livongo 社との提携では、次のようなサービスを提供しています。

• 先進的な血糖値測定
• 検査用のストリップと穿刺器具を無制限で郵送
• 健康管理を糖尿病の専門医がリアルタイムで支援

経済面での個別のカウンセリングとサポート（米国とカナダ）

経済的なゆとりが増えることは全体的な心身の充実度の向上につながる重要な要素です。Alight Financial Path は 1 対 1 で経済的なカウンセリングに対応する秘密厳守の偏見のない相談役として、従業員の家計管理を手助けする存在です。家計の健全性に詳しい専門家が簡単な質問に答えてくれるだけでなく、時間をかけた個別の行動計画の立案にも協力してくれます。専門家から受けられる指導の内容は、簡単なものから複雑な問題までさまざまです。以下にいくつか例を挙げます。

• 目標の優先度付け
• 借り入れの返済
• 信用力の管理
• 万一の時に備えた貯蓄
• 退職金の積み立て
• 税務に関する専門的な手引き

2022 年、シスコは初の家計健全性評価ツールを全世界でリリースしました。評価は 100% 任意であり、参加した従業員は家計の健全性スコアと、スコアを改善するために実行できるアクションを知ることができます。家計のトピックスとしては、予算の作成、債務の管理、貯蓄、保険などがあります。従業員は EAP に連絡して、家計に関する問題や評価結果に関する疑問について相談することができます。評価の目的は 2 つあります。家計の健全性を支える基盤を強化できるように従業員を支援することと、家計の健全性に関する従業員のニーズについて詳しく把握し、ニーズに即したリソースを提供できるようにすることです。

大学入学に関する指導

大学入学に関する無料相談を受け付け、最適な貯蓄手段や学費の助成を受けるための手続き方法、学生ローンについて助言する専門家がカレッジコーチです。カレッジコーチは大学の選択から入試用小論文、面接など、高校生のお子さんを支援する個別のガイダンスにも対応しています。

経験豊富な弁護士への相談

給与の積み立てが少ない従業員の方は、MetLife 社の前払い型法律サービスに登録することで、法律の専門家に相談できます。MetLife 社の弁護士に相談できる内容には次のものがあります。

• 不動産に関する計画、少額訴訟の支援、養子縁組の支援など個人および家族の問題
• メディケア/メディケイドの資料や介護施設の契約書の確認など、高齢の親の介護に関する内容
• 住宅の購入、賃貸、売却などに関する内容

MetLife 社の Legal Plan Plus Parents を選択すれば両親や義理の親、継親を対象とした特定サービスを保証範囲に加えることもできます。

介護コンシェルジュサポート（カナダ、アイルランド、英国、米国の従業員が対象）

ほとんどの人はある時点を境に誰かを介護する立場になります。一人で介護する場合もあれば、チームの一員として介護に携わる場合もあるでしょう。いずれの立場であれ、シスコの従業員は個人用にカスタマイズされた専用のサポートを受けることができます。また自分だけでなく大切な人の複雑な、普段からの介護のニーズにも対応できます。Wellthy 社の介護コンシェルジュは高齢の親や特別な支援が必要な子供、病気の診断を受けた配偶者やパートナー、事故に遭った大切な人を養わなければならない状況にある従業員を支援するサービスです。自分自身の普段からのニーズや緊急のニーズのためにこのサービスを利用することもできます。介護コンシェルジュには次のようなメリットがあります。

• あらゆる情報を安全に保管してアクセスできるオンラインの介護ダッシュボードが利用できます。連絡先の管理、介護チームとの連絡、介護タスクの編成、重要なドキュメントの保管が可能です。
• 専門の介護コーディネータが質問への回答や介護タスクの支援、介護プランの作成、継続的な支援に向けた介護ダッシュボードの設定などに親身に対応します。
• 効率的なコミュニケーションで兄弟姉妹、友人、隣人とも情報を共有できます。また、介護コーディネータが介護という難しい話題の調整役となります。

必要に応じて、介護コーディネータが従業員を関連のあるシスコのソリューションに誘導する場合もあります。

条件に合う自宅介護者の仲介

CareLinx 社は、成人家族の介護を引き受ける在宅介護者を簡単に探し出し、仕事を依頼できるオンラインの仲介サービスを提供します。自身が抱えるニーズについていくつかの質問に答えると、CareLinx 社のアドバイザーが、100,000 人以上もの候補者のネットワークから最適な介護者を見つけてくれます。CareLinx 社に登録している介護者は必ず経歴がチェックされ、専門職業人賠償責任保険にも加入しているため安心して利用できます。シスコの従業員は、最初の 4 時間は無料で介護を受けられます。

心身の充実を一番に考える

シスコは従業員の心身の健康に細心の注意を寄せています。そのためシスコでは従業員が実力を発揮できるように質の高い医療プランや包括的なソリューションを提供しています。

一人ひとりの健康目標の支援

健康の増進や体力面での目標達成、ストレスへの対処、睡眠の改善に関心がある従業員には効果的なサービスを用意しています。米国シスコの従業員の場合は、健康指導のコーチングパートナーであり健康問題を専門とする Vida Health 社のサービスとして、目標設定の支援とその達成に向けた指導を専任のコーチから受けられます。さまざまな経歴と指導スタイルを持つコーチの中から誰を選ぶかは従業員の自由で、実施計画も独自に作成できます。コーチはビデオや電話を介し、あるいはアプリのメッセージ機能を利用して相談に乗ってくれたり、専門的な指導や意欲の湧くような助言を提供してくれる存在です。利用者に合わせた食料品リストから栄養プラン、進行状況の管理ツールまで、あらゆるものを Vida Health アプリやコーチを介して入手できます。

Cisco Pavelka はヨーロッパ、中東、アフリカ（EMEA）地域の草の根運動として始まり、健康と心身の充実という文化を推進するための独自の取り組みです。Pavelka のモデルは健康の 4 大要素である「食べる、汗を流す、考える、つながる」に重点を置いています。この取り組みは現在、アジア太平洋地域、日本、中国、中南米、カナダの従業員を対象としています。従業員は Cisco Pavelka の取り組みを通して健康的な選択ができるようになり、さらにはメンバー同士が刺激を与え合って、小さくとも持続可能な変化を生み出すコミュニティを形作ることができます。近年、Pavelka はリーダーとチームの心身の充実を実現することに独自の焦点をあて、米国にも拡大しています。その目的は、心身の充実の習慣を日常業務に組み込み、チームが成功できるよう健康的でレジリエンスのあるチームを作ることです。

オンサイトの健康フィットネスセンター（一部の国の従業員が対象）

シスコの LifeConnections 健康センター（カリフォルニア州サンノゼ、ノースカロライナ州リサーチ トライアングル パーク、インドのバンガロールの 3 か所の構内に設置）は、シスコの従業員とその家族だけが利用できる高品質の一体型健康施設です。LifeConnections チームは「あなたのすべて」、つまり心と身体、精神を癒すことに重点を置いています。従業員とその家族は当日に予約を取ることも先の日程を予約することもできます（サービス内容は施設によって異なります）。

• 年次健康診断
• けがや病気の救急医療
• ラボ検査と予防接種
• 理学療法、カイロプラクティック、はり治療
• 従業員本人と家族を対象としたストレス、不安感、うつ症状、対人関係などの悩みに関するカウンセリング
• 健康や栄養に関する指導、ライフコーチング

シスコの LifeConnections フィットネスセンターを利用すれば運動が楽しみに変わります。世界中のシスコの従業員や家族の方を対象に無料で参加できるバーチャル フィットネス クラスを用意しているため、日中に体を動かす時間を簡単に作れます。提供しているクラスは P90X、Zumba、HIIT Express、全身を使った運動などさまざまです。場所によっては IT 技術を備えたフィットネス機器があり、クラウドを介してトレーニングプログラムの管理やメールチェックができるほか、ポッドキャストを聴いたり、お気に入りのサイトを閲覧したり、さらには運動をしながら Webex 会議に参加したりすることもできます。施設やグループ開催のクラス、パーソナルトレーニングなどを低価格で利用できるばかりか、まったく月額料金がかからずに活用できる場合もあります。

便利なバーチャル診療（多くの国で提供）

バーチャル診療を利用すれば自宅の快適な環境を離れずに、好きなコンピュータやモバイルデバイスで医師の診察を受けられます。医師は緊急性のないさまざまな病状の診断と治療を行い、処方箋の作成にも対応します。このサービスがあることで、必要なときに簡単に治療を受けられるようになっています。

旅行時の支援

旅行中も安心のプログラムを多数用意しています。

International SOS は、従業員とその家族に 24 時間対応のサポートを提供します。サービスの内容には、同じ言葉を話せる医師の紹介、出先での健康情報、通訳者の紹介、文書の紛失に関する助言や支援などが含まれます。

Medical Benefits Abroad は従業員と対象となる同行の扶養家族が旅行先で利用できる医療保険です。旅行生命保険も付帯するため、万一の時でも家族を守れます。

年末休業

シスコは毎年、年末は会社を休業にしています。北米地域の従業員は休暇の取得が義務付けられており、全世界の従業員にも同様に休暇を取得するよう奨励しています。従業員の多くが休暇を取るこの期間は、オフィスから離れて友人や家族と充実した時間を過ごせる絶好の機会です。

精神修養

シスコのマインドセットでは、マインドフルネスと科学に基づき気力を増進させる、シンプルで認知的な技術を学べます。受講者はインストラクターが指導するコースかオンデマンドのレッスンを選択し、精神的な打たれ強さや集中力、適応力を高め、職場で最適なパフォーマンスを発揮するテクニックを身に着けることができます。コースの指導は英語、スペイン語、ポルトガル語、標準中国語、カナダフランス語で受けられます。

すべての家族に支援を届ける

家庭によって事情はさまざまです。シスコはあらゆる家族を支える福利厚生を用意しています。

養子縁組や代理出産への経済的支援（米国とカナダの従業員が対象）

シスコは家族を持つことを夢見る従業員が、その夢を叶えるための道のりを支援します。シスコには次の補償制度があります。

条件を満たす養子縁組の自己負担金を子供 1 人あたり最大 20,000 米ドル補助。補償の対象となる費用には、訴訟費用、仲介費用、弁護士費用が含まれます。

条件を満たす代理出産の費用を子供 1 人につき最大 20,000 米ドル補助。補償の対象となる費用には、多くの法務費および管理費と、出産代理人の医療費の一部が含まれます。

医療上の必要性とは関係のない家族計画の費用として、最大 50,000 米ドル（生涯における上限）補助。補償の対象となる費用には卵子および精子、受精卵の採取、凍結、保管、IVF サービス、提供者サービスが含まれます（米国内国歳入庁（IRS）の規則により、経費が発生し補助金を申請した時点でシスコの医療プランに登録している必要があります）。

子育て中の両親や保護者へのサポート

RethinkCare は従来、学習面や社会面、行動面で課題がある子供や、自閉症、ダウン症、注意欠陥/多動性障害（ADHD）などの発達障害の子供を持つシスコの保護者を支援するプログラムでした。近年、サービスの提供範囲を拡大し、あらゆる能力を持つ子供たちを支援しています。1 年間で最大 7 時間まで無料で利用できる 1 対 1 の電話相談を予約でき、子供の具体的なニーズについて話し合いができます。Rethink の専門家は、運動能力の向上、問題行動の軽減、いじめへの対処、画面を見ている時間の短縮といったテーマについて個別にガイダンスを行います。また、あらゆる年齢や能力の子供の感情的知性のスキル開発を支援するために、エビデンスに基づいた教育とスキルに基づいたコンテンツの豊富なライブラリを提供しています。

子供と大人を対象としたバックアップケア（米国、英国、アイルランドの従業員が対象）

普段利用しているケアサービスを手配できなかった場合に、Bright Horizons Care Advantage™ を通じて、手頃な料金でバックアップケアを利用できます。

子供の場合：子供をセンターに預けるか自宅への出張を依頼することで、安心して子供の世話を頼めます。

成人の場合：普段の利用が予定どおりにいかなかった場合や、親類の退院などの場合に自宅でのバックアップケアを受けられます。親類と同居していない場合も対象となります。支援員には雑用や家事、食事の用意をしてもらったり、個人的な世話してもらったりすることができます。

トランスジェンダーとノンバイナリの従業員と家族に対する医療支援体制

シスコの使命の 1 つはさまざまなニーズがあることを認識し、それに対処することです。世界各地で働くトランスジェンダーやノンバイナリのシスコ従業員とその家族は、医療制度の利用に詳しい専任の医療マネージャに相談することで適切な医療サービス提供者の紹介を受けられます。

医療マネージャは質問に答えるほか、性別適合手術やホルモン補充療法、心身の健康に対する継続的なニーズなどに応えます。マネージャは予約した面談の前に、具体的なニーズについて医師と相談することもあります。従業員本人だけでなく、配偶者やパートナー、子供、両親、義理の親の方であればシスコの医療プランへの加入状況にかかわらず本プログラムを利用できます。

あらゆるライフステージを支援する

シスコはいかなる困難があっても従業員に寄り添って支援を行い、子供が幼い頃から大学を卒業するまでの期間にわたって育児の助けとなるソリューションを提供します。

治療判断にさらなる安心感を

従業員とその家族はどんな専門分野に関わる症状、病気であっても中立的立場にある医師の所見を聞くことができます。世界の第一線で活躍する専門家に症例を見てもらい、診断を受けたうえで治療についての助言を受けられます。内容は Teladoc 社によって読みやすくまとめられ、担当医と共有できるようになっています。Expert Medical Opinion サービスによる専門家の所見を聞くことで、厳しい診断や難しい治療の判断に直面したときでも平静を保ち、自信を深めることができます。

介護者向けのリソースと支援

キャリアを追求しつつ家庭の中での責任を果たすのは、困難を伴う場合もあります。シスコには、大切な人が事故に遭った、あるいは健康上の問題を抱えているためにその世話をしている従業員や、高齢の親族の介護をしている従業員を支援する体制があります。介護者向けのソリューションは、Optum 社の従業員支援プログラム（EAP）を通じて提供されます。経験豊富な専門家が電話越しにヒアリングを行い、相談者が何を求めているかに応じた助言を与えてくれます。また専門機関の中から相談者に合わせた場所を紹介してくれます。支援範囲には以下の内容が含まれます。

• 住宅オプションや家事、食事サービス、交通手段などの在宅サービスの情報提供
• アルツハイマー病の支援や糖尿病教育など健康に関するリソースの検索
• 法務サービスおよび金融サービスの紹介

従業員やその家族は支援団体や高齢者向けのアクティビティを紹介してもらうこともできます。

誕生日のお祝い休暇

シスコでは誕生日を迎える従業員へのお祝いとして、誕生日から 10 日以内であればいつでも休暇を取ることができます。

祖父母になる方への休暇付与

お孫さんの誕生は人生の一大イベントです。その特別な時に大切な家族を祝福し支える時間を持てるように、祖父母になる従業員には最大 3 日間の有給休暇が付与されます。休暇を取得できるのはお孫さんの誕生から 1 年以内です。

将来に備えた貯蓄（多くの国の従業員が対象）

シスコの従業員株式購入プログラム（ESPP）は給与の一部をシスコの株式購入にあて、割引価格で取得できる制度です。年 2 回の申込期間中に株式を購入して、シスコの将来に投資することができます。

退職への備え（一部の国の従業員が対象）

シスコでは従業員が退職に備え、将来的に経済面でゆとりを持てるように準備を進めるためのプログラムを用意しています。

米国：Cisco 401（k）プランを利用すると税金の控除を受けられ、将来のための蓄えになります。最大で IRS の限度額まで拠出することができ、シスコは従業員が拠出した額と同額を、対象となる給与の最大 4.5% まで積み増します。課税前または Roth 401（k）をベースに拠出が可能です。

カナダ：Cisco Registered Retirement Savings Plan を利用することで退職に向けて蓄え、税金の控除を受けられます。対象となる課税前報酬の最大 18% をカナダ歳入庁が設ける上限額まで拠出できます。シスコは対象となる報酬の最初の 4% を上限として、拠出額に応じて補てんします。

米国およびカナダ以外の地域：30 を超える国々で従業員が利用できる年金制度を用意しています。

人のために尽くすことがシスコの使命

社員はシスコの従業員であると同時に親であり、同僚であり、コミュニティのメンバーでもあります。シスコは従業員が大切な人の支えとなれる体制を作ります。

ボランティア活動のための有給休暇

シスコの従業員には、自分たちが属すコミュニティや自分たちを取り巻く世界を気にかける文化があります。シスコではそうした従業員たちが関心のある活動に携わる機会を持てるように、Time2Give プログラムでサポートしています。従業員は任意の非営利団体や学校のボランティア活動に参加するために、暦年ごとに 5 日間の有給休暇を取得できます。新型コロナウイルス感染症の影響と従業員の参加意欲の高まりから多くのコミュニティでニーズが高まっていることを踏まえ、2021 年はこの休暇日数を 10 日間に増やしました。

重要イベントにおける有給休暇

予測できないことが起こるのが人生です。シスコでは、誰かが亡くなった、病気にかかった、自然災害の被害を受けたというような重大なイベントが起きたときに、従業員とその家族が仕事のことを心配せずに立ち会えるようにする制度を用意しています。それがクリティカルタイムオフ（CTO）制度です。この制度を利用すれば、突然予期せぬ事態に見舞われても有給扱いで休暇を取得できるため、仕事に意識を割くことなく事態に対応できます。さらに、この制度では家族という概念を最も広い意味でとらえます。つまり従業員が頼りにしている人、従業員を頼りにしている人も家族として扱われるため、そうした親しい人の傍に付き添うことができます。

家族になった子供との絆を深めるためのジェンダーニュートラルな有給休暇

シスコの育児休暇制度はインクルーシブな環境を育み、企業文化を反映した仕組みになっています。それは一つとして同じでない背景を持つ、多様な家族の形を祝福するための制度です。生まれたばかりの子供や養子になった子供の世話をするために取得できる有給休暇の日数は、従業員の性別ではなく、子供の世話をするというその役割が基準になっています。

選挙に参加するための有給休暇

国の主要な選挙の際は、投票という市民の務めを果たすための有給休暇を取得できます。

オンラインでのサポートを提供する安全なコミュニティ

シスコの Safe To Talk コミュニティでは、精神的な危機の兆候を知るのに役立つメンタルヘルスに関する記事やビデオ、ヒント、リンク集を提供し、職場でも自宅でも従業員を精神面から支えます。このコミュニティは自身のメンタルヘルスに関する話を打ち明け、お互いの状態を確かめる場でもあります。