DHCP モニタ サービスのアクティブ化
DHCP モニタ プロセスをアクティブまたは非アクティブにするには、[Cisco Unified CallManager Serviceability]ウィンドウを使用します。サービスをアクティブにする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CallManager Serviceability]で、 [Tools]>[Service Activation] の順に選択します。
[Service Activation]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [CM Services]リストから[Cisco DHCP Monitor Service]を選択し、 [Save] をクリックします。
(注) サービスがすでにアクティブになっている場合は、[Activation Status]が「Activated」と表示されます。
ステップ 3 サービスがアクティブになり、[Activation Status]列にステータスが「Activated」と表示されます。
(注) DHCP モニタ サービスは、アクティブになると自動的に開始されます。サービスを停止、開始、または再起動するには、「DHCP モニタ サービスの開始」を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
DHCP モニタ サービスの開始
DHCP モニタ サービスは、Cisco Unified CallManager のサービスアビリティ ページを使用してアクティブにすると自動的に開始されます。この項では、DHCP サービスを停止または再起動する手順について説明します。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CallManager Serviceability]で、 [Tools]>[Control Center - Feature Services] の順に選択します。
[Control Center - Feature Services]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Server]ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified CallManager サーバを選択します。
[Cisco DHCP Monitor Service]が、[CM Services]のリストの[Service Name]列の下に表示されます。
(注) Cisco DHCP モニタ サービスを 「DHCP モニタ サービスのアクティブ化」に従ってアクティブにした場合は、[Status]が「Activated」と表示されています。
ステップ 3 Cisco DHCP モニタ サービスのチェックボックスをオンにします。
ステップ 4 Cisco DHCP モニタ サービスを再起動する場合は、 [Restart] をクリックします。
サービスが再起動し、「Service Restarted Successfully」というメッセージが表示されます。
ステップ 5 Cisco DHCP モニタ サービスを停止する場合は、 [Stop] をクリックします。
サービスが停止し、「Service Stopped Successfully」というメッセージが表示されます。
ステップ 6 停止した Cisco DHCP モニタ サービスを開始する場合は、 [Start] をクリックします。
サービスが開始され、「Service Started Successfully」というメッセージが表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
DHCP サーバの検索
ネットワーク内にはいくつかのサーバが存在することがあるので、Cisco Unified CallManager では、固有の条件を指定して、特定の DHCP サーバを見つけることができます。サーバを見つける手順は、次のとおりです。
(注) ブラウザ セッションでの作業中は、検索/リストの検索設定がクライアント マシンの cookie に保存されます。他のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合や、ブラウザを閉じてから再び新しくブラウザ ウィンドウを開いた場合でも、検索に変更を加えない限り、Cisco Unified CallManager の検索設定は保持されます。
手順
ステップ 1 [システム]>[DHCP]>[DHCPサーバ] の順に選択します。
[DHCP サーバの検索と一覧表示(Find and List DHCP Servers)]ウィンドウが表示されます。2 つのドロップダウン リスト ボックスを使用して、サーバを検索します。
ステップ 2 最初の[検索対象: DHCPサーバ、検索条件:]ドロップダウン リスト ボックスから、次の条件のいずれかを選択します。
• [ホストサーバ]
• [プライマリDNS]
• [セカンダリDNS]
• [ドメイン名]
2 番目の[検索対象: DHCPサーバ、検索条件:]ドロップダウン リスト ボックスから、次の条件のいずれかを選択します。
• [が次の文字列で始まる]
• [が次の文字列を含む]
• [が次の文字列と等しい]
• [が次の文字列で終わる]
• [が空である]
• [が空ではない]
ステップ 3 必要に応じて適切な検索テキストを指定し、 [検索] をクリックします。
ヒント データベースに登録されている DHCP サーバをすべて検索するには、検索テキストを入力せずに[検索]をクリックします。
検出されたサーバのリストが、次の項目別に表示されます。
• [ホストサーバ]
• [プライマリDNS]
• [セカンダリDNS]
• [ドメイン名]
ステップ 4 レコードのリストから、検索条件と一致する DHCP サーバ名をクリックします。
選択したサーバがウィンドウに表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
DHCP サーバの設定
Cisco Unified CallManager データベースに DHCP サーバ アドレスを追加、コピー、および更新する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [システム]> [ DHCP]>[DHCPサーバ] の順に選択します。
ステップ 2 次の作業のいずれかを実行します。
• DHCP サーバを追加するには、 [新規追加] をクリックします。
• サーバを更新するには、「DHCP サーバの検索」の手順を使用してサーバを検索します。
• サーバをコピーするには、「DHCP サーバの検索」の手順を使用してサーバを検索し、DHCP サーバ名の横にあるチェックボックスをオンにしてサーバを選択し、 [コピー] アイコンをクリックします。
[DHCPサーバの設定(DHCP Server Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表10-1 を参照)。
ステップ 4 ウィンドウ左上のツールバーに表示されている [保存] アイコンをクリックして(または、ウィンドウの一番下に表示されている [保存] ボタンをクリックして)、データを保存し、サーバをデータベースに追加します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
DHCP サーバの設定値
表10-1 では、サーバの設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表10-1 DHCP サーバの設定値
[DHCPサーバ情報
(DHCP Server Information)]のフィールド
|
|
[ホストサーバ(Host Server)] |
DNS サービスを使用している Cisco Unified CallManager サーバのホスト名を選択します。
(注) 適切な Cisco Unified CallManager 名とアドレス情報で、まず DNS サーバを更新した後、この設定をする必要があります。
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[プライマリDNS IPアドレス(Primary DNS IP Address)] |
このフィールドには、プライマリ DNS の IP アドレスを指定します。 |
[セカンダリDNS IPアドレス(Secondary DNS IP Address)] |
このフィールドには、セカンダリ DNS の IP アドレスを指定します。 |
[プライマリTFTPサーバIPアドレス(Primary TFTP Server IP Address、オプション150)] |
DHCP のカスタム オプション 150 を使用すると、IP Phone が TFTP サーバにアクセスできるようになります。シスコでは、この方法をお勧めします。 このフィールドには、プライマリ Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバの IP アドレスを指定します。 |
[セカンダリTFTPサーバIPアドレス(Secondary TFTP Server IP Address、オプション150)] |
このフィールドには、セカンダリ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
[ブートストラップサーバIPアドレス(Bootstrap Server IP Address)] |
このフィールドには、ブートストラップ プロセスの次のステップで使用されるサーバのアドレスを指定します。このフィールドは、TFTP サーバの IP アドレスとして使用することができます。また、次のブートストラップ サービスを DHCP サーバが提供する場合は、DHCP サーバ アドレスのデフォルト値として使用することもできます。 |
[ドメイン名(Domain Name)] |
[ドメイン名(Domain Name)]には、ドメイン ネーム システムを通じてホスト名を解決するときに使用するドメイン名を指定します。 |
[TFTPサーバ名(TFTP Server Name、オプション66)] |
DHCP オプション 66 を使用すると、IP Phone が TFTP サーバにアクセスできるようになります。 このフィールドは、TFTP サーバを指定するために使用します。このパラメータに設定できるのは、DNS 名またはドット付き 10 進 IP アドレス 1 つのみです。 |
[ARPキャッシュタイムアウト(ARP Cache Timeout、秒)] |
このフィールドには、ARP キャッシュ エントリのタイムアウトを秒単位で指定します。期間を 32 ビットの符号なし整数で指定します。 |
[IPアドレスリースタイム(IP Address Lease Time、秒)] |
DHCP サーバは、このフィールドにある情報を使用してオファーのリース期間を指定します。期間を秒単位の 32 ビット符号なし整数で指定します。 |
[リニューアル(T1)タイム(Renewal(T1) Time、秒)] |
このフィールドには、アドレス割り当ての時点から、クライアントが RENEWING 状態に遷移するまでの時間間隔を指定します。 |
[再バインディング(T2)タイム(Rebinding(T2) Time、秒)] |
このフィールドには、アドレス割り当ての時点から、クライアントが REBUILDING 状態に遷移するまでの時間間隔を指定します。値を秒単位の 32 ビット符号なし整数で指定します。 |
DHCP サーバの削除
DHCP サーバを Cisco Unified CallManager データベースから削除する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 「DHCP サーバの検索」の手順を使用して、DHCP サーバを検索します。
ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除する DHCP サーバを選択します。
ステップ 3 ウィンドウ左上のツールバーに表示されている [選択項目の削除] アイコンをクリックして(または、ウィンドウの一番下に表示されている [選択項目の削除] ボタンをクリックして)、サーバを削除します。
Cisco Unified CallManager は、サーバが使用中でない場合、そのサーバを削除します。サーバが使用中である場合は、エラー メッセージを表示します。
(注) 該当するサーバの横にあるチェックボックスをオンにして[選択項目の削除]をクリックすると、[DHCPサーバの検索と一覧表示(Find and List DHCP Servers)]ウィンドウから複数のホスト サーバを削除できます。[すべてを選択]をクリックして[選択項目の削除]をクリックすると、ウィンドウ内のすべてのサーバを削除できます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。