LDAP 認証の設定
Cisco Unified CallManager Release 5.0 以降では、ディレクトリの設定を次の 3 つの関連ウィンドウで行います。
• [LDAPシステムの設定(LDAP System Configuration)]
• [LDAPディレクトリ(LDAP Directory)]
• [LDAP認証(LDAP Authentication)]
LDAP ディレクトリの情報と LDAP 認証の設定値を変更できるのは、お客様の LDAP ディレクトリとの同期化が[Cisco Unified CallManagerの管理]の[LDAPシステムの設定(LDAP System Configuration)]ウィンドウで使用可能にされている場合のみです。
LDAP 認証の情報を設定するには、次のトピックを参照してください。
• 「LDAP 認証の情報の更新」
• 「LDAP 認証の設定値」
LDAP 認証の情報の更新
LDAP 認証の情報を更新する手順は、次のとおりです。
始める前に
[LDAPシステムの設定(LDAP System Configuration)]ウィンドウにある[LDAPサーバからの同期を有効にする(Enable Synchronizing from LDAP Server)]チェックボックスの設定によって、管理者が認証の設定値を変更できるかどうかが決まります。LDAP サーバとの同期化が使用可能になっている場合、管理者は、LDAP ディレクトリの情報および LDAP 認証の設定値を変更することができません。LDAP の同期化の詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の P.20-1 の「ディレクトリの概要」を参照してください。
逆に、LDAP ディレクトリの情報および LDAP 認証の設定値を管理者が変更できるようにするには、LDAP サーバとの同期化を使用不可にする必要があります。
手順
ステップ 1 [システム]>[LDAP]>[LDAP認証] の順に選択します。
ステップ 2 適切な設定値を入力します( 表14-1 を参照)。
ステップ 3 [保存] をクリックして、変更内容を保存します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
LDAP 認証の設定値
表14-1 では、LDAP 認証の設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表14-1 LDAP 認証の設定値
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[エンドユーザのためのLDAP認証(LDAP Authentication for End Users)]
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[エンドユーザにLDAP認証を使用(Use LDAP Authentication for End Users)] |
LDAP ディレクトリとの認証をエンド ユーザに要求するには、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオフのままにすると、認証はデータベースに対して実行されます。
(注) このフィールドにアクセスできるのは、[LDAPシステムの設定(LDAP System Configuration)]ウィンドウで LDAP 同期化を使用可能にした場合のみです。
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[LDAPマネージャ識別名(LDAP Manager Distinguished Name)] |
LDAP Manager のユーザ ID を入力します。このユーザは、該当する LDAP ディレクトリへのアクセス権を持つ管理ユーザです。
(注) このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合のみです。
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[LDAPパスワード(LDAP Password)] |
LDAP Manager のパスワードを入力します。
(注) このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合のみです。
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[パスワードの確認(Confirm Password)] |
[LDAPパスワード(LDAP Password)]フィールドに入力したパスワードをもう一度入力します。
(注) このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合のみです。
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[LDAPユーザ検索ベース(LDAP User Search Base)] |
ユーザ検索ベースを入力します。Cisco Unified CallManager は、ユーザをこのベースで検索します。
(注) このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合のみです。
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[LDAPサーバ情報(LDAP Server Information)]
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[サーバのホスト名あるいはIPアドレス(Host Name or IP Address for Server)] |
企業ディレクトリをインストールした場所のホスト名または IP アドレスを入力します。
(注) このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合のみです。
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[LDAPポート(LDAP Port)] |
企業ディレクトリが LDAP 要求を受信するポートの番号を入力します。 Microsoft Active Directory および Netscape Directory のデフォルト LDAP ポートは、389 です。Secure Sockets Layer(SSL)のデフォルト LDAP ポートは、636 です。
(注) このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合のみです。
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[SSLを使用(Use SSL)] |
セキュリティのために SSL 暗号化を使用するには、このチェックボックスをオンにします。
(注) このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合のみです。
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[他の冗長LDAPサーバを追加] |
行を追加して、この他のサーバに関する情報を入力できるようにするには、このボタンをクリックします。
(注) このボタンにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合のみです。
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