Cisco Unity Express ボイスメールおよび自動受付 CLI アドミニストレータ ガイド（3.0 およびそれ以降 のバージョン）

Administration via Telephone アプリケーションの設定

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Administration via Telephone（AvT）アプリケーションは、Cisco Unity Express が次の機能を提供できるようにするための、テレフォニー ベースのインターフェイスです。

• 管理者は、PC、または Telephone User Interface（TUI; 電話ユーザ インターフェイス）などのサウンド編集ソフトウェアを使用しないで、新しいオーディオ プロンプトを記録したり、既存のカスタム オーディオ プロンプトを削除したりすることができます。その後、これらのプロンプトは、デフォルトの自動受付の初期プロンプトなど、さまざまな Cisco Unity Express のアプリケーション スクリプトで使用できます。Emergency Alternate Greeting（EAG）は、AvT 内のオプションです。これを使用すると、ユーザは特別なグリーティングの録音や修正、使用可能と使用不能の切り換えを行うことで、そのグリーティングを通常のグリーティングの前に再生し、一時的なイベントやメッセージを発信者に知らせることができます。

• 管理者は、既存のプロンプトを再録音できます。

• 管理者は、ブロードキャスト メッセージを送信できます。ブロードキャスト権を持つユーザは、AvT 機能の制限付きセットにアクセスできます。

• 管理者は、リモート ロケーションとリモート ユーザに対して、音声名を録音できます。

AvT アプリケーションは、Cisco Unity Express モジュールのインストールで自動的に設定されます。

管理者（Superuser）特権またはプロンプト管理（ManagePrompt）特権を持つユーザだけが AvT にアクセスできます（特権の割り当てについては、 グループの追加と変更を参照）。発信者が AvT 番号にダイヤルすると、AvT は発信者の内線番号と PIN を要求して発信者を認証します。発信者が管理者権限を持っていない場合、AvT は発信者の通話を切断します。

AvT のアクセス電話番号を設定するには、 アプリケーションの SIP トリガーの設定または アプリケーションの JTAPI トリガーの設定（Cisco Unified Communications Manager に限る）を参照してください。

トリガーの設定

AvT アプリケーションの設定後は、特定の信号またはトリガーが呼び出されたときに、AvT アプリケーションを起動するようにシステムを設定する必要があります。トリガーは電話番号であり、SIP または JTAPI サブシステムのいずれかに設定できます。発信者が特定の電話番号をダイヤルすると、SIP または JTAPI サブシステムが AvT アプリケーションを起動します。AvT アプリケーション用に SIP および JTAPI トリガーを設定する方法については、 トリガーの管理を参照してください。

サポートされる最大トリガー数は、Cisco Unity Express ハードウェアで決まります。詳細については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 』を参照してください。アプリケーションのトリガーを複数設定する手順については、 高度な設定を参照してください。

この設定は、Cisco Unified CME および Cisco Unified Communications Manager（SRST モード）に必要です。