ルーティング オプションの設定
外部ルート プランにルーティング オプションを設定する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 必要に応じて、Local call fallback、Toll bypass call fallback、Long distance call fallback、International call fallback、および Equal access suppression の各チェックボックスをオンにします。
(注) Local call fallback、Toll bypass call fallback、Long distance call fallback、または International call fallback を選択する場合、外部ルート プラン ウィザードには、関連したルート リストおよびハント リスト内に、リモート ゲートウェイと共にルート グループが含まれます。
ステップ 2 Access code for toll bypass and fallback calls フィールドに、リモート ゲートウェイまたはローカル ゲートウェイにルーティングされるコール用のアクセス コードを入力します。数値のみを使用してください(多くのシステムでは、外部コールに 9 を使用します)。
Access code for toll bypass and fallback calls フィールドにアクセス コードが入力される場合、Cisco CallManager は、そのアクセス コードを、コール タイプに関連したルート グループのプレフィックス番号のエントリで使用します。
(注) このフィールドに入力されたアクセス コードは、ダイヤル プラン全体に適用されます。Cisco CallManager では、ダイヤル プランごとに 1 つのアクセス コードしか使用できません。
ステップ 3 Access code for extensions served by a connected PBX フィールドに、
Cisco CallManager と隣接 PBX の間のコール用のアクセス コードを入力します(多くのシステムでは、隣接 PBX システムへのコールに 8 を使用します)。
接続されている PBX が処理する内線番号に対してアクセス コードが入力される場合、そのアクセス コードの後にドット(.)を付けたものが、その内線番号に関連したルート パターンに付加されます。
ステップ 4 Next をクリックします。
関連項目
• 「外部ルート プランの作成」
• 「テナント情報の指定」
• 「ロケーション情報の入力」
• 「ゲートウェイの選択」
• 「ゲートウェイ情報の指定」
• 「外部ルート プランの生成」
• 「外部ルート プランの確認」
• 「外部ルート プランの完成」
• 「外部ルート プランの削除」
ロケーション情報の入力
Location Entry ウィンドウは、Tenant Information ウィンドウ内で指定されるロケーション数に対する情報を提供します。外部ルート プラン用のロケーション情報を追加する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 表示されるロケーションが現在のロケーションと異なる場合は、Location Name フィールドに、そのロケーションの名前を入力します。各ロケーション名が、そのロケーションが適用されるテナントに対して固有の名前であることを確認してください。ロケーション名には英数字のみを使用してください。
ステップ 2 Local Area Code(s) フィールドに、このロケーションで使用可能なローカル エリア コードを入力します(ローカル エリア コードは、呼び出しエリア内のすべてのエリア コードから構成されます。Cisco CallManager は、呼び出しエリア内のコールを、長距離コールとは見なしません)。
エリアに、複数のローカル(通話料無料)エリア コードがある場合、コンマを使用して、リスト内の各エリア コードを区切ってください。最初に 1 次ローカル エリア コードを入力し、次に 2 次ローカル エリア コードと 3 次ローカル エリア コードを入力します。
(注) 1 次ローカル エリア コードは、ローカル ルート パターンでプレフィックス番号を設定します。1 次エリア コードが正しい順序でリストされていない場合、ルート フィルタの生成に悪影響を及ぼす可能性があります。
ステップ 3 このロケーションでその組織のメイン番号である、7 桁または 10 桁の番号を入力します。
ステップ 4 このロケーションでローカル コールに必要な桁数を指定します。
ルート プラン ウィザードは、この情報を使用して、このロケーションに対して作成するルート リスト数を決定します。10 桁または 7 桁のダイヤルを選択する場合、ウィザードは、このロケーションに対して 1 つのルート リストを作成します。大都市ダイヤルを選択した場合、ウィザードは、そのロケーションに対して 2 つのルート リストを作成します。
ステップ 5 続けて他のロケーション用のロケーション情報を追加するには、ステップ 1 ~ステップ 4 を繰り返します。
関連項目
• 「外部ルート プランの作成」
• 「ルーティング オプションの設定」
• 「テナント情報の指定」
• 「ゲートウェイの選択」
• 「ゲートウェイ情報の指定」
• 「外部ルート プランの生成」
• 「外部ルート プランの確認」
• 「外部ルート プランの完成」
• 「外部ルート プランの削除」
ゲートウェイ情報の指定
外部ルート プラン内のゲートウェイに対して、ゲートウェイ情報を追加する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Location of the gateway ドロップダウン リスト ボックスで、ゲートウェイのロケーションを選択します。
ステップ 2 Type of carrier to which the gateway is connected ドロップダウン リスト ボックスで、このゲートウェイの接続タイプを選択します。
ステップ 3 コールがこのゲートウェイを介してルート指定されるときに、隣接スイッチに送信される、発信側番号を指定します。
ステップ 4 このゲートウェイが、Cisco CallManager アクセス コードを必要としない PBX に接続される場合は、Discard dialed access code チェックボックスをオンにします。
ステップ 5 隣接 PBX に関連付けられる電話番号または内線番号の範囲を入力します。複数の入力項目を区切るには、コンマを使用してください。数字の範囲を指定するには、X ワイルドカード文字を使用してください。たとえば、PBX が内線番号 8000 ~ 8999 と 9000 ~ 9999 を処理する場合は、8XXX, 9XXX と入力して、指定された電話番号の範囲に対するルート パターンを作成します。
(注) 電話番号の範囲を指定すると、ウィザードは、入力された固有の範囲(ルート パターン)ごとに、1 つのルート リストを生成します。電話番号の範囲に対してアクセス コードを指定する場合に、Discard dialed access code チェックボックスをオンにしていないと、ウィザードは、入力された固有の範囲(ルート パターン)ごとに 1 つのルート リストを生成し、各ルート リストの前にそのアクセス コードとドット(.)を付けます。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 続けて他のゲートウェイに対してゲートウェイ情報を追加するには、ステップ 1 ~ステップ 6 を繰り返します。
関連項目
• 「外部ルート プランの作成」
• 「ルーティング オプションの設定」
• 「テナント情報の指定」
• 「ロケーション情報の入力」
• 「ゲートウェイの選択」
• 「外部ルート プランの生成」
• 「外部ルート プランの確認」
• 「外部ルート プランの完成」
• 「外部ルート プランの削除」
外部ルート プランの削除
ここでは、外部ルート プランを削除する方法について説明します。
外部ルート プラン ウィザードにより生成された要素がシステムで使用されている(たとえば、生成されたパーティションに Cisco IP Phone が属している)場合、削除機能は失敗します。生成された要素が使用されている場合、削除機能を使用する前に、それらの要素を使用しているシステム コンポーネントを、この外部ルート プランが生成したものでない要素に移しておく必要があります。
注意 この手順を実行すると、その外部ルート プラン ウィザードによって生成されたすべてのデータが削除されます。この操作を実行すると、元に戻すことができません。すべての外部ルート プラン情報を入力し直す必要があります。
手順
ステップ 1 Route Plan > External Route Plan Wizard の順に選択します。
ステップ 2 その外部ルート プラン ウィザードが生成したデータをすべて削除するには、 Delete External Route Plan をクリックします。
関連項目
• 「外部ルート プランの作成」
• 「ルーティング オプションの設定」
• 「テナント情報の指定」
• 「ロケーション情報の入力」
• 「ゲートウェイの選択」
• 「ゲートウェイ情報の指定」
• 「外部ルート プランの生成」
• 「外部ルート プランの確認」
• 「外部ルート プランの完成」