共通プロファイルの検索
ネットワーク内にはいくつかの共通プロファイルが存在することがあるので、Cisco CallManager では、固有の条件を指定して、特定の共通プロファイルを見つけることができます。共通プロファイルを見つける手順は、次のとおりです。
(注) ブラウザ セッションでの作業中、Cisco CallManager Administration では、共通プロファイルの検索設定が保持されます。別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻る場合、検索を変更するかブラウザを閉じるまで、Cisco CallManager Administration によって共通プロファイルの検索設定は保持されます。
手順
ステップ 1 Device > Device Settings > Common Profile の順に選択します。
Find and List Common Profile ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 共通プロファイルの検索条件を選択し、 Find をクリックします。使用可能な共通プロファイルをすべて一覧表示するには、検索条件を空白のままにして、 Find をクリックします。
関連項目
• 「共通プロファイルの追加」
• 「共通プロファイルの更新」
• 「共通プロファイルのコピー」
• 「共通プロファイルの削除」
• 「共通プロファイルの設定値」
共通プロファイルの削除
共通プロファイルを削除する手順は、次のとおりです。
始める前に
デバイスが使用している共通プロファイルは削除できません。共通プロファイルを使用しているデバイスを検索するには、Common Profile Configuration ウィンドウの Dependency Records リンクをクリックします。Dependency Records がシステムで使用可能になっていない場合、Dependency Records Summary ウィンドウにメッセージが表示されます。Dependency Records の詳細については、「Dependency Records へのアクセス」を参照してください。使用されている共通プロファイルを削除しようとすると、Cisco CallManager からメッセージが表示されます。現在使用されている共通プロファイルを削除する場合は、事前に、次の作業のどちらか一方または両方を実行しておく必要があります。
• 削除する共通プロファイルを使用しているデバイスすべてに、別の共通プロファイルを割り当てる。
• 削除する共通プロファイルを使用しているデバイスを削除する。
手順
ステップ 1 「共通プロファイルの検索」の手順に従って、削除する共通プロファイルを見つけます。
ステップ 2 削除する共通プロファイルの横にあるチェックボックスをオンにします。ウィンドウ内の共通プロファイルをすべて選択するには、Matching Records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにします。
ステップ 3 Delete Selected をクリックします。
ステップ 4 OK をクリックして、選択を確認します。
関連項目
• 「共通プロファイルの検索」
• 「共通プロファイルの追加」
• 「共通プロファイルの更新」
• 「共通プロファイルのコピー」
• 「共通プロファイルの設定値」
共通プロファイルの設定値
表57-1 では、共通プロファイルの設定値について説明します。
表57-1 共通プロファイルの設定値
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Common Profile Name |
共通プロファイルを識別する名前を入力します。 |
Softkey Template |
ドロップダウン リスト ボックスから、共通プロファイルのソフトキー テンプレートを選択します。 |
Network Hold MOH Audio Source |
ネットワークが保留操作を開始するときに、music on hold(MOH)に使用するオーディオ ソースを選択します。 |
User Hold MOH Audio Source |
ユーザが保留操作を開始したときに MOH に使用するオーディオ ソースを選択します。 |
User Locale |
ドロップダウン リスト ボックスから、共通プロファイルのロケールを選択します。そのユーザ ロケールは、言語とフォントを含んだ、ユーザをサポートする一連の詳細情報を識別します。
(注) ユーザがユーザ ロケールを選択しない場合は、 Cisco CallManager clusterwide パラメータでデフォルト ユーザ ロケールとして指定されたロケールが適用されます。
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MLPP Indication |
この設定値で、デバイスが MLPP 優先コールを発信する場合、優先トーンを再生できるデバイスで MLPP 機能を使用するかどうかを指定します。 ドロップダウン リスト ボックスにある次のオプションの中から、デバイスに割り当てる設定を選択します。 • Default:デバイスは、MLPP Indication Status エンタープライズ パラメータから MLPP Indication 設定値を継承します。 • Off:デバイスは、MLPP 優先コールの表示の制御も処理も行いません。 • On:デバイスは、MLPP 優先コールの表示の制御および処理を行います。
(注) MLPP Indication を Off または Default(デフォルトが Off の場合)に設定し、かつ、MLPP Preemption を Forceful に設定するという組み合せは設定しないでください。
(注) エンタープライズ パラメータまたはデバイス レベルで MLPP Indication をオンにすると、MLPP Indication をデバイスに対してオフ(上書き)にしない限り、回線に対する通常の Ring Setting が動作しません。
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MLPP Preemption |
この設定値で、デバイスが MLPP 優先コールを発信する場合、進行中のコールに割り込みできるデバイスで MLPP 機能を使用するかどうかを指定します。 ドロップダウン リスト ボックスにある次のオプションの中から、デバイスに割り当てる設定を選択します。 • Default:デバイスは、MLPP Preemption Setting エンタープライズ パラメータから MLPP Preemption 設定値を継承します。 • Disabled:デバイスは、優先順位の高いコールの完了に必要な場合、優先順位の低いコールを優先するようにしません。 • Forceful:デバイスは、優先順位の高いコールの完了に必要な場合、優先順位の低いコールを優先するようにします。
(注) MLPP Indication を Off または Default(デフォルトが Off の場合)に設定し、かつ、MLPP Preemption を Forceful に設定するという組み合せは設定しないでください。
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MLPP Domain |
この共通プロファイルに関連付けられた MLPP ドメインに対応する、0 ~ FFFFFF の 16 進数の値を入力します。このフィールドをブランクのままにした場合、このデバイスは、MLPP Domain Identifier エンタープライズ パラメータに設定された値から MLPP ドメインを継承します。 |
関連項目
• 「共通プロファイルの検索」
• 「共通プロファイルの追加」
• 「共通プロファイルの更新」
• 「共通プロファイルのコピー」
• 「共通プロファイルの削除」