この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
パブリック同報リストを作成するには、Cisco Unity Express 設定モードで list name コマンドを使用します。このコマンドには no 形式はありません。
list name list-name number list-number create
リストの名前。有効な名前には、最大 64 文字の A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9、下線(_)、ドット(.)、およびダッシュ(-)を使用できます。名前の先頭は英字にする必要があります。名前にはスペースは使用できません。 |
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各リストには、一意の名前または番号を割り当てる必要があります。
リスト番号は、ユーザまたは General Delivery Mailbox(GDM; 共用メールボックス)の電話番号と同じものにできますが、別のローカル パブリック リストの番号と同じものにはできません。
システムは、デフォルトの everyone パブリック リストには 9999 を自動的に割り当てます。管理者は、GUI メニュー オプションの Voice Mail > Distribution Lists > Public Lists を使用してこの番号を変更することができます。TUI オプションまたは CLI コマンドを使用して番号 9999 を変更することはできません。
ローカル ユーザは、リモート同報リストを変更したり、リモート同報リストをボイス メッセージの受信者として使用したりすることはできません。
(注) プライベート同報リストを作成および管理するには、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)または電話ユーザ インターフェイス(TUI)を使用します。
次の例では、名前が designers で、番号が 12 のパブリック同報リストが作成されます。
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ローカル システムからパブリック同報リストを削除するには、Cisco Unity Express 設定モードで list number delete コマンドを使用します。このコマンドには no 形式はありません。
list number list-number delete
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リストが存在しない場合は、エラー メッセージが表示されます。
ローカル ユーザまたは管理者は、リモート サイトのパブリック同報リストを削除できません。
(注) プライベート同報リストを作成および管理するには、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)または電話ユーザ インターフェイス(TUI)を使用します。
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パブリック同報リストに説明を追加するには、Cisco Unity Express 設定モードで list number description コマンドを使用します。説明を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
list number list-number description description
no list number list-number description description
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リストが存在しない場合は、エラー メッセージが表示されます。
(注) プライベート同報リストを作成および管理するには、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)または電話ユーザ インターフェイス(TUI)を使用します。
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パブリック同報リストにメンバーを追加するには、Cisco Unity Express 設定モードで list number member コマンドを使用します。リストからメンバーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
list number list-number member { member-name | extension }
type { group | user | gdm | list | remote | blind }
no list number list-number member { member-name | extension }
type { group | user | gdm | list | remote | blind }
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メンバー名または内線番号が存在しない場合は、エラー メッセージが表示されます。また、パブリック リストにメンバーが含まれていることが、システムによって確認されます。リストが空の場合、システムは、リストにメンバーが含まれていないことを示すメッセージを再生し、リストをメッセージの受信者として使用できないようにします。
パブリック リストのメンバーの最大数は、1 システムあたり 1000 です。新しいメンバーを追加すると最大数を超える場合は、エラー メッセージが表示されます。
ローカル システムに静的に設定されているリモート ユーザは、同報リストのメンバーに指定できます。ただし、そのリモート ユーザはローカル システム上で同報リストを所有することはできません。
プライベート リストをパブリック リストのメンバーにすることはできません。
再帰同報リストが使用可能です。たとえば、リスト A をリスト B のメンバーにし、リスト B をリスト A のメンバーにすることができます。
ブラインド アドレスを使用するには、ブラインド アドレスのロケーション ID と内線番号を指定します。システムはロケーション ID と内線番号の桁数を確認します。
(注) プライベート同報リストを作成および管理するには、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)または電話ユーザ インターフェイス(TUI)を使用します。
次の例では、リスト番号 35 にメンバーが割り当てられます。
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パブリック同報リストに所有者を割り当てるには、Cisco Unity Express 設定モードで list number owner コマンドを使用します。リスト所有者を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
list number list-number owner owner-ID
no list number list-number owner owner-ID
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リスト所有者には、ローカル ユーザまたはローカル グループを指定できます。所有者がグループの場合、グループのメンバーはすべてリストの所有者になります。デフォルトの everyone リストに所有者を割り当てることはできません。
リスト所有者は、リストのメンバーを編集および削除できます。また、リストに他の所有者を割り当てることもできます。
リスト番号またはリスト所有者が存在しない場合は、エラー メッセージが表示されます。
1 システムあたりの所有者の最大数は 50 です。新しい所有者 ID を追加するとリスト所有者の最大数を超える場合は、エラー メッセージが表示されます。
Administrators グループのメンバーは、すべてのパブリック同報リストの暗黙的な所有者となり、いつでも任意のパブリック リストを編集できます。リストの所有者がすべて削除されても、Administrator グループは引き続きリストの所有権を保有します。
パブリック同報リストまたはプライベート同報リストの所有者は、TUI を使用してリストの音声名を録音することができます。デフォルトの everyone パブリック リストには、デフォルトで音声名が割り当てられています。管理者は、TUI を使用してこの名前を変更することができます。
(注) プライベート同報リストを作成および管理するには、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)または電話ユーザ インターフェイス(TUI)を使用します。
次の例では、リスト番号 35 の所有者として user2 が割り当てられます。
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Cisco Unity Express IVR HTTP ベースのトリガーがアクティブになっているときに、発信者に再生するプロンプトで使用する言語を指定するには、Cisco Unity Express IVR HTTP トリガー設定モードで locale コマンドを使用します。言語を systemDefault に設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。
発信者に再生するプロンプトで使用する言語を指定します。Cisco Unity Express IVR は複数の言語をサポートしていますが、システム上のすべてのトリガーで使用できる言語は 1 つのみです。 |
Cisco Unity Express IVR HTTP トリガー設定
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se-10-0-0-0(config)# ccn trigger http urlname myhttpapp
se-10-0-0-0(config-trigger)# end
次の例では、トリガーの言語がデフォルト(systemDefault)に設定されます。
se-10-0-0-0(config)# ccn trigger http urlname myhttpapp
se-10-0-0-0(config-trigger)# end
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トリガーおよびアプリケーションの設定を表示します。Cisco Unity Express IVR の HTTP ベース トリガーの設定を表示するには、 show ccn trigger http コマンド オプションを使用します。 |
JTAPI トリガーがアクティブになっているときに、発信者に再生するプロンプトで使用する言語を指定するには、Cisco Unity Express CCN トリガー設定モードで locale コマンドを使用します。言語をシステムのデフォルトに設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。
発信者に再生するプロンプトで使用する言語を指定します。Cisco Unity Express は複数の言語をサポートしていますが、システム上のすべてのトリガーで使用できる言語は 1 つのみです。現在サポートされている言語のリストについては、『 Release Notes for Cisco Unity Express 2.3 』を参照してください。 |
se-10-0-0-0(config)# ccn trigger jtapi phonenumber 1234
se-10-0-0-0(config-trigger)# end
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SIP トリガーがアクティブになっているときに、発信者に再生する SIP システム プロンプトで使用する言語を指定するには、Cisco Unity Express CCN トリガー設定モードで locale コマンドを使用します。言語をシステムのデフォルトに設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。
発信者に再生するプロンプトで使用する言語を指定します。Cisco Unity Express は複数の言語をサポートしていますが、システム上のすべてのトリガーで使用できる言語は 1 つのみです。現在サポートされている言語のリストについては、『 Release Notes for Cisco Unity Express 2.3 』を参照してください。 |
se-10-0-0-0(config)# ccn trigger sip phonenumber 1234
se-10-0-0-0(config-trigger)# end
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コンソールに表示するメッセージの種類を設定するには、Cisco Unity Express 設定モードで log console コマンドを使用します。メッセージが表示されない状態にするには、このコマンドの no 形式を使用します。
log console { errors | info | warning }
no log console { errors | info | warning }
コンソール画面のメッセージは、messages.log ファイルにも保存されます。これらのメッセージは、デバッグに利用することができます。
次の例では、コンソールにエラー メッセージが表示されるように設定されます。
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コンソールにシステム メッセージを表示するには、Cisco Unity Express 設定モードで log console monitor コマンドを使用します。メッセージが表示されない状態にするには、このコマンドの no 形式を使用します。
log console monitor { module | entity | activity}
no log console monitor { module | entity | activity }
コンソール モニタのメッセージは、messages.log ファイルにも保存されます。これらのメッセージは、デバッグに利用することができます。
次の例では、ネットワーキング モジュールのデータベース エンティティの結果に関するメッセージが表示されます。
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ログ メッセージを保存するように外部サーバを設定するには、Cisco Unity Express 設定モードで log server コマンドを使用します。ログ サーバを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
log server address { ip-address | hostname }
no log server address { ip-address | hostname }
外部ログ サーバには、Cisco Unity Express モジュールがあるルータのハード ディスクに保存される messages.log ファイルのコピーが保存されます。サーバにファイルをコピーすることによって、システム メッセージの表示、印刷、トラブルシューティングを柔軟に行うことができます。
次の例では、外部ログ サーバとして 10.1.61.16 が割り当てられます。
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再起動時にトレース設定を保存するには、Cisco Unity Express EXEC モードで log trace boot コマンドを使用します。
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このコマンドが、Cisco Unity Express ネットワーク モジュール(NM)、拡張統合モジュール(AIM)、および Cisco Unified Communications Manager Express 3.3(3) で導入されました。 |
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トレースは CPU を集中的に使用するため、現在のトレース設定は再起動時に失われます。CUE モジュールの再起動時に現在のトレース設定を保存するには、log trace boot コマンドを使用します。
次の例は、 log trace boot コマンドの使用方法を示しています。
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現在のトレース情報を保存するには、Cisco Unity Express EXEC モードで log trace buffer save コマンドを使用します。ログ トレースをオフにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
リリース |
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このコマンドが、Cisco Unity Express ネットワーク モジュール(NM)、拡張統合モジュール(AIM)、および Cisco Unified Communications Manager Express 3.3(3) で導入されました。 |
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メモリ バッファに保存されている現在のトレース情報をファイルに保存できます。log trace buffer save コマンドで作成されるファイルは、atrace_save.log です。
次の例は、 log trace buffer save コマンドの使用方法を示しています。
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