この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
バックアップ パラメータを設定するには、Cisco Unity Express 設定モードで backup コマンドを使用します。リビジョンの数またはバックアップ サーバの URL を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
backup { revisions number | server url ftp-url username ftp-username password ftp-password }
no backup { revisions number | server url ftp-url }
ファイルをバックアップするには、まずこれらのパラメータを設定します。
格納するファイルの数を設定するときは、各バックアップ ファイルに必要なストレージ容量を考慮してください。設定した数に達すると、最も古い格納ファイルは次回のバックアップ ファイルで上書きされます。
システムは自動的にバックアップ ファイルに番号と日付を割り当て、 backupid フィールドでリビジョン番号を識別します。ファイルを復元するときは、このバックアップ ID 値を参照してください。
実行するバックアップのタイプとタイミングが異なると、データ バックアップとコンフィギュレーション バックアップのバックアップ ID も異なります。たとえば、最後のデータ バックアップの ID が 3 で、最後のコンフィギュレーション バックアップの ID が 4 だとします。 all バックアップを実行すると、データとコンフィギュレーションの両方についてバックアップ ID が 5 になる場合があります。さまざまなバックアップのタイプについては、backup category コマンドを参照してください。
次の例では、FTP サーバ /branch/vmbackups に 7 のリビジョンが設定されます。
次の例では、セキュア FTP サーバ /vmbackups に 5 のリビジョンが設定されます。
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バックアップするデータのタイプを指定するには、Cisco Unity Express オフライン モードで backup category コマンドを使用します。
backup category { all | configuration | data }
このコマンドは、FTP サーバにバックアップする Cisco Unity Express データのタイプを示します。
バックアップ手順が開始されると、アクティブな通話はすべて終了します。Cisco Unity Express Release 1.0 では、スケジューリングされた復元をサポートしません。電話機の使用率が最も低い時間にバックアップ手順を実行することを考慮してください。
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バックアップ ファイルの暗号化と署名に使用されるマスター キーを作成または削除するには、Cisco Unity Express 設定モードで backup security key コマンドを使用します。
backup security key { generate | delete }
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Cisco Unity Express 設定モードで backup security key コマンドを使用して、バックアップ ファイルの暗号化と署名に使用されるマスター キーを作成または削除します。バックアップ セキュリティ キーの作成時に、キーの派生元となるパスワードを入力するように求められます。
se-10-0-0-0(config)# backup security key generate
Please enter the password from which the key will be derived: ******
se-10-0-0-0(config)# backup security key delete
You have a key with magic string cfbdbbee
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保護され、改ざんされていないバックアップ ファイルだけが復元できることを指定するには、Cisco Unity Express 設定モードで backup security enforced コマンドを使用します。
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このコマンドを使用する前に、 backup security key generate コマンドを使用してバックアップ セキュリティ キーを生成する必要があります。
保護され、改ざんされていないバックアップ ファイルだけが復元できることを指定するには、Cisco Unity Express 設定モードで backup security enforced コマンドを使用します。デフォルトで、システムは保護されたバックアップ ファイルおよび改ざんされていないバックアップ ファイル以外に、保護されていない(クリア)バックアップ ファイルも復元します。
次の例では、保護され、改ざんされていないバックアップ ファイルだけが復元できることを指定しています。
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バックアップのセキュア モードを有効にするには、Cisco Unity Express 設定モードで backup security protected コマンドを使用します。
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このコマンドを使用する前に、 backup security key generate コマンドを使用してバックアップ セキュリティ キーを生成する必要があります。
バックアップのセキュア モードを有効にするには、Cisco Unity Express 設定モードで backup security protected コマンドを使用します。セキュア モードでは、すべてのバックアップ ファイルが暗号化と署名を使用して保護されます。
次の例では、バックアップのセキュア モードが有効になります。
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バックアップ サーバのホスト キーのフィンガープリントを取得するには、Cisco Unity Express 設定モードで backup server authenticate コマンドを使用します。
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バックアップ サーバのホスト キーのフィンガープリントを取得するには、Cisco Unity Express 設定モードで backup server authenticate コマンドを使用します。このコマンドを使用する前に、ユーザはバックアップ サーバの URL およびログインの資格を設定する必要があります。バックアップ サーバの URL は「sftp://」で開始する必要があります。バックアップ サーバからフィンガープリントを取得した後で、ユーザは確認を求められます。
このコマンドが受け入れられると、フィンガープリントは「backup server authenticate fingerprint fingerprint-string 」の形式で実行コンフィギュレーションに保存されます。 write コマンドを使用する場合、このコマンドはスタートアップ コンフィギュレーションに保存されません。
次の例では、バックアップ サーバのホスト キーのフィンガープリントが取得されます。
se-10-0-0-0(config)# backup server authenticate
The fingerprint of host 10.30.30.100 (key type ssh-rsa) is:
a5:3a:12:6d:e9:48:a3:34:be:8f:ee:50:30:e5:e6:c3
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SSH(セキュア シェル)サーバのホスト キーの MD5(メッセージ ダイジェスト アルゴリズム 5)フィンガープリントを設定します。 |
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