この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unity Express システムを再起動するには、Cisco Unity Express オフライン モードで reload コマンドを使用します。
次の例は、復元手順の後で reload コマンドを使用する方法を示しています。
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ローカル システムの LRU キャッシュを有効にするには、Cisco Unity Express 設定モードで remote cache enable コマンドを使用します。LRU キャッシュを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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LRU キャッシュとは、リモート ユーザの名、姓、および音声名に関するデータベースです。これらのリモート ユーザは、Remote User Directory に設定されていません。キャッシュに含まれているユーザは、キャッシュ ユーザと呼ばれます。
ネットワーク メッセージによって LRU キャッシュの内容が更新されます。ローカル送信者がボイスメール メッセージの宛先にリモート ユーザを指定すると、システムはこの情報にアクセスして、リモート ユーザに関する音声名の確認をローカル送信者に送信します。キャッシュ ユーザからネットワーク メッセージが着信するたび、またはローカル送信者がキャッシュ ユーザにボイス メッセージを送信するたびに、システムは LRU キャッシュにあるキャッシュ ユーザのエントリのタイムスタンプを更新します。
LRU キャッシュの最大容量は、NM では 50 ユーザ、AIM では 20 ユーザです。LRU キャッシュが最大容量に達すると、新しいエントリによって、タイムスタンプが最も古い既存のエントリが消去されます。このことは、次にローカル送信者がリモート ユーザに電話するときに、リモート ユーザが LRU キャッシュから消去されている場合、送信者は音声名の確認を受信しないことを意味します。
一貫性のない確認応答を避けるため、次のどちらかまたは両方を行います。
• 送信者がリモート ユーザの音声名の確認を必ず受信することを保証するには、リモート ユーザを Remote User Directory に設定します。
LRU キャッシュの内容は、システムのリロード後に保存されます。
LRU キャッシュのステータスは、GUI の Defaults > Voice Mail オプションを使用して変更することもできます。
次の例は、ローカル システムの LRU キャッシュを有効にする方法を示しています。
次の例は、ローカル システムの LRU キャッシュを無効にする方法を示しています。
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リモート ユーザの音声名をアップロードまたはダウンロードするには、Cisco Unity Express EXEC モードで remote copy spokenname コマンドを使用します。
remote copy spokenname username username url url loginname server-login password server-password
remote copy spokenname url url username username loginname server-login password server-password
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音声名を録音するには、Administration via Telephone(AvT)オプションを使用します。それらの名前ファイルは、Cisco Unity Express モジュール上の Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)に保存されます。ファイルを Cisco Unity Express モジュール以外のサーバにダウンロードした場合は、それらのファイルをネットワーク内の別の Cisco Unity Express モジュールにアップロードできます。
次の例では、リモート ユーザ user5 の音声名ファイル user5.wav がアップロードされます。
次の例では、リモート ユーザ user5 の音声名ファイル user5.wav がダウンロードされます。
リモート ユーザにフルネームを関連付けるには、Cisco Unity Express EXEC モードで remote username fullname コマンドを使用します。リモート ユーザ名を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
remote username username fullname { display display-name | first first-name | last last-name }
no remote username username fullname { display display-name | first first-name | last last-name }
リモート ユーザのフルネーム。名前が 2 語以上になる場合は、二重引用符(“ ”)で囲みます。システムは、この名前を電話機での表示に使用します。 |
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次の例では、リモート ユーザ User5 の表示名が削除されます。
次の例では、リモート ユーザ User5 の名前が削除されます。
次の例では、リモート ユーザ User5 の姓が削除されます。
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ローカル Cisco Unity Express システムでリモート ユーザを設定するには、Cisco Unity Express EXEC モードまたは設定モードで remote username location コマンドを使用します。システムからリモート ユーザを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
remote username username location location-id create
Cisco Unity Express EXEC
Cisco Unity Express 設定
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このコマンドは、名前によるダイヤル機能(dial-by-name)を使用してローカルのボイスメール送信者がリモート受信者を宛先指定できるように、ローカル システムでリモート ユーザを作成します。また、送信者は、リモート受信者の音声名の確認を受信するため、名前とロケーションが正しいことを確認できます。
リモート ユーザをネットワーク ロケーションと関連付けるには、 remote username location コマンドを 1 回使用します。
Release 2.1 では、ライセンス レベルに関係なく、NM は最大 50 のリモート ユーザをサポートし、AIM は最大 20 のリモート ユーザをサポートします。
次のいずれかの状態が発生した場合は、エラー メッセージが表示されます。
• 同じユーザ名を持つユーザ、グループ、またはリモート ユーザが存在する。
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リモート ユーザに電話番号を関連付けるには、Cisco Unity Express 設定モードで remote username phonenumber コマンドを使用します。電話番号を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
remote username username phonenumber extension-number
no remote username username phonenumber extension-number
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次の例では、リモート ユーザ User 4 の内線番号 84444 が削除されます。
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バックアップ ファイルを復元するには、Cisco Unity Express オフライン モードで restore コマンドを使用します。
restore id backup-id category { all | configuration | data }
復元するファイルに、システムおよびアプリケーションの設定、アプリケーション データ、およびボイス メッセージが含まれていることを示します。 |
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復元手順が開始されると、すべてのアクティブな通話が終了します。Cisco Unity Express は、スケジューリングされた復元をサポートしていません。ファイルの復元は、電話機がアクティブでないときに行うように留意してください。
復元手順が完了したら、 reload コマンドを使用して、ファイル データをアクティブにします。
復元するファイルの backup-id 値を調べるには、 show backup history コマンドを使用します。
次の例では、データのみの、ID が data5 のファイルが復元されます。
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システムを工場出荷時のデフォルトに復元するには、Cisco Unity Express オフライン モードで restore factory default コマンドを使用します。
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工場出荷時のデフォルトへの復元で、システムは次の操作を行います。
• Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)を初期化して空の状態にする。
• スタートアップ コンフィギュレーションを、システムに付属しているテンプレート スタートアップ コンフィギュレーションで置き換える。
• インストール後のコンフィギュレーション データをすべて消去する。
• ユーザ プロンプトとカスタム プロンプトをすべて削除する。
システムがクリーンな状態になると、システムがリロードすることを示すメッセージが表示され、システムがリロードを開始します。リロードが完了すると、管理者はインストール後のプロセスを実行するよう求められます。
グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)にログインすると、初期化ウィザードを実行するオプションが使用可能になります。
次の例は、システムを工場出荷時のデフォルトに復元する方法を示しています。
ステップ 2 (offline)# restore factory default
• システムのコンフィギュレーションおよびデータを維持する場合は、 n を入力します。
操作がキャンセルされます。ただし、システムはオフライン モードのままになります。オンライン モードに戻るには、 continue を入力します。
• システムのコンフィギュレーションおよびデータを消去する場合は、 y を入力します。
システムがクリーンな状態になると、システムがリロードを開始することを示すメッセージが表示されます。リロードが完了すると、インストール後のプロセスを開始するよう求められます。
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規制テーブルを作成するには、Cisco Unity Express 設定モードで restriction create コマンドを使用します。
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新しい規制テーブルを定義するには、Cisco Unity Express 設定モードで restriction create コマンドを使用します。
次の例では、fax-restriction という規制テーブルが作成されます。
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規制テーブルを削除するには、Cisco Unity Express 設定モードで restriction delete コマンドを使用します。
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規制テーブルを削除するには、Cisco Unity Express 設定モードで restriction delete コマンドを使用します。
次の例では、fax-restriction という規制テーブルが削除されます。
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規制テーブルのパターン番号を指定するには、Cisco Unity Express 設定モードで restriction dial-string コマンドを使用します。テーブルからパターン番号を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
restriction table-name dial-string preference preference-number pattern pattern-string
{ allowed | disallowed } [ insert ]
no restriction table-name dial-string preference preference-number
規制テーブル内での、このストリングの順位。システムは、優先順位に従ってストリングを検索します。順位は 1 から始まり、有効な値は 1 ~ 10 です。 |
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照合するダイヤル パターン。有効な文字は、数字の 0 ~ 9、アスタリスク(*)、ドット(.)です。テーブルには、ダイヤル パターンを重複設定できます。 |
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パターンのアスタリスク(*)は、ゼロ個以上の数字と一致します。ドット(.)は、1 文字の数字のプレースホルダーとして機能します。ダイヤル パターンには、外線発信および長距離通話のアクセス コードを含めることができます。
デフォルト パターンの * には、デフォルトで 1 の優先順位が設定されています。管理者はこの設定を変更できます。
デバイスに割り当てられる電話番号をユーザが設定または変更しようとした場合、番号の桁数が許容範囲内かどうかが確認されます。番号の桁数が許容範囲に収まっていない場合、ユーザはエラー メッセージを受信します。
番号の桁数が許容範囲内である場合、システムは、規制テーブルの最初のパターンから順に、ダイヤル パターンと番号を比較してチェックします。番号が最初のパターンと一致しない場合、システムはテーブルにある次のパターン(優先順位 2)を確認し、一致するものが見つかるまで同様に繰り返します。一致が見つかった場合、パターン番号で指定されているとおりに、通話が許可または制限されます。一致が見つからなかった場合、ユーザはエラー メッセージを受信します。デフォルト パターンの * は、削除または変更できません。
デフォルト パターンの * は、デフォルトで allowed です。管理者はこの設定を変更できます。
優先順位番号が 1 未満または 11 以上の場合、エラー メッセージが表示されます。
insert を使用しない場合、システムは、指定の優先順位を持つ既存のパターン番号を新しいパターン番号で置き換えます。指定の優先順位を持つ既存のパターン番号がない場合は、エラー メッセージが表示されます。
次の例では、市外局番 222 への通話を許可するパターン番号が作成されます。
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指定された規制テーブルの最大桁数を指定するには、Cisco Unity Express 設定モードで restriction max-digits コマンドを使用します。デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
restriction table-name max-digits maximum -digits
no restriction table-name max-digits maximum -digits
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この値の適用対象は、電話デバイスと数字対応デバイスのみです。
最大桁数は、ユーザがメッセージ通知を受信するデバイスに割り当てる電話番号に適用されます。デバイスに割り当てられる電話番号をユーザが設定または変更しようとした場合、番号の桁数が許容範囲内かどうかが確認されます。番号の桁数が許容範囲に収まっていない場合、ユーザはエラー メッセージを受信します。
次の例では、fax-restriction という規制テーブルで、メッセージ通知の電話番号の最大桁数が 12 に設定されます。
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指定された規制テーブルの最小桁数を指定するには、Cisco Unity Express 設定モードで restriction min-digits コマンドを使用します。デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
restriction table-name min-digits minimum -digits
no restriction table-name min-digits minimum -digits
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この値の適用対象は、電話デバイスと数字対応デバイスのみです。
最小桁数は、ユーザがメッセージ通知を受信するデバイスに割り当てる電話番号に適用されます。デバイスに割り当てられる電話番号をユーザが設定または変更しようとした場合、番号の桁数が許容範囲内かどうかが確認されます。番号の桁数が許容範囲に収まっていない場合、ユーザはエラー メッセージを受信します。
次の例では、fax-restriction という規制テーブルで、メッセージ通知の電話番号の最小桁数が 6 に設定されます。
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