N : M 冗長性

マニュアルの変更履歴


(注)  


リリース 21.24 よりも前に導入された機能については、詳細な改訂履歴は示していません。


改訂の詳細

リリース

このリリースでは、UP で SSH IP のインストールを無視するための新しい CLI がサポートされています。

21.26.7

最初の導入。

21.24 より前

機能説明

CUPS ユーザープレーン(UP)は、サブスクライバのデータトラフィックを伝送および固定するコアネットワーク内の非常に重要なネットワークコンポーネントです。スムーズな Quality of Experience(QoE)を実現するには、データトラフィックを維持し、最小限の中断で続行する必要があります。これは、UP でホストおよびアンカーされているすべてのデータセッションに対して堅牢な冗長性メカニズムが提供されている場合にのみ実現可能です。

すべての UP には、スタンバイ(ウォーム、ホット、またはアクティブ)の冗長 UP が必要ですが、このモデルは、サービスプロバイダーに求められるリソース要件が多く、水平方向にスケーリングを維持できる UP の数の点からも、推奨されるモデルではありません。推奨されるモデルは、すべてのアクティブ UP のスタンバイ UP として機能する複数の UP を持つ N:M モデルです。N:M 冗長性機能は、この冗長性モデルを提供します。

UP には、Redundancy and Configuration Manager(RCM)と呼ばれるシスコ独自の新しいノードがあり、UP の設定管理と冗長性機能を処理します。

N:M 冗長性および RCM の詳細については、Redundancy and Configuration Manager コンフィギュレーションおよびアドミニストレーション ガイド [英語] を参照してください。

SSH IP インストールの無視の設定

UP で SSH IP のインストールを無視するには、次の設定を使用します。

configure 
   context context_name 
      redundancy-configuration-module module_name 
         ignore-ssh-ip 
         end 

(注)  


この CLI が設定されていない場合、デフォルトでは NSO SSH IP が通常どおり UP で設定されます。