タリフ時間のサポート

マニュアルの変更履歴


(注)  


リリース 21.24 よりも前に導入された機能については、詳細な改訂履歴は示していません。


改訂の詳細

リリース

初版

21.24 より前

機能説明

タリフ切り替え時間機能は、サブスクライバがあるタリフプランから別のタリフプランに切り替わるときに適用されます。

Tariff-Time-Change AVP はタリフ切り替え時間を決定するために使用され、Monitoring-Time IE はタリフ時間サポート機能をサポートするために使用されます。

タリフタイマーが終了すると、ゲートウェイは別途、使用量を課金バケットに累積し、引き続き元のクォータ値から消費します。次回のレポート時(クォータの枯渇またはその他の制御イベント発生時)に、ゲートウェイはこの課金バケットの 2 つの使用量(タリフ時間変更の前後)をレポートします。

この課金バケットの 1 つ目のレポートには [Reporting-Reason] として Tariff-Time-Change が含まれ、2 つ目のバケットには前回のレポート理由と、タリフタイマー終了後のクォータの使用状況が含まれます。

データトラフィックの使用状況は、タリフ切り替え前のリソース使用量とタリフ切り替え後のリソース使用量に分けられます。Tariff-Change-Usage AVP は、Used-Service-Units AVP 内で使用され、レポートされた使用状況をタリフ時間変更の前と後で区別します。

制限事項

この機能には次の既知の制限事項があります。

  • RG/サービス ID の各組み合わせに対してサポートされるタリフ時間は 1 つのみです。

  • タリフ時間の変更の前後で異なるクォータの割り当てはサポートされません。この機能は、3GPP 標準規格に準拠していません。