Pure-S コールの一時停止および再開通知

マニュアルの変更履歴


(注)  


リリース 21.24 よりも前に導入された機能については、詳細な改訂履歴は示していません。


改訂の詳細

リリース

初版

21.24 より前

機能説明

Pure-S コールの一時停止および再開通知が CUPS アーキテクチャでサポートされるようになりました。ユーザープレーン(UP)とコントロールプレーン(CP)は、一時停止/再開通知を受信すると、Sx 確立/変更要求を介して通信します。

進行中のストリームは UP で維持されます。CP は一時停止/再開通知を受信すると、Sx 変更要求メッセージを介して UP の FAR アクションを変更します。UP は応答として適切な FAR アクションを設定します。

一時停止通知後にベアラー変更要求を受信すると、eNodeB TEID が MBReq に存在する場合、FAR でモードが転送に設定されます。eNodeB TEID が存在しない場合、モードはバッファに設定されます。

機能の仕組み

一時停止通知では、ダウンリンク方向の FAR アクションを DROP に設定することで、ダウンリンクデータが一時停止されます。再開通知では、ダウンリンク方向の FAR アクションを BUFFER に設定することで、ダウンリンクデータがバッファリングされます。

コール フロー

一時停止通知

Pure-S コールで一時停止通知を受信すると、SGW-C は FAR アクションを DROP に設定して Sx セッション変更要求を SGW-U に送信することで、FAR のダウンロードアクションを更新します。

次のコールフローの概要は、Pure-S コールの一時停止通知を示しています。

再開通知

Pure-S コールで再開通知を受信すると、SGW-C は FAR アクションを [BUFFER] に設定した Sx セッション変更要求を SGW-U に送信することで、FAR のダウンロードアクションを更新します。

次のコールフローは、Pure-S コールの再開通知の概要を示しています。