目標と進捗状況
シスコのコミットメント、中間目標、目標の達成状況
シスコのコミットメント、中間目標、目標の達成状況
目標:2020 年までに 80% の従業員がコミュニティに貢献する活動に参加(強い関心のある理念への賛同、ボランティア活動、寄付、コミュニティにプラスの影響を与えるプログラムへの参加など、従業員の行動を測定して評価)。
達成:80% が参加従業員は 2020 年度と同水準でコミュニティへの還元に参加。コロナ禍やリモートワークという状況下でも還元活動の優先度が高いことが数値から伺える。
シスコの従業員コミュニティへの貢献については、2021 年のパーパスレポートをご覧ください。
目標:従業員全体に占めるアフリカ系アメリカ人/黒人であることを自認する従業員の割合を、2023 年までに、新入社員から管理職までの従業員で 25%、取締役からバイスプレジデント以上の職位で 75% 増加させる(2020 年度基準)。
順調に推移: 2021 年度は 2020 年度と比較して新入社員から管理者レベルで 11%。
達成: 2021 年度は 2020 年度と比較して取締役レベルで 90%、バイスプレジデント以上の職位で 120%。
目標:多様なサプライヤへの支出を倍増させることでサプライヤ戦略を拡大するとともに、多様性の指標に関するレポートを、2020 年度の推奨サプライヤの 100% から取得するという目標を 2023 年までに実現する。
進行中:2021 年度に、多様性に関連する支出の倍増目標を達成するために経営陣の確約を取り付け、ビジネス部門の推進者を任命。
達成:2021 年度に、米国の労働者を雇用する 2020 年度の推奨サプライヤの 100% から従業員の多様性に関するレポートを入手。
シスコの社会正義に関する信念と行動については、こちらをご覧ください。
目標:2025 年までに、社会貢献のための助成金と独自のプログラムを通じて、10 億人1 にプラスの影響を及ぼす。
順調に推移:7 億 1,600 万人Ⓐが 2016 年度から 2021 年度の間にプラスの影響。
世界のコミュニティの詳細についてはこちらをご覧ください。
目標:STEM 教育に 1 億 5,000 万ドルを投資し、2025 年までに 4 年制の HBCU でテクノロジーの最新化を進める。
順調に推移:Student Freedom Initiative の「教育へのアクセス」基金に 5,000 万ドルを拠出(そのうち 1,250 万ドルが 2021 年度に使用された)。
順調に推移:選定された HBCU 8 校は IT 最新化プログラムの一環として AVC Technologies 社との提携を通じてテクノロジーの評価を受け、優れたテクノロジーを構築。
目標:2025 年までにシスコのパートナーエコシステムの多様性を高めることに 5,000 万ドルを投資し、シスコのパートナーエコシステム内でアフリカ系アメリカ人/黒人が所有するテクノロジー企業の数を増やし、アフリカ系アメリカ人/黒人が所有するパートナー企業の財務的な成長を促す機会を広げる。
順調に推移:アフリカ系アメリカ人のシスコ パートナー コミュニティ(AACPC)を発足。53 社のパートナーとともに 2021 年度から活動を開始し、パートナーの成長に重点を置いた投資を実施。
目標:2025 年までに、多様なリーダーが率いるスタートアップやベンチャーファンドに 5,000 万ドルを投資する。
順調に推移:シスコの 5 か年コミットメントに沿って追跡中。
シスコの社会正義に関する信念と行動については、こちらをご覧ください。
目標:2040 年までにスコープ 1、2、3 の温暖化ガス排出ネットゼロを達成(2019 年度基準)。
この目標はシスコが掲げる新たなネットゼロコミットメントの一環として、2021 年 9 月に公表されました。
目標:2022 年度までに、大型ラックマウント機器システムの電力効率(基板実装 ASIC、メモリ、その他のチップデバイスに施設から投入される電力を測定)を 77% から 87% に改善する(2016 年度基準)。
進行中:2021 年度の大型ラックマウント機器のシステム電力効率は 85% でした。
目標:2025 年度までに、バージンプラスチックの使用量を 20% 削減する(2018 年度基準)2。
達成:2021 年度に 38% 減少。
目標:2025 年度までに、シスコ製品の梱包に使用しているフォーム緩衝材を重量基準で 75% 削減する(2019 年度基準)。
順調に推移:2021 年度は 19% 削減。
目標:2025 年度までに、製品梱包の体積効率を 50% 向上させる(2019 年度基準)3。
順調に推移:2021 年度は 26% 改善。
目標: 2025 年度までにシスコの新製品と梱包の 100% に循環型設計の原則を導入。
順調に推移:導入試験が完了。
シスコが目指す循環型経済の詳細については、こちらをご覧ください。
目標: 2025 年度までにシスコの部品、製造、物流サプライヤの 80%(調達額の割合)に、GHG 排出の絶対的な削減を公的な目標として設定させる4。
順調に推移:2021 年度は目標の 38%。
目標: 2025 年度までに、シスコの部品・製造サプライヤの 70%(調達額の割合)が、1 つ以上の施設で廃棄物ゼロ転換を達成する。5
順調に推移:少なくとも 1 つの認定施設で 27%(調達額の割合)達成。
目標:2030 年度までに、シスコのサプライチェーン関連のスコープ 3 における GHG 絶対排出量を 30% 削減する(2019 年度基準)6。
順調に推移:2021 年度は27%削減。7
サプライチェーンの詳細については、こちらをご覧ください。
目標:2025 年までに、スコープ 1、2 の温暖化ガス排出ネットゼロを達成(2019 年度基準)。
この目標はシスコが掲げる新たなネットゼロコミットメントの一環として、2021 年 9 月に公表されました。
目標:2022 年度までに、全世界でのシスコのスコープ 1 および 2 における GHG 絶対総排出量を 60% 削減する(2007 年度基準)。
目標達成。2021 年度の終わりには排出量を 60% 削減し、1 年早い達成となりました。
目標:2022 年度までに、シスコが世界全域で使用している電力の 85% 以上を再生可能エネルギーから調達する。
目標達成。2021 年度内に使用電力の 85% が再生可能エネルギー源から供給され、1 年早い達成となりました。
シスコの現在および過去のすべての環境目標については、こちらをご覧ください。
1 シスコから社会貢献のための助成金を受けた組織の一部は、他の組織からも資金提供を受けています。この数字は独立機関による限定保証を受けて 2022 年 1 月に更新されたものです。2016 年度から 2021 年度までの間にプラスの影響を受けた人についての判断基準の詳細および独立保証報告書(限定)を参照してください。保証報告書にアクセスするには、PDF ファイルをダウンロードし、Adobe® Acrobat® Reader で開いてください。条件に同意してクリックすると全文にアクセスできます。
2 この目標に含まれるプラスチックはシスコが使用しているプラスチックの大部分を占めますが、サプライヤから供給される汎用部品(プリント基板など)に含まれるプラスチックは除外しています。これらの電子部品のほとんどに、プラスチックの持つ電気絶縁特性が不可欠です。
3 梱包効率を測定するには、実重量と容積重量を比較します。これにより、出荷用と保管用スペースの最適化を考慮した製品梱包がどの程度行われているかを判断します。
4 認められた科学的根拠のある方法論に沿ったものが望ましいです(1.5°C または 2°C を大幅に下回るシナリオを想定)。目標期間中に絶対排出量の削減が実現する原単位目標を設定したサプライヤを含みます。
5 認定プロトコルにおける現在の標準的な定義によると、「廃棄物ゼロ」転換とは、埋め立て、焼却(廃棄物からエネルギーへの転換)、および環境で発生する固形の無害な廃棄物全体の転換率が 90% 以上であることとされています。転換方法には削減、再利用、リサイクル、または堆肥化処理が含まれます。
6 シスコの Tier 1 および Tier 2 の製造、部品、倉庫サプライヤから配分された排出量とシスコが自社で管理および支払う輸送関連の排出量から算定した排出量を含みます。排出量の配分は、サプライヤが報告した全世界でのスコープ 1 およびスコープ 2 の GHG 排出に占めるシスコの財務上の割合を基に決定されます。輸送関連の排出量はシスコが直接費用を負担しているため、GHG プロトコルの手順に沿って上流での輸送および流通に該当するものとして報告されます。
7 サプライチェーンの排出量に関する通常の報告が遅れているため、20 年度のデータを報告しています。世界的なサプライチェーンの混乱の影響で排出量の大幅な減少が見られますが、シスコは 30 年度の目標達成に向けて活動を続けているため、サプライチェーンの復旧に伴って排出量は増加する見込みです。