HTTP または HTTPS を使用したファイルの転送
Cisco IOS Release 12.4 では、使用する Cisco IOS ソフトウェアベースのデバイスとリモート HTTP サーバとの間で、HTTP や HTTP Secure(HTTPS; HTTP セキュア)プロトコルを使用してファイル転送を行う機能が準備されています。Cisco IOS Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)コマンドのうち、ファイル システム プレフィクスを使用する copy などのコマンドで、送信元や宛先を指定する際に HTTP や HTTPS を使用した位置指定が可能になりました。
機能情報の入手方法
最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「HTTP または HTTPS を使用したファイル転送の機能情報」 を参照してください。
プラットフォームのサポートおよび Cisco IOS と Catalyst OS ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
HTTP または HTTPS を使用したファイル転送の前提条件
リモート HTTP サーバへ、またはサーバからファイルをコピーするためには、使用するシステムが HTTP クライアント機能をサポートしている必要があります。この機能はほとんどの Cisco IOS ソフトウェア イメージに統合されています。HTTP クライアントはデフォルトでイネーブルになっています。現在のシステムが HTTP クライアントをサポートしているかどうかを判断するには、 show ip http client all コマンドを発行します。このコマンドを実行できれば、HTTP クライアントがサポートされています。
埋め込み HTTP クライアントのオプション設定と HTTPS クライアントのためのコマンドも存在しますが、HTTP または HTTPS を使用したファイル転送機能を使用する場合は、デフォルトの設定で十分です。HTTP または HTTP クライアントのオプション特性の設定については、「関連資料」を参照してください。
HTTP または HTTPS を使用したファイル転送の制約事項
ネットワークからネットワークへのコピーができないといった copy コマンドに存在した制限は、HTTP または HTTPS を使用したファイル転送機能でも有効です。
(注) Cisco IOS 12.4T の copy コマンドは、古いバージョンの Apache サーバ ソフトウェアと組み合わせて動作させることができません。copy コマンドを使用するには、Apache サーバ ソフトウェアをバージョン 2.0.49 以降にアップグレードする必要があります。
HTTP または HTTPS を使用したファイル転送について
HTTP または HTTPS を使用してファイルを転送するには、次の概念について理解しておく必要があります。
HTTP または HTTPS を使用したファイル転送機能は、Cisco IOS copy コマンドおよびコマンドライン インターフェイスを使用して、リモート サーバから使用するローカル ルーティング デバイスへ、またはその逆の方向に、Cisco IOS イメージファイルやコア ファイル、コンフィギュレーション ファイル、ログ ファイル、スクリプトなどのファイルをコピーする機能を提供します。HTTP コピー操作は、FTP や TFTP など、他のリモート ファイル システムからのコピーと同じように動作します。
HTTP コピー操作では、HTTP セキュア転送に埋め込み HTTPS クライアントを使用して、Public Key Infrastructure(PKI; 公開鍵インフラストラクチャ)のコンテキスト内でのセキュアな認証済みファイル転送を行えます。
HTTP または HTTPS を使用したファイル転送方法
ここでは、次の各手順について説明します。
• 「ファイル転送の HTTP 接続特性の設定」(必要な場合)
• 「HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバからのファイルのダウンロード」(必須)
• 「HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバへのファイルのアップロード」(必須)
• 「HTTP を使用したファイル転送の維持とモニタリング」(任意)
(注) 接続にユーザ名とパスワードを要求するサーバとの HTTP 接続では、HTTP を使用したファイル転送機能を使用するために、ユーザ名とパスワードの指定が必要な場合があります。デフォルト設定を使用できますが、カスタム接続特性を指定するコマンドも使用できます。接続とファイルの監視とメンテナンスのためのコマンドも準備されています。
ファイル転送の HTTP 接続特性の設定
HTTP ファイル転送用に、デフォルト値が設定されています。次の作業では、接続特性を使用中のネットワーク用にカスタマイズし、使用するユーザ名とパスワード、接続プライオリティ、リモート プロキシ サーバ、発信元インターフェイスを指定します。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. ip http client connection { forceclose | idle timeout seconds | timeout seconds }
4. ip http client username username
5. ip http client password password
6. ip http client proxy-server { proxy-name | ip-address } [ proxy-port port-number ]
7. ip http client source-interface interface-id
8. do copy running-config startup-config
9. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ip http client connection { forceclose | idle timeout seconds | timeout seconds }
Router(config)# ip http client connection timeout 15 |
すべてのファイル転送について、リモート HTTP サーバへの HTTP クライアント接続の特性を設定します。 • forceclose :デフォルトの持続的接続をディセーブルにします。 • idle timeout seconds :アイドル接続の許容時間を 1 秒から 60 秒の範囲で設定します。デフォルト タイムアウトは 30 秒です。 • timeout seconds :HTTP クライアントの接続待ち時間の上限を 1 秒から 60 秒の範囲で設定します。デフォルトは 10 秒です。 |
ステップ 4 |
ip http client username username
Router(config)# ip http client username user1 |
ユーザ認証を要求する HTTP クライアント接続で使用するユーザ名を指定します。 コマンドを発行するときにユーザ名を指定することもできます。その場合、そこで入力されるユーザ名がこのコマンドの設定を上書きします。例として、「HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバからのファイルのダウンロード:例」を参照してください。 |
ステップ 5 |
ip http client password password
Router(config)# ip http client password letmein |
ユーザ認証を要求する HTTP クライアント接続で使用するパスワードを指定します。 コマンドを発行するときにパスワードを指定することもできます。その場合、そこで入力されるパスワードがこのコマンドの設定を上書きします。例として、「HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバからのファイルのダウンロード:例」を参照してください。 |
ステップ 6 |
ip http client proxy-server { proxy-name | ip-address } [ proxy-port port-number ]
Router(config)# ip http client proxy-server edge2 proxy-port 29 |
HTTP ファイル システム クライアント接続のために HTTP クライアントをリモート プロキシ サーバに接続するよう設定します。 • オプションの proxy-port port-number キーワードおよび引数で、リモート プロキシ サーバのポート番号を指定します。 |
ステップ 7 |
ip http client source-interface interface-id
Router(config)# ip http client source-interface Ethernet 0/1 |
すべての HTTP クライアント コネクションの送信元アドレスにインターフェイスを指定します。 |
ステップ 8 |
do copy running-config startup-config
Router(config)# do copy running-config startup-config |
(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルとして保存します。 • do コマンドを使用すると、グローバル コンフィギュレーション モードで特権 EXEC モード コマンドを実行できます。 |
ステップ 9 |
end
Router(config)# end Router# |
コンフィギュレーション セッションを終了し、CLI をユーザ EXEC モードに戻します。 |
HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバからのファイルのダウンロード
HTTP または HTTPS を使用してリモート サーバからファイルをダウンロードするには、次の作業を実行します。 copy コマンドで、どのようなファイルでもコピー元からコピー先へコピーすることができます。
手順の概要
1. enable
2. copy [ /erase ] [ /noverify ] http: // remote-source-url local-destination-url
または
copy https: // remote-source-url local-destination-url
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
copy [ / erase ] [ /noverify ] http:// remote-source-url local-destination-url または copy https:// remote-source-url local-destination-url
Router# copy http://user1:mypassword@209.165.202.129:8080/image_files/c7200-i-mx flash:c7200-i-mx
Router# copy copy https://user1:mypassword@209.165.202.129:8080/image_files/c7200-i-mx flash:c7200-i-mx |
HTTP または HTTPS を使用して、リモート Web サーバからローカル ファイル システムへファイルをコピーします。 • /erase :コピー前にローカルのコピー先ファイル システムを消去します。このオプションは、限られたメモリ容量のクラス B ファイル システム プラットフォーム用に準備されたもので、ローカルのフラッシュ メモリ スペースを簡単にクリアできます。 • /noverify :コピーするファイルがイメージ ファイルの場合、このキーワードを使用すると、イメージがコピーされた後に発生するイメージの自動確認がディセーブルになります。 • remote-source-url 引数は、コピーするファイルのコピー元の位置を示す URL(またはエイリアス)で、標準の Cisco IOS ファイル システムの HTTP 構文では次のようになります。 http:// [[ username : password ] @ ] { hostname | host-ip }[ / filepath ] / filename グローバル コンフィギュレーション コマンドによるこれらの認証ストリング指定の代わりになります。 • local-destination-url は、コピーするファイルを置く位置の URL(またはエイリアス)で、標準の Cisco IOS ファイル システムの HTTP 構文では次のようになります。 filesystem : [ / filepath ][ / filename ] コマンド使用時の URL 構文について、詳しくは「その他の関連資料」を参照してください。 |
トラブルシューティングのヒント
リモート Web サーバからのファイル転送に失敗した場合、次の点を確認します。
• ルータとインターネットとの接続はアクティブか。
• 正しいパスとファイル名が指定されているか。
• リモート サーバがユーザ名とパスワードを要求しているか。
• リモート サーバに非標準のコミュニケーション ポートが設定されていないか(HTTP のデフォルト ポートは 80、HTTPS のデフォルト ポートは 443)。
失敗したコピー要求の原因を判別できるよう、CLI はエラー メッセージを返します。コピー プロセスについての追加情報は、 debug ip http client all コマンドで表示できます。
HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバへのファイルのアップロード
HTTP または HTTPS を使用してリモート サーバへファイルをアップロードするには、次の作業を実行します。
手順の概要
1. enable
2. copy [ /erase ] [ /noverify ] local-source-url http:// remote-destination-url
または
copy local-source-url https:// remote-destination-url
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
copy [ /erase ] [ /noverify ] local-source-url http:// remote-destination-url または copy local-source-url https:// remote-destination-url
Router# http://user1:mypassword@209.165. 202.129:8080/image_files/c7200-i-mx_backup
Router# copy flash:c7200-i-mx http://user1:mypassword@209.165. 202.129:8080/image_files/c7200-i-mx_backup |
HTTP または HTTPS を使用して、ローカル ファイル システムからリモート Web サーバへファイルをコピーします。 • /erase :コピー前にローカルのコピー先ファイル システムを消去します。このオプションは、限られたメモリ容量のクラス B ファイル システム プラットフォーム用に準備されたもので、ローカルのフラッシュ メモリ スペースを簡単にクリアできます。 • /noverify :コピーするファイルがイメージ ファイルの場合、このキーワードを使用すると、イメージがコピーされた後に発生するイメージの自動確認がディセーブルになります。 • local-source-url 引数は、コピーするファイルのコピー元の位置を示す URL(またはエイリアス)で、標準の Cisco IOS ファイル システムの構文では次のようになります。 http:// [[ username : password ] @ ] { hostname | host-ip }[ / filepath ] / filename グローバル コンフィギュレーション コマンドによるこれらの認証ストリング指定の代わりになります。 • remote-destination-url は、コピーするファイルを置く位置の URL(またはエイリアス)で、標準の Cisco IOS ファイル システムの HTTP 構文では次のようになります。 filesystem : [ / filepath ][ / filename ] コマンド使用時の URL 構文について、詳しくは「その他の関連資料」を参照してください。 |
トラブルシューティングのヒント
リモート Web サーバからのファイル転送に失敗した場合、次の点を確認します。
• ルータとインターネットとの接続はアクティブか。
• 正しいパスとファイル名が指定されているか。
• リモート サーバがユーザ名とパスワードを要求しているか。
• リモート サーバに非標準のコミュニケーション ポートが設定されていないか(HTTP のデフォルト ポートは 80、HTTPS のデフォルト ポートは 443)。
失敗したコピー要求の原因を判別できるよう、CLI はエラー メッセージを返します。コピー プロセスについての追加情報は、 debug ip http client all コマンドで表示できます。
HTTP を使用したファイル転送の維持とモニタリング
HTTP 接続の維持と監視を行うには、次の作業を実行します。ステップ 2 から 4 は任意の順序で実行できます。
手順の概要
1. enable
2. show ip http client connection
3. show ip http client history
4. show ip http client session-module
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
show ip http client connection
Router# show ip http client connection |
アクティブな HTTP クライアント接続の詳細を表示します。 |
ステップ 3 |
show ip http client history
Router# show ip http client history |
HTTP クライアントがアクセスした URL のうち最新の 20 を表示します。 |
ステップ 4 |
show ip http client session-module
Router# show ip http client session-module
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HTTP クライアントで登録されたセッション(アプリケーション)の詳細を表示します。 |
HTTP または HTTPS を使用したファイル転送の設定例
ここでは、次の設定例について説明します。
• 「ファイル転送の HTTP 接続特性の設定:例」
• 「HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバからのファイルのダウンロード:例」
• 「フラッシュからリモート HTTP サーバへのファイル アップロード:例」
• 「リモート HTTP サーバからフラッシュ メモリへのファイル ダウンロード:例」
ファイル転送の HTTP 接続特性の設定:例
次の例に、全ユーザの認証を行うリモート サーバへの接続のために HTTP パスワードとユーザ名を設定する方法を示します。この例はまた、接続のアイドル時間制限を 20 秒に設定する方法も示しています。HTTP クライアントの接続待ち時間の上限は、デフォルトの 10 秒のままです。
Router(config)# ip http client connection idle timeout 20
Router(config)# ip http client password Secret
Router(config)# ip http client username User1
Router(config)# do show running-config | include ip http client
HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバからのファイルのダウンロード:例
次の例に、ファイル c7200-i-mx をリモート サーバから HTTP を使用してフラッシュ メモリへコピーする設定方法を示します。この例はまた、ユーザ認証を行う HTTP サーバ用にコマンドラインからユーザ名とパスワードを入力する方法も示しています。
Router# copy http://user1:mypassword@209.165.202.129:8080/image_files/c7200-i-mx flash:c7200-i-mx
フラッシュからリモート HTTP サーバへのファイル アップロード:例
次の例に、フラッシュ メモリからリモート HTTP サーバへファイルをコピーする方法を示します。この例は、 copy 特権 EXEC コマンドを使用したファイル転送で予想されるプロンプトと表示内容を示しています。
Router# copy flash:c7200-js-mz.ELL2 http://172.19.209.190/user1/c7200-js-mz.ELL2
Address or name of remote host [172.19.209.190]?
Destination filename [user1/c7200-js-mz.ELL2]?
Storing http://172.19.209.190/user1/c7200-js-mz.ELL2 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
17571956 bytes copied in 57.144 secs (307503 bytes/sec)
リモート HTTP サーバからフラッシュ メモリへのファイル ダウンロード:例
次の例は、リモート HTTP サーバからフラッシュ メモリへファイルをコピーする方法を示しています。この例は、 copy 特権 EXEC コマンドを使用したファイル転送で予想されるプロンプトと表示内容を示しています。
Router# copy http://172.19.209.190/user1/c7200-i-mz.test flash:c7200-i-mz.test
Destination filename [c7200-i-mz.test]?
Loading http://172.19.209.190/user1/c7200-i-mz.test !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
11272788 bytes copied in 527.104 secs (21386 bytes/sec)
HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバへのファイルのアップロード
次の例は、HTTP または HTTPS を使用してファイルをリモート サーバにコピーする方法を示しています。
Source filename []? running-config
Address or name of remote host []? 10.1.102.1 Destination filename [pilot-confg]?file1 ...
その他の関連資料
ここでは、HTTP または HTTPS を使用したファイル転送に関する情報について説明します。
規格
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この機能によりサポートされた新規標準または改訂標準はありません。またこの機能による既存標準のサポートに変更はありません。 |
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RFC
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RFC 2616 |
『 Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.1 』、R.Fielding, et al. |
RFC 2617 |
『 HTTP Authentication: Basic and Digest Access Authentication 』、J. Franks, et al. |
シスコのテクニカル サポート
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右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。 以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。 • テクニカル サポートを受ける • ソフトウェアをダウンロードする • セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける • ツールおよびリソースへアクセスする – Product Alert の受信登録 – Field Notice の受信登録 – Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索 • Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する • トレーニング リソースへアクセスする • TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。 |
http://www.cisco.com/techsupport |
HTTP または HTTPS を使用したファイル転送の機能情報
表 1 に、このモジュールに記載されている機能および具体的な設定情報へのリンクを示します。この表には、Cisco IOS Release 12.2(1) 以降のリリースで導入または変更された機能だけを示します。
ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドのサポートの導入時期に関する詳細については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。
Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS ソフトウェア イメージおよび Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/fn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
(注) 表 1 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していない限り、その機能は、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。
表 1 HTTP または HTTPS を使用したファイル転送の機能情報
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HTTP を使用したファイルのダウンロード |
12.3(2)T |
HTTP を使用したファイルのダウンロード機能により、HTTP サーバから Cisco IOS ソフトウェアベースのプラットフォームへファイルをコピーできます。 この機能に関する詳細については、次の項を参照してください。 • 「HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバからのファイルのダウンロード」 |
HTTP を使用したファイルのアップロード |
12.3(7)T |
この機能に関する詳細については、次の項を参照してください。 • 「HTTP または HTTPS を使用したリモート サーバへのファイルのアップロード」 |
HTTP を使用したファイル転送 |
12.3(7)T |
HTTP を使用したファイル転送機能は、Cisco IOS copy コマンドおよびコマンドライン インターフェイスを使用して、リモート サーバから使用するローカル ルーティング デバイスへ、またはその逆の方向に、Cisco IOS イメージファイルやコア ファイル、コンフィギュレーション ファイル、ログ ファイル、スクリプトなどのファイルをコピーする機能を提供します。HTTP コピー操作は、FTP や TFTP など、他のリモート ファイル システムからのコピーと同じように動作します。 この機能は、Cisco IOS ソフトウェアベースのプラットフォームから、HTTP と HTTPS のいずれかを使用して、HTTP サーバへファイルをコピーすることをサポートします。 この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。 • 「HTTP または HTTPS を使用したファイル転送について」 • 「HTTP または HTTPS を使用したファイル転送方法」 |
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