show コマンド出力リダイレクション
この機能は show コマンドと more コマンド出力を Cisco IOS Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)からファイルにリダイレクトする機能を追加します。
show コマンド出力リダイレクション機能の機能仕様
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12.0(21)S |
この機能が導入されました。 |
12.2(13)T |
この機能は、Cisco IOS Release 12.2 T に統合されました。 |
Cisco Feature Navigator を使用したプラットフォーム サポートの特定
Cisco IOS ソフトウェアは、特定のプラットフォームがサポートされている機能セットにパッケージングされています。この機能のプラットフォーム サポートに関連した更新情報を取得するには、Cisco Feature Navigator にアクセスします。新しいプラットフォーム サポートが機能に追加されると、Cisco Feature Navigator によって、サポートされているプラットフォームのリストが自動的に更新されます。
Cisco Feature Navigator は Web ベースのツールであり、特定の機能セットがサポートされている Cisco IOS ソフトウェア イメージ、および、特定の Cisco IOS イメージ内でサポートされている機能を特定できます。機能またはリリースごとに検索できます。リリース セクションでは、各リリースを横に並べて比較し、各ソフトウェア リリースに固有の機能と共通機能の両方を表示できます。
Cisco Feature Navigator にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウント情報を忘れたり、紛失したりした場合は、空の E メールを cco-locksmith@cisco.com に送信してください。自動チェックによって、E メール アドレスが Cisco.com に登録されているかどうかが確認されます。チェックが正常に終了したら、ランダムな新しいパスワードとともにアカウントの詳細が E メールで届きます。資格のあるユーザは、Cisco.com のアカウントを作成できます。次の URL にある指示に従ってください。
http://www.cisco.com/register
Cisco Feature Navigator は定期的に更新されています(Cisco IOS ソフトウェアの主要なリリース時およびテクノロジー リリース時)。最新情報については、次の URL から Cisco Feature Navigator ホームページにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/go/fn
Cisco IOS ソフトウェア イメージの可用性
特定の Cisco IOS ソフトウェア リリースをサポートしているプラットフォームは、そのプラットフォーム用のソフトウェア イメージがあるかどうかによります。一部のプラットフォームのソフトウェア イメージは、事前の通知なしに延期、遅延、または変更される場合があります。各 Cisco IOS ソフトウェア リリースのプラットフォーム サポートおよび利用可能なソフトウェア イメージの更新情報は、オンライン リリース ノートまたは Cisco Feature Navigator(サポートされている場合)を参照してください。
show コマンド出力リダイレクションについて
この機能では Cisco IOS CLI の show コマンドを強化し、後から参照するために大量のデータ出力をファイルに直接書き込むことができます。このファイルはフラッシュ、SAN ディスク、あるいは外部メモリ デバイスなどのローカルまたはリモート ストレージ デバイスに保存できます。
発行される各 show コマンドにつき、新しいファイルを作成したり、出力を既存のファイルに追加したりできます。 tee キーワードを使用して、任意で、ファイルにリダイレクトしながらコマンド出力を画面表示できます。パイプ( | )文字を任意の show コマンドの後に付け、 redirect 、 append 、または tee キーワードと組み合わせることでリダイレクトが可能になります。
発行される各 show コマンドにつき、新しいファイルを作成したり、出力を既存のファイルに追加したりできます。 tee キーワードを使用して、任意で、ファイルにリダイレクトしながらコマンド出力を画面表示できます。パイプ( | )文字を任意の show コマンドの後に付け、次のキーワードと組み合わせることでリダイレクトが可能になります。
出力リダイレクション キーワード:
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append |
URL(追加処理に対応した URL のみ)にリダイレクト出力を追加 |
begin |
一致する行から始める |
count |
regexp に一致する行数をカウント |
exclude |
一致する行を除外 |
format |
指定された spec ファイルを使用して出力をフォーマット |
include |
一致する行を含める |
redirect |
出力を URL にリダイレクトする |
tee |
出力を URL にコピー |
これらの拡張は more コマンドにも追加できます。
show コマンドの機能拡張を使用する方法
この機能拡張に関連付けられているコンフィギュレーション作業はありません。使用方法については、「コマンド リファレンス」 のコマンド ページを参照してください。
その他の関連資料
特定の show および more コマンドについては、Cisco.com から『Cisco IOS Documentation Set for Release 12.2 T』を参照してください。
この機能に適用される規格、MIB、RFC はありません。
コマンド リファレンス
次に示すコマンドは、このモジュールに記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/fundamentals/command/reference/cf_book.html )を参照してください。すべての Cisco IOS コマンドの詳細については、 http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にある Command Lookup Tool を使用するか、または『 Cisco IOS Master Command List, All Releases 』を参照してください。
• more <url> append
• show <command> append
• show <command> redirect
• show <command> tee
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