Cisco CallManager エクステンション モビリティ機能および電話機へのログイン機能
Cisco CallManager エクステンション モビリティ機能を使用して、任意の Cisco IP Phone 7940 または Cisco IP Phone 7960 を自分の電話機として設定し、その電話機にログインすることによって、一時的に使用できます。ユーザのログイン後、電話機は、ログインしたユーザ個人のユーザ デフォルト デバイス プロファイル情報を採用します。この情報には、回線番号、短縮ダイヤル、サービス リンク、そのほかのユーザ固有の電話機のプロパティが含まれています。たとえば、ユーザ A が席について電話機にログインすると、ユーザ A の電話番号、サービス、短縮ダイヤルなどのプロパティがその電話機に表示されますが、ユーザ B がその後に同じ席につくと、ユーザ B の情報が表示されます。Cisco CallManager エクステンション モビリティ機能は、現在のユーザに応じて電話機を動的に設定します。
従来は、システム管理者が Cisco CallManager Administration を使用する場合に限り、電話機の設定値の変更は可能でした。Cisco CallManager エクステンション モビリティ機能によって、ユーザは Cisco CallManager Administration にアクセスせずにユーザ本人が電話機の設定値を変更できます。ユーザが電話機に対して認証を行うと、代わりにログイン サービスにより管理更新作業が行われます。
プログラマブル ログイン サービスには、電話機設定の期間制限(持続性)や、特定の電話機へのログイン許可など、さまざまな用途があります。Cisco IP Phone XML サービスには、このリリースで提供しているログイン サービスへのユーザ インターフェイスがあります。
Cisco CallManager エクステンション モビリティ機能を設定する方法の詳細は、『 Cisco CallManager Features and Services Guide 』の「CallManager Extension Mobility」を参照してください。