CTI ルート ポイントの設定
Computer Telephony Integration(CTI)ルート ポイントでは、仮想デバイスを指定します。この仮想デバイスは、アプリケーションが宛先変更を制御している多重同時コールを受信することができます。
ファースト パーティ コールを制御するために、アクティブな音声回線ごとに CTI ポートを追加する必要があります。CTI ルート ポイントおよび CTI ポートを使用するアプリケーションには、Cisco SoftPhone、Cisco IP Auto Attendant、および Cisco IP Interactive Voice Response System があります。Cisco CallManager Administration に CTI ルート ポイントを追加した後、RIS Data Collector サービスからの情報が、CTI Route Point Configuration ウィンドウ内に表示されます。デバイスの IP アドレス、およびデバイスが登録されている Cisco CallManager の名前が利用可能であれば、表示されます。
これらのアプリケーションに関連した CTI ルート ポイントおよび CTI ポートの設定方法については、各アプリケーションに付属の資料とオンライン ヘルプを参照してください。
ここでは、次の内容について説明します。
• 「CTI ルート ポイントの追加」
• 「CTI ルート ポイントの変更」
• 「CTI ルート ポイントの削除」
• 「CTI ルート ポイントの検索」
• 「CTI ルート ポイントのリセット」
• 「CTI ルート ポイントの設定値」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「コンピュータ テレフォニー統合」
CTI ルート ポイントの追加
CTI ルート ポイントを追加する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > CTI Route Point の順に選択します。
ステップ 2 Add a New CTI Route Point リンクをクリックします。
ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 43-1 を参照)。
ステップ 4 Insert をクリックして、新規 CTI ルート ポイントを追加します。
回線 1 の電話番号を追加するように求められたら、 OK をクリックして、電話番号を追加します。または、 Cancel をクリックして、電話番号を追加せずに処理を続行します。電話番号の追加と設定の方法については、「電話番号の追加」を参照してください。
Cisco CallManager Administration に CTI ルート ポイントを追加した後、RIS Data Collector サービスからの情報が、CTI Route Point Configuration ウィンドウ内に表示されます。デバイスのIPアドレスおよびデバイスが登録されている Cisco CallManager の名前は、利用可能であれば、図 43-1 に示すように表示されます。
図 43-1 CTI Route Point Configuration ウィンドウ
関連トピック
• 「CTI ルート ポイントの設定」
• 「CTI ルート ポイントの変更」
• 「CTI ルート ポイントの削除」
• 「CTI ルート ポイントの検索」
• 「CTI ルート ポイントのリセット」
• 「CTI ルート ポイントの設定値」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「コンピュータ テレフォニー統合」
CTI ルート ポイントの変更
CTI ルート ポイントを変更する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > CTI Route Point の順に選択します。
Find/List CTI Route Points ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 変更する CTI ルート ポイントの検索に必要な検索条件を入力します。
ステップ 3 Find をクリックします。
ウィンドウの内容が更新され、指定された検索条件と一致する CTI ルート ポイントが表示されます。
ステップ 4 設定値を変更する CTI ルート ポイントの名前を選択します。
ウィンドウがリフレッシュされ、選択された CTI ルート ポイントの現在の設定値が表示されます。
ステップ 5 該当する設定値を更新します( 表 43-1 を参照)。
ステップ 6 Update をクリックして、変更内容を適用します。
ウィンドウの内容が更新され、新しい設定値が表示されます。
関連トピック
• 「CTI ルート ポイントの設定」
• 「CTI ルート ポイントの追加」
• 「CTI ルート ポイントの削除」
• 「CTI ルート ポイントの検索」
• 「CTI ルート ポイントのリセット」
• 「CTI ルート ポイントの設定値」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「コンピュータ テレフォニー統合」
CTI ルート ポイントの削除
CTI ルート ポイントを削除する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > CTI Route Point の順に選択します。
Find/List CTI Route Points ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 削除する CTI ルート ポイントの検索に必要な検索条件を指定します。
ステップ 3 Find をクリックします。
ウィンドウの内容が更新され、指定された検索条件と一致する CTI ルート ポイントのリストが表示されます。
ステップ 4 次のアクションのいずれかを実行します。
• 削除する CTI ルート グループの横にあるチェックボックスをオンにし、 Delete Selected をクリックする。
• ウィンドウ内の CTI ルート ポイントをすべて削除する場合は、Matching records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにし、 Delete Selected をクリックする。
• 削除する CTI ルート ポイントの名前を選択して、現在の設定値を表示し、 Delete をクリックする。
ステップ 5 OK をクリックすると、CTI ルート ポイントが完全に削除されます。
関連トピック
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• 「CTI ルート ポイントの追加」
• 「CTI ルート ポイントの変更」
• 「CTI ルート ポイントの検索」
• 「CTI ルート ポイントのリセット」
• 「CTI ルート ポイントの設定値」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「コンピュータ テレフォニー統合」
CTI ルート ポイントの検索
CTI ルート ポイントを検索し、一覧表示する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > CTI Route Point の順に選択します。
Find and List Route Points ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 使用する検索条件を選択します。すべての項目を表示するには、検索テキストを入力しないか、検索条件として「Device Name is not empty」を使用します。
ステップ 3 Find をクリックします。
ウィンドウの内容が更新され、指定された検索条件と一致する CTI ルート ポイントのリストが表示されます。
ステップ 4 次の CTI ルート ポイントのリストを表示するには、 Next をクリックします。
(注) Find and List Route Points ウィンドウから複数の CTI ルート ポイントを削除するには、適切な CTI ルート ポイントの横にあるチェックボックスをオンにし、Delete Selected をクリックします。複数の CTI ルート ポイントをリセットするには、適切な CTI ルート ポイントの横にあるチェックボックスをオンにして、Reset Selected をクリックします。Matching records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにすると、ウィンドウ内のすべての CTI ルート ポイントを選択できます。
関連トピック
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• 「CTI ルート ポイントの変更」
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• 「CTI ルート ポイントの設定値」
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CTI ルート ポイントのリセット
CTI ルート ポイントをリセットする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Device > CTI Route Point の順に選択します。
Find and List CTI Route Points ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 使用する検索条件を選択します。
ステップ 3 Find をクリックします。
検索条件に一致する CTI ルート ポイントが図 43-2 に示すようにウィンドウに表示されます。
図 43-2 Find and List CTI Route Points Configuration ウィンドウ
ステップ 4 リセットする CTI ルート ポイントの横にあるチェックボックスをオンにします。ウィンドウ内の CTI ルート ポイントをすべて選択するには、Matching records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにします。
ステップ 5 Reset Selected をクリックします。
Reset Device ダイアログが表示されます。
ステップ 6 次のいずれかのボタンをクリックします。
• Restart :デバイスをシャットダウンしないで再起動する。
• Reset :デバイスをシャットダウンしてから起動する。
• Close :何も実行しないで、Reset Device ダイアログを閉じる。
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• 「CTI ルート ポイントの追加」
• 「CTI ルート ポイントの変更」
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CTI ルート ポイントの設定値
表 43-1 では、CTI ルート ポイントの設定値について説明します。
表 43-1 CTI ルート ポイントの設定値
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Device Name |
このデバイスに固有の識別子を、1 ~15 文字(英数字、ドット、ダッシュ、または下線を含む)で入力する。 |
Description |
CTI ルート ポイントの記述名を入力する。 |
Device Pool |
デバイス プールの名前を選択する。デバイス プールは、自動登録用の CallManager Group、Date/Time Group、Region、および Calling Search Space を含む、このデバイスのプロパティの集合を指定します。 |
Calling Search Space |
コール検索スペースを選択する。コール検索スペースは、収集された(発信)番号のルーティングする方法を決定するために検索されるパーティションの集合を指定します。 |
Location |
このルート ポイントに適切なロケーションを選択する。ロケーションは、このロケーションとの間のコールに使用可能な帯域幅の合計を指定します。ロケーションに None を設定すると、そのロケーションの機能では、このルート ポイントが消費する帯域幅を把握しません。 |
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