ユーザの追加
ユーザを追加する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 User > Add a New User の順に選択します。
(注) [ページの表示]ドロップダウン リスト ボックスで別の言語を選択すると、[ユーザの設定]ウィンドウの言語を一時的に変更できます。ただし、この言語の変更は、現在の Web セッションにしか適用されません。次にログインしたときには、[ユーザの設定]ウィンドウはデフォルトの言語で表示されます。
ステップ 2 適切な設定値を入力します(表 51-1 を参照)。
ステップ 3 ユーザ情報の入力を完了したら、変更内容を保存し、 [挿入] をクリックしてユーザを追加します。
次の手順
このユーザにデバイスを関連付ける場合は、後述の「ユーザとデバイスとの関連付け」の手順に進みます。
関連トピック
• 「ユーザの設定値」
• 「ユーザ パスワードの変更」
• 「PIN の変更」
• 「ユーザとデバイスとの関連付け」
• 「Global Directory の検索」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ユーザ ディレクトリ管理の設定チェックリスト」
ユーザの設定値
表 51-1 では、ユーザの設定値について説明します。
表 51-1 ユーザの設定値
|
|
名 |
ユーザの名を入力する。 名には半角英数文字しか使用できません。 |
姓 |
ユーザの姓を入力する。 姓には半角英数文字しか使用できません。 |
ユーザ ID |
ユーザの識別名を入力する。Cisco CallManager では、ユーザ ID の作成後の変更はできません。 ユーザ ID には半角英数文字しか使用できません。 |
ユーザ パスワード |
ユーザ パスワードを入力するには、英数字の組み合わせを使用する。 |
パスワードの確認 |
ユーザ パスワードをもう一度入力する。 |
PIN |
Personal Identification Number(PIN)を入力する。 PIN には半角英数字しか使用できません。 |
PIN の確認 |
PIN をもう一度入力する。 |
電話番号 |
ユーザの電話番号を入力する。 |
マネージャ ユーザID |
ユーザのマネージャ ID 名を入力する。入力するマネージャ名は、ディレクトリ内にユーザとして指定済みでなければなりません。 |
部署名 |
ユーザの所属部門の番号を入力する。 部署名には半角英数文字しか使用できません。 |
ユーザ ロケール |
ドロップダウン リスト ボックスから、そのユーザに関連したロケールを選択する。そのユーザ ロケールは、言語とフォントを含んだ、ユーザをサポートする一連の詳細情報を識別します。 Cisco CallManager は、このロケールを Extension Mobility ページおよび Cisco IP Phone User Options ページに使用します。 Cisco CallManager Extension Mobility ログオンでは、ここに指定されているロケールが、デバイスおよびデバイス プロファイルの設定よりも優先されます。Cisco CallManager Extension Mobility ログオフでは、Cisco CallManager は、デフォルト デバイス プロファイルに指定されているユーザ ロケールを使用します。
(注) ユーザ ロケールを選択しない場合は、Cisco CallManager エンタープライズ パラメータでデフォルト ユーザ ロケールとして指定されているロケールが適用されます。
|
CTI アプリケーションの使用を有効にする |
ユーザが Computer Telephony Integration(CTI)アプリケーションを使用できるように設定するには、この[CTI アプリケーションの使用を有効にする]チェックボックスをオンにする。 |
コールパーク取得を許可する |
パークされているコールを取得できるようにユーザを設定するには、この[コールパーク取得を許可する]チェックボックスをオンにする。 |
ページの表示 |
ドロップダウン選択ボックスから、ユーザの設定のページを表示する言語を選択する。 |
関連トピック
• 「ユーザの追加」
• 「ユーザ パスワードの変更」
• 「PIN の変更」
• 「ユーザとデバイスとの関連付け」
ユーザ パスワードの変更
Global Directory 内のユーザのユーザ パスワードを変更する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 パスワードを変更するユーザを Global Directory から選択します(「Global Directory の検索」を参照)。
User Configuration ウィンドウが表示され、選択したユーザの情報が示されます。
ステップ 2 [ユーザ パスワード]フィールドの横にある[ 変更...] ボタンをクリックします。
[変更するパスワード]ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 [ユーザ パスワード]フィールドに新しいパスワードを入力します。
ステップ 4 [パスワードの確認]フィールドに新しいパスワードを再入力します。
ステップ 5 [更新して閉じる] をクリックします。
関連トピック
• 「ユーザの追加」
• 「PIN の変更」
• 「Global Directory の検索」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ユーザ ディレクトリ管理の設定チェックリスト」
PIN の変更
Global Directory 内のユーザの個人識別番号(PIN)を変更する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 PIN を変更するユーザを Global Directory から選択します(「Global Directory の検索」を参照)。
User Configuration ウィンドウが表示され、選択したユーザの情報が示されます。
ステップ 2 [PIN]フィールドの横にある[ 変更...] ボタンをクリックします。
[変更する PIN]ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 [PIN]フィールドに新しい PIN を入力します。
ステップ 4 [PIN の確認]フィールドに新しい PIN を再入力します。
ステップ 5 [更新して閉じる] をクリックします。
関連トピック
• 「ユーザの追加」
• 「ユーザ パスワードの変更」
• 「Global Directory の検索」
アプリケーション プロファイルの設定
新しいユーザの追加後、User Configuration ウィンドウの[アプリケーション プロファイル]ペインに一覧表示された各アプリケーションのプロファイルを設定できます。各ユーザはこれらのプロファイルを使用して、電話機の機能、Cisco IPMA、Cisco CallManager エクステンション モビリティ、自動アテンダント、および Cisco IP SoftPhone の機能を個別に設定することができます。
始める前に
ユーザがデータベース内で設定されていることを確認します。詳細については、「Global Directory の検索」を参照してください。
関連トピック
• 「ユーザとデバイスとの関連付け」
• 「自動アテンダント プロファイルの関連付け」
• 『 Cisco CallManager Features & Services Guide 』の「 Manager and Assistant Configuration」(P.2-29)
• 「Cisco CallManager エクステンション モビリティ プロファイルの関連付け」
• 「Cisco IP SoftPhone プロファイルの関連付け」
ユーザとデバイスとの関連付け
ユーザを追加した後では、ユーザがコントロール権を持つデバイスを割り当てることができます。ユーザは、電話機などの一部のデバイスは、ユーザによって制御できます。CTI ポートなどのその他のデバイスは、ユーザとして指定されるアプリケーションによって制御できます。ユーザが電話機のコントロール権を持つ場合、その電話機の特定の設定値(たとえば、短縮ダイヤルや自動転送)を制御できます。
始める前に
ユーザにデバイスを割り当てるには、そのユーザの User Configuration ウィンドウにアクセスする必要があります。既存ユーザの情報にアクセスする方法については、「Global Directory の検索」を参照してください。User Configuration ウィンドウが表示された後で、デバイスを割り当てる手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [アプリケーション プロファイル] ペインで、[デバイスの割り当て] をクリックします。
ステップ 2 必要に応じて、[使用可能なデバイス一覧のフィルタ]セクションに検索条件を入力して使用可能なデバイスのリストを限定し、 [デバイスの選択] をクリックします。
ステップ 3 そのユーザに関連付ける 1 つ以上のデバイスのチェックボックスをオンにします。そのデバイスの[ プライマリ内線] カラムにあるオプション ボタンをクリックすると、そのユーザが割り当てられているデバイスから、1 つのプライマリ内線番号を割り当てることができます。
ステップ 4 割り当てを完了したら、 [選択の更新] をクリックして、ユーザにデバイスを割り当てます。
関連トピック
• 「ユーザの追加」
• 「Global Directory の検索」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「デバイスの関連付け」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ユーザ ディレクトリ情報の管理」
自動アテンダント プロファイルの関連付け
Automated Attendant(AA)サービスは、着信コールに応答して、発信者にユーザ名または内線番号を入力するように求めます。AA は、ディレクトリをスキャンし、ユーザ名または内線番号との一致を見付け、発信者を適切なエンドポイントに転送します。
始める前に
ユーザに自動アテンダント プロファイルを関連付けるには、そのユーザの[ユーザの設定]ウィンドウにアクセスする必要があります。既存ユーザの情報にアクセスする方法については、「Global Directory の検索」を参照してください。[ユーザの設定]ウィンドウが表示された後で、プロファイルを関連付ける手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [アプリケーション プロファイル] ペインで、[自動アテンダント] を選択します。
ステップ 2 [名前のダイヤル方法] フィールドに、アテンダントの名前を入力します
(LastFirstM)。たとえば、John Quincy Smith の場合は、SmithJohnQ と入力します。
同じ名前または同じ数値のマッピングが発生した場合、重複キーであることを知らせるプロンプトが表示されます。この場合は、ユーザ名を変更するか(ニックネームを使用するか、ミドルネームのイニシャルを除去して)、重複を許可することができます。
ステップ 3 [更新] をクリックします。
関連トピック
• 「ユーザの追加」
• 「Global Directory の検索」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Auto Attendant プロファイル」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ユーザ ディレクトリ管理の設定チェックリスト」
Cisco CallManager エクステンション モビリティ プロファイルの関連付け
Cisco CallManager エクステンション モビリティを使用すると、Cisco IP Phone 7940 または Cisco IP Phone 7960 を一時的にユーザの電話機として使用できるように設定することができます。ユーザが電話機にログインすると、そのユーザのエクステンション モビリティ(回線と短縮ダイヤル番号を含む)が、その電話機上に置かれます。この機能は、ユーザの IP フォンが恒常的に割り当てられていない環境で主に使用されます。
エクステンション モビリティをユーザに関連付けるには、そのユーザの[ユーザの設定]ウィンドウにアクセスする必要があります。既存ユーザの情報にアクセスする方法については、「Global Directory の検索」を参照してください。Cisco CallManager エクステンション モビリティの設定方法については、『 Cisco CallManager Features and Services Guide 』の「 Cisco CallManager Extension Mobility」 の章を参照してください。
関連トピック
• 「ユーザの追加」
• 「Global Directory の検索」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ユーザ ディレクトリ管理の設定チェックリスト」
• 『 Cisco CallManager Features and Services Guide 』の「 Associating a User Device Profile to a User」(P.1-25)
Cisco IP SoftPhone プロファイルの関連付け
デバイス(回線)を Cisco IP SoftPhone としてユーザに関連付けることができます。この機能によって、ユーザはデスクトップ PC を使用して、コールの発信と受信、および IP Phone の制御を行うことができます。
Cisco IP SoftPhone の詳細については、『 Cisco IP SoftPhone Administrator Guide 』を参照してください。
始める前に
ユーザにデスクトップ PC を関連付けるには、そのユーザの[ユーザの設定]ウィンドウにアクセスする必要があります。既存ユーザの情報にアクセスする方法については、「Global Directory の検索」を参照してください。[ユーザの設定]ウィンドウが表示された後で、PC を関連付ける手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [アプリケーション プロファイル] ペインで、SoftPhone を選択します。
SoftPhone ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [割り当てられた PC] フィールドに、デスクトップ PC の IP アドレスまたはホスト名を入力します。
(注) [割り当てられた PC]フィールドは、Virtual Conference Room とのコラボレーションに必要です。
ステップ 3 [挿入] をクリックします。
User Configuration ウィンドウが表示されます。
(注) 電話回線をスタンドアロン モードで使用するために、[CTI アプリケーションの使用を有効にする]チェックボックスをオンにします。
ステップ 4 [更新] をクリックします。
関連トピック
• 「ユーザの追加」
• 「Global Directory の検索」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco IP SoftPhone プロファイル」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ユーザ ディレクトリ管理の設定チェックリスト」