Cisco Unity Connection 8.x での Cisco Fax Server の統合について
Cisco Unity Connection は、ユーザが通話中または Connection Web Inbox(Connection 8.5 以降)または Messaging Inbox(Connection 8.0)の使用中に次の操作を実行できるように、Cisco Fax Server と統合できます。
• ユーザのファクス内線に送信されたファクスを受信する。システムの設定に応じて、ファクスはユーザのメールボックスまたはユーザの IMAP クライアントで使用できます。
• 受信したファクスを印刷のためにファクス機に転送する。
• 受信したファクスを別のユーザに転送する。
受信ファクスは、ユーザのファクス内線に送信されます。Cisco Fax Server は、その電子メール ゲートウェイを使用して、SMTP を通じて Connection サーバのユーザ メールボックスにファクスをルーティングします。テキスト/スピーチ(TTS)機能で、ファクスを読み上げることはできません。
Cisco Fax Server は、Cisco Unity Connection Administration ではなく、Cisco Fax Server で管理および設定する必要があることに注意してください。
Cisco Fax Server には、次の機能があります。
• 受信ファクスをユーザ メールボックスにルーティングする。
• 受信ファクスと発信ファクスを管理する。
• 受信ファクスと発信ファクスのログを記録する。
• Cisco Fax Server 統計情報をモニタリングするためにレポートを生成する。
• 管理者にアラートを送信する。
• カバー ページを作成する。
• 最低コスト ルーティングを実行する。
Cisco Unity Connection 8.x での Cisco Fax Server の設定
次の 4 つの手順を、この順序で実行します。
(注) Cisco Fax Server のドキュメントは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps6178/tsd_products_support_series_home.html から入手できます。
Cisco Fax Server で SMTP を設定する方法
ステップ 1 Cisco Fax Server にサインインするには、[スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(All Programs)] > [RightFax Enterprise Fax Manager] を選択します。
ステップ 2 [RightFax Enterprise Fax Manager] ウィンドウの左側のペインで、Cisco Fax Server の名前を選択します。
ステップ 3 右ペインの [サービス名(Service Name)] で、RightFax eTransport Module が表示されるまで下にスクロールします。
ステップ 4 [RightFax eTransport Module] を右選択して、[サービスの設定(Configure Services)] を選択します。
ステップ 5 [eTransport] タブを選択します。
ステップ 6 [SMTP ホスト名(SMTP Hostname)] フィールドに、Connection サーバの IP アドレスを入力します。
ステップ 7 [カスタム メッセージ(Custom Messages)] タブを選択します。
ステップ 8 該当するフィールドで、テキストの最初の単語の前に、ファクス送信失敗プレフィクスとして、[Fax Failure] と入力します。次のフィールドに、ファクス送信失敗プレフィクスを入力することが推奨されます。
• イメージング エラー(Imaging Error)
• 不正なフォーム タイプ(Bad Form Type)
• 不正なファクス番号(Bad Fax Phone Number)
• 再試行の上限超過(Too Many Retries)
• 送信エラー(Sending Error)
• 不完全なファクス(Incomplete Fax)
• 無効な課金コード(Invalid Billing Code)
• ファクスに承認が必要(Fax Needs Approval)
• ファクス番号のブロック(Fax Number Blocked)
• ファクスに人間が応答(Human Answered Fax)
• ダイヤル禁止によるファクスのブロック(Fax Block by Do Not Dial)
フィールドの先頭のテキストが、Cisco Unity Connection Administration の [システム設定(System Settings)] > [詳細設定(Advanced)] > [ファクス(Fax)] ページの [ファクス送信失敗通知の件名プレフィクス(Subject Prefix for Notification of a Failed Fax)] フィールドの値と一致すると、Connection はユーザにファクスの失敗を通知します。
ステップ 9 [送信成功(Successful Send)] フィールドに、テキストの最初の単語の前に表示するファクス成功プレフィクスとして、 [Fax Success] と入力します。
フィールドの先頭のテキストが、Connection の管理 の [システム設定(System Settings)] > [詳細設定(Advanced)] > [ファクス(Fax)] ページの [ファクス送信成功通知の件名プレフィクス(Subject Prefix for Notification of a Successful Fax)] フィールドの値と一致すると、Connection はユーザにファクスの成功を通知します。
ステップ 10 [OK] を選択します。
POP3 用に Windows 電子メール サービスを設定する方法
ステップ 1 Cisco Fax Server で、Windows の [スタート(Start)] メニューから [コントロール パネル(Control Panel)] > [プログラムの追加と削除(Add or Remove Programs)] を選択します。
ステップ 2 [プログラムの追加と削除(Add or Remove Programs)] ウィンドウで、[Windows コンポーネントの追加と削除(Add/Remove Windows Components)] を選択します。
ステップ 3 Windows コンポーネント ウィザードの [Windows コンポーネント(Windows Components)] ページで、[電子メール サービス(E-mail Services)] チェックボックスをオンにし、[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 4 [Windows コンポーネント ウィザードの終了(Completing the Windows components Wizard)] ページで、[終了(Finish)] を選択します。
ステップ 5 [プログラムの追加と削除(Add or Remove Programs)] ウィンドウを閉じます。
ステップ 6 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[すべてのプログラム(All Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [POP3 サービス(POP3 Service)] を選択します。
ステップ 7 [POP3 サービス(POP3 Service)] ウィンドウの左ペインで [Cisco Fax Server] を展開し、[Cisco Fax Server] ノードを選択します。
ステップ 8 右ペインで、[メールボックスの追加(Add Mailbox)] を選択します。
注意 POP3 メールボックスのドメインは、Cisco Fax Server で設定しておく必要があります。設定されていないと、このオプションを利用できません。
ステップ 9 [メールボックスの追加(Add Mailbox)] ダイアログボックスの [メールボックス名(Mailbox Name)] フィールドに、Cisco Fax Server でファクスを受信するメールボックスの名前を入力します。
ステップ 10 [パスワード(Password)] フィールドに、このメールボックスのパスワードを入力します。
(注) 「Cisco Fax Server で POP3 メールボックスを設定する方法」でも入力するため、このパスワードを書き留めておいてください。
ステップ 11 [パスワードの確認(Confirm Password)] フィールドで、パスワードを再入力し、[OK] を選択します。
Cisco Fax Server で POP3 メールボックスを設定する方法
ステップ 1 [RightFax Enterprise Fax Manager] ウィンドウの右ペインの [サービス名(Service Name)] で、[RightFax E-mail Gateway Module] が表示されるまで下にスクロールします。
ステップ 2 [RightFax E-mail Gateway Module] を右クリックし、[サービス設定(Configure Service)] を選択します。
ステップ 3 [電子メールの設定(E-mail configuration)] ダイアログボックスで、[ゲートウェイの追加(Add Gateway)] を選択します。
ステップ 4 [電子メール ゲートウェイの選択(E-mail Gateway Selection)] ダイアログボックスで、[SMTP/POP3] を選択し、[選択(Select)] を選択します。
ステップ 5 [全般(General)] タブの [サーバ アドレス(Server Address)] フィールドに、Cisco Fax Server の IP アドレスを入力します。
ステップ 6 [POP3 メールボックス名(POP3 Mailbox Name)] フィールドに、「 <POP3 メールボックス名>@<Cisco Fax Server 名> 」と入力します。
ステップ 7 [メールボックスのパスワード(Mailbox Password)] フィールドに、「POP3 用に Windows 電子メール サービスを設定する方法」で入力した POP3 メールボックスのパスワードを入力します。
ステップ 8 [IETF ファクス アドレス指定の使用(Use IETF Fax Addressing)] チェックボックスをオフにします。
ステップ 9 [電子メールの送信者が不明な場合は、デフォルト ユーザを通じて送信(Send Through Default User When E-mail Sender Is Unknown)] チェックボックスがオンになっていることを確認します。
ステップ 10 [電子メールの配信方向(Email Delivery Direction)] フィールドで、[両方(Both)] が選択されていることを確認します。
ステップ 11 [OK] を選択します。
Cisco Fax Server で POP3 メールボックスの IIS 中継を設定する方法
ステップ 1 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tool)] > [インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ(Internet Information Services (IIS) Manger)] を選択します。
ステップ 2 [インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ(Internet Information Services(IIS) Manager)] ウィンドウの左ペインにある RightFax ノードで、[既定の SMTP 仮想サーバ(Default SMTP Virtual Server)] を右クリックし、[プロパティ(Properties)] を選択します。
ステップ 3 [既定の SMTP 仮想サーバのプロパティ(Default SMTP Virtual Server Properties)] ダイアログボックスで、[アクセス(Access)] タブを選択します。
ステップ 4 [中継の制限(Relay Restrictions)] で、[中継(Relay)] を選択します。
ステップ 5 [中継の制限(Relay Restrictions)] ダイアログボックスで、[以下のリストに含まれるコンピュータのみ(Only the List Below)] が選択されていることを確認します。
ステップ 6 [コンピュータ(Computers)] で [追加(Add)] を選択します。
ステップ 7 [コンピュータ(Computers)] ダイアログボックスで、[1 台のコンピュータ(Single Computer)] を選択し、Cisco Fax Server の IP アドレスを入力します。
ステップ 8 [OK] を選択します。
ステップ 9 [中継の制限(Relay Restrictions)] ダイアログボックスで、[OK] を選択します。
ステップ 10 [既定の SMTP 仮想サーバのプロパティ(Default SMTP Virtual Server Properties)] ダイアログボックスで、[OK] を選択します。
ステップ 11 [インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ(Internet Information Services (IIS) Manager)] ウィンドウを閉じます。
Cisco Fax Server に Connection ユーザを追加する方法
ステップ 1 RightFax Enterprise Fax Manager ウィンドウの右ペインで [ユーザ(Users)] を右クリックし、[新規(New)] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの編集(User Edit)] ダイアログボックスの [ユーザ ID(User ID)] フィールドに、Connection ユーザのエイリアスを入力します。
ステップ 3 [ユーザ名(User Name)] フィールドに、Connection ユーザの名前を入力します。
ステップ 4 [グループ ID(Group ID)] フィールドで、[全員(Everyone)] が選択されていることを確認します。
ステップ 5 [ボイスメール サブスクライバ ID(Voicemail Subscriber ID)] フィールドに、Connection ユーザの内線を入力します。
ステップ 6 [電子メール アドレス(E-mail Address)] フィールドに、「 <Connection ユーザ エイリアス>@<Connection サーバの完全修飾 DNS 名> 」と入力します。
ステップ 7 [受信転送(Inbound Routing)] タブを選択します。
ステップ 8 [ルーティング コード(DID/DNIS 番号)(Routing Code (DID/DNIS Number))] フィールドに、Connection ユーザの内線を入力します。
ステップ 9 [ルーティング タイプ(Routing Type)] フィールドで、[SMTP] を選択します。
ステップ 10 [通知(Notification)] タブを選択します。
ステップ 11 [方法(Method)] フィールドで、[SMTP] を選択します。
ステップ 12 [通知アドレス/情報(Notification Address/Info)] フィールドに、「 <Connection ユーザ エイリアス>@<Connection サーバ名> 」と入力します。
ステップ 13 [OK] を選択します。
ステップ 14 ファクスを受信するすべての残りのユーザに対して、ステップ 1 からステップ 13 を繰り返します。
ステップ 15 [RightFax Enterprise Fax Manager] ウィンドウを閉じます。
Cisco Fax Server の統合のための Cisco Unity Connection 8.x の設定
次の手順を実行します。
Cisco Unity Connection が Cisco Fax Server の IP アドレスにアクセスできるようにする方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administrationで [システム設定(System Settings)] を展開し、[SMTP の設定(SMTP Configuration)] > [サーバ(Server)] を選択します。
ステップ 2 [SMTP サーバの設定(SMTP Server Configuration)] ページの [編集(Edit)] メニューで、[IP アドレス アクセス リストの検索(Search IP Address Access List)] を選択します。
ステップ 3 [IP アドレス アクセス リストの検索(Search IP Address Access List)] ページで、[新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 4 [アクセス IP アドレスの新規作成(New Access IP Address)] ページの [IP アドレス(IP Address)] フィールドに、Cisco Fax Server の IP アドレスを入力します。
ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
ステップ 6 [接続を許可する(Allow Connection)] チェックボックスをオンにし、[保存(Save)] を選択します。
Cisco Unity Connection で Cisco Fax Server の統合を有効にする方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[システム設定(System Settings)] を展開し、[ファクス サーバ(Fax Server)] を選択します。
ステップ 2 ファクス サーバ編集ページで [有効(Enabled)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 3 [ファクス サーバ名(Fax Server Name)] フィールドに、Cisco Fax Server のわかりやすい名前を入力します。
ステップ 4 [SMTP アドレス(SMTP Address)] フィールドに、Cisco Fax Server 上の SMTP サーバの完全修飾 SMTP アドレスを入力します。
注意 この完全修飾 SMTP アドレスは、Cisco Fax Server の POP3 メールボックスに対して設定したサーバ アドレスおよびドメインと一致している必要があります。このようにしないと、連動が正常に機能しません。
ステップ 5 [IP アドレス(IP Address)] フィールドに、Cisco Fax Server の IP アドレスを入力します。
ステップ 6 スマート SMTP ホスト サーバを使用して、Cisco Fax Server から Cisco Unity Connection にファクスを送信する場合は、[スマート SMTP ホストを使用する(Use Smart SMTP Host)] チェックボックスをオンにします。このサーバを使用しない場合は、このチェックボックスをオフにします。
ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
Cisco Unity Connection で Cisco Fax Server の統合をカスタマイズする方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administrationで [システム設定(System Settings)] を展開し、[詳細設定(Advanced)] > [ファクス(Fax)] を選択します。
ステップ 2 [ファクスの設定(Fax Configuration)] ページの [ファクス送信可能ファイル タイプ(Faxable File Types)] フィールドに、Connection が Cisco Fax Server に送信されるメッセージに格納するファイル拡張子を(カンマで区切って)入力します。Connection は、メッセージを Cisco Fax Server に送信する前に、その他のファイル拡張子が付いたすべてのファイルを削除します。
ステップ 3 [ファクス送信成功通知の件名プレフィクス(Subject Prefix for Notification of a Successful Fax)] フィールドに、Cisco Fax Server がファクス レポートの件名フィールドに追加するプレフィクスを入力します。Connection は、このプレフィクスを検出した場合、送信確認を生成して、ユーザ メールボックスに配置します。
ステップ 4 [ファクス送信失敗通知の件名プレフィクス(Subject Prefix for Notification of a Failed Fax)] フィールドに、Cisco Fax Server がファクス レポートの件名フィールドに追加するプレフィクスを入力します。Connection は、このプレフィクスを検出した場合、不達確認を生成して、ユーザ メールボックスに配置します。
ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
Cisco Fax Server の統合のための Cisco Unity Connection 8.x ユーザの設定
次の手順を実行します。
(注) Cisco Fax Server には、設定する各 Connection ユーザに対する加入者が必要です。
通話中に、ユーザは印刷のためにファクスを送信するファクス機の番号を追加または変更できます。
ユーザの設定方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[ユーザ(Users)] を展開し、[ユーザ(Users)] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページで、ユーザのエイリアスを選択します。
(注) ユーザ エイリアスが検索結果テーブルに表示されない場合は、ページ上部の検索フィールドに適切なパラメータを設定し、[検索(Search)] を選択します。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページの [発信ファクス番号(Outgoing Fax Number)] フィールドに、ユーザが印刷のためにファクスを送信するファクス機の番号を入力します。
ステップ 4 [発信ファクス サーバ(Outgoing Fax Server)] フィールドで、Cisco Fax Server の名前を選択します。
ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
ステップ 6 残りのユーザに対して、ステップ 2 ~ステップ 5 を繰り返します。
(注) 一括編集モードを使用して、複数のユーザに対するファクス内線を一度に追加または変更できます。
Cisco Unity Connection 8.x の Cisco Fax Server 統合のテスト
次の手順を実行します。
Cisco Fax Server の統合をテストする方法
ステップ 1 Cisco Fax Server の統合で設定した、ユーザのファクス内線にファクスを送信します。
ステップ 2 ファクスの送信先ユーザの Cisco Unity Connection メールボックスにサインインします。
ステップ 3 そのユーザ アカウントが音声アクセスに設定されている場合は、「 Play Messages 」と発音します。
そのユーザ アカウントが音声アクセスに設定されていない場合は、 1 キーを押し、プロンプトに従ってメッセージを一覧表示します。
ステップ 4 送信したファクスのアナウンスが再生されたときに、「 Fax 」と発音するか、キーパッドの適切なキーを押して、ファクスを印刷します。
Cisco Fax Server の統合のための Cisco Unity Connection 8.x の設定変更
Cisco Fax Server と統合した後で、Cisco Unity Connection の設定を変更できます。所定の手順を実行します。
Cisco Unity Connection で Cisco Fax Server の統合を変更する方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[システム設定(System Settings)] を展開し、[ファクス サーバ(Fax Server)] を選択します。
ステップ 2 [ファクス サーバの設定の編集(Edit Fax Server Configuration)] ページで、[有効(Enabled)] チェックボックスをオンにし、Cisco Fax Server との統合を有効にします。このサーバを使用しない場合は、このチェックボックスをオフにします。
ステップ 3 [ファクス サーバ名(Fax Server Name)] に、Cisco Fax Server のわかりやすい名前を入力します。
ステップ 4 [SMTP アドレス(SMTP Address)] フィールドに、Cisco Fax Server 上の SMTP サーバの完全修飾 SMTP アドレスを入力します。
ステップ 5 [IP アドレス(IP Address)] フィールドに、Cisco Fax Server の IP アドレスを入力します。
ステップ 6 スマート SMTP ホスト サーバを使用して、Cisco Fax Server から Cisco Unity Connection にファクスを送信する場合は、[スマート SMTP ホストを使用する(Use Smart SMTP Host)] チェックボックスをオンにします。このサーバを使用しない場合は、このチェックボックスをオフにします。
ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
Cisco Unity Connection で Cisco Fax Server の統合のためにカスタマイズされた設定を変更する方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administrationで [システム設定(System Settings)] を展開し、[詳細設定(Advanced)] > [ファクス(Fax)] を選択します。
ステップ 2 [ファクスの設定(Fax Configuration)] ページの [ファクス送信可能ファイル タイプ(Faxable File Types)] フィールドに、Connection が Cisco Fax Server に送信されるメッセージに格納するファイル拡張子を(カンマで区切って)入力します。Connection は、メッセージを Cisco Fax Server に送信する前に、その他のファイル拡張子が付いたすべてのファイルを削除します。
ステップ 3 [ファクス送信成功通知の件名プレフィクス(Subject Prefix for Notification of a Successful Fax)] フィールドに、Cisco Fax Server がファクス レポートの件名フィールドに追加するプレフィクスを入力します。Connection は、このプレフィクスを検出した場合、送信確認を生成して、ユーザ メールボックスに配置します。
ステップ 4 [ファクス送信失敗通知の件名プレフィクス(Subject Prefix for Notification of a Failed Fax)] フィールドに、Cisco Fax Server がファクス レポートの件名フィールドに追加するプレフィクスを入力します。Connection は、このプレフィクスを検出した場合、不達確認を生成して、ユーザ メールボックスに配置します。
ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
Cisco Fax Server の統合のための Cisco Unity Connection 8.x のユーザ設定の変更
Cisco Fax Server と統合した後で、ユーザ設定を変更できます。次の手順を実行します。
(注) 通話中に、ユーザは印刷のためにファクスを送信するファクス機の番号を追加または変更できます。
Cisco Fax Server の統合のためのユーザ設定を変更する方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[ユーザ(Users)] を展開し、[ユーザ(Users)] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページで、ユーザのエイリアスを選択します。
(注) ユーザ エイリアスが検索結果テーブルに表示されない場合は、ページ上部の検索フィールドに適切なパラメータを設定し、[検索(Search)] を選択します。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページの [発信ファクス番号(Outgoing Fax Number)] フィールドに、ユーザが印刷のためにファクスを送信するファクス機の番号を入力します。
ステップ 4 [発信ファクス サーバ(Outgoing Fax Server)] フィールドで、Cisco Fax Server の名前を選択します。
ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
ステップ 6 残りのユーザに対して、ステップ 2 ~ステップ 5 を繰り返します。
(注) 一括編集モードを使用して、複数のユーザに対するファクス内線を一度に変更できます。
Cisco Unity Connection 8.x で音声コールとファクスの両方を受信する単一の番号の設定
Cisco Unity Connection は、単一の番号を使用して、音声コールとファクス コールの両方を受信できます。この設定では、着信コールは CNG(ファクス)トーンを検出できる Cisco ゲートウェイに転送されます。CNG トーンが検出された場合、ゲートウェイはファクス コールを Cisco Fax Server に転送します。CNG トーンが検出されなかった場合、ゲートウェイは音声コールを Connection に転送します。