Cisco Unity Connection 8.0 での Exchange 2007 電子メールへの音声合成アクセスの設定
Exchange 2007 と統合するよう Cisco Unity Connection を設定した場合、ユーザは Exchange 2007 メッセージ ストア内の電子メールにアクセスできます。
次の項を参照してください。
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での Exchange 2007 電子メールへの音声合成アクセス設定のタスク リスト」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での Exchange への IMAP アクセスの有効化」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 におけるセキュア IMAP での SSL の設定および SSL 証明書の有効化(Exchange 2007 のみ)」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection 外部サービスの作成とユーザがアクセス可能な Exchange サーバの指定」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での外部サービスのユーザの設定」
Cisco Unity Connection 8.5 以降での Exchange 電子メールに対する音声合成アクセスの設定については、『 Unified Messaging Guide for Cisco Unity Connection 』 (Release 8.5 以降) の「 Configuring Cisco Unity Connection 8.5 and Later and Microsoft Exchange for Unified Messaging 」の章を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/unified_messaging/guide/85xcucumgx.html から入手可能です。
Cisco Unity Connection 8.0 での Exchange への IMAP アクセスの有効化
Cisco Unity Connection では、TTS を使用してメッセージを表示できるように、IMAP プロトコルを使用して Exchange の電子メールにアクセスします。デフォルトでは、メッセージへの IMAP アクセスを許可するように、Exchange が設定されていません。次の手順に従って、ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された各 Exchange サーバへの IMAP アクセスを有効にします。
Cisco Unity Connection 8.0 で Exchange への IMAP アクセスを有効にする方法
ステップ 1 ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバで、ローカルの Administrators グループに属すアカウントを使用して Windows にサインインします。
ステップ 2 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[管理ツール(Administrative Tools)] > [サービス(Services)] を選択します。
ステップ 3 右側のペインで、[Microsoft Exchange IMAP4] サービスを選択します。
ステップ 4 [ステータス(Status)] 列の値が [開始(Started)] で、[スタートアップの種類(Startup Type)] 列が [自動(Automatic)] の場合は、ステップ 9 にスキップします。
これらの値が異なる場合は、[Microsoft Exchange IMAP4] をダブルクリックします。
ステップ 5 [Microsoft Exchange IMAP4 のプロパティ(Microsoft Exchange IMAP4 Properties)] ダイアログ ボックスで、[スタートアップの種類(Startup Type)] が [自動(Automatic)] になっていない場合は、[自動(Automatic)] に変更します。
ステップ 6 [サービスの状態(Service Status)] が [開始(Started)] になっていない場合は、[開始(Start)] を選択します。
ステップ 7 [OK] を選択し、[Microsoft Exchange IMAP4 のプロパティ(Microsoft Exchange IMAP4 Properties)] ダイアログ ボックスを閉じます。
ステップ 8 サービス MMC を閉じます。
ステップ 9 ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された各 Exchange サーバに対して、ステップ 1 からステップ 8 を繰り返します。
Cisco Unity Connection 8.0 におけるセキュア IMAP での SSL の設定および SSL 証明書の有効化(Exchange 2007 のみ)
Cisco Unity Connection 8.0 でセキュア IMAP で SSL を設定し、SSL 認証を有効にする方法(Exchange 2007 のみ)
ステップ 1 Exchange サーバで、[Exchange 管理シェル(Exchange Management Shell)] アプリケーションを開きます。
ステップ 2 次のコマンドを入力します。<Exchange server> は Exchange サーバの IP アドレスまたはホスト名で、<friendly name> は Exchange サーバに付けるするわかりやすい名前です。
new-exchangecertificate -generaterequest -domainname <Exchange server> -friendlyname <friendly name>-path c:¥csr.txt
注意 Exchange サーバのドメイン名として IP アドレスまたは完全修飾 DNS 名(推奨)を指定することで、Connection サーバが Exchange サーバの ping を正常に実行できるようにする必要があります。そうしないと、ユーザが外部メッセージ ストアの電子メールにアクセスできません。
ステップ 3 Enter を押します。Csr.txt という名前の Certificate Signing Request(CSR; 証明書署名要求)ファイルがルート ディレクトリに作成されます。
ステップ 4 CSR ファイルを認証局(CA)に送信します。CA は新しい証明書を生成して返送します。
(注) CA パブリック ルート証明書のコピー、またはパブリック ルート証明書チェーンが必要です。この証明書は、Exchange 2007 サーバを信頼するよう Connection を設定するために必要です。
ステップ 5 次のコマンドを入力します。<path> は CA が新しいサーバ証明書を保存するディレクトリの場所です。
import-exchangecertificate -path <path>
ステップ 6 Enter を押します。
ステップ 7 次のコマンドを入力します。
dir cert:¥localmachine¥my | fl
ステップ 8 Enter を押します。
ステップ 9 「thumbprint」プロパティを選択し、Ctrl を押した状態で C を押してクリップボードにコピーします。
ステップ 10 IMAP を使用して外部電子メール サーバの電子メールにアクセスし、Exchange 2007 の予定表データを使用するよう Connection を設定する場合は、次のコマンドを入力します。<thumbprint> はステップ 9 でコピーした「thumbprint」です。
enable-exchangecertificate -thumbprint <thumbprint> -services "IIS,IMAP"
IMAP は使用せず、Exchange 2007 の予定表データを使用するよう Connection を設定する場合は、次のコマンドを入力します。<thumbprint> はステップ 9 でコピーした「thumbprint」です。
enable-exchangecertificate -thumbprint <thumbprint> -services "IIS"
ステップ 11 Enter を押します。
ステップ 12 データをクリア テキストで送信する場合は、この手順の残りをスキップして、「Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection 外部サービスの作成とユーザがアクセス可能な Exchange サーバの指定」 に進んでください。そうでない場合は、[IIS マネージャ(IIS Manager)] アプリケーションを開きます。
ステップ 13 [IIS] > [<server name>] > [Web サイト(Web Sites)] > [既定の Web サイト(Default Web Site)] を選択します。
ステップ 14 [既定の Web サイト(Default Web Site)] を右クリックし、[プロパティ(Properties)] を選択します。
ステップ 15 [プロパティ(Properties)] ダイアログ ボックスで、[ディレクトリ セキュリティ(Directory Security)] タブを選択します。
ステップ 16 [セキュリティで保護された通信(Secure Communications)] で、[編集(Edit)] を選択します。
ステップ 17 [セキュリティで保護されたチャネルを要求(Require Secure Channel)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 18 [OK] を選択します。
ステップ 19 [プロパティ(Properties)] ダイアログ ボックスで、[OK] を選択します。
Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection 外部サービスの作成とユーザがアクセス可能な Exchange サーバの指定
Cisco Unity Connection Administration で、ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバごとに、1 つの IMAP サービスを作成して設定します。
Cisco Unity Connection 8.0 で Cisco Unity Connection ユーザが電子メールにアクセス可能な Exchange サーバを指定する方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administrationで [システム設定(System Settings)] を展開し、[外部サービス(External Services)] を選択します。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)] ページで、[新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 3 [外部サービスの新規作成(New External Service)] ページの [タイプ(Type)] リストで、[Exchange 2007 外部サービス テンプレート(Exchange 2007 External Service Template)] を選択します。
ステップ 4 [有効(Enabled)] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
ステップ 5 [表示名(Display Name)] フィールドに、自分の電子メールにアクセスする Connection ユーザを設定するときに、サービスの特定に役立つ名前を入力します(たとえば、サービスの名前に、ユーザがアクセスする電子メールが含まれる Exchange サーバ名を含めます)。
ステップ 6 [サーバ(Server)] フィールドに、ライセンスを持つ Connection ユーザがアクセス可能な電子メールが格納される、Exchange サーバのサーバ名または完全修飾ドメイン名を入力します。
入力する値は、Exchange サーバの証明書のサーバ名または完全修飾ドメイン名と一致している必要があります。
ステップ 7 [認証モード(Authentication Mode)] リストで [NTLM] を選択します。
ステップ 8 [セキュリティ トランスポートのタイプ(Security Transport Type)] リストで、SSL 証明書を作成およびインストールした場合は、[SSL] を選択します。そうでない場合は、[なし(None)] を選択します。
ステップ 9 ステップ 8 で [SSL] を選択した場合は、[サーバ証明書を確認する(Validate Server Certificate)] チェック ボックスをオンにします。そうでない場合は、ステップ 10 に進みます。
自己署名証明書は検証できません。ステップ 8 で [SSL] を選択し、自己署名証明書を使用している場合は、[サーバ証明書を確認する(Validate Server Certificate)] チェック ボックスをオンにしないでください。Connection が Exchange にアクセスできなくなります。
ステップ 10 [サービス機能(Service Capabilities)] の下で、[テキスト/スピーチ(TTS)を使用して Exchange の電子メールにアクセス(User Access to Email in Third-Party Message Store)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 11 [保存(Save)] を選択します。
ステップ 12 ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された他の Exchange 2007 サーバごとに、ステップ 2 からステップ 13 を繰り返します。
ステップ 13 Cisco Unity Connection Administration を閉じます。
Cisco Unity Connection 8.0 での外部サービスのユーザの設定
次の手順を実行します。
(注) 設定する各 Connection ユーザが、Exchange のユーザになっている必要があります。
Cisco Unity Connection 8.0 で外部サービスのユーザを設定する方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[ユーザ(Users)] を展開し、[ユーザ(Users)] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページで、ユーザのエイリアスを選択します。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページの [編集(Edit)] メニューで、[外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] を選択します。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] ページで、[新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの新規作成(New External Service Accounts)] ページの [外部サービス(External Service)] フィールドで、「Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection 外部サービスの作成とユーザがアクセス可能な Exchange サーバの指定」 で作成した該当する外部サービスの表示名を選択します。
ステップ 6 [電子メール(Email Address)] フィールドに、ユーザの電子メール アドレスを入力します。
ステップ 7 [サインイン タイプ(Sign-In Type)] フィールドで、該当するオプションを選択します。
• [Connection エイリアスを使用(Use Connection Alias)]:このオプションは、Exchange 2007 のユーザ ID 設定が、Connection ユーザのエイリアスと同じ場合に役立ちます。Connection ユーザのエイリアスで、Connection はユーザをサインインさせます。
• [次のユーザ ID を使用:(Use User ID Provided Below)]:Exchange 2007 からユーザ ID 設定を入力します(ユーザ ID 設定が Connection ユーザのエイリアスと異なる場合に役立ちます)。このフィールドの設定で、Connection はユーザをサインインさせます。
ステップ 8 (ステップ 7で [次のユーザ ID を使用:(Use User ID Provided Below)] オプションを選択した場合のみ) [ユーザ ID(User ID)] フィールドに、Exchange のユーザ ID 設定を入力します。
ステップ 9 [パスワード(Password)] フィールドに Exchange のパスワードを入力します。このフィールドの設定で、Connection はユーザをサインインさせます。
ステップ 10 [サービス機能(Service Capabilities)] の下で、[テキスト/スピーチ(TTS)を使用して Exchange の電子メールにアクセス(Access Exchange Email by Using Text to Speech (TTS))] チェックボックスをオンにします。
ステップ 11 [保存(Save)] を選択します。
ステップ 12 ユーザの Exchange 設定をチェックするには、[テスト(Test)] を選択します。[タスクの実行結果(Task Execution Results)] ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストの一部で失敗した場合は、Exchange、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認してください
ステップ 13 残りのユーザに対して、ステップ 2 ~ステップ 12 を繰り返します。
Cisco Unity Connection 8.0 での Exchange 2003 電子メールへの音声合成アクセスの設定
Exchange 2003 と統合するよう Cisco Unity Connection を設定した場合、ユーザは Exchange 2003 メッセージ ストア内の電子メールにアクセスできます。
次の項を参照してください。
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での Exchange 2003 電子メールへの音声合成アクセス設定のタスク リスト」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での Exchange への IMAP アクセスの有効化」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での Active Directory サービス アカウントの作成と設定(Exchange 2003 のみ)」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での SSL 証明書の作成とインストール(Exchange 2003 のみ)」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection と Exchange の間のセキュアな通信の要求(Exchange 2003 のみ)」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 で Exchange 証明書を信頼する Cisco Unity Connection サーバの設定(Exchange 2003 のみ)」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection 外部サービスの作成とユーザがアクセス可能な Exchange サーバの指定」
• 「Cisco Unity Connection 8.0 での外部サービスのユーザの設定」
Cisco Unity Connection 8.5 以降での Exchange 電子メールに対する音声合成アクセスの設定については、『 Unified Messaging Guide for Cisco Unity Connection 』 (Release 8.5 以降) の「 Configuring Cisco Unity Connection 8.5 and Later and Microsoft Exchange for Unified Messaging 」の章を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/unified_messaging/guide/85xcucumgx.html から入手可能です。
Cisco Unity Connection 8.0 での Exchange への IMAP アクセスの有効化
Cisco Unity Connection では、TTS を使用してメッセージを表示できるように、IMAP プロトコルを使用して Exchange の電子メールにアクセスします。デフォルトでは、メッセージへの IMAP アクセスを許可するように、Exchange が設定されていません。次の手順に従って、ライセンスを持つ Connection ユーザが TTS を使用して再生可能になる電子メールが保存された、各 Exchange サーバの IMAP アクセスを有効にします。
Cisco Unity Connection 8.0 で Exchange への IMAP アクセスを有効にする方法
ステップ 1 ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバで、ローカルの Administrators グループに属すアカウントを使用して Windows にサインインします。
ステップ 2 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[管理ツール(Administrative Tools)] > [サービス(Services)] を選択します。
ステップ 3 右側のペインで、[Microsoft Exchange IMAP4] サービスを選択します。
ステップ 4 [ステータス(Status)] 列の値が [開始(Started)] で、[スタートアップの種類(Startup Type)] 列が [自動(Automatic)] の場合は、ステップ 9 にスキップします。
これらの値が異なる場合は、[Microsoft Exchange IMAP4] をダブルクリックします。
ステップ 5 [Microsoft Exchange IMAP4 のプロパティ(Microsoft Exchange IMAP4 Properties)] ダイアログ ボックスで、[スタートアップの種類(Startup Type)] が [自動(Automatic)] になっていない場合は、[自動(Automatic)] に変更します。
ステップ 6 [サービスの状態(Service Status)] が [開始(Started)] になっていない場合は、[開始(Start)] を選択します。
ステップ 7 [OK] を選択し、[Microsoft Exchange IMAP4 のプロパティ(Microsoft Exchange IMAP4 Properties)] ダイアログ ボックスを閉じます。
ステップ 8 サービス MMC を閉じます。
ステップ 9 ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された各 Exchange サーバに対して、ステップ 1 からステップ 8 を繰り返します。
Cisco Unity Connection 8.0 での Active Directory サービス アカウントの作成と設定(Exchange 2003 のみ)
Cisco Unity Connection は、Connection のプロキシとして動作する Active Directory アカウントを使用して、Exchange 2003 電子メールにアクセスします。次の手順に従って、サービス アカウントを作成し、必要な権限を付与してください。
Cisco Unity Connection 8.0 で Exchange の電子メールにアクセス可能なサービス アカウントを作成および設定する方法
ステップ 1 Active Directory のユーザとコンピュータおよび Exchange システム マネージャがインストールされたコンピュータで、Domain Administrators グループに属すアカウントを使用して、Windows にサインインします。
ステップ 2 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [Microsoft Exchange] > [Active Directory ユーザとコンピュータ(Active Directory Users and Computers)] を選択します。
ステップ 3 左側のペインで、[<Server name>] を展開して [ユーザ(Users)] を右クリックし、[新規作成(New)] > [ユーザ(User)] を選択します。
ステップ 4 画面に表示される指示に従い、ドメイン ユーザ アカウントを作成します。メールボックスは作成しないでください。
ステップ 5 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [Microsoft Exchange] > [システム マネージャ(System Manager)] を選択します。
ステップ 6 左側のペインで、[サーバ(Servers)] を展開します。
ステップ 7 Cisco Unity Connection がアクセスするメールボックスが格納された Exchange サーバ名を右クリックし、[プロパティ(Properties)] を選択します。
ステップ 8 [<サーバ名> のプロパティ(<Server name> Properties)] ダイアログボックスで、[セキュリティ(Security)] タブを選択します。
ステップ 9 [追加(Add)] を選択します。
ステップ 10 [ユーザの選択(Select Users)]、[コンピュータ(Computers)]、または [グループ(Groups)] ダイアログ ボックスの [選択するオブジェクト名を入力してください(Enter the Object Names to Select)] フィールドで、ステップ 4 で作成したサービス アカウントの名前を入力します。
ステップ 11 [名前確認(Check Names)] を選択します。
ステップ 12 [OK] を選択し、ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 13 [<サーバ名> のプロパティ(<Server name> Properties)] ダイアログ ボックスの [グループ名またはユーザ名(Group or User Names)] リストで、サービス アカウントの名前を選択します。
ステップ 14 [<アカウント名> の権限(Permissions For <Account name>)] リストで、権限を設定します。
a. [フル コントロール(Full Control)] の [拒否(Deny)] チェック ボックスをオンにします。
(注) [内容の一覧表示(List Contents)] と [プロパティの読み取り(Read Properties)] が、[Exchange サーバ セキュリティ(Exchange Servers Security)] タブで [許可(Allow)] に設定されていることを確認します。
b. [受信者(Receive As)] の [許可(Allow)] チェック ボックスをオンにします。
注意 Exchange サーバ 2003 を 1 つの Inbox 用に設定した場合、
ステップ 14
a. は 1 つの Inbox の権限要件に違反します。1 つの Inbox の場合は、情報ストアの受信、送信、および管理の権限を [許可(Allow)] に設定する必要があります。
ステップ 15 [OK] を選択し、[<サーバ名> のプロパティ(<Server name> Properties)] ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 16 アクセスするその他の Exchange サーバごとに、ステップ 7 からステップ 15 を繰り返します。
Cisco Unity Connection 8.0 での SSL 証明書の作成とインストール(Exchange 2003 のみ)
この項では、Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバごとに SSL 証明書を作成およびインストールします。これによって、Cisco Unity Connection が 「Cisco Unity Connection 8.0 での Active Directory サービス アカウントの作成と設定(Exchange 2003 のみ)」 で作成したサービス アカウントの認定証を、暗号化されていないテキストでネットワークに送信することを防止します。また、Exchange が電子メールを暗号化されていないテキストとして、ネットワークに送信することも防止します。
別の方法を使用して証明書を作成およびインストールする場合は、該当するマニュアルを参照してください。
ここでは、4 通りの手順について説明します。必要に応じて、以下の順序で実行してください。
次を使用して SSL 認証を発行する場合について説明します。
• Microsoft 証明書サービス:ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが格納された Exchange サーバと同じドメイン内のサーバで、次の手順に従います。
• 他のアプリケーション:該当するアプリケーションのマニュアルで、インストール方法を参照してください。次に、「Cisco Unity Connection 8.0 で証明書の署名要求を作成する方法」に進みます。
• 外部認証局:「Cisco Unity Connection 8.0 で証明書の署名要求を作成する方法」に進みます。
Cisco Unity Connection 8.0 で Microsoft 証明書サービス コンポーネントをインストールする方法
ステップ 1 Windows Server 2003 のディスクを用意します。Microsoft 証明書サービス コンポーネントのインストールを完了するには、これを使用するようプロンプトが表示されることがあります。
ステップ 2 ローカルの Administrators グループ メンバーのアカウントを使用して、Windows にサインインします。
ステップ 3 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[設定(Settings)] > [コントロール パネル(Control Panel)] > [プログラムの追加と削除(Add or Remove Programs)] を選択します。
ステップ 4 [プログラムの追加と削除(Add or Remove Programs)] の左側のパネルで、[Windows コンポーネントの追加と削除(Add/Remove Windows Components)] を選択します。
ステップ 5 [Windows コンポーネント(Windows Components)] ダイアログボックスで、[証明書サービス(Certificate Services)] チェックボックスをオンにします。他の項目は変更しないでください。
ステップ 6 コンピュータ名の変更やドメイン メンバーシップの変更ができないことを通知する警告が表示されたら、[はい(Yes)] を選択します。
ステップ 7 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 8 [CA の種類(CA Type)] ページで、[スタンドアロンのルート CA(Stand-alone Root CA)] を選択し、[次へ(Next)] を選択します(スタンドアロンの認証局(CA)とは、Active Directory を必要としない CA です)。
ステップ 9 [CA の ID 情報(CA Identifying Information)] ページの [この CA の通常名(Common Name for This CA)] フィールドに、認証局の名前を入力します。
ステップ 10 [識別名サフィックス(Distinguished Name Suffix)] フィールドで、デフォルトの値を受け入れます。
ステップ 11 有効期間として、デフォルト値の [5 年(5 Years)] を受け入れます。
ステップ 12 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 13 [証明書データベース設定(Certificate Database Settings)] ページで、[次へ(Next)] を選択してデフォルト値を受け入れます。
インターネット インフォメーション サービスがコンピュータ上で実行されており、先に進むにはこのサービスを停止する必要があることを通知するメッセージが表示されたら、[はい(Yes)] を選択してこのサービスを停止します。
ステップ 14 Windows Server 2003 のディスクをドライブに挿入するようプロンプト表示されたら、同様の必要なソフトウェアが収録された Cisco Unity Connection ディスク、または Windows Server 2003 ディスクかを挿入します。
ステップ 15 [Windows コンポーネントの完了ウィザード(Completing the Windows Components Wizard)] ダイアログボックスで、[終了(Finish)] を選択します。
ステップ 16 [プログラムの追加と削除(Add or Remove Programs)] ダイアログボックスを閉じます。
ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバごとに、次の手順に従います。
Cisco Unity Connection 8.0 で証明書の署名要求を作成する方法
ステップ 1 Exchange システム マネージャがインストールされたサーバで、Exchange Full Administrator アカウントを使用して Windows にサインインします。
ステップ 2 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [Microsoft Exchange] > [システム マネージャ(System Manager)] を選択します。
ステップ 3 左側のペインで、[<Organization>] > [管理グループ(Administrative Groups)] > [<Administrative group>] > [サーバ(Servers)] > [<Server name>] > [プロトコル(Protocols)] > [IMAP4] を展開します。<Administrative group> と <Server name> は、ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが格納された最初の Exchange サーバを指定します。
ステップ 4 [既定の IMAP4 仮想サーバー(Default IMAP4 Virtual Server)] を右クリックし、[プロパティ(Properties)] を選択します。
ステップ 5 [プロパティ(Properties)] ダイアログ ボックスで、[アクセス(Access)] タブを選択します。
ステップ 6 [証明書(Certificate)] を選択します。
ステップ 7 [Web サーバー証明書ウィザードの開始(Web Server Certificate Wizard)] ページで、[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 8 [サーバー証明書(Server Certificate)] ページで、[新しい証明書の作成(Create a New Certificate)] を選択します。
ステップ 9 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 10 [証明書要求の送信方法(Delayed or Immediate Request)] ページで、[要求を準備して後で送信する(Prepare the Request Now But Send It Later)] を選択します。
ステップ 11 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 12 [名前およびセキュリティの設定(Name and Security Settings)] ページで、証明書の名前を入力します(たとえば、<サーバ名>_Cert)。
ステップ 13 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 14 [組織情報(Organization Information)] ページで、該当する値を入力します。
ステップ 15 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 16 [サイトの一般名(Your Site's Common Name)] ページで、Exchange サーバのコンピュータ名または完全修飾ドメイン名を入力します。
コンピュータ名と完全修飾ドメイン名の、どちらを入力したかを覚えておいてください。これは、後の手順で必要になります。
注意 この名前は、セキュアな接続を使用してシステムにアクセスする URL のホスト部分と完全に一致している必要があります。
ステップ 17 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 18 [地理情報(Geographical Information)] ページで、該当する情報を入力します。
ステップ 19 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 20 [証明書要求ファイル名(Certificate Request File Name)] ページで、パスおよびファイル名を入力し、情報を書き留めておきます。この情報は後の手順で必要になります。
「Cisco Unity Connection 8.0 で Microsoft 証明書サービス コンポーネントをインストールする方法」で Microsoft 証明書サービスをインストールしたサーバではない場合は、現在のサーバおよび Microsoft 証明書サービスをインストールしたサーバからアクセス可能な、ネットワーク上の場所を選択してください。
ステップ 21 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 22 [要求ファイルの概要(Request File Summary)] ページで [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 23 [Web サーバー証明書ウィザードの完了(Completing the Web Server Certificate Wizard)] ページで、[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 24 [OK] を選択し、[既定の IMAP4 仮想サーバーのプロパティ(Default IMAP4 Virtual Server Properties)] ダイアログ ボックスを閉じます。
ステップ 25 ステップ 3 からステップ 24 を繰り返して、ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存される追加の各 Exchange サーバに対して、証明書署名要求を作成します。
ステップ 26 Exchange システム マネージャを閉じます。
ステップ 27 Microsoft 証明書サービスが別のサーバにあり、そのサーバにアクセス可能なネットワーク上の場所に証明書要求ファイルを保存できない場合は、証明書要求ファイルをリムーバブル メディア(フロッピーディスク、CD、または DVD)に保存します。
ステップ 28 外部認証局を使用していない場合、ここで手順は終了です。
外部認証局を使用している場合は、ステップ 20 で指定した証明書要求ファイルを CA に送信します。CA から証明書が返送されたら、「Cisco Unity Connection 8.0 でサーバ証明書をインストールする方法」 に進みます。
証明書を発行するか、または「Cisco Unity Connection 8.0 で証明書の署名要求を作成する方法」 で作成した証明書の署名要求ごとに発行します。
• Microsoft 証明書サービスを使用して証明書を発行する場合、次の手順に従います。
• Microsoft 証明書サービス以外のアプリケーションを使用している場合は、サーバ証明書の発行と信頼証明書のエクスポートについて、アプリケーションのマニュアルを参照してください。信頼証明書をエクスポートする場合は(この章で後から Cisco Unity Connection サーバにアップロードします)、.pem ファイル名拡張子付きの Base64 Encoded X.509 形式でエクスポートします。「Cisco Unity Connection 8.0 でサーバ証明書をインストールする方法」に進みます。
• 外部認証局(CA)を使用して証明書を発行する場合は、証明書の署名要求を CA に送信します。CA に、.pem ファイル名拡張子付きの Base64 Encoded X.509 形式の信頼証明書(この章で後から Cisco Unity Connection サーバにアップロードします)の発行を要求します。証明書が返送されたら、「Cisco Unity Connection 8.0 でサーバ証明書をインストールする方法」に進みます。
Cisco Unity Connection 8.0 でサーバ証明書を発行する方法(Microsoft 証明書サービスを使用して証明書を発行する場合のみ)
ステップ 1 Microsoft 証明書サービスをインストールしたサーバで、Domain Admins グループのメンバであるアカウントを使用して Windows にサインインします。
ステップ 2 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [認証局(Certification Authority)] を選択します。
ステップ 3 左側のパネルで、[認証局(ローカル)(Certification Authority (Local))] > [<認証局の名前>] を展開します。<認証局の名前> は、「Cisco Unity Connection 8.0 で Microsoft 証明書サービス コンポーネントをインストールする方法」で Microsoft 証明書サービスをインストールしたときに認証局に付けた名前になります。
ステップ 4 認証局の名前を右クリックし、[すべてのタスク(All Tasks)] > [新しい要求の送信(Submit New Request)] を選択します。
ステップ 5 [要求ファイルを開く(Open Request File)] ダイアログ ボックスで、「Cisco Unity Connection 8.0 で証明書の署名要求を作成する方法」 で作成した最初の証明書署名要求ファイルの場所を参照し、ダブルクリックします。
ステップ 6 [認証局(Certification Authority)] の左側のパネルで [保留中の要求(Pending Requests)] を選択します。
ステップ 7 ステップ 5 で送信した処理待ちの要求を右クリックし、[すべてのタスク(All Tasks)] > [発行(Issue)] を選択します。
ステップ 8 [認証局(Certification Authority)] の左側のパネルで [発行済み証明書(Issued Certificates)] を選択します。
ステップ 9 新しい証明書を右クリックし、[すべてのタスク(All Tasks)] > [バイナリ データのエクスポート(Export Binary Data)] を選択します。
ステップ 10 [バイナリ データのエクスポート(Export Binary Data)] ダイアログボックスの [バイナリ データが含まれている列(Columns that Contain Binary Data)] リストで、[バイナリ証明書(Binary Certificate)] を選択します。
ステップ 11 [バイナリ データをファイルに保存(Save Binary Data to a File)] を選択します。
ステップ 12 [OK] を選択します。
ステップ 13 [バイナリ データの保存(Save Binary Data)] ダイアログ ボックスで、パスおよびファイル名を入力し、情報を書き留めておきます。この情報は後の手順で必要になります。
Exchange システム マネージャをインストールしたサーバではない場合は、現在のサーバおよび Microsoft 証明書サービスをインストールしたサーバからアクセス可能な、ネットワーク上の場所を選択してください。
ステップ 14 [OK] を選択します。
ステップ 15 「Cisco Unity Connection 8.0 で証明書の署名要求を作成する方法」で複数の証明書署名要求を作成した場合は、[発行した証明書(Issued Certificates)] に表示される各証明書署名要求に対してステップ 9 からステップ 11 を繰り返します。
ステップ 16 [認証局(Certification Authority)] を閉じます。
ステップ 17 Exchange システム マネージャが別のサーバにあり、そのサーバにアクセス可能なネットワーク上の場所に証明書要求ファイルを保存できない場合は、証明書要求ファイルをリムーバブル メディア(フロッピーディスク、CD、または DVD)に保存します。
ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバごとに、次の手順に従います。
Cisco Unity Connection 8.0 でサーバ証明書をインストールする方法
ステップ 1 Exchange システム マネージャがインストールされたコンピュータで、Exchange Full Administrator アカウントを使用して Windows にサインインします。
ステップ 2 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [Microsoft Exchange] > [システム マネージャ(System Manager)] を選択します。
ステップ 3 左側のペインで、[<Organization name>] > [管理グループ(Administrative Groups)] > [<Administrative group>] > [サーバ(Servers)] > [<Server name>] > [プロトコル(Protocols)] > [IMAP4] を展開します。<Administrative group> と <Server name> は、ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが格納された最初の Exchange サーバを指定します。
ステップ 4 [既定の IMAP4 仮想サーバー(Default IMAP4 Virtual Server)] を右クリックし、[プロパティ(Properties)] を選択します。
ステップ 5 [アクセス(Access)] タブを選択します。
ステップ 6 [証明書(Certificate)] を選択します。
ステップ 7 [Web サーバー証明書ウィザードの開始(Web Server Certificate Wizard)] で、[次へ(Next)] を 選択します。
ステップ 8 [保留中の証明書の要求(Pending Certificate Request)] ページで、[保留中の要求を処理し、証明書をインストールする(Process the Pending Request and Install the Certificate)] を選択します。
ステップ 9 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 10 [保留中の要求を処理(Process a Pending Request)] ページで、証明書を保存した場所を参照し、Microsoft 証明書サービスまたは別のアプリケーションを使用して作成したか、あるいは外部 CA から取得したサーバ証明書を指定します。
[ファイルの種類(Files of Type)] リストの値を [すべてのファイル(*.*)(All Files (*.*))] に変更して、証明書を確認する必要があります。
ステップ 11 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 12 [証明書の概要(Certificate Summary)] ページで [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 13 [Web サーバー証明書ウィザードの完了(Completing the Web Server Certificate Wizard)] ページで、[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 14 [デフォルトの IMAP4 仮想サーバのプロパティ(Default IMAP4 Virtual Server Properties)] ダイアログ ボックスを閉じます。
ステップ 15 インストールする証明書ごとに、ステップ 3 からステップ 14 を繰り返します。
ステップ 16 Exchange システム マネージャを閉じます。
Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection と Exchange の間のセキュアな通信の要求(Exchange 2003 のみ)
この章ではすでに、Exchange への IMAP アクセスを有効にして、Cisco Unity Connection サーバと 1 台以上の Exchange サーバとの間の IMAP 接続をセキュアにしました。Exchange でセキュアでない IMAP 接続によるアクセスが許可されないよう、Cisco Unity Connection からのアクセスを許可する Exchange サーバごとに、次の手順に従ってください。
Cisco Unity Connection とのセキュアな通信を要求するよう Exchange を設定する方法(オプションだが推奨)
ステップ 1 ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバで、Exchange Full Administrator アカウントを使用して Windows にサインインします。
ステップ 2 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [Microsoft Exchange] > [システム マネージャ(System Manager)] を選択します。
ステップ 3 左側のペインで、[サーバー(Servers)] > [<Server name>] > [プロトコル(Protocols)] >[IMAP4] >[既定の IMAP4 仮想サーバー(Default IMAP4 Virtual Server)] を展開します。
ステップ 4 [既定の IMAP4 仮想サーバー(Default IMAP4 Virtual Server)] を右クリックし、[プロパティ(Properties)] を選択します。
ステップ 5 [アクセス(Access)] タブを選択します。
ステップ 6 [通信(Communication)] を選択します。
ステップ 7 [セキュリティで保護されたチャネルを要求(Require Secure Channel)] を選択します。
ステップ 8 [OK] を選択します。
ステップ 9 [プロパティ(Properties)] ダイアログ ボックスを閉じます。
ステップ 10 左側のペインの同じサーバで、[サーバー(Servers)] > [<Server name>] > [プロトコル(Protocols)] >[IMAP4] >[既定の IMAP4 仮想サーバー(Default IMAP4 Virtual Server)] を展開します。
ステップ 11 システム マネージャのツールバーで、[停止(Stop)] アイコンを選択します。
ステップ 12 数秒間待ちます。
ステップ 13 [再生(Play)] アイコンを選択します。
ステップ 14 ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバごとに、ステップ 1 からステップ 13 を繰り返します。
Cisco Unity Connection 8.0 で Exchange 証明書を信頼する Cisco Unity Connection サーバの設定(Exchange 2003 のみ)
Cisco Unity Connection サーバで、Exchange サーバの証明書を信頼するよう設定するには、Connection サーバのルート証明書ストアに、証明書を発行した各認証局の信頼証明書をアップロードする必要があります。通常は、同じ認証局(たとえば、Microsoft 証明書サービスや VeriSign)を使用してすべての証明書を発行します。
Exchange 証明書を信頼するよう Cisco Unity Connection サーバを設定する方法
ステップ 1 Microsoft 証明書サービスを使用して証明書を発行した場合は、ステップ 2 に進みます。
別のアプリケーションまたは外部認証局を使用して証明書を発行した場合は、ステップ 21 に進み、Connection サーバのルート証明書ストアに Base64 Encoded X.509 形式の信頼証明書をアップロードします。
ステップ 2 Microsoft 証明書サービスがインストールされたサーバで、ローカルの Administrators グループに属すアカウントを使用して、Windows にサインインします。
ステップ 3 Windows の [スタート(Start)] メニューで、[プログラム(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [認証局(Certification Authority)] を選択します。
ステップ 4 左側のペインで、[証明機関(ローカル)(Certification Authority (Local))] を展開します。
ステップ 5 認証局の名前を右クリックし、[プロパティ(Properties)] を選択します。
ステップ 6 [<Certification authority name> のプロパティ(<Certification authority name> Properties)] ダイアログ ボックスの [全般(General)] タブにある [CA 証明書(CA Certificates)] リストで、Exchange サーバに発行した証明書の名前を選択します。
ステップ 7 [証明書の表示(View Certificate)] を選択します。
ステップ 8 [証明書(Certificate)] ダイアログボックスで、[詳細(Details)] タブを選択します。
ステップ 9 [ファイルにコピー(Copy to File)] を選択します。
ステップ 10 [証明書エクスポートウィザードへようこそ(Welcome to the Certificate Export Wizard)] ページで、[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 11 [エクスポート ファイルの形式(Export File Format)] ページで [Base 64 encoded X.509(.CER)] を選択します。
ステップ 12 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 13 [エクスポートするファイル(File to Export)] ページで、信頼証明書の一時パスおよびファイル名(たとえば、c:¥cacert.pem)を入力します。ファイル名拡張子は .pem を使用します。
注意 信頼証明書には .pem ファイル名拡張子を付ける必要があります。そうしないと、Connection サーバにアップロードできません。
ステップ 14 後の手順で必要になるため、パスとファイル名を書き留めておいてください。
ステップ 15 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 16 [証明書のエクスポート ウィザードの完了(Completing the Certificate Export Wizard)] ページで、[終了(Finish)] を選択します。
ステップ 17 [OK] を選択し、[エクスポートの成功(Export successful)] メッセージ ボックスを閉じます。
ステップ 18 [OK] を選択し、[証明書(Certificate)] ダイアログ ボックスを閉じます。
ステップ 19 [OK] を選択し、[<サーバ名> のプロパティ(<Server name> Properties)] ダイアログボックスを閉じます。
ステップ 20 [認証局(Certification Authority)] を閉じます。
ステップ 21 信頼証明書を、Connection サーバにアクセス可能なネットワーク上の場所にコピーします。
ステップ 22 Connection サーバで Cisco Unified Operating System Administration にサインインします。
ステップ 23 [セキュリティ(Security)] メニューで [証明書の管理(Certificate Management)] を選択します。
ステップ 24 [証明書の一覧(Certificate List)] ページで、[証明書のアップロード(Upload Certificate)] を選択します。
ステップ 25 [証明書のアップロード(Upload Certificate)] ページの [証明書の名前(Certificate Name)] リストで、[Connection-trust] を選択します。
ステップ 26 [ルート証明書(Root Certificate)] フィールドで、Microsoft 証明書サービスまたは他の認証局を使用して発行した、あるいは CA から取得した証明書ファイルの名前を入力します。
ステップ 27 [参照(Browse)] を選択します。
ステップ 28 [ファイルの選択(Choose File)] ダイアログ ボックスで、証明書ファイルの場所を参照し、ファイル名を選択して、[開く(Open)] を選択します。
ステップ 29 [証明書のアップロード(Upload Certificate)] ページで、[ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。
ステップ 30 アップロードに成功したことを示すメッセージがステータス エリアに表示されたら、[閉じる(Close)] を選択します。
ステップ 31 複数の証明書を発行した場合、または複数の認証局によって発行された場合は、信頼証明書ごとにステップ 24 からステップ 30 を繰り返します。
Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection 外部サービスの作成とユーザがアクセス可能な Exchange サーバの指定
Cisco Unity Connection Administration で、ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバごとに、1 つの IMAP サービスを作成して設定します。
Cisco Unity Connection 8.0 で Cisco Unity Connection ユーザが電子メールにアクセス可能な Exchange サーバを指定する方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administrationで [システム設定(System Settings)] を展開し、[外部サービス(External Services)] を選択します。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)] ページで、[新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 3 [外部サービスの新規作成(New External Service)] ページの [タイプ(Type)] リストで、[Exchange 2003 外部サービス テンプレート(Exchange 2003 External Service Template)] を選択します。
ステップ 4 [有効(Enabled)] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
ステップ 5 [表示名(Display Name)] フィールドに、自分の電子メールにアクセスする Connection ユーザを設定するときに、サービスの特定に役立つ名前を入力します(たとえば、サービスの名前に、ユーザがアクセスする電子メールが含まれる Exchange サーバ名を含めます)。
ステップ 6 [サーバ(Server)] フィールドに、ライセンスを持つ Connection ユーザがアクセス可能な電子メールが格納される、Exchange サーバのサーバ名または完全修飾ドメイン名を入力します。
入力する値は、「Cisco Unity Connection 8.0 で証明書の署名要求を作成する方法」の ステップ 16で指定した、Exchange サーバの証明書のサーバ名または完全修飾ドメイン名と一致している必要があります。
ステップ 7 [認証モード(Authentication Mode)] リストで [NTLM] を選択します。
ステップ 8 [セキュリティ トランスポートのタイプ(Security Transport Type)] リストで、SSL 証明書を作成およびインストールした場合は、[SSL] を選択します。そうでない場合は、[なし(None)] を選択します。
ステップ 9 ステップ 8 で [SSL] を選択した場合は、[サーバ証明書を確認する(Validate Server Certificate)] チェック ボックスをオンにします。それ以外の場合は、ステップ 10 に進みます。
自己署名証明書は検証できません。ステップ 8 で [SSL] を選択し、自己署名証明書を使用している場合は、[サーバ証明書を確認する(Validate Server Certificate)] チェック ボックスをオンにしないでください。Connection が Exchange にアクセスできなくなります。
ステップ 10 [サービス資格情報(Service Credentials)] の下の [エイリアス(Alias)] フィールドで、「Cisco Unity Connection 8.0 で Exchange の電子メールにアクセス可能なサービス アカウントを作成および設定する方法」 で作成したサービス アカウントの Active Directory のユーザ サインイン名を入力します。 <ドメイン名>¥<アカウント名> という形式を使用します。
ステップ 11 [パスワード(Password)] フィールドに、サービス アカウントのパスワードを入力します。
ステップ 12 [サービス機能(Service Capabilities)] の下で、[テキスト/スピーチ(TTS)を使用して Exchange の電子メールにアクセス(Access Exchange Email by Using Text to Speech (TTS))] チェックボックスをオンにします。
ステップ 13 [保存(Save)] を選択します。
ステップ 14 ライセンスを持つ Connection ユーザをアクセス可能にする、電子メールが保存された Exchange サーバごとに、ステップ 2 からステップ 13 を繰り返します。
ステップ 15 Cisco Unity Connection Administration を閉じます。
Cisco Unity Connection 8.0 での外部サービスのユーザの設定
次の手順を実行します。
(注) 設定する各 Connection ユーザが、Exchange のユーザになっている必要があります。
Cisco Unity Connection 8.0 で外部サービスのユーザを設定する方法
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[ユーザ(Users)] を展開し、[ユーザ(Users)] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページで、ユーザのエイリアスを選択します。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページの [編集(Edit)] メニューで、[外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] を選択します。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] ページで、[新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの新規作成(New External Service Accounts)] ページの [外部サービス(External Service)] フィールドで、「Cisco Unity Connection 8.0 での Cisco Unity Connection 外部サービスの作成とユーザがアクセス可能な Exchange サーバの指定」 で作成した該当する外部サービスの表示名を選択します。
ステップ 6 [電子メール(Email Address)] フィールドに、ユーザの電子メール アドレスを入力します。
ステップ 7 [サインイン タイプ(Sign-In Type)] フィールドで、該当するオプションを選択します。
• [Connection エイリアスを使用(Use Connection Alias)]:このオプションは、Exchange 2003 のユーザ ID 設定が、Connection ユーザのエイリアスと同じ場合に役立ちます。Connection ユーザのエイリアスで、Connection はユーザをサインインさせます。
• [次のユーザ ID を使用:(Use User ID Provided Below)]:Exchange 2003 からユーザ ID 設定を入力します(ユーザ ID 設定が Connection ユーザのエイリアスと異なる場合に役立ちます)。このフィールドの設定で、Connection はユーザをサインインさせます。
ステップ 8 (ステップ 7で [次のユーザ ID を使用:(Use User ID Provided Below)] オプションを選択した場合のみ) [ユーザ ID(User ID)] フィールドに、Exchange のユーザ ID 設定を入力します。
ステップ 9 [サービス機能(Service Capabilities)] の下で、[テキスト/スピーチ(TTS)を使用して Exchange の電子メールにアクセス(Access Exchange Email by Using Text to Speech (TTS))] チェックボックスをオンにします。
ステップ 10 [保存(Save)] を選択します。
ステップ 11 ユーザの Exchange 設定をチェックするには、[テスト(Test)] を選択します。[タスクの実行結果(Task Execution Results)] ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストの一部で失敗した場合は、Exchange、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認してください
ステップ 12 残りのユーザに対して、ステップ 2 ~ステップ 11 を繰り返します。