DHCP サブネットの設定値
[DHCPサブネットの設定(DHCP Subnet Configuration)] ウィンドウで、サブネットを DHCP サーバに追加できます。 表 13-1 では、DHCP サブネットの設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表 13-1 DHCP サブネットの設定値
[DHCPサブネット情報(DHCP Subnet Information)] のフィールド
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[DHCPサーバ(DHCP Server)] |
DHCP サーバ名をドロップダウン リスト ボックスから選択します。 |
[サブネットIPv4アドレス(Subnet IPv4 Address)] |
サブネットの IPv4 アドレスを入力します。 |
[プライマリ開始IPv4アドレス(Primary Start IPv4 Address)] |
割り当てる最初の IPv4 アドレス範囲の開始 IP アドレスを入力します。 |
[プライマリ終了IPv4アドレス(Primary End IPv4 Address)] |
割り当てる最初の IPv4 アドレス範囲の終了 IP アドレスを入力します。 |
[セカンダリ開始IPv4アドレス(Secondary Start IPv4 Address)] |
割り当てる 2 番目の IPv4 アドレス範囲の開始 IP アドレスを入力します。 |
[セカンダリ終了IPv4アドレス(Secondary End IPv4 Address)] |
割り当てる 2 番目の IPv4 アドレス範囲の終了 IP アドレスを入力します。 |
[プライマリルータIPv4アドレス(Primary Router IPv4 Address)] |
サブネットのプライマリ ルータの IPv4 アドレスを入力します。 |
[セカンダリルータIPv4アドレス(Secondary Router IPv4 Address)] |
サブネットのセカンダリ ルータの IPv4 アドレスを入力します。 |
[IPv4サブネットマスク(IPv4 Subnet Mask)] |
サブネット マスクを入力します。 |
[ドメイン名(Domain Name)] |
このフィールドには、ドメイン ネーム システムを通じてホスト名を解決するときに使用する名前を指定します。 |
[プライマリDNS IPv4アドレス(Primary DNS IPv4 Address)] |
このフィールドには、プライマリ DNS IPv4 サーバ名を指定します。 |
[セカンダリDNS IPv4アドレス(Secondary DNS IPv4 Address)] |
このフィールドには、セカンダリ DNS IPv4 サーバ名を指定します。 |
[TFTPサーバ名(TFTP Server Name、オプション66)] |
このフィールドは、TFTP サーバを指定するために使用します。このパラメータに設定できるのは、DNS 名またはドット付き 10 進 IP アドレス 1 つだけです。 |
[プライマリTFTPサーバIPv4アドレス(Primary TFTP Server IPv4 Address、オプション150)] |
このフィールドには、プライマリ Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバの IPv4 アドレスを指定します。 |
[セカンダリTFTPサーバIPv4アドレス(Secondary TFTP Server IPv4 Address、オプション150)] |
このフィールドには、セカンダリ TFTP サーバの IPv4 アドレスを指定します。 |
[ブートストラップサーバIPv4アドレス(Bootstrap Server IPv4 Address)] |
このフィールドには、ブートストラップ プロセスの次のステップで使用されるサーバのアドレスを指定します。このフィールドは、TFTP サーバの IPv4 アドレスとして使用することができます。また、次のブートストラップ サービスを DHCP サーバが提供する場合は、DHCP サーバ アドレスのデフォルト値として使用することもできます。 |
[ARPキャッシュタイムアウト(ARP Cache Timeout、秒)] |
このフィールドには、ARP キャッシュ エントリのタイムアウトを秒単位で指定します。期間を 32 ビットの符号なし整数で指定します。 |
[IPアドレスリースタイム(IP Address Lease Time、秒)] |
DHCP サーバは、このフィールドにある情報を使用してオファーのリース期間を指定します。期間を秒単位の 32 ビット符号なし整数で指定します。 |
[リニューアル(T1)タイム(Renewal(T1) Time、秒)] |
このフィールドには、アドレス割り当ての時点から、クライアントが RENEWING 状態に遷移するまでの時間間隔を指定します。 |
[再バインディング(T2)タイム(Rebinding(T2) Time、秒)] |
このフィールドには、アドレス割り当ての時点から、クライアントが REBUILDING 状態に遷移するまでの時間間隔を指定します。値を秒単位の 32 ビット符号なし整数で指定します。 |
DHCP サブネットの検索
DHCP サブネットを見つける手順は、次のとおりです。
(注) ブラウザ セッションでの作業中は、検索/リストの検索設定がクライアント マシンの cookie に保存されます。他のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合や、ブラウザを閉じてから再び新しくブラウザ ウィンドウを開いた場合でも、検索に変更を加えない限り、Cisco Unified Communications Manager の検索設定は保持されます。
手順
ステップ 1 [システム(System)] > [DHCP] > [DHCPサブネット(DHCP Subnet)] の順に選択します。
[DHCPサブネットの検索と一覧表示(Find and List DHCP Subnets)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 データベース内のすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認し、ステップ 3 に進んでください。
レコードをフィルタリングまたは検索する手順は、次のとおりです。
• 最初のドロップダウン リスト ボックスから、検索パラメータを選択します。
• 2 番目のドロップダウン リスト ボックスから、検索パターンを選択します。
• 必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。
(注) 検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。条件を追加すると、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして最後に追加した条件を削除するか、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして、追加したすべての検索条件を削除してください。
ステップ 3 [検索(Find)] をクリックします。
すべてのレコード、または一致したレコードが表示されます。[ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスから別の値を選択して、各ページに表示する項目の数を変更できます。
(注) 該当するレコードの横にあるチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、複数のレコードをデータベースから削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。
ステップ 4 レコードのリストで、表示するレコードのリンクをクリックします。
(注) リストのヘッダーに上矢印または下矢印がある場合、その矢印をクリックして、ソート順序を逆にします。
選択した項目がウィンドウに表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
DHCP サブネットの設定
Cisco Unified Communications Manager データベースに DHCP サブネット アドレスを追加、更新、およびコピーする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [システム(System)] > [DHCP] > [DHCPサブネット(DHCP Subnet)] の順に選択します。
ステップ 2 次の作業のいずれかを実行します。
• DHCP サブネットを追加するには、[新規追加(Add New)] をクリックします。
• サブネットを更新するには、「DHCP サブネットの検索」の手順を使用してサブネットを検索します。
• サブネットをコピーするには、「DHCP サブネットの検索」の手順を使用してサブネットを検索し、DHCP サーバ名の横にあるチェックボックスをオンにしてサーバを選択し、[コピー(Copy)] をクリックします。
[DHCPサブネットの設定(DHCP Subnet Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 13-1 を参照)。
ステップ 4 ウィンドウ左上のツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックして(または、ウィンドウの一番下に表示されている [保存(Save)] ボタンをクリックして)、データを保存し、サブネットをデータベースに追加します。
サーバ設定の変更を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager を再起動します。Cisco CallManager サービスの再起動については、『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
DHCP サブネットの削除
Cisco Unified Communications Manager データベースから DHCP サブネットを削除する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 「DHCP サブネットの検索」の手順を使用して、DHCP サブネットを検索します。
ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除する DHCP サブネットを選択します。
ステップ 3 ウィンドウ左上のツールバーに表示されている [選択項目の削除(Delete Selected)] アイコンをクリックして(または、ウィンドウの一番下に表示されている [選択項目の削除(Delete Selected)] ボタンをクリックして)、サブネットを削除します。
Cisco Unified Communications Manager は、サブネットが使用中でない場合、そのサーバを削除します。使用中の場合は、メッセージが表示されます。
(注) 該当するサーバの横にあるチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、[DHCPサブネットの検索と一覧表示(Find and List DHCP Subnets)] ウィンドウから複数の DHCP サーバを削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、ウィンドウ内のすべてのサーバを削除できます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。