録音プロファイルの設定
コールの録音のためにエージェントのライン アピアランスをプロビジョニングするには、管理者は 1 つ以上の録音プロファイルを作成する必要があります。次に、管理者は、ライン アピアランスの録音プロファイルを選択します。
録音プロファイルを作成する場合、Cisco Unified Communications Manager の管理者は Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [録音プロファイル(Recording Profile)] の順に選択します。
録音プロファイルを設定するには、次のトピックを参照してください。
• 「録音プロファイルの設定値」
• 「録音プロファイルの検索」
• 「録音プロファイルの設定」
• 「録音プロファイルの削除」
• 「関連項目」
録音プロファイルの設定値
コールの録音のためにエージェントのライン アピアランスをプロビジョニングするには、1 つ以上の録音プロファイルを作成する必要があります。次に、ライン アピアランスの録音プロファイルを選択します。
録音プロファイルを作成する場合、Cisco Unified Communications Manager の管理者は Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [録音プロファイル(Recording Profile)] の順に選択します。
表 107-1 では、録音プロファイルの設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表 107-1 録音プロファイルの設定値
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[名前(Name)] |
録音プロファイルを識別するための名前を入力します。 |
[録音コーリングサーチスペース(Recording Calling Search Space)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、そのレコーダに設定されている SIP トランクに関連付けられたルート パターンのパーティションを含んだ、コーリング サーチ スペースを選択します。 |
[録音接続先アドレス(Recording Destination Address)] |
この録音プロファイルに関連付けられているレコーダの Directory Number(DN; 電話番号)または URL を入力します。 このフィールドには、二重引用符(")、逆引用符(`)、スペース( )の各文字を除く、任意の文字を入力できます。 |
録音プロファイルの検索
Cisco Unified Communications Manager クラスタ内にはいくつかの録音プロファイルが存在する場合があります。Cisco Unified Communications Manager では、条件を指定して、特定の録音プロファイルを見つけることができます。録音プロファイルを見つける手順は、次のとおりです。
(注) Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ブラウザ セッションでの作業中は、録音プロファイルの検索設定が保持されます。別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合でも、検索に変更を加えたり、ブラウザを閉じたりしない限り、録音プロファイルの検索設定は保持されます。
手順
ステップ 1 [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [録音プロファイル(Recording Profile)] の順に選択します。
[録音プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Recording Profiles)] ウィンドウが表示されます。アクティブな(前回の)クエリーのレコードも、ウィンドウに表示されることがあります。
ステップ 2 データベース内のすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認し、ステップ 3 に進んでください。
レコードをフィルタリングまたは検索する手順は、次のとおりです。
• 最初のドロップダウン リスト ボックスから、検索パラメータを選択します。
• 2 番目のドロップダウン リスト ボックスから、検索パターンを選択します。
• 必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。
(注) 検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。条件を追加すると、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして最後に追加した条件を削除するか、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして、追加したすべての検索条件を削除してください。
ステップ 3 [検索(Find)] をクリックします。
一致するすべてのレコードが表示されます。[ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスから別の値を選択して、各ページに表示する項目の数を変更できます。
(注) 該当するレコードの横にあるチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、複数のレコードをデータベースから削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。
ステップ 4 レコードのリストで、表示するレコードのリンクをクリックします。
(注) リストのヘッダーに上矢印または下矢印がある場合、その矢印をクリックして、ソート順序を逆にします。
選択した項目がウィンドウに表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
録音プロファイルの設定
録音プロファイルを設定する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [録音プロファイル(Recording Profile)] の順に選択します。
[録音プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Recording Profiles)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 次のいずれかの作業を行います。
• 新しい録音プロファイルを追加する場合は、[新規追加(Add New)] ボタンをクリックし、ステップ 3 に進みます。
• 既存の録音プロファイルを更新する場合は、適切な録音プロファイルを見つけ(「録音プロファイルの検索」を参照)、ステップ 3 に進みます。
ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 107-1 を参照)。
ステップ 4 [保存(Save)] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
録音プロファイルの削除
録音プロファイルを削除する手順は、次のとおりです。
始める前に
ライン アピアランスで使用中の録音プロファイルは削除できません。録音プロファイルを使用しているライン アピアランスを検索するには、[録音プロファイルの設定(Recording Profile Configuration)] ウィンドウにある [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [依存関係レコード(Dependency Records)] を選択します。依存関係レコードがシステムで使用可能になっていない場合、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。依存関係レコードの詳細については、「依存関係レコードへのアクセス」を参照してください。使用中の録音プロファイルを削除しようとすると、Cisco Unified Communications Manager からメッセージが表示されます。現在使用されている録音プロファイルを削除する場合は、事前に、次の作業のどちらか一方または両方を実行しておく必要があります。
• 削除する録音プロファイルを使用しているライン アピアランスすべてに、別の録音プロファイルを割り当てます。
• 削除する録音プロファイルを使用しているライン アピアランスを削除します。
手順
ステップ 1 「録音プロファイルの検索」の手順を使用して、削除する録音プロファイルを見つけます。
ステップ 2 削除する録音プロファイルの横にあるチェックボックスをオンにします。ウィンドウ上の録音プロファイルをすべて選択するには、検索結果表示のタイトルバーにあるチェックボックスをオンにします。
ステップ 3 [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
ステップ 4 [OK] をクリックして、選択内容を確認します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。