ディレクトリ検索のダイヤル ルールの設定値
Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、[コールルーティング(Call Routing)] > [ダイヤルルール(Dial Rules)] > [ディレクトリ検索ダイヤルルール(Directory Lookup Dial Rules)] メニュー パスを使用して、ディレクトリ検索ダイヤル ルールを設定します。
ディレクトリ検索規則は、発信者 ID 番号をディレクトリ内で検索可能な番号に変換するものです。個々の規則では、先頭部分のいくつかの数字、および番号の長さに基づいて、変換対象となる番号を指定します。たとえば、10 桁の電話番号から、エリア コードと 2 つのプレフィックス数字を自動的に削除するディレクトリ検索規則を作成して、4085551212 を 51212 にすることができます。Cisco Unified Communications Manager Attendant Console で、アテンダントのスピード ダイヤル エントリまたはディレクトリに、この番号と一致するユーザが見つかると、そのユーザの名前が [Call Detail] ウィンドウに表示されます。
GUI の使用方法
Cisco Unified Communications Manager の管理の Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、「Cisco Unified Communications Manager の管理アプリケーションでの操作」およびそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。
設定値表
表 28-1 では、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウ内で使用可能な設定値について説明します。関連する手順の詳細については、「関連項目」を参照してください。
表 28-1 ディレクトリ検索のダイヤル ルールの設定値
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[名前(Name)] |
ディレクトリ検索のダイヤル ルールの名前を入力します。 この名前には、最長 50 文字の英数字を指定することができ、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)を任意に組み合わせて使用することが可能です。 |
[説明(Description)] |
ディレクトリ検索のダイヤル ルールの説明を [説明(Description)] フィールドに入力します。または、ブランクのままにします。説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、または山カッコ(<>)は使用できません。 |
[開始番号(Number Begins With)] |
このディレクトリ検索のダイヤル ルールを適用する電話番号の先頭部分の数字を入力します。たとえば、972 と入力した場合、このダイヤル ルールは 9725551212 などの電話番号に適用されます。 有効な値は、数字(0 ~ 9)、プラス記号(+)、アスタリスク(*)、およびシャープ記号(#)です。 |
[桁数(Number of Digits)] |
このディレクトリ検索のダイヤル ルールを適用する電話番号の長さを入力します。たとえば、7 と入力した場合、このダイヤル ルールは 8675309 などの電話番号に適用されます。 |
[削除する合計桁数(Total Digits to be Removed)] |
Cisco Unified Communications Manager で、このダイヤル ルールを適用する電話番号から削除する桁数を入力します。たとえば、3 と入力した場合、Cisco Unified Communications Manager は 4085556666 などの電話番号から 408 を削除します。 このフィールドで有効となる値の範囲は、1 ~ 100 です。削除する桁数の合計は、このディレクトリ検索のダイヤル ルールを適用する電話番号の桁数を超えることはできません。 |
[プレフィックスパターン(Prefix With Pattern)] |
このディレクトリ検索のダイヤル ルールを適用する電話番号の先頭に追加するパターンを入力します。有効な値は、数字(0 ~ 9)、プラス記号(+)、アスタリスク(*)、およびシャープ記号(#)です。 (注) プレフィックス パターンを定義する場合、削除する桁数を 0 にすることができます。プレフィックス パターンを定義しない場合、削除する桁数は 0 よりも大きな値にする必要があります。 |
追加情報
「関連項目」を参照してください。