機能管理ポリシーの設定
無効にした機能は、どのコール状態でもソフトキーが表示されなくなります。機能管理ポリシーを検索および追加するには、次のトピックを参照してください。
• 「機能管理ポリシーの設定値」
• 「関連項目」
機能管理ポリシーの設定値
Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] メニュー パスを使用して、機能管理ポリシーを設定します。
機能管理ポリシーを使用すると、特定の機能を有効または無効にして、電話機に表示される機能およびソフトキーの外観を制御できます。Cisco Unified Communications Manager の管理ページで複数のポリシーを設定できます。機能管理ポリシーを設定した後、そのポリシーを個々の電話機、電話機グループ、またはシステム内のすべての電話機に関連付ける必要があります。
機能管理ポリシーを含め、Cisco Unified Communications Manager のすべての電話機でサポートされている機能のリストを生成するには、Cisco Unified Reporting で Unified CM Phone 機能一覧レポートを生成します。
(注) ソフトキー テンプレートを使用すると、他の Cisco Unified IP Phone でソフトキーの外観をカスタマイズできます。
機能管理ポリシーの設定のヒント
機能管理ポリシーを設定するときは、機能管理ポリシーを適用する電話機を指定します。システム内のすべての電話機、電話機グループ、または個々の電話機に対して機能管理ポリシーを設定できます。また、機能管理ポリシーを複数設定することもできます。 表 79-2 に、機能、デフォルト値、および関連付けられたソフトキーの一覧を示します。
• システム内のすべての電話を対象にポリシーを指定するには、[システム(System)] > [エンタープライズパラメータ(Enterprise Parameters)] の順に選択し、[エンタープライズパラメータ(Enterprise Parameters)] ウィンドウの [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] ドロップダウン ボックスから目的の機能管理ポリシーを選択します。
エンタープライズ パラメータ設定の詳細については、「エンタープライズ パラメータの更新」を参照してください。
• 電話機グループにポリシーを指定するには、[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] の順に選択し、新しい電話プロファイルを作成するか、または既存の電話プロファイルを更新します。さらに、[機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] ドロップダウン ボックスで目的の機能管理ポリシーを選択し、電話機を設定するときに共通の電話プロファイルを選択します。
共通の電話設定の詳細については、「共通電話プロファイルの設定値」を参照してください。
• 個々の電話にポリシーを指定するには、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] の順に選択し、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] ドロップダウン ボックスから目的の機能管理ポリシーを選択します。
個々の電話設定の詳細については、「電話機の設定値」を参照してください。
(注) 機能管理ポリシーがさまざまなウィンドウに設定されている場合、Cisco Unified Communications Manager は次の優先順位に従います([デバイス設定(Device Configuration)] の優先順位が最も高くなります)。
1. [デバイス設定(Device Configuration)] ウィンドウの設定値
2. [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウの設定値
3. [エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameter Configuration)] ウィンドウの設定値
機能管理ポリシーの削除のヒント
現在システム内のどの電話機にも割り当てられていない機能管理ポリシーは、削除できます。1 つまたは複数の電話機に割り当てられている機能管理ポリシーは削除できません。
機能管理ポリシーを使用している電話機を検索するには、[機能管理ポリシーの設定(Feature Control Policy Configuration)] ウィンドウの [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [依存関係レコード(Dependency Records)] リンクを選択し、[移動(Go)] をクリックします。依存関係レコードがシステムで使用可能になっていない場合、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。依存関係レコードの詳細については、「依存関係レコードへのアクセス」を参照してください。使用中の機能管理ポリシーを削除しようとすると、Cisco Unified Communications Manager はメッセージを表示します。現在使用中の機能管理ポリシーを削除する場合は、事前に、次の作業のいずれかまたは両方を実行しておく必要があります。
• 削除する機能管理ポリシーを使用している電話機に別の機能管理ポリシーを割り当てます。「機能管理ポリシーの設定値」を参照してください。
• 削除する機能管理ポリシーを使用している電話機を削除します。「電話機の削除のヒント」を参照してください。
GUI の使用方法
Cisco Unified Communications Manager の管理の Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、「Cisco Unified Communications Manager の管理アプリケーションでの操作」およびそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。
設定値表
表 79-1 では、機能管理ポリシーの設定値について説明します。
表 79-1 機能管理ポリシーの設定値
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[機能管理ポリシーの情報(Feature Control Policy Info)]
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[名前(Name)] |
機能管理ポリシーの名前を入力します。この名前には、最大 50 文字の英数字を指定することができ、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)を任意に組み合わせて使用することが可能です。機能管理ポリシー名は必ずシステムに固有の名前にしてください。 |
[説明(Description)] |
[説明(Description)] フィールドに説明を入力します。説明には、最大 50 文字の英数字を指定することができ、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)を任意に組み合わせて使用することが可能です。 |
[機能管理セクション(Feature Control Section)]
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機能管理 |
リストされた機能ごとに、システム デフォルトを上書きして、設定値を有効にするか、無効にするかを選択します。 • デフォルトで有効になっている機能の設定値を無効にする場合は、[デフォルトの上書き(Override Default)] の下のチェックボックスをオンにし、[設定の有効化(Enable Setting)] の下のチェックボックスをオフにします。 • デフォルトで無効になっている機能の設定値を有効にする場合は、[デフォルトの上書き(Override Default)] の下のチェックボックスをオンにし、[設定の有効化(Enable Setting)] の下のチェックボックスをオンにします。 |
機能管理ポリシーのデフォルト値
表 79-2 に、機能管理ポリシーの機能、デフォルト値、および関連付けられたソフトキーの一覧を示します。
表 79-2 機能管理ポリシーのデフォルト値
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[割込み(Barge)] |
[有効(Enabled)] |
[割込み] |
[折返し(Call Back)] |
[有効(Enabled)] |
[折返し] |
[会議リスト(Conference List)] |
[有効(Enabled)] |
[詳細の表示] |
[不在転送(Forward All)] |
[有効(Enabled)] |
[不在転送] |
[パーク(Park)] |
[無効(Disabled)] |
[パーク]、[復帰] |
[リダイヤル(Redial)] |
[有効(Enabled)] |
[リダイヤル] |
[スピードダイヤル(Speed Dial)] |
[有効(Enabled)] |
[短縮ダイヤル] |
[即転送(アラート)(Divert (Alerting))] |
[無効(Disabled)] |
[即転送] |
[即転送(接続済み)(Divert (Connected))] |
[無効(Disabled)] |
[即転送] |
追加情報
「関連項目」を参照してください。