ボイスメール プロファイルの設定値
Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、[拡張機能(Advanced Features)] > [ボイスメール(Voice Mail)] > [ボイスメールプロファイル(Voice Mail Profile)] メニュー パスを使用して、ボイスメール プロファイルを設定します。
Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [ボイスメール プロファイルの設定(Voice Mail Profile Configuration)] ウィンドウによって、回線に関係したボイス メッセージ情報を定義できます。
ボイスメール プロファイルの設定のヒント
ボイスメール プロファイルは、デバイスではなく電話番号に割り当てられます。
次のトピックも参照する必要があります。
• 「ボイスメール プロファイルと影響を受けるデバイスとの同期化」
ボイスメール プロファイルの削除のヒント
デフォルト プロファイルや [ボイスメールなし(No Voice Mail)] のプロファイルは、削除できません。
電話番号が使用するボイスメール プロファイルは、削除できません。ボイスメール プロファイルを使用している電話番号を検索するには、[ボイスメールプロファイルの設定(Voice Mail Profile Configuration)] ウィンドウの [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [依存関係レコード(Dependency Records)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。依存関係レコードがシステムで使用可能になっていない場合、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。依存関係レコードの詳細については、「依存関係レコードへのアクセス」を参照してください。使用中のボイスメール プロファイルを削除しようとすると、Cisco Unified Communications Manager からメッセージが表示されます。現在使用されているボイスメール プロファイルを削除する場合は、事前に、次の作業のどちらか一方または両方を実行しておく必要があります。
• 削除するボイスメール プロファイルを使用しているデバイスすべてに、別のボイスメール プロファイルを割り当てます。
• 削除するボイスメール プロファイルを使用しているデバイスを削除します。
GUI の使用方法
Cisco Unified Communications Manager の管理の Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、「Cisco Unified Communications Manager の管理アプリケーションでの操作」およびそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。
設定値表
表 62-1 では、ボイスメール プロファイルの設定値について説明します。関連する手順の詳細については、「関連項目」を参照してください。
表 62-1 ボイスメール プロファイルの設定値
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[ボイスメールプロファイル情報(Voice Mail Profile Information)]
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[ボイスメールプロファイル名(Voice Mail Profile Name)] |
Cisco ボイスメール プロファイルを識別する名前を入力します。有効な文字は、英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)、ピリオド(.)、ダッシュ(-)、およびアンダースコア(_)です。 |
[説明(Description)] |
プロファイルの説明を記述します。説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、バックスラッシュ(¥)、山カッコ(<>)、ドル記号($)、一重引用符(')、開きカッコ(()、閉じカッコ()、スラッシュ(/)、コロン(:)、セミコロン(;)、等号(=)、アット マーク(@)、チルダ(~)、波カッコ({})、またはアポストロフィ(`)は使用できません。 |
[ボイスメールパイロット(Voice Mail Pilot)] |
[ボイスメールパイロットの設定(Voice Mail Pilot Configuration)] 内で指定された適切なボイスメール パイロット番号か、[<デフォルトを使用(Use Default)>] を選択します。 |
[ボイスメールボックスマスク(Voice Mail Box Mask)] |
自動登録された電話機用のボイスメールボックス番号をフォーマットするのに使用するマスクを指定します。自動登録された電話機のディレクトリ回線から、コールをボイス メッセージ システムに転送する場合、Cisco Unified Communications Manager は、そのディレクトリ回線の [ボイスメールボックス(Voice Mail Box)] フィールドに設定されている番号に、このマスクを適用します。 たとえば、972813XXXX というマスクを指定した場合、電話番号 7253 のボイスメール ボックス番号は 9728137253 になります。マスクを入力しない場合、ボイスメール ボックス番号は電話番号と同じです(この例では 7253 です)。 デフォルトでは、Cisco Unified CM は、ボイスメールボックス番号を電話番号と同じ値に設定します。電話番号を設定するときに、ボイスメールボックス番号を変更できます。詳細については、「電話番号の設定」を参照してください。 (注) コールが SIP トランクを介して特定の DN から、Cisco Unified CM と統合されているボイスメール サーバまたはサービスにリダイレクトされる場合、電話機のボイスメール プロファイルのボイスメールボックス マスクによって、SIP 転送ヘッダー内の転送番号が変更されます。この処理が実行されるのは、Cisco Unified CM サーバではメールボックスの選択に Diversion ヘッダーが使用されるためです。 |
[システムのデフォルトボイスメールプロファイルに設定(Make This the Default Voice Mail Profile for the System)] |
このチェックボックスをオンにして、このプロファイルをデフォルトにします。 (注) [これをシステムのデフォルトボイスメールプロファイルに設定(Make This the Default Voice Mail Profile for the System)] チェックボックスをオンにすると、このボイスメール プロファイルは、現在のデフォルト プロファイルを置き換えます。 |
追加情報
「関連項目」を参照してください。
ボイスメール プロファイルと影響を受けるデバイスとの同期化
デバイスと設定を変更したボイスメール プロファイルを同期させる手順は、次のとおりです。この手順によって、中断を最小限に抑えた方法で未処理の設定が適用されます (たとえば、影響を受けるデバイスの一部は、リセットまたはリスタートが不要な場合があります)。
手順
ステップ 1
[拡張機能(Advanced Features)] > [ボイスメール(Voice Mail)] > [ボイスメールプロファイル(Voice Mail Profile)]
の順に選択します。
[ボイスメールプロファイルの検索と一覧表示(Find and List Voice Mail Profiles)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 使用する検索条件を選択します。
ステップ 3 [検索(Find)] をクリックします。
検索条件に一致するボイスメール プロファイルがウィンドウに表示されます。
ステップ 4 該当するデバイスを同期させるボイスメール プロファイルをクリックします。[ボイスメールプロファイルの設定(Voice Mail Profile Configuration)] 画面が表示されます。
ステップ 5 他の設定変更を行います。
ステップ 6 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 7 [設定の適用(Apply Config)] をクリックします。
[設定情報の適用(Apply Configuration Information)] ダイアログが表示されます。
ステップ 8 [OK] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。