グローバル ヘルス モニタリング テスト
グローバル ヘルス モニタリング テストは、次のテストで構成されます。
「TestSPRPInbandPing」
「TestMacNotification」
TestSPRPInbandPing
TestSPRPIinbandPing テストでは、スイッチ プロセッサからルート プロセッサへのパス上にあるレイヤ 2 転送エンジン、レイヤ 3 転送エンジン、レイヤ 4 転送エンジンおよびレプリケーション エンジンを使用して、診断パケット テストを実行することにより、スーパーバイザ エンジン上のランタイム ソフトウェア ドライバおよびハードウェアの大部分の問題を検出します。パケットは、15 秒間隔で送信されます。
表 A-1 TestSPRPInbandPing テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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ディセーブルにしないでください。CPU 使用率でスパイクが発生すると、精度を保つためにテストが自動的にディセーブルになります。 |
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オン。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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アクティブ スーパーバイザ エンジンをリセットします。 |
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アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジン |
TestScratchRegister
TestScratchRegister テストは、レジスタに値を書き込み、これらのレジスタからその値を読み取ることで、特定用途向け集積回路(ASIC)のヘルスをモニタします。テストは、30 秒ごとに実行されます。テストが連続して 5 回失敗すると、スーパーバイザ エンジンをテストしている場合はスーパーバイザ エンジンがスイッチオーバー(またはリセット)し、モジュールをテストしている場合はモジュールの電源が切断されます。
表 A-2 TestScratchRegister テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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ディセーブルにしないでください。 |
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オン。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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誤作動しているスーパーバイザ エンジンをリセットするか、モジュールの電源を切断します。 |
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Supervisor Engine 720、DFC を装備したモジュール、WS-X6148-FE-SFP、WS-X6148A-GE-TX、および WS-X6148A-RJ-45 |
TestMacNotification
TestMacNotification テストは、DFC モジュールとスーパーバイザ エンジン間のデータとコントロール パスが正常に動作していることを確認します。このテストは、また、レイヤ 2 MAC アドレス テーブルにおいてレイヤ 2 MAC アドレスの一貫性を保ちます。テストは、6 秒ごとに実行されます。テストが連続して 10 回失敗すると、起動時または実行時にモジュールがリセットされます(デフォルト)。3 回連続してリセットされると、モジュールの電源が切断されます。
表 A-3 TestMacNotification テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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ディセーブルにしないでください。 |
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オン。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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モジュールをリセットします。モジュールが 10 回連続して失敗した場合、または 3 回連続してリセットされた場合、電源が切断されます。 |
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DFC が装備されたモジュール。 |
ポート単位のテスト
ポート単位のテストは、次のテストで構成されます。
「TestNonDisruptiveLoopback」
「TestLoopback」
「TestActiveToStandbyLoopback」
「TestTransceiverIntegrity」
「TestNetflowInlineRewrite」
TestNonDisruptiveLoopback
TestNonDisruptiveLoopback テストは、スーパーバイザ エンジンとモジュールのネットワーク ポート間のデータ パスを検証します。このテストでは、テスト ポートのグループを含む VLAN にレイヤ 2 パケットがフラッディングします。テスト ポート グループは、ポート ASIC チャネル当たり 1 つのポートで構成されています。テスト ポート グループの各ポートは、パケットを中断せずにループバックし、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートに送り返します。テスト ポート グループの複数のポートが同時にテストされます。
表 A-4 TestNonDisruptiveLoopback テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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ディセーブルにしないでください。 |
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オン。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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連続して 10 回失敗すると、エラーによってポートがディセーブルになります。1 つのテスト サイクルですべてのポートがテストに失敗すると、エラーによってチャネルがディセーブルになります。すべてのチャネルが失敗する場合は、モジュールをリセットします。 |
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WS-X6148-FE-SFP、WS-X6148A-GE-TX、および WS-X6148A-RJ-45 |
TestLoopback
TestLoopback テストは、スーパーバイザ エンジンとモジュールのネットワーク ポート間のデータ パスを検証します。このテストでは、テスト ポートおよびスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートだけで構成されている VLAN にレイヤ 2 パケットがフラッディングします。パケットはポートにループバックし、同一 VLAN 上のスーパーバイザ エンジンに戻ります。
表 A-5 TestLoopback テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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ダウンタイムにスケジューリングします。 |
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起動時または活性挿抜(OIR)を行ったあとに実行します。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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ポートでループバック テストが失敗する場合、エラーによってポートがディセーブルになります。すべてのポートが失敗する場合は、モジュールをリセットします。 |
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スーパーバイザ エンジンを含むすべてのモジュール。 |
TestActiveToStandbyLoopback
TestActiveToStandbyLoopback テストは、アクティブ スーパーバイザ エンジンとスタンバイ スーパーバイザ エンジンのネットワーク ポート間のデータ パスを検証します。このテストでは、テスト ポートおよびスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートだけで構成されている VLAN にレイヤ 2 パケットがフラッディングします。テスト パケットはターゲット ポートでループバックし、バスにフラッディングバックします(フラッディングされた VLAN では、アクティブ スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートだけがリスニングします)。
表 A-6 TestActiveToStandbyLoopback テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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ダウンタイムにスケジューリングします。 |
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起動時または OIR を行ったあとに実行します。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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ポートでループバック テストが失敗する場合、エラーによってポートがディセーブルになります。すべてのポートが失敗する場合は、スーパーバイザ エンジンをリセットします。 |
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スタンバイ スーパーバイザ エンジンだけ |
TestTransceiverIntegrity
TestTransceiverIntegrity テストは、トランシーバで活性挿抜(OIR)を行ったときまたはモジュールを起動したときに、トランシーバがサポートされていることを確認するために、トランシーバで実行されるセキュリティ テストです。
表 A-7 TestTransceiverIntegrity テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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該当なし。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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エラーによってポートがディセーブルになります。 |
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トランシーバを使用するすべてのモジュール |
TestNetflowInlineRewrite
TestNetflowInlineRewrite テストは、NetFlow 検索操作、ACL の許可/拒否機能、およびポート ASIC のインライン書き換え機能を検証します。テスト パケットは、NetFlow テーブル ルックアップを通じて書き換え情報を取得します。パケットがターゲット ポートに到着すると、VLAN および送信元/宛先 MAC アドレスが書き換えられます。
表 A-8 TestNetflowInlineRewrite テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポート(スパニングツリー プロトコルなど)の設定によって異なります。 |
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ダウンタイムにスケジューリングします。このテストは、起動時にだけ実行します。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンを含むすべてのモジュール。 |
PFC レイヤ 2 フォワーディング エンジン テスト
PFC レイヤ 2 フォワーディング エンジン テストは、次のテストで構成されます。
「TestNewIndexLearn」
「TestDontConditionalLearn」
「TestBadBpduTrap」
「TestMatchCapture」
「TestStaticEntry」
TestNewIndexLearn
TestNewIndexLearn テストは、TestNewLearn テストと TestIndexLearn テストの組み合わせです(「DFC レイヤ 2 フォワーディング エンジン テスト」を参照)。
表 A-9 TestNewIndexLearn テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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レイヤ 2 フォワーディング エンジンの学習機能で問題が発生している場合、このテストをオンデマンドで実行して、レイヤ 2 の学習機能を検証します。このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンのみ。 |
TestDontConditionalLearn
TestDontConditionalLearn テストは、TestDontLearn テストと TestConditionalLearn テストの組み合わせです(「DFC レイヤ 2 フォワーディング エンジン テスト」を参照)。
表 A-10 TestDontConditionalLearn テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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レイヤ 2 フォワーディング エンジンの学習機能で問題が発生している場合、このテストをオンデマンドで実行して、レイヤ 2 の学習機能を検証します。このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンのみ。 |
TestBadBpduTrap
TestBadBpduTrap テストは、TestTrap テストと TestBadBpdu テストの組み合わせです(「DFC レイヤ 2 フォワーディング エンジン テスト」を参照)。
表 A-11 TestBadBpduTrap テストの属性
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ノンディスラプティブ |
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レイヤ 2 フォワーディング エンジンの学習機能で問題が発生している場合、このテストをオンデマンドで実行して、レイヤ 2 の学習機能を検証します。このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンのみ。 |
TestMatchCapture
TestMatchCapture テストは、TestProtocolMatchChannel テストと TestCapture テストの組み合わせになります(「DFC レイヤ 2 フォワーディング エンジン テスト」を参照)。
表 A-12 TestMatchCapture テストの属性
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ノンディスラプティブ |
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このテストをオンデマンドで実行して、レイヤ 2 の学習機能を検証します。このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンのみ。 |
TestStaticEntry
TestStaticEntry テストは、スタティック エントリがレイヤ 2 MAC アドレス テーブルに読み込まれていることを確認します。この機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-13 TestStaticEntry テストの属性
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ノンディスラプティブ |
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レイヤ 2 フォワーディング エンジンの学習機能で問題が発生している場合、このテストをオンデマンドで実行して、レイヤ 2 の学習機能を検証します。このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
DFC レイヤ 2 フォワーディング エンジン テスト
DFC レイヤ 2 フォワーディング エンジン テストは、次のテストで構成されます。
「TestDontLearn」
「TestNewLearn」
「TestIndexLearn」
「TestConditionalLearn」
「TestTrap」
「TestBadBpdu」
「TestProtocolMatchChannel」
「TestCapture」
「TestStaticEntry」
TestDontLearn
TestDontLearn テストは、新しい送信元 MAC アドレスが学習されないときに、新しい送信元 MAC アドレスが MAC アドレス テーブルに読み込まれていないことを確認します。このテストは、レイヤ 2 フォワーディング エンジンの don't learn 機能が正常に動作していることを確認します。DFC 対応モジュールの場合、診断パケットはスーパーバイザ エンジンの帯域内ポートからスイッチ ファブリックに送信され、DFC 対応モジュール上のいずれかのポートからループ バックされます。「don't learn」機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-14 TestDontLearn テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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ダウンタイムにスケジューリングします。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
TestNewLearn
TestNewLearn テストは、レイヤ 2 フォワーディング エンジンのレイヤ 2 送信元 MAC アドレス ラーニング機能を検証します。スーパーバイザ エンジンの場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信され、レイヤ 2 フォワーディング エンジンが診断パケットから新しい送信元 MAC アドレスを学習していることが確認されます。DFC 対応モジュールの場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートからスイッチ ファブリックを介して診断パケットが送信され、DFC 対応モジュールの 1 つのポートからループバックされます。レイヤ 2 学習機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-15 TestNewLearn テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
TestIndexLearn
TestIndexLearn テストは、既存の MAC アドレス テーブルのエントリが更新可能であることを確認します。このテストは、レイヤ 2 フォワーディング エンジンの Index Learn 機能が正常に動作していることを確認します。スーパーバイザ エンジンでテストを実行する場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信され、スーパーバイザ エンジンのレイヤ 2 フォワーディング エンジンを使用してパケット検索を実行します。DFC 対応モジュールの場合、診断パケットはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートからスイッチ ファブリックを介して送信され、DFC ポートのいずれかからループ バックされます。Index Learn 機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-16 TestIndexLearn テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
TestConditionalLearn
TestConditionalLearn テストは、特定の条件下でレイヤ 2 送信元 MAC アドレスを学習する機能を検証します。スーパーバイザ エンジンでテストを実行する場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信され、スーパーバイザ エンジンのレイヤ 2 フォワーディング エンジンを使用してパケット検索を実行します。DFC 対応モジュールの場合、診断パケットはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートからスイッチ ファブリックを介して送信され、DFC ポートのいずれかからループ バックされます。Conditional Learn 機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-17 TestConditionalLearn テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
TestTrap
TestTrap テストは、スイッチ プロセッサに対するパケットのトラップまたはリダイレクトの機能を検証します。このテストは、レイヤ 2 フォワーディング エンジンの Trap 機能が正常に動作していることを確認します。スーパーバイザ エンジンでテストを実行する場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信され、スーパーバイザ エンジンのレイヤ 2 フォワーディング エンジンを使用してパケット検索を実行します。DFC 対応モジュールの場合、診断パケットはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートからスイッチ ファブリックを介して送信され、DFC ポートのいずれかからループ バックされます。Trap 機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-18 TestTrap テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
TestBadBpdu
TestBadBpdu テストは、スイッチ プロセッサに対するパケットのトラップまたはリダイレクトの機能を検証します。このテストは、レイヤ 2 フォワーディング エンジンの Trap 機能が正常に動作していることを確認します。スーパーバイザ エンジンでテストを実行する場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信され、スーパーバイザ エンジンのレイヤ 2 フォワーディング エンジンを使用してパケット検索を実行します。DFC 対応モジュールの場合、診断パケットはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートからスイッチ ファブリックを介して送信され、DFC ポートのいずれかからループ バックされます。BPDU 機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-19 TestBadBpdu テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
TestProtocolMatchChannel
TestProtocolMatchChannel テストは、レイヤ 2 フォワーディング エンジンの特定のレイヤ 2 プロトコルを照合する機能を検証します。スーパーバイザ エンジンでテストを実行する場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信され、スーパーバイザ エンジンのレイヤ 2 フォワーディング エンジンを使用してパケット検索を実行します。DFC 対応モジュールの場合、診断パケットはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートからスイッチ ファブリックを介して送信され、DFC ポートのいずれかからループ バックされます。Match 機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-20 TestProtocolMatchChannel テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
TestCapture
TestCapture テストは、レイヤ 2 フォワーディング エンジンのキャプチャ機能が正常に動作していることを確認します。キャプチャ機能は、マルチキャスト レプリケーションで使用されます。スーパーバイザ エンジンでテストを実行する場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信され、スーパーバイザ エンジンのレイヤ 2 フォワーディング エンジンを使用してパケット検索を実行します。DFC 対応モジュールの場合、診断パケットはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートからスイッチ ファブリックを介して送信され、DFC ポートのいずれかからループ バックされます。Capture 機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-21 TestCapture テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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ダウンタイムにスケジューリングします。 |
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オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
TestStaticEntry
TestStaticEntry テストは、レイヤ 2 MAC アドレス テーブルにスタティック エントリを読み込む機能を検証します。スーパーバイザ エンジンでテストを実行する場合、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信され、スーパーバイザ エンジンのレイヤ 2 フォワーディング エンジンを使用してパケット検索を実行します。DFC 対応モジュールの場合、診断パケットはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートからスイッチ ファブリックを介して送信され、DFC ポートのいずれかからループ バックされます。Static Entry 機能は、レイヤ 2 フォワーディング エンジンによる診断パケット検索の実行時に検証されます。
表 A-22 TestStaticEntry テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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DFC 対応モジュール。 |
PFC レイヤ 3 フォワーディング エンジン テスト
PFC レイヤ 3 フォワーディング エンジン テストは、次のテストで構成されます。
「TestFibDevices」
「TestIPv4FibShortcut」
「TestIPv6FibShortcut」
「TestMPLSFibShortcut」
「TestNATFibShortcut」
「TestL3Capture2」
「TestAclPermit」
「TestAclDeny」
「TestQoS」
TestFibDevices
TestFibDevices テストは、FIB TCAM および隣接デバイスが機能しているかどうかを確認します。各 FIB TCAM デバイスに FIB エントリが 1 つインストールされています。診断パケットが送信され、TCAM デバイスにインストールされた FIB TCAM エントリによって診断パケットがスイッチングされていることが確認されます。これは、完全な TCAM デバイス テストではありません。各 TCAM デバイスにはエントリが 1 つしかインストールされていません。
(注) IPv4FibShortcut テストおよび IPv6FibShortcut テストと比べた場合、このテストは、設定に応じて IPv4 または IPv6 パケットを使用して、すべての FIB および隣接デバイスをテストします。
表 A-23 TestFibDevices テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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ルーティング機能で問題が発生している場合は、このテストをオンデマンドで実行して、レイヤ 3 フォワーディング機能を検証します。このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestIPv4FibShortcut
TestIPv4FibShortcut テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンの IPV4 FIB フォワーディングが正常に動作していることを確認します。1 つの診断 IPV4 FIB と隣接エントリがインストールされています。診断パケットが送信され、書き換えられた MAC および VLAN 情報に応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-24 TestIPv4FibShortcut テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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ルーティング機能で問題が発生している場合は、このテストをオンデマンドで実行して、レイヤ 3 フォワーディング機能を検証します。このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestIPv6FibShortcut
TestIPv6FibShortcut テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンの IPV6 FIB フォワーディングが正常に動作していることを確認します。1 つの診断 IPV6 FIB と隣接エントリがインストールされています。診断 IPV6 パケットが送信され、書き換えられた MAC および VLAN 情報に応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-25 TestIPv6FibShortcut テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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ルーティング機能で問題が発生している場合は、このテストをオンデマンドで実行して、レイヤ 3 フォワーディング機能を検証します。このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestMPLSFibShortcut
TestMPLSFibShortcut テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンの MPLS フォワーディングが正常に動作していることを確認します。1 つの診断 MPLS FIB と隣接エントリがインストールされています。診断 MPLS パケットが送信され、隣接エントリの MPLS ラベルに応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-26 TestMPLSFibShortcut テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。MPLS トラフィックをルーティングする場合は、ヘルス モニタリング テストとして使用してください。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestNATFibShortcut
TestNATFibShortcut テストは、NAT 隣接情報に基づいてパケットを書き換える機能(宛先 IP アドレスの書き換え)を検証します。1 つの診断 NAT FIB と隣接エントリがインストールされています。診断パケットが送信され、書き換えられた IP アドレスに応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-27 TestNATFibShortcut テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。宛先 IP アドレスが書き換えられている場合は、ヘルス モニタリング テストとして使用してください(たとえば、NAT を使用している場合)。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestL3Capture2
TestL3Capture2 テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンのレイヤ 3 キャプチャ(キャプチャ 2)機能が正常に動作していることを確認します。このキャプチャ機能は、ACL ロギングおよび VACL ロギングに使用されます。1 つの診断 FIB およびキャプチャ 2 ビット セット付きの隣接エントリがインストールされています。診断パケットが送信され、キャプチャ ビット情報に応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-28 TestL3Capture2 テストの属性
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ノンディスラプティブ |
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このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。ACL または VACL ロギングを使用している場合は、ヘルス モニタリング テストとして使用してください。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestAclPermit
TestAclPermit テストは、ACL 許可機能が正常に動作していることを確認します。特定の診断パケットを許可する ACL エントリが ACL TCAM にインストールされています。診断パケットが ACL TCAM エントリに一致し、適切に許可および転送されていることを確認するために、スーパーバイザ エンジンから対応する診断パケットが送信され、レイヤ 3 フォワーディング エンジンで検索されます。
表 A-29 TestACLPermit テストの属性
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ノンディスラプティブ |
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このテストは、ヘルス モニタリング テストとしても使用できます。ACL を使用している場合は、ヘルス モニタリング テストとして使用してください。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestAclDeny
TestAclDeny テストは、レイヤ 2 およびレイヤ 3 フォワーディング エンジンの ACL 拒否機能が正常に動作していることを確認します。テストでは、入力、出力、レイヤ 2 リダイレクト、レイヤ 3 リダイレクト、およびレイヤ 3 ブリッジなどの各種の ACL 拒否シナリオを使用して、ACL 拒否機能が正常に動作しているかどうかを調べます。
表 A-30 TestACLDeny テストの属性
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ノンディスラプティブ |
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ディセーブルにしないでください。 |
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オン。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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自動 ASIC リセット(リカバリ用) |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestNetflowShortcut
TestNetflowShortcut テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンの NetFlow フォワーディング機能が正常に動作していることを確認します。1 つの診断 NetFlow エントリと隣接エントリがインストールされています。診断パケットが送信され、書き換えられた MAC および VLAN 情報に応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-31 TestNetflowShortcut テストの属性
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ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断時間は、500 ミリ秒です。 |
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NetFlow が正常に動作していないと考えられる場合は、このテストをオンデマンドで実行します。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestQoS
TestQoS テストは、診断パケットの ToS 値が入力または出力を反映するために変更されるように、QoS 入力および出力 TCAM をプログラミングして、QoS 入力および出力 TCAM が機能しているかどうかを確認します。
表 A-32 TestQoS テストの属性
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|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断時間は、500 ミリ秒です。 |
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ダウンタイムにスケジューリングします。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
DFC レイヤ 3 フォワーディング エンジン テスト
DFC レイヤ 3 フォワーディング エンジン テストは、次のテストで構成されます。
「TestFibDevices」
「TestIPv4FibShortcut」
「TestIPv6FibShortcut」
「TestMPLSFibShortcut」
「TestNATFibShortcut」
「TestL3Capture2」
「TestAclPermit」
「TestAclDeny」
「TestQoS」
「TestNetflowShortcut」
TestFibDevices
TestFibDevices テストは、FIB TCAM および隣接デバイスが機能していることを確認します。1 つの FIB エントリが各 FIB TCAM デバイスにインストールされています。診断パケットが送信され、TCAM デバイスにインストールされた FIB TCAM エントリによって診断パケットがスイッチングされていることが確認されます。これは、完全な TCAM デバイス テストではありません。各 TCAM デバイスにはエントリが 1 つしかインストールされていません。
(注) IPv4FibShortcut テストおよび IPv6FibShortcut テストに対し、TestFibDevices テストは、設定に応じて IPv4 または IPv6 パケットを使用して、すべての FIB および隣接デバイスをテストします。
表 A-33 TestFibDevices テストの属性
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|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
|
ダウンタイムにスケジューリングします。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestIPv4FibShortcut
TestIPv4FibShortcut テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンの IPv4 FIB フォワーディング機能が正常に動作していることを確認します。1 つの診断 IPv4 FIB と隣接エントリがインストールされています。診断パケットが送信され、書き換えられた MAC および VLAN 情報に応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-34 TestIPv4FibShortcut テストの属性
|
|
|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestIPv6FibShortcut
TestIPv6FibShortcut テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンの IPv6 FIB フォワーディング機能が正常に動作していることを確認します。1 つの診断 IPv6 FIB と隣接エントリがインストールされています。診断 IPv6 パケットが送信され、書き換えられた MAC および VLAN 情報に応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-35 TestIPv6FibShortcut テストの属性
|
|
|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestMPLSFibShortcut
TestMPLSFibShortcut テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンの MPLS フォワーディング機能が正常に動作していることを確認します。1 つの診断 MPLS FIB と隣接エントリがインストールされています。診断 MPLS パケットが送信され、隣接エントリの MPLS ラベルを使用して診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-36 TestMPLSFibShortcut テストの属性
|
|
|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestNATFibShortcut
TestNATFibShortcut テストは、NAT 隣接情報に基づいてパケットを書き換える機能(宛先 IP アドレスの書き換えなど)を検証します。1 つの診断 NAT FIB と隣接エントリがインストールされています。診断パケットが送信され、書き換えられた IP アドレスに応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-37 TestNATFibShortcut テストの属性
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|
|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestL3Capture2
TestL3Capture2 テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンのレイヤ 3 キャプチャ(キャプチャ 2)機能が正常に動作していることを確認します。このキャプチャ機能は、ACL ロギングおよび VACL ロギングに使用されます。1 つの診断 FIB およびキャプチャ 2 ビット セット付きの隣接エントリがインストールされています。診断パケットが送信され、キャプチャ ビット情報に応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-38 TestL3Capture2 テストの属性
|
|
|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestAclPermit
TestAclPermit テストは、ACL 許可機能が正常に動作していることを確認します。特定の診断パケットを許可する ACL エントリが ACL TCAM にインストールされています。診断パケットが ACL TCAM エントリに一致し、正常に許可および転送されていることを確認するために、スーパーバイザ エンジンから対応する診断パケットが送信され、レイヤ 3 フォワーディング エンジンで検索されます。
表 A-39 TestACLPermit テストの属性
|
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|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestAclDeny
TestAclDeny テストは、レイヤ 2 およびレイヤ 3 フォワーディング エンジンの ACL 拒否機能が正常に動作していることを確認します。テストでは、入力および出力レイヤ 2 リダイレクト、レイヤ 3 リダイレクト、およびレイヤ 3 ブリッジなどの各種の ACL 拒否シナリオを使用します。
表 A-40 TestACLDeny テストの属性
|
|
|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。 |
|
ACL を使用している場合は、ダウンタイムにスケジューリングします。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestQoS
TestQoS テストは、診断パケットの ToS 値が入力または出力を反映するために変更されるように、QoS 入力および出力 TCAM をプログラミングして、QoS 入力および出力 TCAM が機能しているかどうかを確認します。
表 A-41 TestQoS テストの属性
|
|
|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。 |
|
ダウンタイムにスケジューリングします。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
TestNetflowShortcut
TestNetFlowShortcut テストは、レイヤ 3 フォワーディング エンジンの NetFlow フォワーディング機能が正常に動作していることを確認します。1 つの診断 NetFlow エントリと隣接エントリがインストールされています。診断パケットが送信され、書き換えられた MAC および VLAN 情報に応じて診断パケットが転送されていることが確認されます。
表 A-42 TestNetflowShortcut テストの属性
|
|
|
ループバック ポートの場合は、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。 |
|
NetFlow が正常に動作していないと考えられる場合は、このテストをオンデマンドで実行します。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジンおよび DFC 対応モジュール。 |
レプリケーション エンジン テスト
レプリケーション エンジン テストは、次のテストで構成されます。
「TestL3VlanMet」
「TestIngressSpan」
「TestEgressSpan」
TestL3VlanMet
TestL3VlanMet テストは、レプリケーション エンジンのマルチキャスト機能が正常に動作していることを確認します。レプリケーション エンジンは、2 つの異なる VLAN に診断パケットのマルチキャスト レプリケーションを実行するように設定されています。テストでは、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから診断パケットが送信されたあと、レプリケーション エンジンに設定された 2 つの VLAN のインバンド ポートに 2 つのパケットが送り返されていることを確認します。
表 A-43 TestL3VlanMet テストの属性
|
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|
スーパーバイザ エンジンの場合は、ノンディスラプティブです。 DFC が装備されたモジュールの場合は、ディスラプティブです。ループバック ポートで中断される時間は、通常、1 秒未満です。 |
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このテストをオンデマンドで実行して、レプリケーション エンジンのマルチキャスト レプリケーション機能をテストします。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジン、WS-65xx モジュール、WS-67xx モジュール、および WS-68xx モジュール |
TestIngressSpan
TestIngressSpan テストは、ポート ASIC が入力 SPAN のパケットにタグを付けることができることを確認します。このテストは、両方の SPAN キューに対する書き換えエンジンの入力 SPAN 操作が正常に動作していることも確認します。
表 A-44 TestIngressSpan テストの属性
|
|
|
両方の SPAN セッションで、ディスラプティブです。モジュール上のループバック ポートの場合も、ディスラプティブです。中断時間は、ループバック ポート(スパニングツリー プロトコルなど)の設定によって異なります。 |
|
このテストをオンデマンドで実行します。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジン、WS-65xx モジュール、および WS-67xx モジュール |
TestEgressSpan
TestEgressSpan テストは、両方の SPAN キューに対する書き換えエンジンの出力 SPAN レプリケーション機能が正常に動作していることを確認します。
表 A-45 TestEgressSpan テストの属性
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|
|
両方の SPAN セッションで、ディスラプティブです。中断する時間は、通常、1 秒未満です。 |
|
このテストをオンデマンドで実行します。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
スーパーバイザ エンジン、WS-65xx モジュール、および WS-67xx モジュール |
ファブリック テスト
ファブリック テストは、次のテストで構成されます。
「TestFabricSnakeForward」
「TestFabricSnakeBackward」
「TestSynchedFabChannel」
「TestFabricCh0Health」
「TestFabricCh1Health」
TestFabricSnakeForward
TestFabricSnakeForward テストは、内部スネーク テストと外部スネーク テストの 2 つのテストで構成されます。内部スネーク テストは、ファブリック ASIC 内でテスト パケットを生成します。テスト データ パスは限られていて、パケットはファブリック ASIC 内に留まります。外部スネーク テストはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートを使用してテスト パケットを生成します。テスト データ パスには、ポート ASIC、スーパーバイザ エンジン内の書き換えエンジン ASIC、およびファブリック ASIC が含まれます。スーパーバイザ エンジンのローカル チャネルがファブリック ASIC に同期化されているかどうかによって、使用されるテストが決まります。同期化されている場合は、外部スネーク テストが使用されます。同期化されていない場合は、内部スネーク テストが使用されます。両方のテストで、どのモジュールにも同期化されていないチャネルだけがテストに関与します。フォワード方向は、スネークが小さい番号のチャネルから大きい番号のチャネルに向かうことを示します。
表 A-46 TestFabricSnakeForward テストの属性
|
|
|
ノンディスラプティブ。 |
|
オンデマンドで実行します。このテストによって、CPU 使用率が高くなる可能性があります。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
スーパーバイザ エンジンが強制終了し、ROMMON に入ります。SFM がリセットします。 |
|
Supervisor Engine 720 および SFM。 |
TestFabricSnakeBackward
TestFabricSnakeBackward テストは、内部スネーク テストと外部スネーク テストの 2 つのテストで構成されます。内部スネーク テストは、ファブリック ASIC 内でテスト パケットを生成します。テスト データ パスは限られていて、パケットはファブリック ASIC 内に留まります。外部スネーク テストはスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートを使用してテスト パケットを生成します。テスト データ パスには、ポート ASIC、スーパーバイザ エンジン内の書き換えエンジン ASIC、およびファブリック ASIC が含まれます。スーパーバイザ エンジンのローカル チャネルがファブリック ASIC に同期化されているかどうかによって、使用されるテストが決まります。同期化された場合は外部スネーク テストが、同期化されない場合は内部スネーク テストが使用されます。両方のテストで、どのモジュールにも同期化されていないチャネルだけがテストに関与します。フォワード方向は、スネークが大きい番号のチャネルから小さい番号のチャネルに向かうことを示します。
表 A-47 TestFabricSnakeBackward テストの属性
|
|
|
ノンディスラプティブ。 |
|
オンデマンドで実行します。このテストによって、CPU 使用率が高くなる可能性があります。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
スーパーバイザ エンジンが強制終了し、ROMMON に入ります。SFM がリセットします。 |
|
Supervisor Engine 720 および SFM。 |
TestSynchedFabChannel
TestSynchedFabChannel テストは、モジュールおよびファブリック両方のファブリック同期化ステータスを定期的にチェックします。ファブリック対応モジュールだけで使用できます。このテストはパケット スイッチング テストではないので、データ パスを伴いません。テストでは、モジュールとファブリックに SCP 制御メッセージが送信されて、同期化ステータスの照会が行われます。
表 A-48 TestSynchedFabChannel テストの属性
|
|
|
ノンディスラプティブ。 |
|
このテストをオフにしないでください。ヘルス モニタリング テストとして使用してください。 |
|
オン。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
5 回連続して失敗すると、モジュールがリセットされます。3 連続のリセット サイクルによって、モジュールの電源が切断されます。失敗の種類に応じて、ファブリックのスイッチオーバーが起動される場合があります。 |
|
すべてのファブリック対応モジュール。 |
TestFabricCh0Health
TestFabricCh0Health テストは、10 ギガビット モジュール上のファブリック チャネル 0 に対する入力および出力データ パスのヘルスを絶えずモニタします。テストは、5 秒ごとに実行されます。10 回連続して失敗すると修正不能であると診断され、モジュールがリセットされます。3 回連続したリセット サイクルによって、ファブリックのスイッチオーバーが実行される場合があります。
表 A-49 TestFabricSCh0Health テストの属性
|
|
|
ノンディスラプティブ。 |
|
このテストをオフにしないでください。ヘルス モニタリング テストとして使用してください。 |
|
オン。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
10 回連続して失敗すると、モジュールがリセットされます。3 回連続してリセットされると、モジュールの電源が切断されます。 |
|
WS-X6704-10GE および WS-6702-10GE |
TestFabricCh1Health
TestFabricCh1Health テストは、10 ギガビット モジュール上のファブリック チャネル 1 に対する入力および出力データ パスのヘルスを絶えずモニタします。テストは、5 秒ごとに実行されます。10 回連続して失敗すると修正不能であると診断され、モジュールがリセットされます。3 回連続したリセット サイクルによって、ファブリックのスイッチオーバーが実行される場合があります。
表 A-50 TestFabricCh1Health テストの属性
|
|
|
ノンディスラプティブ。 |
|
このテストをオフにしないでください。ヘルス モニタリング テストとして使用してください。 |
|
オン。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
10 回連続して失敗すると、モジュールがリセットされます。3 回連続してリセットされると、モジュールの電源が切断されます。 |
|
WS-X6704-10GE モジュール。 |
完全メモリ テスト
完全メモリ テストは、次のテストで構成されます。
「TestFibTcamSSRAM」
「TestAsicMemory」
「TestAclQosTcam」
「TestNetflowTcam」
「TestQoSTcam」
(注) メモリ テストを実行したあとにスーパーバイザ エンジンをリブートする必要があるため、他のモジュールでメモリ テストを実行してから、スーパーバイザ エンジンでメモリ テストを実行してください。オンデマンド オンライン診断テストの実行に関する詳細については、を参照してください。
TestFibTcamSSRAM
TestFibTcamSSRAM テストは、FIB TCAM およびレイヤ 3 隣接の SSRAM メモリをチェックします。
表 A-51 TestFibTcamSSRAM テストの属性
|
|
|
ディスラプティブ。数時間、中断します。 |
|
このテストを使用するのは、ハードウェアに問題があると考えられる場合、またはハードウェアをライブ ネットワークに設置する前だけにしてください。テストを行っているモジュールのバックグラウンドでトラフィックを実行しないでください。このテストの実行後に、スーパーバイザ エンジンをリブートする必要があります。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
該当なし。 |
|
スーパーバイザ エンジンを含むすべてのモジュール。 |
TestAsicMemory
TestAsicMemory テストは、アルゴリズムを使用して、モジュール上のメモリをテストします。
表 A-52 TestAsicMemory テストの属性
|
|
|
ディスラプティブ。約 1 時間、中断します。 |
|
このテストを使用するのは、ハードウェアに問題があると考えられる場合、またはハードウェアをライブ ネットワークに設置する前だけにしてください。テストを行っているモジュールのバックグラウンドでトラフィックを実行しないでください。このテストの実行後に、スーパーバイザ エンジンをリブートする必要があります。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
該当なし。 |
|
スーパーバイザ エンジンを含むすべてのモジュール。 |
TestAclQosTcam
TestAclQosTcam テストは、PFC3B、PFC3BXL、PFC3C および PFC3CXL 上の ACL および QOS TCAM 両方の全ビットをテストし、位置をチェックします。PFC3A ではサポートされていません。
表 A-53 TestAclQosTcam テストの属性
|
|
|
ディスラプティブ。約 1 時間、中断します。 |
|
このテストを使用するのは、ハードウェアに問題があると考えられる場合、またはハードウェアをライブ ネットワークに設置する前だけにしてください。テストを行っているモジュールのバックグラウンドでトラフィックを実行しないでください。このテストの実行後に、スーパーバイザ エンジンをリブートする必要があります。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
該当なし。 |
|
スーパーバイザ エンジンを含むすべてのモジュール。 |
TestNetflowTcam
TestNetflowTcam テストは、Netflow TCAM の全ビットをテストし、位置をチェックします。
表 A-54 TestNetflowTcam テストの属性
|
|
|
ディスラプティブ。数分間、中断します。テストの対象のタイプに応じて、中断する時間が異なります。 |
|
このテストを使用するのは、ハードウェアに問題があると考えられる場合、またはハードウェアをライブ ネットワークに設置する前だけにしてください。テストを行っているモジュールのバックグラウンドでトラフィックを実行しないでください。このテストの実行後に、スーパーバイザ エンジンをリブートする必要があります。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
該当なし。 |
|
スーパーバイザ エンジンを含むすべてのモジュール。 |
TestQoSTcam
TestQoSTcam テストは、QoS TCAM デバイスに対して完全メモリ テストを実行します。
表 A-55 TestQoSTcam テストの属性
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|
|
ディスラプティブ。数分間、中断します。テストの対象のタイプに応じて、中断する時間が異なります。 |
|
このテストを使用するのは、ハードウェアに問題があると考えられる場合、またはハードウェアをライブ ネットワークに設置する前だけにしてください。テストを行っているモジュールのバックグラウンドでトラフィックを実行しないでください。このテストの実行後に、スーパーバイザ エンジンをリブートする必要があります。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
該当なし。 |
|
スーパーバイザ エンジンを含むすべてのモジュール。 |
IPSEC サービス モジュール テスト
IPSEC サービス モジュール テストは、次のテストで構成されます。
「TestIPSecClearPkt」
「TestHapiEchoPkt」
「TestIPSecEncryptDecryptPkt」
TestIPSecClearPkt
TestIPSecClearPkt テストは、スーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから暗号エンジンまで、スイッチ ファブリックまたはバスを介してパケットを送信します。パケットは暗号エンジンからスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートに暗号化されずに送り返されます。パケットでは、暗号化が行われず、パケット データ フィールドが未使用であることがチェックされます。レイヤ 2 検索によって、パケットがスーパーバイザのインバンド ポートおよび暗号エンジン間に送信されます。
表 A-56 TestIPSecClearPkt テストの属性
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|
|
ノンディスラプティブ。 |
|
このテストをオンデマンドで実行します。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
VPN サービス モジュール。 |
TestHapiEchoPkt
TestHapiEchoPkt テストは、コントロール パスを使用して Hapi Echo パケットを暗号エンジンに送信します。Hapi Echo パケットが暗号エンジンに送信されたあと、暗号エンジンからエコーが返されます。パケットは、インデックス転送を使用してスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートから暗号エンジンに送信され、ブロードキャストを使用して診断 VLAN に送り返されます。
表 A-57 TestHapiEchoPkt テストの属性
|
|
|
ディスラプティブ。 |
|
このテストをオンデマンドで実行します。このテストは、オンデマンド CLI から実行できません。 |
|
オン。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
VPN サービス モジュール。 |
TestIPSecEncryptDecryptPkt
TestIPSecEncryptDecryptPkt テストは、スイッチ ファブリックまたはバス(適用可能ないずれか)を使用して、IPSec サービス モジュール(WS-SVC-IPSEC、SPA-IPSEC)のスーパーバイザ エンジンのインバンド ポートと暗号エンジン間でパケットを交換することで、暗号機能をチェックします。複数の交換が行われたら、パケットがチェックされ、暗号エンジンが暗号/復号化プロセスを行ったあとに元のデータが失われていないかどうかが確認されます。レイヤ 2 検索によって、パケットがスーパーバイザのインバンド ポートおよび暗号エンジン間に送信されます。
表 A-58 TestIPSecEncryptDecryptPkt テストの属性
|
|
|
ノンディスラプティブ。デフォルトによって、テストが 1 分ごとに実行されます。 |
|
このテストは起動時にだけ実行できます。 |
|
デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
|
VPN サービス モジュール。 |
ストレス テスト
ストレス テストは、次のテストで構成されます。
「TestTrafficStress」
「TestEobcStressPing」
TestTrafficStress
TestTrafficStress テストは、モジュール上のすべてのポートを各ペアに設定して、スイッチと搭載されているモジュールでストレス テストを実行します。設定後、ペア間で相互にパケットが送信されます。パケットがスイッチを所定の期間通過できるように設定されると、テストによってパケットが廃棄されていないことが確認されます。
表 A-59 TestTrafficStress テストの属性
|
|
|
ディスラプティブ。数分間、中断します。 |
|
このテストは、ネットワークに設置する前にハードウェア品質を調べるために使用します。 |
|
オフ。 |
|
12.2(33)SRA 以降 |
|
該当なし。 |
|
Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 32。 |
TestEobcStressPing
TestEobcStressPing テストは、スーパーバイザ エンジンを使用したモジュールの EOBC リンクに対してストレス テストを実行します。このテストは、スーパーバイザ エンジンがいくつかの sweep-ping プロセス(デフォルトでは 1 つ)を開始したときに起動します。sweep-ping プロセスは、20,000 SCP-ping パケットでモジュールの ping を処理します。各 packet-ping がタイムアウトする前にすべての 20,000 パケットが応答する場合(2 秒)、テストが正常に完了しています。テストが失敗する場合は、テスト時の EOBC バス上のトラフィック バーストを考慮して、5 回まで再試行できます。
表 A-60 TestEobcStressPing テストの属性
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ディスラプティブ。数分間、中断します。 |
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このテストは、ネットワークに設置する前にハードウェア品質を調べるために使用します。 |
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オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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該当なし。 |
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Supervisor Engine 720 および Supervisor Engine 32 |
クリティカル リカバリ テスト
クリティカル リカバリ テストは、次のテストで構成されます。
• 「TestL3HealthMonitoring」
• 「TestTxPathMonitoring」
• 「TestSynchedFabChannel」
TestFabricCh0Health テストおよび TestFabricCh1Health テストもクリティカル リカバリ テストと見なされます。これらのテストについては、「ファブリック テスト」を参照してください。
TestL3HealthMonitoring
TestL3HealthMonitoring テストは、ハードウェア障害を検出した際にシステムが自己再生を試みるときに必ず、ローカル DFC でスイッチングされる IPv4 および IPv6 パケットに対する診断テストなどの一連の診断テストを起動します。この際、テストの目的で前面パネルのポート(通常、ポート 1)がシャットダウンされます。診断テストが失敗する場合は、ハードウェア障害を修正できないため、自己再生シーケンスがもう一度行われます。
表 A-61 TestL3HealthMonitoring テストの属性
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ディスラプティブ。中断する時間は、通常、1 秒未満です。中断時間は、ループバック ポートの設定(スパニングツリー プロトコルなど)によって異なります。テストの実行中にフォワーディング機能とポート機能が中断します。 |
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ディセーブルにしないでください。 |
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オン |
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12.2(33)SRA 以降 |
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該当なし。 |
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DFC が装備されたモジュール。 |
TestTxPathMonitoring
TestTxPathMonitoring テストは、定期的に Supervisor Engine 720 と WS-X67xx シリーズ モジュールの各ポートにインデックス誘導型パケットを送信して、ASIC 同期化を確認し、関連する問題を修正します。テストは、2 秒ごとに実行されます。
表 A-62 TestTxPathMonitoring テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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デフォルト設定を変更しないでください。 |
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オン。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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適用不可(自己再生) |
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Supervisor Engine 720 および WS-67xx シリーズ モジュール。 |
TestSynchedFabChannel
TestSynchedFabChannel テストは、モジュールおよびファブリック両方のファブリック同期化ステータスを定期的にチェックします。ファブリック対応モジュールだけで使用できます。このテストはパケット スイッチング テストではないので、データ パスを伴いません。テストでは、モジュールとファブリックに SCP 制御メッセージが送信されて、同期化ステータスの照会が行われます。
表 A-63 TestSynchedFabChannel テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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オフにしないでください。ヘルス モニタリング テストとして使用してください。 |
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オン。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。詳細については、システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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すべてのファブリック対応モジュール |
一般的なテスト
一般的なテストは、次のテストで構成されます。
「ScheduleSwitchover」
「TestFirmwareDiagStatus」
ScheduleSwitchover
ScheduleSwitchover テストは、オンライン診断スケジューリング機能を使用して、いつでもユーザがスイッチオーバーを起動できるようになっています。
表 A-64 ScheduleSwitchover テストの属性
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ディスラプティブ。 |
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ダウンタイムにこのテストをスケジューリングし、スイッチオーバー後のスタンバイ スーパーバイザ エンジンへの継承機能をテストします。 |
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オフ。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし |
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スーパーバイザ エンジンのみ。 |
TestFirmwareDiagStatus
TestFirmwareDiagStatus テストは、モジュールの起動時にファームウェアによって実行されるパワーオン診断テストの結果を表示します。
表 A-65 TestFirmwareDiagStatus テストの属性
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ノンディスラプティブ。 |
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このテストは起動時にだけ実行できます。 |
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デフォルトによって、このテストは起動時またはリセット/OIR を行ったあとに実行されます。 |
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12.2(33)SRA 以降 |
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なし。システム メッセージ ガイドを参照してください。 |
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スーパーバイザ エンジンを含むすべてのモジュール |