Supervisor Engine 32 の設定
この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータに搭載された Supervisor Engine 32 を設定する手順について説明します。この章で説明する内容は、次のとおりです。
• 「Supervisor Engine 32 のフラッシュ メモリ」
• 「Supervisor Engine 32 ポート」
(注) • この章で使用しているコマンドの構文および使用方法の詳細については、次の URL にある『Cisco 7600 Series Routers Command References』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/ps368/prod_command_reference_list.html
• Cisco IOS ソフトウェアを使用する場合、Supervisor Engine 32 メモリの最低要件は次のとおりです。
– 512 MB DRAM(Supervisor Engine 32 上)
– 512 MB DRAM(MSFC2A 上)
• Supervisor Engine 32 は、WS-6503 シャーシおよび WS-6503-E(3 スロット)シャーシでサポートされますが、Cisco 7603 シャーシではサポートされません。
• 4 スロットのシャーシの場合、Supervisor Engine 32 はスロット 1 またはスロット 2 のいずれかに搭載します。
• 6 スロットまたは 9 スロットのシャーシの場合、Supervisor Engine 32 はスロット 5 またはスロット 6 のいずれかに搭載します。
• 13 スロットのシャーシの場合、Supervisor Engine 32 はスロット 7 またはスロット 8 のいずれかに搭載します。
• Supervisor Engine 32 には PFC3B があり、PFC3B モードで動作します。
• Supervisor Engine 32 では、スイッチ ファブリック接続がサポートされません。
• Supervisor Engine 32 でサポートされているハードウェア機能とソフトウェア機能については、次の URL にある『 Release Notes for Cisco IOS Release 12.2SX on the Supervisor Engine 720, Supervisor Engine 32, and Supervisor Engine 2 』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/12_2sr/release/notes/122SRrn.html#wp4769974
Supervisor Engine 32 のフラッシュ メモリ
Supervisor Engine 32 には以下が含まれます。
• disk0: :1 つの外部 CompactFlash Type II スロット(CompactFlash Type II Flash PC カードをサポート)
• sup-bootdisk: :256MB の内部 CompactFlash フラッシュ メモリ(ROMMON からは bootdisk: )
リリース 12.2SRB およびそれ以降を実行するには、両方の Sup32 モジュールにおいて、最小で 128 MB ブートフラッシュが必要です。512 MB のブートフラッシュが搭載された CompactFlash(CF)アダプタは、リリース 12.2(18)SXF およびそれ以降のリリースの Sup32 モジュールで使用できます。注文の場合は、Cisco Part Number CF-ADAPTER= を使用してください。
Supervisor Engine 32 ポート
Supervisor Engine 32 ポートのコンソール ポートは、EIA/TIA-232(RS-232)ポートです。Supervisor Engine 32 には 2 つの Universal Serial Bus(USB)2.0 ポートもあり、現在はイネーブルになっていません。
WS-SUP32-GE-3B ポート 1 ~ 8 には Small Form-Factor Pluggable(SFP)コネクタがあり、ポート 9 は 10/100/1000 Mbps RJ-45 ポートです。
WS-SUP32-10GE ポート 1 および 2 は XENPAK を受信する 10 ギガビット イーサネット ポートで、ポート 3 は 10/100/1000 Mbps RJ-45 ポートです。