RADIUS サーバー障害発生時順序変更の前提条件
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障害発生時に順序変更を実行するように RADIUS サーバーを設定する前に、aaa new-model コマンドを使用して、認証、認可、およびアカウンティング(AAA)を有効にする必要があります。
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認証、アカウンティング、スタティック ルート ダウンロードなどの機能用に RADIUS を設定する必要もあります。
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RADIUS サーバー障害発生時順序変更機能は、高負荷期間またはサーバーで障害が発生した場合に、サーバー グループ内の別のサーバーへのフェールオーバーを提供します。障害発生後は、すべての RADIUS トラフィックが新しいサーバーに転送されます。新しいサーバーからサーバー グループ内の別のサーバーにトラフィックが切り替えられるのは、新しいサーバーでも障害が発生した場合に限られます。トラフィックが自動的に最初にサーバーに戻されることはありません。
RADIUS トランザクションを複数のサーバーに分散させることによって、認証要求とアカウンティング要求がより迅速に処理されます。
障害発生時に順序変更を実行するように RADIUS サーバーを設定する前に、aaa new-model コマンドを使用して、認証、認可、およびアカウンティング(AAA)を有効にする必要があります。
認証、アカウンティング、スタティック ルート ダウンロードなどの機能用に RADIUS を設定する必要もあります。
サーバー グループごとに新しい 4 バイトのメモリが消費されます。ただし、ほとんどのサーバーは少数のサーバー グループのみに設定されているため、追加の 4 バイトはそれほど性能に影響しない可能性があります。
Cisco IOS XE ソフトウェアセット内の RADIUS 機能によっては、この機能を使用できない場合があります。RADIUS 機能で RADIUS サーバ障害発生時順序変更機能を使用できない場合は、順序変更機能が設定されていないかのようにサーバが動作します。
RADIUS サーバー障害発生時順序変更機能が設定されていない状態でサーバーの障害が発生した場合:
新しい RADIUS トランザクションを実行する必要があります。
トランザクション用の RADIUS パケットが、グループ内で停止中としてマークされていない(設定されたデッドタイムに従って)最初のサーバーに送信され、設定された再送回数だけ再送されます。
再送のすべてがタイムアウトした(設定されたタイムアウトに従って)場合は、ルータがそのパケットをリストで次の非停止中サーバーに設定された再送回数だけ送信します。
ステップ 3 は、トランザクションごとに指定された最大送信回数に達するまで繰り返されます。最大送信回数に到達する前にリストの最後に到達した場合は、ルータがリストの先頭に戻ってそこから処理を継続します。
このプロセスのどの時点でも、サーバーが停止中サーバーの検出基準(設定不可。使用されている Cisco IOS XE ソフトウェアのバージョンによって異なる)を満たした場合は、設定されたデッドタイムに合わせてサーバーが停止中としてマークされます。
RADIUS サーバー障害発生時順序変更機能を設定した場合は、次のように、初期サーバーとして使用する RADIUS サーバーが決定されます。
ネットワーク アクセス サーバー(NAS)は、トランスミッションが送信される最初のサーバーである「フラグ設定された」サーバーのステータスを保持します。
フラグ設定されたサーバーにトランスミッションが送信された後は、設定された再送回数だけ、フラグ設置されたサーバーにトラフィックが再送されます。
その後は、NAS が、フラグ設定されたサーバーの次にリストされたサーバーから始めて、設定されたトランザクションの最大再試行回数に到達するか、応答が返されるまで、サーバー グループ内の非停止中サーバーのリストの順にトランスミッションを送信します。
起動時は、radius-server host コマンドを使用して設定されたように、フラグ設定されたサーバーがサーバー グループ リストで最初のサーバーになります。
フラグ設定されたサーバーが停止中としてマークされている場合は(デッドタイムが 0 の場合でも)、フラグ設定されたサーバーの次にリストされた最初の非停止中サーバーがフラグ設定されたサーバーになります。
フラグ設定されたサーバーが、リスト内の最後のサーバーで、停止中としてマークされている場合は、フラグ設定されたサーバーがリスト内で停止中としてマークされていない最初のサーバーになります。
すべてのサーバーが停止中としてマークされている場合は、トランザクションが失敗して、フラグ設定されたサーバーへの変更が実施されません。
フラグ設定されたサーバーが停止中としてマークされており、デッド タイマーが切れた場合は、何も行われません。
Note |
トランスミッションのタイプ(チャレンジ ハンドシェーク認証プロトコル(CHAP)、Microsoft CHAP(MS-CHAP)、拡張可能認証プロトコル(EAP))によっては、1 つのサーバーを何度も往復しなければならない場合があります。これらの特別なトランザクションでは、サーバーのラウンドトリップの全シーケンスは、1 つのトランスミッションと同じように処理されます。 |
次の 1 と 2 の基準が満たされた場合に、サーバーを停止中としてマークすることができます。
radius-server transaction max-tries コマンドで指定された再送信回数を超えてサーバーが応答しなかった場合。
設定されたタイムアウトまでどの要求にもサーバーが応答しなかった場合。両方の基準(これと上の基準)が満たされた場合にのみ、サーバーが停止中としてマークされます。デッドタイムが 0 の場合でも、サーバーを停止中としてマークすると、RADIUS サーバーの再試行方式順序変更システムに重大な影響を及ぼします。
このタスクを実行して、サーバー グループ内のあるサーバーを、最初のサーバーで障害が発生した場合に別のサーバーにトラフィックを転送するように設定します。
Command or Action | Purpose | |||
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Step 1 |
enable Example:
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特権 EXEC モードを有効にします。
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Step 2 |
configure terminal Example:
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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Step 3 |
aaa new-model Example:
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AAA アクセス コントロール モデルをイネーブルにします。 |
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Step 4 |
radius-server retry method reorder Example:
Example:
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サーバー グループ内の RADIUS トラフィック エントリの順序変更を指定します。 |
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Step 5 |
radius-server retransmit {retries } Example:
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Cisco IOS XE ソフトウェアが RADIUS サーバー ホストのリストを検索する回数の最大値を指定します。 retries 引数は、再送信の最大試行回数です。デフォルトは 3 回に設定されています。 |
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Step 6 |
radius-server transaction max-tries { number } Example:
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RADIUS サーバー上で試行可能なトランザクション当たりのトランスミッション数の最大値を指定します。 number 引数は、トランザクション当たりのトランスミッション数の総数です。このコマンドが設定されなかった場合のデフォルトは 8 トランスミッションです。
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Step 7 |
radius-server host { hostname | ip-address } [ key string ] Example:
|
RADIUS サーバー ホストを指定します。
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Step 8 |
radius-server host { hostname | ip-address } [ key string ] Example:
|
RADIUS サーバー ホストを指定します。
|
ルータ上でサーバー障害発生時順序変更プロセスをモニターするには、次のコマンドを使用します。
Command or Action | Purpose | |
---|---|---|
Step 1 |
enable Example:
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特権 EXEC モードを有効にします。
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Step 2 |
debug aaa sg-server selection Example:
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ルータ内の RADIUS および TACACS+ サーバー グループ システムが特定のサーバーを選択している理由に関する情報を表示します。 |
Step 3 |
debug radius Example:
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ルータが特定の RADIUS サーバーを選択している理由に関する情報を表示します。 |
次の 2 つのデバッグ出力は、RADIUS サーバー障害発生時順序変更機能の動作を示しています。
次のサンプル出力では、RADIUS サーバー障害発生時順序変更機能が設定されています。サーバーの再送は 0(したがって、次に設定されたサーバーへのフェールオーバー前に、各サーバーが一度だけ試行される)に設定され、トランザクション当たりのトランスミッション数は 4(3 回めのフェールオーバーでトランスミッション終了)に設定されています。サーバー グループ内で 3 番めのサーバー(10.107.164.118)が、3 回めのトランスミッション(2 回めのフェールオーバー)のトランザクションを受け入れています。
00:38:35: %SYS-5-CONFIG-I: Configured from console by console
00:38:53: RADIUS/ENCODE(OOOOOOOF) : ask "Username: "
00:38:53: RADIUS/ENCODE (0000000F) : send packet; GET-USER
00:38:58: RADIUS/ENCODE (0000000F) : ask "Password: "
00:38:58: RADIUS/ENCODE(0000000F) : send packet; GET-PASSWORD
00:38:59: RADIUS: AAA Unsupported [152] 4
00:38:59: RADIUS: 7474 [tt]
00:38:59: RADIUS (0000000F) : Storing nasport 2 in rad-db
00:38:59: RADIUS/ENCODE(0000000F) : dropping service type, "radius-server attribute 6 on-for-login-auth" is off
00:38:59: RADIUS (0000000F) : Config NAS IP: 0.0.0.0
00:38:59: RADIUS/ENCODE (0000000F) : acct-session-id: 15
00:38:59: RADIUS (0000000F) : sending
00:38:59: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 192.1.1.1
00:38:59: RAPIUS(0000000F) : Send Access-Request to 10.10.10.10:1645 id 21645/11, len 78
00:38:59: RADIUS:: authenticator 4481 E6 65 2D 5F 6F OA -lE F5 81 8F 4E 1478 9C
00:38:59: RADIUS: User-Name [1] 7 "username1"
00:38:59: RADIUS: User-Password [2] 18 *
00:38:59: RADIUS: NAS-Port fSl 6 2
00:~8:59: RADIUS: NAS-Port-Type [61] 6 Virtual [5]
00:38:59: RADIUS: Calling-Station-Id [31] 15 "10.19.192.23"
00:39:00: RADIUS: NAS-IP-Address [4] 6 10.0.1.130
00:39:02: RADIUS: Fail-over to (10.2.2.2:1645,1646) for id 21645/11
00:39:02: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 192.2.2.2 00:39:04: RADIUS: Fail-over to (10.107.164.118:1645,1646) for id 21645/11
00:39:04: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 128.107.164.118
00:39:05: RADIUS: Received from id 21645/11 10.107.164.118:1645, Access-Accept, len 26 00:39:05: RADIUS: authenticator 5609 56 F9 64 4E DF 19- F3 A2 DD 73 EE 3F 9826
00:39:05: RADIUS: Service-Type [6] 6 Login [1]
次のサンプル出力では、RADIUS サーバー障害発生時順序変更機能が設定されています。サーバーの再送は 0 に設定され、トランザクション当たりのトランスミッション数は 8 に設定されています。このトランザクションでは、サーバー 10.10.10.0 へのトランスミッションが 8 回めで失敗します。
00:42:30: RADIUS(00000011): Received from id 21645/13
00:43:34: RADIUS/ENCODE(00000012) : ask "Username: "
00:43:34: RADIUS/ENCODE(00000012) : send packet; GET-USER
00:43:39: RADIUS/ENCODE(00000012) : ask "Password: "
00:43:39: RADIUS/ENCODE(00000012) : send packet; GET-PASSWORD
00:43:40: RADIUS: AAA Unsupported [152] 4
00:43:40: RADIUS: 7474 [tt]
00:43:40: RADIUS(00000012) : Storing nasport 2 in rad-db
00:43:40: RADIUS/ENCODE(00000012): dropping service type, "radius-server attribute 6 on-for-login-auth" is off
00:43:40: RADIUS(00000012) : Co~fig NAS IP: 0.0.0.0
00:43:40: RADIUS/ENCODE(00000012) : acct-session-id: 18
00:43:40: RADIUS(00000012) : sending
00:43:40: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 10.107.164.118 00:43:40: RADIUS(00000012) : Send Access-Request to 10.107.164.118:1645 id 21645/14, len 78 00:43:40: RADIUS: authenticator B8 OA 51 3A AF A6 0018 -B3 2E 94 5E 07 OB 2A IF 00:43:40: RADIUS: User-Name [1] 7 "username1" 00:43:40: RADIUS: User-Password [2] 18 * 00:43:40: RADIUS: NAS-Port [5] 6 2
00:43:40: RADIUS: NAS-Port-Type [61] 6 Virtual [5] 00:43:40: RADIUS: Calling-Station-]d [31] 15 "172.19.192.23" 00:43:40: RADIUS: NAS-IP-Address [4] 6 10.0.1.130
00:43:42: RADIUS: Fail-over to (10.10.10.10:1645,1646) for id 21645/14
00:43:42: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 10.1.1.1 00:43:44: RADius: Fail-over to (10.2.2.2:1645,1646) for id 21645/14
00:43:44: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 10.2.2.2 00:43:46: RADIUS: Fail-over to (10.107.164.118:1645,1646) for id 21645/14
00:43:46: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 10.107.164.118 00:43:48: RADIUS: Fail-over to (10.10.10.10:1645,1646) for id 21645/14
00:43:48: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 10.1.1.1 00:43:50: RADIUS: Fail-over to (10.2.2.2:1645,1646) for id 21645/14
00:43:50: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 10.2.2.2 00:43:52: RADIUS: Fail-over to (10.107.164.118:1645,1646) for id 21645/14
00:43:52: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 10.107.164.118 00:43:54: RADIUS: Fail-over to (10.10.10.10:1645,1646) for id 21645/14
00:43:54: RADIUS/ENCODE: Best Local IP-Address 10.0.1.130 for Radius-Server 10.1.1.1 00:43:56: RADIUS: No response from (10.10.10.10:1645,1646) for id 21645/14 00:43:56: RADIUS/DECODE: parse response no app start; FAIL 00:43:56: RADIUS/DECODE: parse response; FAIL
次の設定例は、RADIUS サーバーが障害発生時に順序変更されるように設定されます。RADIUS サーバー上で試行可能なトランザクション当たりのトランスミッション数の最大値は 6 です。
aaa new-model
radius-server retry method reorder
radius-server retransmit 0
radius-server transaction max-tries 6
radius-server host 10.2.3.4 key rad123
radius-server host 10.5.6.7 key rad123
起動時に次のように設定し、
Router(config)# aaa new-model
Router(config)# radius-server retry method reorder
Router(config)# radius-server retransmit 0
Router(config)# radius-server transaction max-tries 6
Router(config)# radius-server host 10.2.3.4
Router(config)# radius-server host 10.5.6.7
両方のサーバーがダウンしているが、まだ、停止中としてマークされていない場合は、最初のトランザクションで、次のようなトランスミッションが見られます。
10.2.3.4
10.5.6.7
10.2.3.4
10.5.6.7
10.2.3.4
10.5.6.7
順序変更を次のように設定し、
Router(config)# aaa new-model
Router(config)# radius-server retry method reorder
Router(config)# radius-server retransmit 1
Router(config)# radius-server transaction max-tries 3
Router(config)# radius-server host 10.2.3.4
Router(config)# radius-server host 10.4.5.6
両方の RADIUS サーバーが RADIUS パケットに応答していないが、まだ、停止中としてマークされていない(NAS の起動後のため)場合は、最初のトランザクションのトランスミッションが次のようになります。
10.2.3.4
10.2.3.4
10.4.5.6
以降のトランザクションは、別のパターンに従って転送されます。トランスミッションは、どちらか(または両方)のサーバーを停止中としてマークする基準が満たされているかどうかと、前述したサーバーのフラグ設定パターンによって異なります。
順序変更を次のように設定し、
Router(config)# aaa new-model
Router(config)# radius-server retry method reorder
Router(config)# radius-server retransmit 1
Router(config)# radius-server max-tries-per-transaction 8
Router(config)# radius-server host 10.1.1.1
Router(config)# radius-server host 10.2.2.2
Router(config)# radius-server host 10.3.3.3
Router(config)# radius-server timeout 3
RADIUS サーバー 10.1.1.1 が RADIUS パケットに応答していないが、まだ、停止中としてマークされておらず、残りの 2 つの RADIUS サーバーが動作中の場合は、次のように表示されます。
最初のトランザクションの場合:
10.1.1.1
10.1.1.1
10.2.2.2
サーバーが停止中としてマークされる前に任意のトランスミッションに対して開始された追加のトランザクションの場合:
10.1.1.1
10.1.1.1
10.2.2.2
その後開始されたトランザクションの場合:
10.2.2.2
その後で、サーバーの 10.2.2.2 と 10.3.3.3 もダウンした場合は、サーバーの 10.2.2.2 と 10.3.3.3 が停止中としてマークされる基準を満たすまで、次のようなトランスミッションが見られます。
10.2.2.2
10.2.2.2
10.3.3.3
10.3.3.3
10.1.1.1
10.1.1.1
10.2.2.2
10.2.2.2
この後に、トランスミッションが失敗し、方式リスト内で次の方式が使用されます(存在する場合)。
サーバーの 10.2.2.2 と 10.3.3.3 がダウンしたが、同時に、サーバー 10.1.1.1 が復旧した場合は、次のようになります。
10.2.2.2
10.2.2.2
10.3.3.3
10.3.3.3
10.1.1.1
その後で、サーバーの 10.2.2.2 と 10.3.3.3 が停止中としてマークされると、次のようになります。
10.1.1.1
関連項目 |
マニュアル タイトル |
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RADIUS |
『Cisco IOS XE Security Configuration Guide: Securing User Services , Release 2』の「Configuring RADIUS」 |
AAA コマンドと RADIUS コマンド |
『Cisco IOS Security Command Reference』 |
AAA の有効化 |
『Cisco IOS XE Security Configuration Guide: Securing User Services , Release 2』の「Authentication, Authorization, and Accounting (AAA)」 |
セキュリティ コマンド |
『Cisco IOS セキュリティ コマンド リファレンス』 |
標準 |
タイトル |
---|---|
この機能でサポートされる新規の標準または変更された標準はありません。また、既存の標準のサポートは変更されていません。 |
-- |
MIB |
MIB のリンク |
---|---|
この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。 |
選択したプラットフォーム、Cisco IOS XE ソフトウェア リリース、およびフィーチャ セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 |
RFC |
タイトル |
---|---|
この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。 |
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説明 |
リンク |
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シスコのサポート Web サイトでは、シスコの製品やテクノロジーに関するトラブルシューティングにお役立ていただけるように、マニュアルやツールをはじめとする豊富なオンライン リソースを提供しています。 お使いの製品のセキュリティ情報や技術情報を入手するために、Cisco Notification Service(Field Notice からアクセス)、Cisco Technical Services Newsletter、Really Simple Syndication(RSS)フィードなどの各種サービスに加入できます。 シスコのサポート Web サイトのツールにアクセスする際は、Cisco.com のユーザ ID およびパスワードが必要です。 |
次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェアリリースだけを示しています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェアリリースでもサポートされます。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェアイメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
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RADIUS サーバー障害発生時順序変更 |
Cisco IOS XE Release 2.1 |
RADIUS サーバー障害発生時順序変更機能は、高負荷期間またはサーバーで障害が発生した場合に、サーバー グループ内の別のサーバーへのフェールオーバーを提供します。 この機能は、Cisco IOS XE Release 2.1 で Cisco ASR 1000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータに導入されました。 この機能により、次のコマンドが導入または変更されました。 debug aaa sg-server selection, radius-server retry method reorder, radius-server transaction max-tries. |